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毛布の正しい使い方は?さまざまなパターンや注意点について解説

公開日:2020.11.24

更新日:2023.03.16

寝具 32,960 views

寒い時期に暖かく眠るためには、毛布の使い方を正しく理解することが大切です。毛布はただ体の上に掛けるだけでなく、さまざまな使い方があります。この記事では、毛布の使い方について、詳しく解説します。毛布を正しく使いこなすために、ぜひ参考にしてください。


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正しい毛布の使い方

ここでは、正しく毛布を使うにはどうすればいいのか解説します。

掛け布団の上に掛ける

掛け布団は、体の熱を維持して保温する役割を果たしています。掛け布団の上に毛布をかけると、さらに熱が逃げにくくなり、暖かさを閉じ込められます。特に、天然の羽毛が入っている掛け布団の上に掛けると効果的です。反対に、羽毛布団と体の間に毛布があると熱が遮断されるため、保温効果が下がります。掛け布団を体に直接掛けたうえで、その上から毛布を掛けましょう。

掛け布団の上に毛布をかけると熱が逃げにくくなり、暖かさを閉じ込められる

掛け布団と体の間に掛ける

保温性がそれほど高くない化学繊維の掛け布団を使用している場合は、掛け布団と体の間に毛布を掛けると、保温性が高くなり暖かくなります。仮に、掛け布団と体の間に毛布を掛けても寒いと感じるなら、より保温性の高い掛け布団への買い替えを検討したほうがいいでしょう。

保温性がそれほど高くない掛け布団を使用している場合は、掛け布団と体の間に毛布を掛けると保温性が高くなり暖かくなる

毛布を体の下に敷く

毛布を体の下に敷く使い方もあります。体の下に毛布があると、体から出た熱を毛布が受け止めてそのまま保温してくれます。特に、肩、背中、足元などの冷えが気になっている場合は、体の下に毛布を敷けば問題を解消できる可能性があります。薄いマットレスや敷布団を使用していて底冷えしている場合は、ぜひ取り入れてみてください。

肩、背中、足元などの冷えが気になっている場合は、体の下に毛布を敷けば問題を解消できる可能性がある

2枚の毛布で体を挟む

より暖かい寝床を求めているなら、2枚の毛布で体を挟むようにするのがおすすめです。2枚の毛布が熱を閉じ込め、冷気を入り込みにくくします。ただし、蒸れやすくなるため注意しましょう。毛布を2枚一緒に使用する場合は、吸湿性が高い素材を選ぶのがポイントです。具体的な素材の種類については、後述します。

より暖かい寝床を求めているなら、2枚の毛布で体を挟むようにするのがおすすめ

織り方や素材による毛布の種類

毛布は、織り方や素材によって種類がわかれています。ここでは、それぞれの種類について解説します。

織り方

まずは、毛布の織り方の種類を解説します。

織り毛布

昔ながらのオーソドックスな毛布です。細い縦糸と太い横糸を使用し、二重に織っているのが大きな特徴です。最後に起毛してフワフワとした肌触りに仕上げます。暖かくて軽いため使いやすいのですが、毛玉ができやすい点は要注意です。

マイヤー毛布

「マイヤー」とは「編みこまれている」という意味です。ドイツで作られたカールマイヤー編み機によって作られています。毛足が長めで、肌触りもいいのが魅力です。カラフルなプリントが施されている毛布が多くみられます。

タフト毛布

「タフト」とは「植え付けている」という意味です。基布に対してアクリルのパイル糸を植え付け、起毛させて作っています。暖かくて軽く、災害用の毛布にも採用されています。価格も安いため、購入しやすいです。

素材

次に、毛布の素材の種類を解説します。

保温性が非常に高く、吸湿・放湿性も高いことが特徴のウール(羊毛)。

ウール

ウールは動物の毛でできており、肌に触れると優しい温もりを感じられます。動物性の素材は蓄熱性が高く蒸れにくいため、快適に使えます。ただし、体の下に敷くとチクチクする可能性があるため、羽毛布団や体の上に掛けて使用するのがおすすめです。

なめらかでしなやかな肌触りが特徴のシルク。

シルク

シルクは蚕の繭でできている天然の素材です。シルクの繊維の隙間には空気がたくさん含まれているため、高い保温効果があります。また、肌触りがサラサラしており、肌に直接触れても違和感なく使うことができます。体の下に毛布を敷いて使用したいときにもおすすめの素材です。

吸湿性が高く、汗をよく吸いつつもさらっとした肌触りを保ち、柔らかいのが特徴の綿・コットン

綿

綿は植物から作られた素材で肌触りがよく、さまざまな布製品に使用されています。ほどよい通気性と吸湿性に優れているため、毛布の素材としても活用されています。洗濯も簡単で、汗や皮脂で汚れても自宅での手入れが可能です。ただし、動物性の素材と比較すると、保温性はやや劣ります。

熱を逃しにくい性質があり、体温をきちんと保ってくれるのが特徴の アクリル素材

アクリル

アクリルは化学繊維のひとつで、熱を逃しにくい性質があり、体温をきちんと保ってくれます。軽いため体の上に掛けて使う場合も、寝苦しさを感じにくく、快適に使用できます。また、肌触りが比較的いい素材でもあります。肌に直接触れても快適に使用できるため、体の下に敷く毛布としてもおすすめです。

軽量で、熱をしっかり保つことで暖かさが続くポリエステル素材

ポリエステル

ポリエステルも化学繊維でできた素材です。湿度の調整がしにくい性質があるものの、熱をしっかり保つことで暖かさが持続します。同じ化学繊維のアクリルと比較すると、ポリエステルのほうが軽いです。そのため、なるべく軽い毛布を探しているなら、ポリエステルが適しています。


毛布の使い方についての注意点

毛布を使うときにはいくつか注意したいことがあります。ここでは、毛布の使い方の注意点を解説します。

毛布の裏表は決まっており、正しく掛けたほうが暖かさを感じやすい

毛布には裏表がある

毛布の裏表は決まっており、正しく掛けたほうが暖かさを感じやすいです。肌触りがよく滑らかな感触なのが表面です。毛布によっては、表面にラベルが付いている場合もあります。一方、裏面は少しザラザラした感触になっています。これは、上から布団を掛けたときにずれにくくするための工夫です。

掛け布団の上にかける場合や身体の下に敷く場合は表面を上にしますが、体の上に直接かける場合は、ひっくり返して表面を体側にすると、より暖かく感じられるでしょう。

上に掛けるのは軽い毛布にする

厚みがあって重い毛布を掛け布団の上に掛けると、掛け布団がつぶれてしまいます。この場合、掛け布団のなかの空気の層もつぶれ、保温性が落ちてしまいます。そのため、掛け布団の上に毛布を掛けるときは、なるべく軽いものを選びましょう。特におすすめなのは、軽さと高い保温性をあわせもっているウールです。化学繊維のアクリルやポリエステルも軽くて使いやすいです。

吸湿性のある素材で体を挟む

良質な睡眠を実現するための条件として、温度と湿度のバランスがあります。湿度を調整するには、汗を吸収する素材が肌に触れていることがポイントとなります。体の上下に触れている素材がどちらも汗を吸わない素材の場合、寝苦しさを感じる可能性が高いです。毛布が直接体に触れるときは、吸湿性についても考慮しましょう。

暖かく眠りたい人におすすめの毛布

ここでは、暖かく眠るための毛布について、おすすめの商品を紹介します。

吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー

吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー 毛布

極細マイクロファイバー繊維のふわふわで心地よい肌触りが特長の毛布です。汗などの湿気を吸収し熱に変える繊維が温度を調節してくれるので、寒い時期でも保温効果が長続きし、快適な温度で体を包み込んでくれます。

とろけるタッチ

とろけるタッチの布団を包める毛布

春や秋の冷え込む日には毛布として、冬は布団カバーとして仕えてあったかぬくぬく使用に。寒くなる季節に1枚あれば重宝すること間違いない、なめらかで極上の肌触りの冬寝具です。
サイズ展開:S/SD/D

自宅で洗えるオリジナルふんわり綿毛布のご紹介

オリジナルふんわり綿毛布

綿100%の毛布で、季節を問わず使用できます。柔らかくてふんわりした触り心地は、快適な睡眠をサポートするでしょう。自宅で洗濯可能なため、頻繁に手入れをしたい人にもおすすめです。

国産シルク毛布 mayura (まゆら)

国産シルク毛布 mayura (まゆら)

しっとりと肌なじみの良い質感はシルクの毛布ならでは。シルクの中でも高級とされる家蚕のシルク糸を使用し、ふわっと軽い肌触りに起毛させました。シルク加工のスペシャリストが揃う国内の工場で丁寧に織り上げています。天然素材シルクのとろけるような上質な質感と、職人の技術が織りなした高級感のある毛布です。


まとめ

毛布にはさまざまな使い方があります。毛布の素材や一緒に使う掛け布団の素材も考慮、適切に使用することで、より暖かく快適に寝ることができます。

寝具を専門に扱う「ビーナスベッド」では、睡眠の質を上げるためのアイテムを多数取り扱っています。ショールームとネットショップの両方に専門のアドバイザーがいるため、自分の希望にあわせて寝具を選べます。暖かい毛布もぜひチェックしてみてください。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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