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毛布は羽毛布団の上側?内側?双方のメリットと素材による使い方の違いを詳しく解説します

公開日:2020.09.29

更新日:2023.03.16

掛け布団 53,047 views

毛布を羽毛布団の上側と内側、どちらにかけるかについては諸説あり、意見がわかれるテーマです。どちらがよいかわからない人のために、この記事では毛布をかける位置と、位置ごとのメリットについて解説します。また、毛布の素材によって位置を変えることや、羽毛布団以外の布団の場合についても触れているため、ぜひ快適な睡眠に役立ててください。


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毛布は羽毛布団の上側にかけるといい?

毛布を羽毛布団の上側にかける方法は、SNSやテレビで発信されて広まった情報です。それまでは多くの人が羽毛布団の内側に毛布をかけていました。しかし、寝具販売店スタッフなど専門家の意見では、羽毛布団の上に毛布を掛けたほうがいいという説もあります。以下でそれぞれの理由について説明します。

上側にかけるといい説の理由

羽毛布団の特徴は、体から発する熱を羽毛の間にためる保温力です。そのため、羽毛布団と体の間に毛布を挟まない方が羽毛に効率よく体温が伝わります。また、羽毛布団の上に毛布をかけると、室内の冷気が羽毛布団に入らないよう遮断できます。これにより、体温を効率よく保温し、熱を外に逃がさない構造ができるのです。

毛布を羽毛布団の上側にかけるといい説の理由をご説明

内側にかけるといい説の理由

羽毛布団に上から重みをかけすぎると、保温力が下がります。羽毛布団の保温力は、空気を多くためる構造により発揮されるからです。また、上から毛布をかけると、環境によっては温度や湿度が高くなりすぎることがあります。そのため、かえって寝苦しく感じるケースもあるのです。

毛布を羽毛布団の内側にかけるといい説の理由をご説明

上側か内側かは毛布の素材に沿って選ぶ

快適な睡眠環境のポイントや、最適な毛布の位置は素材によって選ぶとよいことを解説します。

ポイントは理想的な「寝床内気象」を保つこと

「寝床内気象」とは、寝具内の温度・湿度環境のことです。この寝床内気象を理想的に保つ寝具の使い方が、快適な睡眠のポイントとなります。日本睡眠科学研究所によれば、理想的な寝床内気象は33±1℃、湿度が50±5%(相対湿度)とされています。

毛布の位置を羽毛布団の上側にするか内側にするかのポイントは理想的な「寝床内気象」を保つこと

重要なのは適度な温度や湿度であり、暖かすぎても快適な睡眠は得られないということです。寝具内を適度な温度や湿度に近づけるには、毛布の素材によってかけ方を変えましょう。

天然素材の毛布は羽毛布団の内側にかける

ウール、カシミヤ、シルクなどの天然素材で作られた毛布は吸放湿性が高いため、寝具内の湿度調節に役立ちます。また、軽くてふっくらした羽毛布団よりも、毛布の方が体に巻きつけてフィットさせやすく、しっかりと暖かさを感じます。そのため、理想的な寝床内気象に近づきやすいといえるでしょう。

保温性が非常に高く、吸湿・放湿性も高いことが特徴のウール(羊毛)。

ウールの特徴

羊毛から作られたウールは湿度調整が得意で保温性の高さや、ふんわりとした肌触りで弾力性があることが特徴です。ウォッシャブルタイプの毛布を選ぶと家庭でのお手入れも簡単です。

繊細で柔らかな肌触りと軽さが特徴のカシミヤ。

カシミヤの特徴

カシミヤ羊毛は吸放湿性がとても高く、保温性も高いため、羽毛布団の内側にかけるにはぴったりの毛布といえます。軽くて柔らかく体にフィットするため、羽毛布団のフィット感が低いと感じる人にもおすすめです。

なめらかでしなやかな肌触りが特徴のシルク。

シルクの特徴

シルクは吸放湿性がよく、汗をかいてもさらりとした肌触りをキープできる素材です。繊維の間に暖かい空気をためられるため、保温性の高さが特徴といえます。手触りが良く、柔らかでなめらかな風合いです。

化学素材の毛布は羽毛布団の上側にかける

化学素材の毛布は湿度調整が得意ではありません。しかし、熱を外へ逃がしにくい特徴があります。そのため、体と接さない羽毛布団の上側にかけ、暖かい空気を逃さない「蓋」として使うとよいでしょう。また、上から重みをかけると羽毛布団が体にフィットするため、軽すぎる布団では落ち着かない人にもおすすめです。

重すぎる毛布は向いていない

化学素材の毛布を羽毛布団の上にかける際は、重すぎない毛布を使うことがポイントです。重さのある毛布は羽毛布団をおさえつけて羽毛のかさを減らすため、羽毛にたまる暖かい空気の量が減ってしまいます。化学繊維のなかではマイクロファイバーやフリースなど、軽い素材でできた毛布がおすすめです。


熱は下側からも逃げる!敷き毛布を活用しよう

より暖かさを求める人は、体の下に敷くための毛布「敷き毛布」を活用するとよいでしょう。体を上下から保温力のある素材で挟むと、より寝具内の温度を高められます。また、寝具の下側に熱が逃げることや、床やベッドの底部などから冷気が伝わることも防ぎます。

体全体が肌触りのよい素材で包まれ、いっそう快適な寝心地になることもメリットです。さらに、マットレスのスプリングの硬さなども感じにくくなります。

化学繊維製の毛布は敷き毛布に向かない

ポリエステルなど、化学繊維製の毛布は吸放湿性が高くないため、敷き毛布に使うと湿気が逃げにくくなってしまいます。保温性は高いですが寝具の中が蒸れることもあり、敷き毛布にはおすすめできません。

重い素材の毛布しかない場合はどうする?

重い毛布を羽毛布団の上にかけると、羽毛のかさが減って保温性が下がります。家庭に重い素材の毛布しかない場合は、毛布以外の寝具を活用しましょう。春夏に使用しているタオルケットや、軽い肌掛け布団を使うのがおすすめです。

羽毛を押しつぶさず、かつ熱が上側から逃げるのを防いでくれます。保温性の高い毛布では暑すぎる人や、寝具の重みが苦手な人にも適した方法です。


羽毛以外の素材の掛け布団の場合は?

毛布を上からかけて保温性を高めるのは、体と接することで保温性を発揮する羽毛布団の特徴を活かした方法です。

一方、綿や羊毛、ポリエステル製などの布団の保温性は、羽毛ほど「体に触れること」に左右されません。また、羽毛布団より体へのフィット感が少ないため隙間ができやすく、熱が逃げることもあります。そのため、羽毛布団以外の掛け布団の場合は、毛布を内側にかける方が暖かいでしょう。

羽毛布団に寿命のサインが出たら買い替えよう

毛布を併用しても暖まらないなら、羽毛布団が寿命を迎えているのかもしれません。ボリュームがダウンした、重みが出てきた、羽毛が偏っている、羽毛が飛び出ているなどのサインがあれば買い替えのタイミングです。

ボリュームダウンや重みは、羽毛の偏りは羽毛の劣化や汚れ、羽毛の飛び出しは側生地の傷みが原因です。睡眠の質にも関わるため、寿命のサインが出たら羽毛布団を買い替えましょう。

おすすめの毛布や羽毛布団を紹介!

保温性と吸放湿性に優れた寝心地のよい毛布や、利便性の高いおすすめの羽毛布団を紹介します。

毛布

とろけるタッチ

とろけるタッチの布団を包める毛布

春や秋の冷え込む日には毛布として、冬は布団カバーとして仕えてあったかぬくぬく使用に。寒くなる季節に1枚あれば重宝すること間違いない、なめらかで極上の肌触りの冬寝具です。
サイズ展開:S/SD/D

吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー

吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー 毛布

極細マイクロファイバー繊維のふわふわで心地よい肌触りが特長の毛布です。汗などの湿気を吸収し熱に変える繊維が温度を調節してくれるので、寒い時期でも保温効果が長続きし、快適な温度で体を包み込んでくれます。

羽毛布団

暁 -AKATSUKI- 羽毛布団

暁 -AKATSUKI- 羽毛布団

あたたかくて軽い羽毛布団をお手頃価格で欲しい」という声をもとに、寝具専門店ビーナスベッドが開発したオリジナル羽毛布団です。ダウン率やダウンパワーが異なるスタンダード・プレミアム・グランドプレミアムの3ランクがあり、品質面・価格面の両方から自分にぴったりなタイプの羽毛布団を選ぶことができます。

側生地に採用された「立体キルト」は保温性に優れながらも重すぎない、ちょうどいいキルトです。また、薬剤を使用しない安心の防ダニ加工や細菌の増殖を抑制する抗菌・防臭加工、花粉が付きにくく、落ちやすい防汚加工も施されています。

厳しい品質チェックをクリアしている安心の日本製で、便利な収納ケース付きなのも嬉しいポイントです。

POINT

※2022年10月現在、販売開始を記念して暁 -AKATSUKI- 羽毛布団20%OFFキャンペーン実施中!気になる方はこの機会に購入するのがおすすめです。

昭和西川 羽毛布団 日本製ドイツ産ダック90%

ドイツ産ダック90%を使用し、ダウンボールの大きさは平均と比べて約1.2倍、充填量も1.2kgと納得のボリューム感。側生地には抗菌・防臭加工を施されておりいつも清潔。老舗寝具メーカー昭和西川の誇る、レビュー4.5以上の高品質羽毛布団です。

サイズ 150×210cm ダウンパワー 370
羽毛の種類 ドイツ産ダック ダウン比率 90%
公式サイトで購入する

昭和西川 2枚合わせ羽毛布団 ドイツ産ホワイトダック90%

1組で3WAY、365日快眠可能な昭和西川の2枚合わせ羽毛布団です。8カ所のホック付きで、2枚合わせて使用してもお布団がずれずに快適。春・秋には合掛け1枚で、夏には肌掛け1枚で、冬には2枚合わせてカバーをつけてお使いください。

サイズ 150×210cm ダウンパワー 370
羽毛の種類 ドイツ産
ホワイトダック
ダウン比率 90%
公式サイトで購入する

■ 羽毛布団の買い替えなら「昭和西川」がおすすめ!

昭和西川ストアONLINE

安心と豊富な品揃えの老舗寝具メーカーの公式ショッピングサイト!

羽毛布団をお探しなら「羽毛布団と言えば西川」といわれるほどの老舗メーカー、昭和西川株式会社の公式通販サイト「昭和西川ストアONLINE」を覗いてみるのはいかがでしょうか。

31,000万枚以上の販売実績を誇るレビュー4.5以上の日本製ドイツ産グース90%の「コンフォートマイスター羽毛布団」 や、1組で3way・365日快眠可能なフランス産ホワイトダック90%使用の「2枚合わせ羽毛ふとん」 は高品質でおすすめです。

羽毛布団の他にもCMでおなじみのタマゴ型の点で支える「ムアツふとん」など、ロングセラーの人気商品からタオルやホームウエア、ギフトなど幅広い商品を取り揃えてあります。

おすすめPOINT

  1. 全品送料無料、新規会員登録で500PTプレゼント
  2. キャンペーン、ラッピング無料などサービス面も充実
  3. 商品についての質問や相談にもスタッフが丁寧に対応してくれて安心
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まとめ

毛布を羽毛布団の上側にかけるか内側にかけるかは、毛布の素材によって選びましょう。より保温性を高めるなら、専門家のアドバイスを受け高品質の羽毛布団を選ぶのもおすすめです。

ビーナスベッド」は50年以上の歴史をもつ専門店です。ショールームの快眠アドバイザーとネットショップ専門スタッフがダブル体制で寝具選びをサポートします。日本最大級のショールームには常時100点以上のベッドが展示され、海外ブランドや国産オリジナルマットレスを1度に試すことも可能です。また、様々な高品質の羽毛布団、睡眠の質を上げる枕などの寝具も豊富です。ぜひ、ビーナスベッドで快適な睡眠に役立つ寝具を探してみてください。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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