公開日:2020.09.17
更新日:2023.03.16
目次
羽毛布団の寿命は、掛け布団で約5年、敷き布団で約3年程度といわれています。布団は長く使用しているうちに、ヘタリが生じることがあるため気になった場合は、交換やお手入れの検討が必要です。
この記事では、今使用している布団が古くなったと感じている人に向けて、各素材の布団の寿命や見極め方、お手入れ方法などを紹介します。
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布団は素材によって、寿命が異なります。ここでは、素材ごとの寿命の目安を紹介します。
羽毛布団とは、布詰め物にダウンを50%以上使用した布団のことです。この羽毛布団に含まれているダウンは、寒い時は空気を含み、暑い時は空気を流すという優れた性質を持つため、温度の変化にあわせて自然に湿度や暖かさを調節してくれます。そのため、保湿性や放湿性に優れており、さわやかな肌触りで快適です。
保湿力に優れふんわりと軽い羽毛布団は、長時間使用しても身体に負担がかかりません。また、寿命は、掛け布団で約5年、敷き布団の場合は、約3年になります。
コットン(綿)布団は、保温性、吸湿性に優れていることがメリットです。日干しをすることによって、吸収した湿気を放湿し、ふっくらとよみがえります。コットンの繊維は、中空の構造になっており、天然のよじれを持っています。その構造から、適度な硬さや弾力性を実現しているのです。コットン(綿)布団の寿命は、原産地や製法によっても異なりますが、掛け布団の場合は約5年、敷き布団で約3年が目安といわれています。
ポリエステル(合成繊維)布団は、軽くて暖かく、保温性も高いことが特徴です。また、ホコリや臭いなどもなく清潔に扱えます。ポリエステル(合成繊維)は、製造工程のなかで加工がしやすい特徴があることから、掛け布団や敷き布団のほかにも、こたつ布団や座布団などの詰め物にも使用されています。ポリエステル(合成繊維)布団の寿命の目安は、掛け布団の場合約5年、敷き布団は約3年となります。
ウール(羊毛)布団は、弾力性や発散性、保湿性に優れた布団です。ウールには、独特のちぢれ(クリンプ)をもっており、これが優れた弾力性などを作り出しているのです。また、重さも軽く、手軽に干せ、他の布団に比べると乾きやすいことがメリットです。ウール(羊毛)布団の寿命は、使用している状況によっても違いはありますが、掛け布団は約5年、敷き布団は約3年が寿命の目安です。
ウレタン布団は、雑菌やダニなどが繁殖しにくく、耐久性に優れていることが特徴です。そもそも「ウレタン」とは、合成樹脂の内部に気体を発生させてつくった素材のことで、別名「プラスチックフォーム」「海綿状プラスチック」などと呼ばれることがあります。
また、ウレタンは、ふわふわした感触でありながらも、強度に優れています。ウレタン布団の寿命は、品質によっても異なりますが、約5年〜約10年程度と比較的長いでしょう。
低反発布団も、ウレタンが素材となっています。低反発のウレタンは、反発力が強くないことから、身体が布団に沈み込みやすいのが特徴です。身体が包み込まれるようにフィット感を感じたい人は低反発を選ぶとよいでしょう。
しかし、布団に身体を押し戻す力がなく、寝返りが打ちにくいというデメリットもあります。また、低反発布団は、柔らかいためへたりを判断しにくい布団です。一般的な低反発敷布団の寿命の目安は、約3年程度といえるでしょう。
樹脂素材布団は、クッション性や耐久性、清潔性に優れているのが特徴です。通気性が高いため、カビやダニも発生しにくく、清潔に扱えます。樹脂素材布団の寿命は、密度によって異なります。さらに、形状がインスタントラーメン状のものと、樹脂繊維を縦方向に並べたものではへたりの速さが変わってくるのです。一般的には、7年で交換するのが目安だといわれています。
ここでは、布団の買い替えのサインについて説明します。
買い替えのサインは、ある程度見た目で判断することができます。例えば、羽毛布団の場合であれば、羽毛が出てきてしまうときは買い替えのタイミングといえるでしょう。羽毛が出てくるということは、生地に穴やキャスティングのほつれが発生している可能性が高いといえます。
また、長年使用していると羽毛のダウンボールが汚れによって弾力性を失い、小さくなったり枝羽ができて壊れたりしてきます。したがって、布団のふくらみが減っていたり、中身が偏ったりしている状態も交換のタイミングです。汚れが蓄積することで、日干しをしてもふくらみが戻りにくくなってしまいます。
冬に布団を使用していて、温かさを感じなくなってきた場合も、ダウンボールが消耗している可能性が高いです。また、布団に重さを感じるときは、長年蓄積された汗などによって放湿性が失われているかもしれません。
羽毛布団の場合は、重さを感じるだけでなく、臭いも気になることが多いでしょう。クリーニングをしても回復しないのであれば、寿命かもしれません。その場合は、買い替えを検討することも必要です。
ここでは、布団の寿命を延ばすためのお手入れ方法を4つ紹介します。
布団を使用する際には、カバーやシーツを付けるようにしましょう。カバーを付けることによって、睡眠中にかく汗から布団を守ったり、生地が傷むのを防いだりできます。反対にカバーを付けていない場合、布団が汗や皮脂を吸い取ってしまい劣化の原因となります。必ず布団にはカバーを付けて使用することが大切です。また、カバーやシーツも使用していると汚れが蓄積されるため、こまめに洗濯して清潔に保つようにしましょう。
布団は定期的に洗うようにしましょう。布団の洗濯は、家の洗濯機で洗う、手洗いで洗う、クリーニング店に出す方法の3つがあります。どの方法で洗濯できるかは、布団の洗濯タグをチェックしてみましょう。
洗濯機や手洗いで洗える場合は、洗濯機や手洗いのマークが表示されています。水洗い表示が「×」になっている場合は、自宅では洗濯できません。ドライマークが表示されている場合は、クリーニング店に相談してみましょう。
布団は、汗などが原因で湿気が溜まりやすいため定期的に日干しするようにしましょう。日干しすることによって、湿気を逃すほかにも、ある程度弾力性なども回復できます。羽毛布団なら、月1〜2回、片面1時間ずつ、コットンやウールは月3〜4回で片面2時間ずつ干すのが目安です。また、干す時間帯は、晴れた日の10時〜15時の間であると湿度が低いためおすすめです。
汗によるダメージを防ぐためにも、季節によって布団を使い分けることも大切です。例えば、暑い夏に冬用の暖かい掛け布団を使用していると、汗で布団が汚れてしまいます。特に、羽毛布団は汗にかなり弱いため注意が必要です。
そのため、冬は厚めの掛ふとんを使い、冬以外の季節は、冬で利用する掛け布団よりも薄い掛け布団を使用するとよいでしょう。布団を使用しない季節は、通気性の良い場所で保管しましょう。
布団を収納する際には、収納前に天日干しをするようにしましょう。そして、カバーやシールをはずして日陰で湿気の少ないところに収納することが大切です。普段あまり使用しない布団も、定期的に天日干しをすることで、カビなどの繁殖を防げます。
また、布団は通気性のある布団袋に収納しましょう。圧縮袋などに入れてしまうと、布団のふくらみがなくなってしまったりすることもあるため注意が必要です。
羽毛布団をお探しなら「羽毛布団と言えば西川」といわれるほどの老舗メーカー、昭和西川株式会社の公式通販サイト「昭和西川ストアONLINE」を覗いてみるのはいかがでしょうか。
31,000万枚以上の販売実績を誇るレビュー4.5以上の日本製ドイツ産グース90%の「コンフォートマイスター羽毛布団」 や、1組で3way・365日快眠可能なフランス産ホワイトダック90%使用の「2枚合わせ羽毛ふとん」 は高品質でおすすめです。
羽毛布団の他にもCMでおなじみのタマゴ型の点で支える「ムアツふとん」など、ロングセラーの人気商品からタオルやホームウエア、ギフトなど幅広い商品を取り揃えてあります。
おすすめPOINT
羽毛布団にはさまざまな種類の商品があるため、選ぶときに迷いやすいものです。ここでは、おすすめの羽毛布団を5つ紹介します。
「あたたかくて軽い羽毛布団をお手頃価格で欲しい」という声をもとに、寝具専門店ビーナスベッドが開発したオリジナル羽毛布団です。ダウン率やダウンパワーが異なるスタンダード・プレミアム・グランドプレミアムの3ランクがあり、品質面・価格面の両方から自分にぴったりなタイプの羽毛布団を選ぶことができます。
側生地に採用された「立体キルト」は保温性に優れながらも重すぎない、ちょうどいいキルトです。また、薬剤を使用しない安心の防ダニ加工や細菌の増殖を抑制する抗菌・防臭加工、花粉が付きにくく、落ちやすい防汚加工も施されています。
厳しい品質チェックをクリアしている安心の日本製で、便利な収納ケース付きなのも嬉しいポイントです。
POINT
※2022年10月現在、販売開始を記念して暁 -AKATSUKI- 羽毛布団20%OFFキャンペーン実施中!気になる方はこの機会に購入するのがおすすめです。
ドイツ産ダック90%を使用し、ダウンボールの大きさは平均と比べて約1.2倍、充填量も1.2kgと納得のボリューム感。側生地には抗菌・防臭加工を施されておりいつも清潔。老舗寝具メーカー昭和西川の誇る、レビュー4.5以上の高品質羽毛布団です。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 370 |
羽毛の種類 | ドイツ産ダック | ダウン比率 | 90% |
1組で3WAY、365日快眠可能な昭和西川の2枚合わせ羽毛布団です。8カ所のホック付きで、2枚合わせて使用してもお布団がずれずに快適。春・秋には合掛け1枚で、夏には肌掛け1枚で、冬には2枚合わせてカバーをつけてお使いください。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 370 |
羽毛の種類 | ドイツ産 ホワイトダック | ダウン比率 | 90% |
家庭で洗える羽毛布団。特殊技術により、極限まで不純物を取り除いたクリーンな羽毛を使用。そのため天日干し・水洗いが可能となり、心地よい使用感を維持できる、長くご愛用いただくに相応しい羽毛布団です。ホワイトグースダウン95%、側生地には60番手の糸で織り上げたサテン生地を採用。安心の日本製、ダウンパワー350以上。
最上級マザーグースダウン93%、側生地には80番手極細糸で織り上げたサテン生地を採用。さらに羽毛の充填量を約20%増量!素材の質、構造、組み合わせ、すべてにこだわった当店最高ランクの羽毛布団です。安心の日本製、ダウンパワー440以上。
掛け布団や敷き布団は、布団の素材や使用状況、保管方法などによって寿命が異なります。今回紹介したポイントを踏まえながら定期的にお手入れをし、できるだけ長く快適に使用しましょう。また、布団の買い替えをする際は、「ビーナスベッド」がおすすめです。
「ビーナスベッド」では、睡眠の質を上げるマットレスや寝具などを豊富に用意しています。また、寝具に関しての不安や疑問がある場合も、専門アドバイザーが案内してくれるため安心です。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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