公開日:2020.08.21
更新日:2023.03.16
目次
羽毛布団は、水鳥の羽を使用した布団であり、一般的な布団よりも軽くて温かいことが特徴です。しかし、羽毛布団といっても、さまざまな種類があるため、どのように選べばよいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。この記事では、おすすめの羽毛布団や選び方、長く使用するための手入れ方法を紹介します。ぜひ、参考にしてください。
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羽毛布団とは、ダチョウなど水鳥の羽を使用してつくられた布団のことです。一般的な綿の布団よりも、弾力性があり、軽くて暖かいことが特徴です。
ここでは、羽毛布団にはどのようなメリットがあるのかを3つ紹介します。
羽毛布団は気温が低い場合、羽毛が多くの空気を含むことでボリュームが出るため、体温を逃しづらく保温性に優れています。そのため、寒い冬の時期でも、暖かく眠ることができます。また、空気を多く含んでいるため、軽く、圧迫感を感じにくく、寝返りや持ち運びがしやすいことが特徴です。
羽毛布団は、体温を逃さず温かい状態を保ちますが、実は吸湿性にも優れています。そのため、寝汗をかいてもべたつかず、快適に眠れます。また、羽毛布団は、湿度が高くても低くても外へ湿気を放出する機能があるため、布団内を快適な湿度に調整できることもメリットです。
羽毛は、鳥の皮膚を守るための役割を持っていることから、耐久性が高く、丈夫であるのが特徴です。その羽毛を使用した布団は、適切な手入れをすることで、10年単位の使用も可能です。また、羽毛の量によっては、季節を問わずに通年使用が可能な布団もあります。
羽毛布団にデメリットはあるのでしょうか。ここでは、羽毛布団のデメリットを解説します。
使用する羽毛の種類や製造過程によっては、獣のようなにおいがするケースもあります。ただ、しっかりと検査している羽毛布団だとそのようなことはありません。もし、購入した羽毛布団でにおいが気になる場合は、日陰で干したり、クリーニングしたりするとよいでしょう。
羽毛布団の価格は、約1万円〜100万円以上と、種類によっては価格差が大きいです。より軽くて暖かく機能が優れている羽毛布団は、価格が高い傾向にあり、高級品として扱われています。また、羽毛布団に使用される羽毛は、需要によって相場が異なることもデメリットといえるでしょう。
羽毛布団は金額は高めですが、その分機能が優れているため、快適な睡眠環境を整えることが可能です。
羽毛布団には、「ダック」「マザーダック」「グース」「マザーグース」といった種類があります。ここでは、それぞれの特徴について紹介します。
ダックとは、アヒルの羽毛のことです。比較的価格が安く、手軽に購入できるためはじめての羽毛布団にはおすすめです。ダックは膨らみやすく、折りたたんでも膨らむ特徴を持ちます。そのことから、感触の良さを感じられるのが特徴です。
保湿性は、羽毛布団のなかでは劣ります。またアヒルは雑食性であるため、ややにおいが気になる場合もあります。ただ、何度か使用しているとにおいも気にならなくなるでしょう。
マザーダックは、長期間飼育されたアヒルのことを意味し、ひとつひとつの毛が長いことが特徴です。ダックに比べて成長しており、羽が長い分保湿力が高く、ボリュームが出ても重たさを感じないのがメリットです。また、若いタッグのように匂いが気にならないため、快適な睡眠につながります。
そこまで高級ではないですが、しっかりとした保湿性を重視している人におすすめの布団です。
グースは、ガチョウの羽毛のことで、ダックよりも毛が長く、保湿性がさらに高いことが特徴です。また、ダックよりも耐久性に優れており、丈夫です。品質が高いことから、タッグと比較しても価格が高く、高級羽毛として扱われています。グースはダックのように、においはほとんどしないため、においが苦手な人にもおすすめです。
しっかりとした品質の羽毛布団を使用したい人に向いています。
マザーグースは、長期間飼育されたグースのことです。通常のグースよりも、さらに羽が大きく、軽くて温かいことが特徴です。羽毛布団のなかでは、最高級の品質を誇る羽毛として扱われています。品質が良いのですが、高級であることから布団の価格は高くなってしまいます。
ほかの羽毛布団では物足りない人や品質の良いものから体験してみたい人におすすめです。
羽毛布団は冬に使用するイメージがありますが、オールシーズン使用できるアイテムもあります。羽毛布団には「羽毛合掛け布団」「2枚合わせ羽毛布団」「羽毛肌掛け布団」「冬用羽毛布団」の4つの種類があり、シーズンごとで使い分けが可能です。
「羽毛合掛け布団」とは、通常の羽毛布団よりも、羽毛の量が少し少ない掛け布団のことで、冬以外の3シーズンで使用が可能です。「羽毛肌掛け布団」は、羽毛の割合をさらに少なめにつくられており、合掛け布団よりもより細かい体温調節をしたい方におすすめです。
「2枚合わせ羽毛布団」は、羽毛の量が少ない合掛け布団と、肌掛け布団がセットになった布団のことです。どちらかだけを使用することも、合わせて使用することも可能です。「冬用羽毛布団」は、冬での使用を目的としてつくられた布団で、一般的な羽毛布団を指します。
ここでは、羽毛布団を選ぶポイントを7つ紹介します。ポイントを意識しながら最適な羽毛布団を選びましょう。
先ほど述べたように、羽毛布団に使われる羽毛にはダックやグースなど4つの種類があります。それぞれ特徴が異なるため、コスパや機能面で自分にあったものを選びましょう。
ダウンとは、羽毛布団の羽毛のなかで、ふわふわした羽の根本の部分のことを呼びます。このダウンの比率の値が大きいほど、保温・保湿の効果は高くなります。そのため、快適な眠りを求めるなら、ダウンの比率を必ずチェックしておきましょう。目安としては、70%以上のものを選ぶとよいでしょう。90%のものもありますが、この値になると高級品に含まれます。
ダウンパワーは、羽毛布団の膨らみやすさを数値化したものであり、保湿力の目安になります。このダウンパワーの数値が低い場合、十分な暖かさを感じることができない布団もあります。ダウンパワーの数値の目安としては、400dp以上がおすすめです。
羽毛は産地によって毛質が異なります。一般的に毛質が優れているとされている羽毛の産地は、ポーランドやフランス、ウクライナ、ハンガリーです。これらの国は古くからダウンの産地として知られています。そのため、産地を選ぶ際には、毛質が良い国の布団を選ぶようにしましょう。
側生地とは、羽毛を包む生地のことで、羽毛布団の品質に大きく関係します。側生地の素材は、綿やシルク、ポリエステルなどがあります。そのなかでも、吸湿性・発散性に優れた綿が人気があります。価格を抑えたい場合は、ポリエステルがおすすめです。ただし、吸湿性に劣り、蒸れやすい特徴があるため注意が必要です。
羽毛布団に使用される水鳥の羽は、洗濯が可能です。しかし、すべての布団が洗濯可能ではないため選ぶ際は注意が必要です。もし、洗濯不可のものを洗濯してしまうと、羽毛布団をダメにしてしまいます。自宅で洗濯できる仕様の布団を選ぶと、手入れもしやすいでしょう。その際、洗濯機が使えるかどうかも確認しておくことが大切です。
羽毛布団を購入する際には、事前に予算を決めてから選ぶと失敗しにくいです。予算によっては、選べるダウンの種類やダウンパワー、ダウン比率が異なります。予算にあわせて最適なものを選ぶようにしましょう。
ここでは、おすすめの羽毛布団6選を紹介します。羽毛布団選びの参考にしてください。
「あたたかくて軽い羽毛布団をお手頃価格で欲しい」という声をもとに、寝具専門店ビーナスベッドが開発したオリジナル羽毛布団です。ダウン率やダウンパワーが異なるスタンダード・プレミアム・グランドプレミアムの3ランクがあり、品質面・価格面の両方から自分にぴったりなタイプの羽毛布団を選ぶことができます。
側生地に採用された「立体キルト」は保温性に優れながらも重すぎない、ちょうどいいキルトです。また、薬剤を使用しない安心の防ダニ加工や細菌の増殖を抑制する抗菌・防臭加工、花粉が付きにくく、落ちやすい防汚加工も施されています。
厳しい品質チェックをクリアしている安心の日本製で、便利な収納ケース付きなのも嬉しいポイントです。
POINT
※2022年10月現在、販売開始を記念して暁 -AKATSUKI- 羽毛布団20%OFFキャンペーン実施中!気になる方はこの機会に購入するのがおすすめです。
ドイツ産ダック90%を使用し、ダウンボールの大きさは平均と比べて約1.2倍、充填量も1.2kgと納得のボリューム感。側生地には抗菌・防臭加工を施されておりいつも清潔。老舗寝具メーカー昭和西川の誇る、レビュー4.5以上の高品質羽毛布団です。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 370 |
羽毛の種類 | ドイツ産ダック | ダウン比率 | 90% |
ドイツ産ホワイトグース90%使用・ダウンパワー380の日本製羽毛布団です。側生地は吸湿発散性がありしなやかな綿100%・60サテンで、抗菌防臭のポリジン加工も施されています。花粉がつきにくく、立体キルト構造で羽毛が偏りにくい、快適でふんわりあたたかいのが魅力の1枚です。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 380 |
羽毛の種類 | ドイツ産 ホワイトグース | ダウン比率 | 90% |
1組で3WAY、365日快眠可能な昭和西川の2枚合わせ羽毛布団です。8カ所のホック付きで、2枚合わせて使用してもお布団がずれずに快適。春・秋には合掛け1枚で、夏には肌掛け1枚で、冬には2枚合わせてカバーをつけてお使いください。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 370 |
羽毛の種類 | ドイツ産 ホワイトダック | ダウン比率 | 90% |
家庭で洗える羽毛布団。特殊技術により、極限まで不純物を取り除いたクリーンな羽毛を使用。そのため天日干し・水洗いが可能となり、心地よい使用感を維持できる、長くご愛用いただくに相応しい羽毛布団です。ホワイトグースダウン95%、側生地には60番手の糸で織り上げたサテン生地を採用。安心の日本製、ダウンパワー350以上。
最上級マザーグースダウン93%、側生地には80番手極細糸で織り上げたサテン生地を採用。さらに羽毛の充填量を約20%増量!素材の質、構造、組み合わせ、すべてにこだわった当店最高ランクの羽毛布団です。安心の日本製、ダウンパワー440以上。
羽毛布団をお探しなら「羽毛布団と言えば西川」といわれるほどの老舗メーカー、昭和西川株式会社の公式通販サイト「昭和西川ストアONLINE」を覗いてみるのはいかがでしょうか。
31,000万枚以上の販売実績を誇るレビュー4.5以上の日本製ドイツ産グース90%の「コンフォートマイスター羽毛布団」 や、1組で3way・365日快眠可能なフランス産ホワイトダック90%使用の「2枚合わせ羽毛ふとん」 は高品質でおすすめです。
羽毛布団の他にもCMでおなじみのタマゴ型の点で支える「ムアツふとん」など、ロングセラーの人気商品からタオルやホームウエア、ギフトなど幅広い商品を取り揃えてあります。
おすすめPOINT
羽毛布団を長期間使用するためには、定期的な手入れが必要です。ここでは、具体的な手入れや保管方法について紹介します。
羽毛布団は布団カバーをかけて使用することが大切です。布団カバーをつけて使用することで、生地の痛みを防ぐことに加え、外して洗濯することができるため、日常の手入れが楽になります。布団カバーには、素材や機能など、さまざまな種類があるため、自分にあったものを選びましょう。
定期的に天日干しをしましょう。天日干しは月に1〜2回程度行います。ただ、長時間の天日干しはおすすめできません。側生地が傷み、ダウンが飛び出る可能性があるからです。片面1時間ずつを目安に干すようにしましょう。天日干しが難しい場合は、風通しの良い場所に広げておくようにします。
羽毛布団を保管する際は、正しくたたむことが大切です。具体的には、均等な長さになるように縦三つ折りにし、さらに均等に三等分になるように布団を丸めます。正しい方法でたたむことでダウンの傷みを防ぐことが可能です。たたんだ後は、専用の布団バッグに入れて保管しましょう。
布団圧縮袋は使用しないようにしましょう。圧縮されることで布団がつぶれてしまい、羽毛布団の柔らかい感触がそこなわれてしまうためです。さらに、空気が入らないことから、保湿性にも影響が出てしまう恐れがあります。専用の布団バッグに入れて収納するようにしましょう。
羽毛布団は、保湿力に優れているため、冬の寒さが厳しいときでも快適な睡眠につながります。記事で紹介したように、さまざまな種類があるため予算や目的にあわせて選ぶことが大切です。
「 ビーナスベッド 」 では、羽毛布団をはじめ、さまざまなマットレスやベッド、寝具を取り扱っています。50年以上の歴史があり、国産だけでなく、海外製のブランドベッドも用意しています。また、専門アドバイザーが案内(ショールームの快眠アドバイザー/ネットショップ専門スタッフのダブル体制)してくれるため、自分にあったものを選びやすいです。ぜひ、ビーナスベッドをご利用ください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
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「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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