公開日:2020.08.20
更新日:2024.12.09
枕カバーで汚れないように使っているつもりでも、毎日使う枕には目に見えない汚れが付着しています。枕の汚れを放置していると、黄ばみや嫌な臭いが発生する原因になるので注意が必要です。
そこでこの記事では、枕が黄ばむ原因や素材別の洗い方や干し方を紹介します。枕を清潔に保つ方法も紹介しているので、枕の黄ばみが気になっている人はぜひ参考にしてみてください。
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枕が黄ばむ原因には、以下のようなものがあります。
まずはそれぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
皮脂は空気に触れると変色する性質があるため、皮脂が付着した枕を放置すると、その部分が黄ばんでしまう可能性があります。睡眠中は顔や頭皮から多くの皮脂が分泌されるため、頭を支えている枕に皮脂が付着することで枕が黄ばんでしまうので注意が必要です。
睡眠中にかく寝汗も枕の黄ばみの原因になります。皮脂と同じように寝汗も空気に触れることで変色する性質があるため、寝汗を放置すると枕やシーツが黄ばんでしまうことになります。
人は睡眠中にコップ1杯分の汗をかくといわれているので、定期的に枕やシーツを洗濯するようにしましょう。
枕は、よだれでも黄ばむことがあります。鼻呼吸で寝ている場合はよだれが垂れることはほとんどありませんが、口呼吸で寝ているとよだれが枕に付着することがあります。よだれが蓄積すると、変色して枕が黄ばむ原因になるので、定期的に枕カバーを洗濯するようにしましょう。
生乾きの髪の毛で寝ると、枕が濡れて変色してしまう場合があります。生乾きの状態は枕が黄ばみやすいだけでなく、カビや嫌な匂いが発生する原因にもなります。加えて、髪の毛にもダメージを与えてしまうことになるので、しっかり乾燥させてから寝るようにしましょう。
枕やマットレスに湿気がたまると、素材が劣化することで買い替え時期を早めてしまう可能性があります。
枕を直射日光のあたる場所で干していると、日焼けによって黄ばむことがあります。なかには天日干しを推奨していない枕もあるので、洗濯表示を確認したうえで干すようにしましょう。
日焼けが気になる場合は、小まめにひっくり返したり風通しのいい日陰に干したりするのもおすすめです。
せっかく洗濯をしても、洗剤が落としきれていなければ枕が黄ばんでしまう可能性があります。枕に洗剤が残る原因としては、洗剤の容量と用法を誤っていることが考えられます。枕を洗剤で洗うときは、取扱説明を確認しながら用法を守って使うようにしましょう。
枕の黄ばみは洗濯によって落とせる場合があります。ただし、洗い方や乾かし方を間違えると、より黄ばみが目立ってしまう可能性があるので注意が必要です。
ここでは、枕の黄ばみを落とす洗い方と乾燥方法を紹介します。
洗っても問題ない枕であるかは、使われている素材でおおまかに確認できます。一般的に洗える素材と洗えない素材は以下のとおりです。
<洗える枕>
<洗えない枕>
洗える素材であっても洗濯できない場合があるので、メンテナンスをする前に洗濯表示を確認しておきましょう。洗濯表示は枕についているタグで確認できます。タグが見つからない場合は、枕を購入した販売店や公式サイトで確認してみるのがおすすめです。
洗濯表示には枕が洗えるのかだけでなく、水の温度や干し方といったメンテナンスに欠かせない情報が書かれています。洗濯表示を確認するときは、以下の表を参考にしてみてください。
枕は商品によって洗濯機が使えるものと、手洗いが推奨されているものがあります。
ここでは、それぞれの洗濯方法を詳しく紹介します。
枕を洗濯機で洗うときは、以下の手順で洗いましょう。
枕の汚れが目立った部分に洗剤をつけるのは問題ありませんが、枕全体に洗剤を直接かけるとこびりついた洗剤が黄ばみの原因になるので避けましょう。水を張った洗濯機に洗剤を入れてよくかき混ぜてから枕を入れれば、黄ばみのリスクが低くなります。
なかには枕の中身を取り出して直接洗えるタイプもあるので、商品説明書を確認したうえで適切な洗い方を選びましょう。
枕を手洗いするときは、枕が入るサイズの洗面器・たらいと洗剤を準備しておきましょう。
手洗いの手順は、以下のとおりです。
洗剤が残ると黄ばみやシミの原因になるので、泡が消えるまでしっかりとすすぐようにしましょう。
枕を強く絞ると中材が一部分に偏ってしまうので、押すようにして水分を出すのがポイントです。枕の水分を取り除くためのバスタオルを準備しておくと、乾かすのがスムーズになります。
直射日光を当てると、素材の劣化を早めてしまう場合があるので注意が必要です。
ポリエステル綿とポリエチレンパイプは天日干し、極小ビーズとファイバーは陰干しをするのが一般的です。ただし、適切な乾かし方は商品によって異なるので、事前に洗濯表示を確認するようにしましょう。
枕の干し方には室外機や窓際に置く「平干し」と、専用のハンガーで吊るす「吊り干し」があります。平干しをするときは、枕全体が乾くように定期的に裏返すのがポイントです。
ここからは、天日干しと陰干しの手順を詳しく紹介します。
枕を天日干しする手順は、以下のとおりです。
枕は紫外線の多い10~14時に干すと効率的に乾きますが、紫外線に長時間さらすと枕が傷むことがあります。枕が傷まないように夏は2時間、冬は3~4時間を目安にするのがおすすめです。天日干しをするときは、湿度40%以下の晴れた日に干すと乾きやすくなります。
枕を陰干しする手順は、以下のとおりです。
陰干しをする際は、直接日光が当たらない場所であれば、室外・室内のどちらで干しても問題ありません。ただし、湿気が多かったり風が当たらなかったりすると枕の内部まで乾かない可能性があるので注意が必要です。
風が少ない室内で陰干しするときは、扇風機やサーキュレーター、浴室乾燥機などを活用するようにしましょう。陰干しの目安は3~6時間ほどです。
自宅で洗濯できない枕はクリーニング店に依頼しましょう。クリーニング店では低反発ウレタンや羽毛といった自宅では洗いにくい枕の洗濯ができます。また、自宅で洗濯している枕を年1回を目安にクリーニングできれいにしてもらうのもおすすめです。
クリーニング店に渡すときに黄ばみやシミなどの気になるポイントを伝えておくと、きれいな状態で返却される可能性が高まります。
枕の黄ばみを落とすのも大切ですが、まずは黄ばまないように予防することも大切です。
ここでは、枕の黄ばみを予防する方法を紹介します。
枕の黄ばみの原因となる皮脂や汚れがつかないようにするためには、枕カバーをつけるのが効果的です。ただ、汚れた枕カバーをつけ続けていると、枕まで汚れが浸透してしまうので3日に1回を目安に洗濯するようにしましょう。
枕カバーを洗濯する時間が確保できないときは、週末にまとめて洗えるように交換用の枕カバーを準備しておくのがおすすめです。
枕を定期的に干してしっかりと乾燥させれば、シミになったり黄ばんだりするのを防止できます。また、天日干しで直射日光に当てることで消臭や殺菌効果が期待できます。そのため、定期的に枕を干すことで清潔な状態を維持できるようになります。
なお、適切な干し方は枕によって異なるので、洗濯表示や取扱説明書を確認したうえで干すようにしましょう。
枕に合ったカバーがないときは、タオルを巻いて使うのがおすすめです。タオルを巻いて枕に直接汚れがつくのを防止できれば、枕が黄ばむのを防止できます。ただし、定期的にタオルを洗濯しなければ、枕まで汚れが浸透してしまうので注意が必要です。
布団クリーナを使って枕の髪の毛やほこりなどを取り除くことも黄ばみ予防につながります。なかには除菌機能がついているタイプもあるので、臭いやカビが気になる人は活用してみましょう。布団クリーナーを使う際は週1回を目安にするのがおすすめです。
枕の寿命は、中材に使われている素材によって異なります。それぞれの素材の寿命と買い替えの目安は、以下のとおりです。
素材 | 寿命(耐用年数) | 買い替えの目安 |
そばがら | 1~2年 | ・粉が出てきた・高さが合わなくなった |
ウレタン | 3~5年 | ・汚れが目立つ・形が崩れてきた |
ポリエステル | 1~3年 | ・形が変わった・硬くなってきた |
フェザー・ダウン | 2~4年 | ・高さが合わなくなった・羽根が出てきた |
枕の寿命は適切なメンテナンスができていなければ短くなります。
寿命を過ぎた枕を使い続けることもできますが、反発力が失われたり嫌な臭いがしたりすることで睡眠の質が低下してしまうことがあります。そのような状況にならないためにも、適切なメンテナンスをしながら耐用年数を経過する前に買い替えることをおすすめします。
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こんな方におすすめ!
「ベーシック枕」の素材に「ポリエステルわた」を用いたこの枕はふんわりとした弾力性があり、通気性にも優れています。中空構造の繊維を使用しているため、1本1本が空気を含んで軽くて柔らかいのも特長です。
また、ポリエステルわたは丸洗いができる素材なので、自宅で洗えていつも清潔に使えるのが嬉しいポイントです。
サイズは定番のMサイズから2人用や抱き枕としても使えるロングサイズまでご用意しています。 「シンプルで洗える枕がほしい」と考えている方はぜひこの枕を選んでみてください。
最後に、枕の黄ばみに関連してよくある質問に回答していきます。
枕の黄ばみはオキシクリーンやワイドハイターで落とせます。
枕の色落ちが心配なときは、酸素系のオキシクリーンを使うのがおすすめです。臭いやカビが気になるときは、除菌・抗菌効果があるワイドハイターを試してみましょう。
枕は6ヶ月に1回を目安に丸洗いするのが理想的とされています。
この頻度はあくまでも目安なので、時期や状況に合わせて適切な洗濯頻度にすることが大切です。枕本体に汚れが浸透しないように枕カバーやタオルなどを活用して、洗濯頻度を少なくするのも効果的な手段です。
枕の黄ばみを放置すると、嫌な臭いがしたりカビが繁殖したりする原因になります。マットレスや掛け布団に悪影響を与える可能性もあるので、枕が黄ばんだら可能な限り早く対処するようにしましょう。
枕の黄ばみには、皮脂や寝汗といったさまざまな原因があります。枕を清潔な状態で使い続けるためには、定期的に枕カバーを洗濯したり布団クリーナーを使ったりして黄ばみを予防することが大切です。
枕を黄ばんだままにしないためにも、本記事で紹介した洗い方や干し方を参考に適切なメンテナンスをしていきましょう。
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