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快眠できる電気毛布の使い方|つけっぱなしで寝るとどうなるかについても併せて紹介

公開日:2025.01.30

更新日:2025.01.31

寝具 0 views

電気毛布は寒い時期に、布団の中を効果的に暖められる便利なアイテムです。ただし、使い方を間違えると睡眠の質を低下させる恐れがあるので注意が必要です。

本記事では、快眠できる電気毛布の使い方や電源をつけっぱなしで寝るとどうなるかなどについて詳しく解説します。寒さ対策として電気毛布を使って寝たい人や正しい使い方を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。


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快眠できる電気毛布の使い方

電気毛布には、主に「敷くタイプ」と「身体にかけるタイプ」があります。布団を効率良く暖めるなら敷くタイプがおすすめです。ここでは、快眠できる電気毛布の使い方を紹介するので見てみましょう。

身体の下に敷いて布団を暖めて使う

敷くタイプの電気毛布はマットレスや敷き布団の上に置き、寝たときに身体の下に電気毛布がある状態で使いましょう。暖かい空気は上昇する性質があるため、電気毛布は身体の下に敷いたほうが布団を効果的に暖められます。また、床からの冷気による底冷えも防ぎやすくなります

寝たときに身体の下に電気毛布がある状態で使いましょう

タイマー機能を利用する

電気毛布をつけっぱなしで寝てしまうと、暑すぎて熟睡できなくなってしまう可能性があります。電気毛布にはタイマー機能が備わっているものもあるので、寝る直前に電源がオフになるようにタイマーをセットしておくのがおすすめです。

また、就寝時だけでなく起床時に合わせてタイマーをセットするのも良いでしょう。たとえば、冷えを感じやすい時間帯の早朝5〜7時を目安にタイマーをセットしておくと、体温が上がって目覚めやすくなります。タイマー機能を上手に利用して快眠できる環境を整えましょう。

電気毛布をつけっぱなしで寝るとどうなる?

電気毛布をつけっぱなしで寝てしまうと、さまざまなリスクがあるので確認しておきましょう。

睡眠の質が低下する

電気毛布の電源をオフにせずに寝てしまうと、睡眠の質が低下する恐れがあるので注意が必要です。

入眠後は脳と身体を休めるために体温が下がる傾向にありますが、電気毛布がついたままだと体温が下がりにくくなるため、熟睡できず夜中に目が覚めてしまうケースも考えられます。睡眠の質を低下させないよう、寝るときは電気毛布の電源をオフにするようにしましょう。

熟睡できず夜中に目が覚めてしまう

体内の水分が奪われる

就寝中はコップ一杯程度の汗をかくといわれていて、汗をかいて体温を下げることで調節しています。しかし、電気毛布をつけたままだと通常よりも体温が高くなるので大量に汗をかいてしまい、体内の水分が奪われて脱水症状になる可能性もあります。

脱水症状を招いてしまわないように、電気毛布のつけっぱなしには注意しましょう。

低温やけどを起こす危険性がある

低温やけどとは、比較的低い温度の熱源に長時間直接皮膚が触れることで起こるやけどのことです。人肌よりも少し高い44~55℃程度の温度で起こりやすいといわれています。

たとえ電気毛布の設定温度を「弱」にしていても、身体の同じ部分を長時間温め続けてしまうと低温やけどを起こす危険があります。低温やけどについては、電気毛布の取扱説明書やマニュアルなどでも注意喚起されています。


そもそも睡眠時の体温メカニズムとは

質の良い睡眠を得るためには、睡眠時の体温メカニズムも押さえておきましょう。

入眠する前に体温が上がる

睡眠と体温には深い関係があり、体温の変化とともに眠気を感じるようになっています。一般的に体温は起床前が一番低く、午前と午後、就寝前で比較的高くなる傾向にあります。日中の活動中は体温を高く保ち、睡眠中は体温を下げて脳と身体を休ませているといわれています。

入眠後は体温が下がる

入眠する前に手足から放熱して体温調節を行い、身体の深部体温を下げて代謝量を減らすことで、脳と身体が休息モードに切り替わるようになっています。そして本格的に入眠すると発汗が高まり、深部体温が急激に低下するといわれています。

睡眠の質を高めるためには体温を夕方くらいから上げていき、就寝前に徐々に下がる状態になるよう心がけることが大切です。

起床の準備時に体温が上がる

睡眠中は体温が低い状態が維持され、その後起床に向けて上昇していく傾向にあります。睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が減り、起床時間の少し前から脳を覚醒させる働きがあるコルチゾールの分泌が増えるといわれています。

深部体温の上昇とともに目覚めの準備が整い、起床後は活動するにつれて体温が上昇していき活発に過ごせるようになります。

起床後は活動するにつれて体温が上昇していき活発に過ごせるようになります

寝具別|正しい電気毛布の敷き方

ここからは、寝具別の正しい電気毛布の敷き方を紹介するのでチェックしてみましょう。

敷き布団の場合

敷き布団で電気毛布を使う場合は以下の順番で敷きましょう。電気毛布の上にシーツをかけることで直接肌が触れない状態になるので、寝汗や汚れ、ヒーター線のよじれ、毛玉などを防ぎやすくなります。

  1. 敷き布団を敷く
  2. 敷き布団の上に電気毛布を敷く
  3. 敷き布団用のフラットシーツかラップシーツをかける
  4. シーツの上に寝る

ベッドの場合

ベッドで電気毛布を使う場合は以下の順番にしましょう。

  1. マットレスの上にベッドパッドを敷く
  2. ベッドパッドの上に電気毛布を敷く
  3. 電気毛布の上にベッド用のフラットシーツかボックスシーツをかける
  4. シーツの上に寝る

ただし、上記のシーツの下に電気毛布を敷く順番だとコントローラーが操作しにくい場合があります。操作しやすさを考慮するなら敷きパッドを使うのがおすすめです。敷きパッドを使う場合は電気毛布の上に敷きパッドがのるように、シーツ→電気毛布→敷きパッドの順番でセットしましょう。敷きパッドの下からコントローラーを出せるので操作しやすくなります。


電気毛布は自分の体質や好みで選ぼう

電気毛布の素材は大きく分けて、「アクリルやポリエステル」と「綿」の2種類があります。それぞれ特徴や使い心地が異なるので、自分の体質や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

寒さに敏感ならアクリルやポリエステル素材がおすすめ

寒さに敏感な人には、保温性が高いアクリルやポリエステル素材の電気毛布がおすすめです。アクリルはウールに似せて作られた素材で、ふんわりと柔らかな肌触りになります。一方、ポリエステルは綿の代替え品としても使われる素材で、比較的リーズナブルに購入できる魅力があります。どちらも保温性が高い素材になるので、寒さに敏感な人や冷え性の人に向いています

肌触りの良さなら綿(コットン)素材がおすすめ

肌触りの良さを求めるなら、綿素材の電気毛布を選ぶと良いでしょう。天然素材の綿は肌触りが良く、汗の吸収性にも優れている特徴があります。綿素材の電気毛布は肌触りにこだわりたい人や天然繊維が良い人、寝ている間に汗をよくかく人におすすめです。

電気毛布を安全に使用するための注意点

電気毛布を使用する際は、設定温度を高くしすぎないようにしましょう。温度が高すぎると、通常よりも多くの寝汗をかいて喉や肌が乾燥してしまう可能性があります。

また、電気毛布は中にヒーター線が入っているため丁寧に取り扱うようにしましょう。ヒーター線がよじれたりずれたりすると、折り重なって高温になり故障の原因にもつながるので注意が必要です。

電気毛布を使用する際は、設定温度を高くしすぎない

電気毛布を洗う際は洗濯表示を確認する

電気毛布には洗えるタイプも販売されています。洗えるかどうかは、電気毛布についている洗濯表示で確認しましょう。

洗濯機で丸洗いするときの手順

洗濯機で丸洗いするときの手順は以下のとおりです。洗う場合はドラム式洗濯機は避け、縦型洗濯機を使いましょう。ドラム式洗濯機はたたき洗いになるため、電気毛布の生地や中のヒーター線が傷んでしまう恐れがあります。

  1. コントローラーを外し、本体のプラグ部分が内側になるように畳み、洗濯ネットに入れる
  2. 洗濯機に中性洗剤と柔軟剤を入れる。静電気防止のため柔軟剤も使うと良い
  3. 「手洗いコース」または「毛布コース」で洗う
  4. すすぎと脱水が終わったら、洗濯機から取り出す。電気毛布の中のヒーター線がよじれていないか確認する
  5. 風通しの良い日陰で平面干し、または2本の竿に渡して干す。変色しないように陰干しがおすすめ

手洗いするときの手順

手洗いするときは以下の手順で行いましょう。

  1. コントローラーを外す。本体のプラグ部分が内側になるよう電気毛布をたらいに入るサイズに畳む
  2. 40℃以下のぬるま湯に中性洗剤を入れる
  3. 手のひらを使って優しく押し洗いする
  4. 汚れが落ちたら洗剤が残らないようすすぎ洗いをする。すすぎ水がきれいになったら柔軟剤を入れて仕上げのすすぎを行う
  5. お風呂の浴槽などにかけて水気を切る。しぼってしまうと電気毛布のヒーター線が傷む恐れがあるので避ける。水気が切れたら風通しの良い場所で陰干しする

電気毛布を使わない場合の寝具の保温方法はある?

電気毛布を使わない場合の寝具の保温方法を4つ紹介します。

敷き布団の場合は2枚重ねて保温性を上げる

畳やフローリングの上に敷き布団を敷いて寝る場合、1枚敷きでは保温性が確保できず、身体の熱が敷き布団を通して床に逃げやすくなります。寝床の温度を快適に保つためにも、敷き布団を2枚重ねにして保温性を上げることが重要です。

保温性に優れた素材の毛布を使う

寝具の保温性を高めるなら、マイクロファイバー素材や汗を吸って発熱する機能のある吸湿発熱素材の敷きパッドを使うと良いでしょう。また、毛布なら保温性の高いウールやキャメル、上質で肌触りが良いカシミヤなどの天然素材のものがおすすめです。寒い冬でも暖かく寝られるよう保温性に優れた素材を選びましょう。

湯たんぽを使い布団の中を暖める

湯たんぽで布団の中を暖めるのも1つの方法です。湯たんぽは時間が経つにつれ温度が下がっていくため、睡眠時の体温変化の邪魔にならないので快眠につながるでしょう。また、湯たんぽは電気や火を使わないので安心感もあります。

湯たんぽで布団の中を暖めるのも1つの方法

寝る20〜30分前に布団乾燥機で暖める

布団乾燥機はカビやダニを防ぐための乾燥だけでなく、暖める機能が付いているものもあります。寝る20〜30分前に、布団乾燥機を使って布団の中を暖めておくのがおすすめです。布団乾燥機を効果的に使って寝床の保温性を高めましょう

ダニ対策・アロマ機能付き布団乾燥機
FLEURISTE (フルリスト)

FLEURISTE (フルリスト)は温感で身体を温め、アロマで気分をリフレッシュできるダニ対策・アロマ機能付き布団乾燥機です。

布団をふわふわに乾燥させながらアロマの香りを寝床内に送り込むことで、心地よい睡眠環境を整えることが出来ます。季節を問わず干したてのような布団の温かさと上質な香りに包まれて眠れるのは、嬉しいポイントです。

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電気毛布以外にも温熱電位敷き布団というものもある

電気毛布以外にも「温熱電位敷き布団」を使う方法もあります。温熱電位敷き布団は遠赤外線ヒーターで暖めるアイテムで、使うと温熱効果で血行が良くなり、冷えによる身体の不調の改善につながるといわれています。特に身体が冷えやすい人におすすめです。

また、温熱電位敷き布団を使う際は羊毛敷き布団と組み合わせると良いでしょう。温熱電位敷き布団の上に羊毛敷き布団を配置することで、温熱電位のヒーターが入っていない肩部分の保温を助けたり、敷き布団と身体の間の隙間を埋めてくれたりする効果も期待できます。

まとめ

電気毛布は身体の下に敷いて使うと床からの冷気を遮断しやすく、布団の中を効率良く暖められます。また、電気毛布をつけっぱなしで寝てしまうと「睡眠の質が低下する」「体内の水分が奪われる」「低温やけどを起こす」などの可能性があるので注意が必要です。電気毛布を使う際はタイマー機能などを活用して、睡眠時は電源をオフにすることが大切です。電気毛布を使う際は正しい使い方を心がけ、快眠につなげましょう。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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