寝るときに枕の下に手を入れる原因は？身体に起こる悪影響と対策についても解説

枕の下に手を入れて寝ているという方も多いのではないでしょうか。枕の下に手を入れるのは、枕の高さが原因で起こっている場合があり、放っておくと身体に不調をきたす可能性があります。本記事では、枕の下に手を入れて寝る原因や身体に起こる悪影響と対策について解説します。寝方が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

寝るときに枕の下に手を入れる原因は？

寝るときに枕の下に手を入れる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、3つの原因を取り上げて解説します。

枕の高さが合っていない

寝るときに枕の下に手を入れる原因の一つとして、枕の高さが合っていないことが挙げられます。枕は高すぎても低すぎても寝心地が悪くなり、睡眠の質を低下させます。低すぎる枕を使っている場合、寝やすくするため、無意識のうちに手を入れて高さを調整している可能性があります。

睡眠環境が悪く寝つきにくい

暑すぎたり寒すぎたりといった不適切な室温や騒音、明るすぎるなどの睡眠環境の悪さも、枕の下に手を入れて寝る原因になります。寝つきが悪いと本能的に急所を守ろうとするからです。頭や首は急所の一つであるため、手を枕の下に入れることで安心感を得ていると言えます。

ストレスがある

人は考えごとをしていると頭に手をやる場合が多いと言われています。そのため、寝ているときに枕の下に手を入れるのは、日々の生活でストレスを抱えていることが原因になっている可能性もあります。枕の高さや睡眠環境にも特に問題がないなら、ストレスを疑ってみるとよいでしょう。

枕の下に手を入れて寝るとどうなる？

枕の下に手を入れて寝るとどうなるのでしょうか。ここでは、枕の下に手を入れて寝ると起こりやすい3つの問題を取り上げて解説します。

腱鞘炎を発症する

枕の下に手を入れて寝ることで、腱鞘と腱がこすれ合って炎症を起こす「腱鞘炎」を発症しやすくなります。腱鞘炎は、主に反復動作や過度の使用によって引き起こされ、痛みや腫れ、動きの制限が主な症状です。特に動かしたときに痛みが増すことが特徴で、炎症が収まるまで安静にしておく必要があります。枕の下に手を入れて寝ていて、朝の起床時に腕や手首に痛みを感じた場合は、腱鞘炎の可能性があります。

手の痺れを感じる

枕の下に手を入れて寝ていると、手の痺れを感じることもあります。これは、頭の重さによって腕が圧迫され、血行が悪くなることが原因です。頭は大人で約4〜6kgの重さがあるため、寝ている間に乗せ続けていると、腕にかなりの負担がかかってしまいます。痺れによる不快感で目が覚めるケースもあり、注意が必要です。

睡眠の質が低下する

枕の下に手を入れて眠ると、枕が身体にフィットせず、寝返りも打ちにくい状態になります。そのため、眠りが浅くなって睡眠の質が低下する可能性があります。免疫力が下がり、病気になってしまうリスクもあるので、自分に合った適切な高さの枕を使うことが大切です。

枕の高さが合っているか確認するポイント

ここでは、枕の高さが自分に合っているか確認する際のポイントを紹介します。

セルフチェック

まずは、下記の項目をチェックしてみましょう。1つでも当てはまっている場合は、枕の高さが自分に合っていない可能性があります。

• 朝起きたとき、首に痛みを感じる
• 朝起きたとき、手・腕に痺れを感じる
• 朝起きたとき、枕が外れていたりずれていたりする
• うつぶせの状態で目が覚める
• 頭や枕の下に手を入れて寝ている
• 腕を上にあげてバンザイ状態で寝ている
• 寝返りをするたびに目が覚める
• うつぶせや横向きで寝ないと眠れない

仰向け寝の視線で確認する

仰向けで寝たときに視線がどうなっているかで枕の高さが合っているかを確認する方法もおすすめです。仰向け寝で目線がやや下（5度程度）に向いていれば適切な高さです。目線が下すぎたり上すぎたりすると枕が合っていないことになるので、しっかり確認する必要があります。また、横向き寝が多い方は、何もない壁の前で横向きに寝て、自分の身体が壁と平行になっているかで確認することもできます。

枕の高さが原因の場合使い続けるとどうなる？

枕の下に手を入れる原因が枕の高さだった場合、その枕を使い続けるとどうなるのでしょうか。4つの可能性を取り上げて解説します。

肩や首に負担がかかる

枕の高さが合っていないと、不自然な寝姿勢になります。そのため、首や肩に負担がかかり、寝起きのこりや痛みにつながりやすくなります。

腰痛を引き起こす

首と腰は背骨でつながっています。枕の高さが合わないことで首に負担がかかると、腰にまで影響する場合があります。特に身体を支える筋肉が少ない方は腰痛になりやすいので注意が必要です。

頭痛を発症する

高さが合わない枕を使っていると、肩や首の緊張から頭痛が起こることもあります。血流が悪化し、頭全体や後頭部に締め付けや圧迫感のある痛みが生じやすくなります。

顔の歪みやむくみにつながる

姿勢がくずれたまま長時間寝ることで、顔の歪みにつながるおそれもあります。特に、低すぎる枕は顔に老廃物が溜まりやすく、むくみの原因になります。また、うつぶせ寝を続けると顔の左右差が大きくなりやすいと言われているため、仰向けで寝やすいよう枕の高さを適切にすることが大切です。

枕の下に手を入れて寝ないための対策

枕の下に手を入れて寝ないためには対策が必要です。ここでは3つの方法を紹介します。

タオルで枕の高さを調整する

手軽な方法として、タオルを使った高さ調整がおすすめです。そのまま重ねるのはもちろん、2つ折りや4つ折りにして使用することで微妙な調整ができます。枕が低い場合は枕の下に入れ、枕が高い場合は身体の下に入れてみましょう。寝たときにマットレスと頸椎が平行になる状態が適切な高さです。

寝つきやすい睡眠環境を作る

リラックスできる睡眠環境を作ることも大切です。部屋の温度やライト、香りなどを整えるとよいでしょう。部屋の温度はエアコンで快適な室温に設定します。また、加湿器や除湿器を併用して湿度を調節するのもおすすめです。ライトは温かみのある色で低照度にし、好きな香りのアロマを焚くとさらに寝つきやすくなります。

自分に合う枕に買い替える

自分に合った枕に買い替えるのも一つの方法です。新しい枕を選ぶときは、高さだけではなく硬さや素材・サイズなども必ず確認しましょう。可能であれば、実物を使って試しに寝てみることをおすすめします。

自分の身体にフィットしやすいおすすめ快眠枕10選！

首と肩のことだけを考えたダブル枕

ダブル枕は、2種類の枕を適切に組み合わせて首・肩のケアを徹底追求した枕です。

首を支える「サポートピロー」と頭を支える「ヘッドピロー」の2種類の枕が別々のアプローチで首と肩の負担を最小限にして快眠へ導いてくれます。

アメリカや韓国などでヒットした同形状の枕を、日本人の身体に合うように研究し綿密に再設計された商品なので、様々な性別・体格の人にフィットしやすく、ギフトにもおすすめです。

「ダブル枕」の特長

1. 首・肩の疲労を感じている人
2. 目覚めたあとに疲れが残っている人
3. 自分に合う枕が見つからない人
4. 今の枕に満足していない人

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• 弊社のスタッフが実際にダブル枕を試してみたレビュー記事がこちらにありますので、開封の様子や使ってみた感想が気になる方はチェックしてみてください！

GOKUMIN Takumi 無重力ジェルピロー

GOKUMIN Takumi 無重力ジェルピローは、柔軟性・弾力性に優れた高機能ジェル素材を使用した新感覚枕です。人間工学に基づいて作られた3層の特殊立体構造が効果的に体圧を分散しながら、首・頭をしっかり支えます。

付属の3種類の高さ調整シートにより5cm～13cmまで1cm単位の高さ調整も可能です。枕本体も両面仕様であるため、最大14パターンの中から自分の好みに合う寝心地が選べるのは嬉しいポイントです。

新開発の高級生地を採用したアウターカバーは抗菌・防臭・滑り止め加工付きでいつも快適です。さらに、枕本体・カバー共に通気性にも優れており、丸洗いも可能です。

POINT

1. まるで宙に浮いたような無重力の寝心地
2. オーダーメイド級の9段階高さ調整 × 両面仕様
3. 中材だけでなくアウターカバーにもこだわった、極上の肌触り
4. 安心の低ホルムアルデヒド仕様
5. 選べる2カラー（ホワイト・ブラック）

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GOKUMIN プレミアム低反発枕

GOKUMIN プレミアム低反発枕は、ストレートネックや寝起きの肩こりにお悩みの方におすすめの枕です。独自開発の低反発素材と人間工学に基づく特殊形状で、自然なカーブに沿って首や頚椎をしっかり支えます。

中材には消臭・抗菌・調湿効果のある竹炭を配合、穴あけ加工によりさらに熱がこもりにくく快適です。さらに、表地も通気性に優れ肌触りのよい新開発の高級生地を採用しています。

厚み2cmの高さ調整シートを出し入れして行う高さ調整機能や底面の滑り止め加工による枕のズレ防止機能があるのも嬉しいポイントです。

POINT

1. 4段階（4cm・6cm・9cm・11cm）に高さ調整が可能
2. 独自の低反発素材が頭部にフィットして肩や首の負担を軽減
3. 中材だけでなく表地にもこだわった、極上の肌触り
4. 安心の低ホルムアルデヒド仕様
5. 選べる2カラー（ホワイト・ブラック）

公式サイトはこちら

西川 エアー 4Dピロー

エアー4Dピローは西川独自の4D感覚特殊立体構造により、機能性が進化したコンディショニングピローです。

中材のウレタンには、ほどよい弾力と心地よいフィット感があります。仰向け寝はもちろん、サイドが高めに作られているため、横向き寝が多い方にもおすすめな枕です。

さらに、通気性をアップさせる内部の28個の穴と温度上昇を抑えるジェルの組み合わせが快適な睡眠環境をキープしてくれます。厚み2cmの高さ調節シートが両サイドと中央上下の4分割に配置されており、個別で高さ調節が可能なのも嬉しいポイントです。

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自然な寝返りをサポートする
高反発まくらモットン

「モットン枕」は日本人の首の形や体型を徹底して研究し、睡眠時の首への負担を減らすことにこだわって開発された高反発枕です。

モットン枕に採用している次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」には「自然な寝返りをサポートする反発力」「体圧を効率よく分散する」「高い通気性」という特長があり、さらに2way設計×高さ調整シートで最大50通りもの高さ調整が可能です。

90日交換・返品保証期間が設けられているので枕の寝心地が合うか心配な方も安心して気軽に試すことが出来るのも嬉しいポイントです。

こんな方におすすめ！

1. 首の痛みや肩こりが気になっている人
2. 自分に合った枕の高さが分からない人
3. 細かい高さ調整のできる枕を探している人
4. フィット感のある枕を探している人
5. 標準～硬めの寝心地が好きな人

公式サイトで購入する

• 弊社のスタッフが実際にモットン枕を試してみたレビュー記事がこちらにありますので、開封の様子や使ってみた感想が気になる方はチェックしてみてください！

【丸洗いOK!】最高の眠りで脳をとからだを整える！
ブレインスリープピロー

最高の睡眠のための「黄金の90分」を生み出す3つの独自のテクノロジーを追求した枕

「ブレインスリープピロー」は美肌やダイエットに関係する成長ホルモンが分泌される 「黄金の90分」と呼ばれる時間を良質な眠りにすることを目的に作られた枕です。1年の中でも気候が変わりやすい四季を持つ日本において、最適な「黄金の90分」を生み出すために「頭を冷やす」「オーダーメイドを超えるフィット感」「常に清潔に使える枕」という3つのポイントにこだわっています。

お手入れもお家のシャワーで洗えて、風通しのいい場所に15分置いておくだけと非常に簡単なのも嬉しいポイントです。様々な体格の方に合わせて、「Low」「Standard」「High」の3種類の高さから選べますので、日中に疲れを感じやすかったり眠りに関するお悩みがある人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

こんな方におすすめ！

1. 夜寝ても日中眠くて仕方ない方
2. 朝起きても疲れが取れない方
3. 集中力が続かない方
4. 最近記憶力が悪くなったように感じる方
5. 自分に合う枕が見つからない方

公式サイトで購入する

• 弊社のスタッフが実際にブレインスリープピローを試してみたレビュー記事がこちらにありますので、開封の様子や使ってみた感想が気になる方はチェックしてみてください！

西川 医師がすすめる健康枕 肩楽寝（高め）

西川 医師がすすめる健康枕「肩楽寝（かたらくね）」は後頭部・首・肩の三点を支える「三点支持理論」に基づいて開発された、特に肩のこりやすい方におすすめの枕です。

仰向け時は肩口のアーチ型のカーブが首・肩に優しくフィットする形状で、それにより肩口を冷やしにくい効果も期待できます。また、サイドのマチにきちんとした高さがあるため、横向き寝でも寝姿勢が安定します。

2箇所の詰め物の量を調整することで高さ調節が出来たり、通気性が良く、家庭でお洗濯OKなのも嬉しいポイントです。

POINT

1. 後頭部・首・肩の三点を支えて理想的な寝姿勢をキープ
2. 表面は肌あたり柔らかなニット生地・裏面は蒸れにくいメッシュ生地で快適
3. 詰めものには通気性・弾力性に優れるポリエチレンパイプを使用
4. 2ヶ所の高さ調節が可能で自分に合った寝心地に
5. 家庭で洗える嬉しいウォッシャブル仕様

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Luxesleep SLEEP＋PILLOW 低反発ピロー

頭・首・背中まで上半身を包み込み、横向き寝、仰向き寝と様々な寝姿勢に対応。上半身全体を枕が支えることで、首や肩に集中しがちな負担を軽減します。3分割に分かれた厚み約1cmの高さ調整シートが計8枚付属しており、セミオーダー感覚でご自身に合った枕へ。 ※高反発タイプもあります。

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スリープメディカルピロー

睡眠でお困りの方のお悩みを受けて理想の枕を開発したいというコンセプトのもと、愛媛大学と愛媛の企業が開発したスリープメディカルピロー。素材（パイプ・わた）の違いにより硬め、柔らかめをお選びいただけます。身体に合わせて自在に高さを調節でき、カスタマイズする喜びとともに快適な睡眠を手にしてください。

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• 公式サイトで見る

枕選びで悩んだらプロに相談するのもおすすめ

さまざまな枕の中から自分に合ったものを選ぶのは難しいという場合もあるでしょう。また、枕による寝姿勢は他人に確認してもらった方が正確です。そのため、睡眠のプロに相談してみるのもおすすめです。相談することで、睡眠環境や寝具を含めたトータルのアドバイスを受けられます。

まとめ

寝るときに枕の下に手を入れるのは、枕の高さが合っていないことや睡眠環境の悪さ、ストレスなどが原因です。枕の下に手を入れて寝ることで、腱鞘炎や手の痺れ、睡眠の質の低下などの問題を引き起こす可能性があります。そのため、タオルでの高さ調整や睡眠環境の改善、適切な枕への買い替えといった対策をすることが重要です。健康的で心地よい睡眠のためにも、まずは自分に合った枕を選ぶことから始めてみてはいかがでしょうか。