公開日:2024.10.11
更新日:2024.10.04
犬を飼っている人のなかには、愛犬と一緒に寝てもいいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。犬と一緒に寝ることには多くのメリットがあるものの、愛犬のけがにつながったり飼い主がアレルギー症状を引き起こしたりする可能性があるので注意が必要です。
そこで今回は、犬と一緒に寝るメリットとデメリットを紹介します。一緒に寝るときに注意すべきことも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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適切なしつけをしておくなどの注意点を押さえていれば、犬と一緒に寝てもよいといわれています。なお、アレルギーのある人は犬の抜け毛やノミ、ダニによって症状が出る可能性があるので一緒に寝るのは避けましょう。
犬と一緒に寝るときは、愛犬が安心して眠れる環境に整えたり小まめに寝具のメンテナンスをしたりすることが大切です。
犬が飼い主と一緒に寝たがる理由には、以下のようなものがあります。
なかには、長時間の留守番によって不安を感じ、一緒に寝たがるパターンもあります。そのような不安を解消するには寝るときだけでなく、起きている間になでたり遊んだりしてあげることが大切です。
犬と一緒に寝ることには、以下のようなメリットがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
人は犬と触れ合うと、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌量が増えるといわれています。オキシトシンにはストレスを軽減する役割があります。愛犬と一緒に寝ることで触れ合う時間が増えれば、ストレスが軽減する効果が期待できるでしょう。
犬は飼い主のそばにいると安心感を得られるといわれています。信頼できる飼い主の近くにいれることと、飼い主の匂いが付いている寝具に包まれることで愛犬は安心して眠れるようになります。また、一緒に寝て触れ合う時間が増えると、信頼関係を深めやすくなるでしょう。
寝る部屋が異なったり離れた位置で寝たりしていると、愛犬に異変が起きても気付けない可能性が高いです。
一緒に寝ていれば、身体が震えているといった愛犬の異変に気付きやすくなります。早めに異変に気付いて病院に連れていくことができれば、愛犬の健康を守ることにつながります。
犬と一緒に寝ることには飼い主や犬にとって精神的なメリットがありますが、以下のようなデメリットがあることを認識しておきましょう。
1つずつ詳しく紹介します。
犬と一緒に寝ていると、ベッドから落ちたり、寝返りを打った飼い主の下敷きになったりして愛犬がけがをするリスクがあります。特に小型犬はベッドの乗り降りが身体の負担になりやすい傾向があります。なかには、ベッドから降りる動作が脱臼やヘルニアを引き起こす場合があるので注意が必要です。
犬がけがをするリスクを抑えるためにも、低めのベッドや幅の広いベッドを選んだり、ベッドの近くにステップ(階段)やスロープを置いたりしましょう。
飼い主と愛犬の主従関係がしっかりしていない状態で一緒に寝ると、しつけに影響が出る可能性があります。犬は飼い主と寝床を一緒にすることで対等な関係であると勘違いしてしまうことがあります。飼い主が犬より上の立場にいなければ、犬は好き勝手な行動をしやすくなるので注意が必要です。
普段から愛犬とよい関係を築けていれば、しつけに大きな影響が出ることは少ないでしょう。
愛犬の抜け毛やノミ、ダニによってアレルギー症状を引き起こす可能性があります。加えて、犬との過剰な触れ合いは「動物由来感染症」のリスクを高めるとされています。過去には口周辺や傷口をなめられて感染する事例がありました。
一緒に寝ることで必ずしも感染するわけではありませんが、犬の予防注射を忘れずにするなどの対策が欠かせません。
飼い主と一緒に寝ることが当たり前になって、飼い主がそばにいないと眠れなくなる犬もいます。そのような状態になると、お留守番をさせたときやペットホテルに預けたときに感じるストレスが大きくなりやすくなります。
また、分離不安症の原因となる可能性もあるので注意が必要です。分離不安症とは、飼い主と離れることで感じる不安が大きくなり、パニック状態を引き起こす症状のことをいいます。分離不安症のリスクを抑えるためにも、毎日一緒に寝るのではなく別々に寝る日もつくるようにしましょう。
愛犬が夜中に動いたり愛犬を気にして寝返りが打てなくなったりすると、飼い主の睡眠の質が下がる可能性があります。睡眠の質が下がると、日中の強い眠気や疲労感につながるので注意が必要です。
愛犬と一緒に寝ることが睡眠不足の原因になっている場合は、別々で寝る日を設けるようにしましょう。
犬と一緒に寝るときは、以下の4点に注意しましょう。
それぞれ詳しく紹介します。
犬と一緒に寝る場合は、愛犬がベッドの乗り降りでけがをしないように低めのベッドを選んだり犬用のステップを置いたりしましょう。加えて、寝返りを打ったときに愛犬を下敷きにしないように、幅の広いベッドで寝ることをおすすめします。
アロマといった犬が苦手なものを使うのを避けたり、犬用のハウスやベッドといった愛犬が落ち着ける場所を別に用意したりすることも大切です。
犬の抜け毛やノミ、ダニはアレルギー症状の原因になる可能性があります。アレルギー症状のリスクを抑えるにも小まめに愛犬のブラッシングをしたり、ダニ・ノミの予防薬を使ったりするようにしましょう。
また、寝具には人の汗や皮脂、髪の毛などが蓄積しています。湿気や汚れを放置していると、ダニやカビの繁殖リスクを高めてしまいます。ダニやカビによる健康被害を抑えるためにも、寝具のお手入れも忘れないようにしましょう。マットレスの適切なお手入れ方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
しつけが不十分な状態で愛犬と一緒に寝ると、寝具の上で粗相をしたり寝具を噛んだりするといった行動を起こすことがあります。トイレトレーニングはもちろんのこと、噛んでよいもの・悪いものを覚えさせるなどの基本的なしつけができてから一緒に寝るようにしましょう。
毎日一緒に寝ていると、飼い主がいない状態で眠れなくなったり分離不安症を引き起こしたりする可能性があります。
お留守番のときのストレスを軽減するためにも、毎日一緒に寝るのは避けてひとりで寝ることにも慣れさせましょう。愛犬が落ち着けるハウスを用意して、定期的にハウスで過ごす時間をつくるのが効果的です。
最後に犬と一緒に寝ることに関するよくある質問に回答していきます。
愛犬とよい関係を築くためにも、あらかじめ疑問を解消しておきましょう。
子犬のうちから一緒に寝るのは避けた方がよいでしょう。分離不安症のリスクが高まったり、しつけの問題が起こったりする可能性があるためです。最初のうちはハウスを用意してひとりで寝ることに慣れさせましょう。
加えて、身体が小さいことでけがをするリスクもあるので、基本的なしつけが完了して、ある程度身体が大きくなってから一緒に寝るのがおすすめです。
高齢の愛犬が自発的にそばにきたり、一緒に寝る方が安心したりする場合は、一緒に寝てもよいでしょう。ただし、若いときより身体が弱っていることが多く、けがをするリスクが高まる傾向があるため、より寝る環境への配慮が必要になります。
飼い主の体調が優れないときは、別々で寝るのがおすすめです。愛犬と一緒に寝ることで睡眠の質が下がると、体調回復に時間がかかってしまう可能性があります。
犬の体調が悪いときは、飼い主のそばにいることで安心して眠れるケースも考えられます。ただし、体調不良のときはベッドから落下してけがをするリスクが高まるため、同じベッドで寝るのではなく近くに愛犬用のベッドを置いてそばで寝るようにしましょう。
赤ちゃんや小さい子どもの場合は、犬と一緒に寝るのは避けるようにしましょう。
赤ちゃんが突然泣くと、犬がびっくりしてベッドから落下したり赤ちゃんにけがをさせたりしてしまうことが考えられます。
そのような状況を避けるためにも、子どもが小さいときは別々で寝ることをおすすめします。
犬の寝る位置や姿勢から、犬の心理状態がわかるといわれています。愛犬の寝る位置や姿勢による心情の違いは、以下のとおりです。
寝る位置・姿勢 | 愛犬の心理状態 |
飼い主の足元 | 飼い主をリーダーとして認識している |
飼い主のお腹や胸まわり | 飼い主を仲間・家族と思っている |
飼い主の顔の近く | 飼い主を子どもと思っている |
身体を丸める | 一般的な寝姿勢だが、不安や寒さを感じている場合がある |
横向き | 快適な環境でリラックスできている |
うつ伏せ | 警戒状態ですぐに動けるようにしている |
仰向け | 非常にリラックスしている |
犬が一緒に寝てくれないのには、さまざまな理由があります。例えば、以下のような理由が挙げられます。
一緒に寝てくれないからといって、必ずしも犬から嫌われているわけではありません。睡眠環境や愛犬の性格によって変わるので、あまり気にしすぎないようにしましょう。
犬と一緒に寝ることに憧れている人もいるでしょう。そのような場合は、以下のことを取り入れてみましょう。
寝相の悪さやいびきは、自分に合っていない寝具を使っていることが原因となっている可能性があります。犬と一緒に寝るためにも、自分に合った寝具に見直してみましょう。
いびきに悩んでいる人におすすめの枕は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
愛犬と一緒に寝ることには、飼い主のストレス緩和や犬の安心感につながるメリットがあります。ただし、愛犬がけがをしたり飼い主がアレルギーを引き起こしたりする可能性があるので注意が必要です。
愛犬の健康を守るためにも、犬用のベッドやステップを用意したうえで一緒に寝るようにしてみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
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キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
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商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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