公開日:2024.01.09
更新日:2024.01.04
睡眠時に「周りの音が気になって眠れない」「寝つきが悪い」という人は、耳栓をつけると眠りやすくなる場合があります。快適な睡眠をサポートしてくれる耳栓ですが、耳を傷つけないよう耳栓の選び方や扱い方には注意が必要です。
本記事では、睡眠時に耳栓をするメリットや自分に合った耳栓を選ぶポイント、耳栓をつけたまま眠るときに注意すべきことについて詳しく解説します。そのほか、睡眠時におすすめの耳栓も紹介しているので、耳栓で睡眠時の気になる騒音を抑えたい人や寝つきをよくしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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ここからは、睡眠時に耳栓をするメリットについて紹介します。主に4つのメリットがあるので、それぞれ見ていきましょう。
耳栓をつける最大のメリットは、周りの音を抑えることでスムーズな眠りを促せる点です。眠るときに生活音やいびきなどの騒音が気になったり、外出先だったりした場合でも、耳栓をつければ音を軽減でき、周りの音を気にせず眠れるでしょう。
就寝時に雑音や生活音、いびきなどが聞こえる環境では、なかなか気になって寝つけない場合があります。耳栓をつけて音を遮断することで、身体が就寝モードになって睡眠に集中しやすくなります。
質の高い睡眠をとるためには、スムーズな入眠が欠かせません。足利工業大学が行った実験では、眠るときに耳栓をつけて環境音を軽減させると、入眠までの時間が短くなったという結果が出ています。
参考:ICU騒音の午睡に与える影響と耳栓使用による軽減効果-心拍RR感覚変動に関する複数の自律神経指標を用いた検討-
ベッドや布団に入ってからなかなか寝つけない人は、耳栓をつけて眠ってみるとよいでしょう。
眠っている間も人間の脳は音に反応して処理しているため、雑音が多いと眠りを邪魔されてしまいます。耳栓をして音を遮断することで、熟睡につながって睡眠の質が向上するでしょう。
耳栓にはさまざまな種類があります。大きく分けて4つの種類があるので、それぞれ紹介します。
「フォームタイプ」は、スポンジに使われるようなウレタンなどの柔らかい素材で作られた耳栓です。フォームタイプの耳栓は、指で圧縮してから耳に装着すると、耳の中で耳栓が元の形に戻るため、耳の穴にフィットしやすい特徴があります。遮音効果が高く、安価で手軽に購入できるメリットがあります。素材の特性上、水が染み込みやすいので、水の中での使用は不可で、水洗いできないものになります。使い捨てタイプのため、清潔さを重視したい人やメンテナンスに手間をかけたくない人におすすめです。
「シリコン粘土タイプ」は、柔らかいシリコン粘土の素材でできた耳栓です。自由に形を変えられるので耳の穴にフィットしやすく、耳のサイズや形を気にせず使えるのが魅力です。水の中でも使用可能で、繰り返し洗って使えます。
「フランジタイプ」は、シリコンなどの素材を傘上にして重ねた形状の耳栓です。洗えば繰り返し使用できます。フォームタイプより遮音効果は劣るものの、圧迫感がなく、取り外ししやすいメリットがあります。
「イヤホンタイプ」は、音楽を聴くイヤホンと似たような形状の耳栓です。イヤホンのように見えるので目立たず、耳栓をつけていると周囲からわかりにくいのが魅力です。また、商品によっては、周囲の雑音のみを遮断できるノイズキャンセリング機能がついているものもあります。
耳栓にはさまざまな種類があるため、どれを選べばいいのか迷う人は多いでしょう。ここからは、睡眠時に使う耳栓を選ぶポイントについて紹介します。自分に合った耳栓を選べるようチェックしてみましょう。
耳栓を選ぶ際に重要なのが、遮音性の高さです。遮音効果の高さを表す「NRR(ノイズ・リダクション・レーティング)」という数値を目安に選ぶとよいでしょう。NRR値の単位はdB(デシベル)で表記され、数値が高くなるほど遮音効果が上がります。
適切なNRR値は使用する環境によって異なりますが、睡眠時に使う耳栓の場合、NRR値が20dB以上あるものがおすすめです。いびきや生活音などは60dB前後になり、NRR値が約20dBある耳栓をつけた場合、耳に届く騒音を40dB未満に抑えられるので心地よい眠りを促せるでしょう。
耳栓の種類は大きく分けて4つありますが、そのほか商品によって素材や機能が異なり、それぞれメリット・デメリットがあるので、自分の好みに合ったものを選ぶとよいでしょう。中でも、フォームタイプの耳栓は遮音効果に優れ、柔らかい素材でできているので長時間つける睡眠時にもおすすめです。
耳栓を選ぶ際は、付け心地のよさや耳に違和感がないかどうか、サイズは合っているかなどを確認しておくことが重要です。耳にフィットしていないものだと遮音効果が低くなったり、違和感があったりすると心地よく眠れない可能性があります。自分の耳に合ったものを選びましょう。
コストパフォーマンスもチェックしておきたい大事なポイントです。使い捨てのフォームタイプを使う場合、たくさん入った大容量タイプを選べば1ペアあたりのコストが安くなります。どの商品を選ぶか迷ったときは、1ペアあたりのコストを比較して選ぶとよいでしょう。
耳栓をつけたまま眠るときに注意すべきことはあるのでしょうか。主に5つあるので、遮音して快適に眠れるようあらかじめ確認しておきましょう。
耳に疾患やかゆみなどの違和感がある場合は、耳栓を使用すると症状が悪化してしまう可能性があるので注意が必要です。耳栓の使用については自己判断せず、医師に相談するようにしましょう。
睡眠時に耳栓を使用する場合、耳栓は耳の奥まできちんと差し込むようにしましょう。耳栓を正しく装着しなかった場合、隙間ができて遮音効果が下がったり、耳が痛くなったりして、睡眠の質が下がってしまうケースが考えられます。ただし、耳栓を奥深くに入れすぎた場合でも、耳が痛くなり目が覚めてしまう可能性があるため、適切な装着を心がけることが大切です。
耳栓が自分の耳に合わない場合、耳栓を加工して使用するのは避けましょう。耳栓を加工してしまうと、本来の遮音効果が得られなかったり、耳の内部を傷つけたりするリスクがあります。耳栓が自分の耳に合っていないと感じたら、適切なサイズのものに買い替えるようにしましょう。
睡眠時に耳栓をつける場合、横向きで寝てしまうと耳栓が耳の奥まで入りすぎて、耳が痛くなる可能性があります。寝る姿勢は横向きではなく、なるべく仰向けで寝るよう心がけましょう。横向きでないと寝られない人は、横向き寝対応の耳栓を選ぶとよいでしょう。
使い捨てタイプの耳栓の場合、1回使用したら捨てるなどの使用方法をきちんと守ることが大切です。汚れた耳栓を使ってしまうと、耳の疾患を引き起こす可能性があるので注意が必要です。洗って繰り返し使うタイプは、きちんとお手入れをして清潔な状態をキープするように心がけましょう。
洗える素材でできた耳栓は、水洗いして清潔な状態をキープするようにしましょう。フォームタイプなどのウレタン素材でできた耳栓は、水に弱い性質で洗えないため注意が必要です。それぞれの耳栓の素材に合った適切なお手入れ方法で清潔さを保ちましょう。
睡眠時の気になる騒音は耳栓を使うことで改善できますが、より快眠につなげるためには自分の身体に合った寝具を使うことが大切です。寝返りが打ちにくかったり、硬さが合わなかったりするマットレスを使用すると、身体に負担がかかって熟睡しにくくなります。マットレスは寝返りのしやすいものを選びましょう。
また、枕が身体に合っていないと安眠できないだけでなく、肩こりなどの原因にもなります。枕は体型に合わせて選び、仰向きで寝る場合は背骨がなだらかなS字カーブを描く高さの枕、横向き寝で寝る場合は首と背骨がまっすぐになる高さの枕が適切です。睡眠の質を向上させるために、寝具の見直しをするとよいでしょう。
睡眠時に騒音が気になって眠れない場合、耳栓をつけて音を軽減することで入眠までの時間が短くなったり、睡眠に集中しやすくなったりする効果が期待できます。耳栓には大きく分けて4つの種類がありますが、遮音性の高さや素材・タイプ、付け心地などをポイントに選ぶことが大切です。本記事で紹介したおすすめ商品を参考にして、自分に合った耳栓を見つけましょう。
また、睡眠の質を高めるためには騒音軽減だけでなく、睡眠環境を心地よく整えられる寝具を使うことも重要です。ベッド・寝具の専門店「ビーナスベッド」では、快適な睡眠につながる寝具を豊富に取り揃えていますので、ぜひ一度利用してみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
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「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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