公開日:2023.11.06
更新日:2023.10.31
目次
横になったときに逆流性食道炎の辛い症状に悩まされている人が多いのではないでしょうか。逆流性食道炎の症状は、適切な枕を使うことで改善する可能性があります。また、枕の高さやサイズ、硬さが合っていなければ頭痛や肩こりの原因になることがあるので、自分に合った枕を選ぶことが大切です。
そこで今回は、逆流性食道炎の人におすすめの枕と選ぶポイントを紹介します。逆流性食道炎の人によい寝姿勢や生活習慣も紹介しているので、症状を改善したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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逆流性食道炎は、胃酸が逆流することで食道に炎症を起こす病気です。
通常、食道と胃のつなぎ目にある下部食道括約筋という筋肉の働きで、食べ物が通過するとき以外は胃の内容物が食道に逆流しないようになっています。しかし、暴飲暴食や肥満、加齢などが原因で下部食道括約筋の締まりが悪くなると、胃酸が食道に逆流し、食道に炎症を起こしてしまうのです。
逆流性食道炎では、以下のような症状が現れる可能性があります。
逆流性食道炎は、高齢者に多い病気でしたが、食生活の変化により若年層もなりやすいといわれています。
逆流性食道炎は、胃と食道が同じ高さになることで、胃酸や胃の内容物が逆流しやすくなるといわれています。そのため、逆流性食道炎の症状がある人には、上半身を高くして寝られる高めの枕がおすすめです。
高めの枕がない場合は、上半身から枕の下にかけてタオルを敷いて、頭の位置を高くするのも効果的です。
逆流性食道炎の人が枕を選ぶ際は、高さやサイズ、硬さに注目して選ぶことが大切です。それぞれのポイントを詳しく紹介します。
上述したように、胃酸の逆流を防ぐためには高めの枕がおすすめです。上半身の傾斜角度が10度くらいになると、胃酸が食道に逆流しにくくなります。ただし、頭だけを高くすると、長時間うつむいた状態になるので首に大きな負担がかかり、寝違えたり、頭痛や肩こりを引き起こしたりする可能性があるので注意が必要です。
そのため、枕だけを高くするのではなく、上半身から枕の下にかけてタオルを敷いて、上半身全体が緩やかに傾斜するように対策をすることが大切です。
寝返りで枕から頭が落ちてしまうと、頭の高さが低くなることで胃酸が逆流するリスクが高まります。また、自分の身体に合うサイズの枕でなければ睡眠の質が低下したり、首や肩に負担がかかったりする可能性もあります。
枕のサイズを選ぶ際は、頭3つ分の横幅を目安にするのがおすすめです。頭3つ分の幅があれば、寝返りを打っても枕から落ちることが少なくなるので、胃酸の逆流を防いだり、寝返りがしやすくなったりする効果が期待できます。
逆流性食道炎の人は、硬めの枕を使用するのがおすすめです。枕が柔らかすぎると頭が沈み込んで適切な高さを保てないので、胃酸が逆流するリスクが高まります。
枕の硬さは素材によって、以下のように異なります。
素材 | 硬さ |
ポリエステル・わた | 柔らかめ |
低反発ウレタン | 柔らかめ |
高反発ウレタン | 硬め |
羽毛 | 柔らかめ |
ファイバー | 硬め |
硬すぎる枕は、首や肩に負担がかかることで肩こりを引き起こす原因になります。枕を選ぶ際は、実際に頭をのせて寝心地を確かめてから購入するのがおすすめです。
逆流性食道炎の人におすすめの寝姿勢は、仰向け寝と横向き寝です。ただし、右側を下にすると下部食道括約筋の圧が低下し、胃酸が逆流しやすくなるので注意が必要です。また、うつ伏せ寝は、胃が圧迫されることで胃の内圧が高まるので、就寝中に胸やけや吐き気、咳などが発生する可能性があります。
胃酸の逆流が気になる人は、うつ伏せ寝や右側を下にして寝るのを避けましょう。
逆流性食道炎の症状を予防するためには、枕以外にも以下のような生活習慣を整えることが大切です。
それぞれの生活習慣を詳しく紹介します。
ベルトやコルセット、ガードルなどでお腹を締め付けると、お腹が圧迫されることで胃酸の逆流が起こりやすくなります。また、前かがみの姿勢もお腹を圧迫する原因になるので、背筋を伸ばした姿勢をキープすることが大切です。
お腹が張っていると、胃が腸に圧迫されてしまうので便秘予防も大切です。食物繊維や水分を十分にとって、便秘の予防を心がけましょう。
胃に飲食物が一気に入ると、食道括約筋が緩むことで、胃酸が逆流しやすくなります。特に、以下のような食材は胃酸の分泌を促進したり消化に時間がかかったりすることで逆流食道炎を引き起こしやすくなるので、過剰に摂取しないようにしましょう。
なお、肥満も逆流性食道炎のリスクを高めるとされているので、肥満傾向のある人は食生活を見直しながら、体重を減らしていきましょう。
寝る直前に食事をとると、胃酸が長時間食道に留まることになるので、逆流性食道炎を引き起こしやすくなる可能性があります。消化活動は2〜3時間程度かかるため、就寝時間から逆算して食事を済ませるようにしましょう。
ストレスによって自律神経が乱れると、過剰な胃酸分泌が起こり、逆流性食道炎を引き起こす原因になります。強いストレスを強く感じていると、胃酸が逆流したり寝付きが悪くなったりすることで、さらにストレスが増す悪循環に陥る可能性があります。
ストレスは気付かない間に蓄積されるので、心身ともにリラックスできる方法を見つけましょう。例えば、寝る前に読書やアロマを焚く、ヒーリングミュージックを聞くなど、気分転換につながる習慣を取り入れるのがおすすめです。
適度な運動は、逆流性食道炎のリスクを下げるといわれています。30分程度のウォーキングやジョギングなど、無理せず習慣づけられる運動がおすすめです。運動には腹圧を下げたり、ダイエットにつながったりする効果があるので、健康的な身体を維持する習慣としてもおすすめです。
ただし、心拍数が急激に上がるような激しい運動は胃酸を逆流させる可能性があるので、身体に負担がかからない程度の運動を取り入れるようにしましょう。
胃酸の逆流によって夜中に目が覚めてしまうと、睡眠障害などを引き続き起こしてしまう可能性があります。寝れない状態が続くと、慢性的な寝不足となって仕事や私生活に影響することも考えられます。
胃酸が食道内に繰り返し逆流すると、食道の粘膜が変性して別の病気を引き起こす原因となる可能性があるので、以下の症状が気になる人は、医療機関への受診を検討しましょう。
逆流性食道炎には、高めの枕がおすすめです。ただし、頭だけを高くすると首に負担がかかってしまうので、上半身から枕の下にかけてタオルを敷くなどの対策をすることが大切です。
逆流性食道炎の予防には、生活習慣の改善も欠かせません。暴飲暴食を避けたり、食事を就寝2〜3時間前までに済ませたりすることで、胃の負担を軽減しやすくなります。また、逆流性食道炎の症状がひどい場合は、別の病気を引き起こしている可能性があるので、医療機関に相談するようにしましょう。
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