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気絶と睡眠の違いとは|気絶したように眠る原因と対策も紹介

公開日:2023.08.09

更新日:2023.09.01

睡眠 1,500 views

布団やベッドに入ってすぐに眠ってしまうと、「気絶しているのでは?」と不安になる人もいるでしょう。

本記事では、気絶と睡眠の違いや見分ける方法、気絶したように眠ってしまう原因と対策などを詳しく解説します。気絶したように眠ってしまうことがある人は、ぜひ参考にしてみてください。


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「気絶」と「睡眠」の違いとは

そもそも「気絶」と「睡眠」は何が違うのでしょうか。それぞれの違いを詳しく紹介しますので、見ていきましょう。

気絶とは

気絶とは、脳の血流が一時的に低下して、脳全体が酸欠状態になって意識を失うことをいいます。「失神」または「脳貧血」とも呼ばれています。気絶は一時的なものになるので、短時間で意識が戻ります。そのため軽く見てしまいがちですが、心臓発作などの何かしらの病気が原因で気絶するケースもあるので、医療機関を受診して調べることが重要です。

睡眠とは

睡眠とは、心身の疲れをとってメンテナンスをするために必要な時間のことです。睡眠には、脳や身体の疲労回復、記憶の整理・定着、感情の整理、免疫機能を高める、自律神経を整えるなどのさまざまな役割があると考えられています。そのため、眠っていても脳は完全に休んでいるわけではないので、起こされると意識が戻って目が覚める特徴があります。

健康な人の睡眠とは

健康な人の場合、入眠するまで10〜20分程度かかるといわれています。布団に入ってすぐに眠ってしまうときは、寝つきがよいのではなく、慢性的に睡眠が足りていない可能性があります。疲れが溜まって気絶している状態に近いので、注意が必要です。

気絶と睡眠を見分ける方法

ここでは、気絶と睡眠を見分ける方法について解説します。2つポイントがありますので、チェックしていきましょう。

気絶は「姿勢を保つことができない」

気絶の場合、身体の力が抜けて姿勢を保つことができなくなります。また、気絶中は脈が弱まり、呼吸が浅くなり、手足が冷たくなるのが一般的です。気絶の原因として、急に立ち上がったり、長時間立ちっぱなしだったりなどの行動によって脳に届く血流が減り、気絶してしまうケースが多いと考えられます。

すぐに目が覚める場合は「気絶」

姿勢を保てない以外に、気絶の場合、短時間で目が覚める特徴があります。そのため、すぐに目が覚めず長時間意識がない場合は、気絶ではなく眠っている状態だと考えられます。


「気絶」と「寝落ち」の違いとは

「寝落ち」とは、何かをしている最中に眠気に襲われてうとうとしてしまうことです。寝落ちは脳が活発に活動しているにもかかわらず眠くなってしまう特徴があり、睡眠不足や睡眠の質の低下などが原因で起こるといわれています。​​寝落ちは睡眠に含まれるため、血流の低下で起こるとされる気絶とは異なります。

気絶は病気の可能性もあるので注意が必要

気絶は、心臓や肺の病気、睡眠時無呼吸症候群、うつ病などによって脳の血流が下がって起こる可能性もあるので注意が必要です。病気かどうか心配な人は、専門医に相談したほうがよいでしょう。特に、気絶していびきをかき出したときは脳卒中の可能性もあるため、救急車を呼ぶなどの対処が求められます。


気絶するように眠ってしまう原因は睡眠不足

気絶するように眠ってしまうほどあまりに寝つきがいい場合は、十分眠っているつもりでも睡眠時間が不足していたり、睡眠の質が低下したりしている可能性もあるので要注意です。

必要な睡眠時間をきちんと確保して、質のよい睡眠が取れるように生活習慣の見直しや睡眠環境を整えるなどを心がけましょう。

慢性的な睡眠不足により「睡眠負債」を抱えている可能性がある

「睡眠負債」とは、慢性的な睡眠不足が蓄積された状態をいいます。睡眠負債を抱えてしまうと、自律神経が乱れて疲労感や倦怠感が現れたり、集中力が低下したりして心身に支障をきたす可能性があります。また、肥満や高血圧などの病気になるリスクが高くなる恐れもあるので注意が必要です。次の項目では、自分でできる睡眠負債のチェックリストと日本人が睡眠負債を抱えやすい理由を紹介します。

睡眠負債のチェックリスト

自分が睡眠負債を抱えているかどうか、以下のチェックリストで調べてみましょう。

  • すっきりした気分で起床できない
  • 日中でも眠気に襲われる
  • 全身がだるい
  • 鬱々として、やる気が出ない
  • 体調を崩すことが増えた
  • 些細なことでイライラする
  • 最近太りやすいと感じる

当てはまる項目が複数あった場合は、睡眠負債を抱えている可能性が高いといえます。睡眠負債を解消するためには、「朝日を浴びる」「適度に運動する」「短時間の昼寝をする」などを心がけるとよいでしょう。

現代の日本人が睡眠負債を抱えやすい理由

2021年版の経済協力開発機構(OECD)が行った調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、加盟国33か国の中で最も短い結果になっています。(参考:厚生労働省「良い目覚めは良い眠りから 知っているようで知らない睡眠のこと」)日本人の平均睡眠時間が短い原因として、長時間労働が美徳とされてきた国民性や、近代化に伴いパソコンやスマホなどの普及で夜の活動時間が増えたことも影響していると考えられます。

また、NHK放送文化研究所が行った「2020年 国民生活時間調査」の結果では、平日の睡眠時間が最も短いのが50代女性で、次に短いのが60代女性、40代女性と続く形になっています。40〜60代女性の平均睡眠時間が短い理由としては、仕事や家事、育児などのやるべきことが多くあり、睡眠時間が削られるためといえます。

睡眠不足を改善する方法

布団やベッドに入ってすぐに眠ってしまったり、寝落ちしたりすることが多い場合は、睡眠不足の可能性があります。睡眠不足を改善するためには、日頃の生活習慣や就寝環境を整えることが大切です。ここでは睡眠不足を改善する方法を5つ紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。

運動を習慣づける

ウォーキングや軽いランニングなどの身体に負担が少ない運動を習慣化しておくと、適度に身体が疲労して寝つきがよくなります。ただし、激しい運動は交感神経が優位になり、身体が興奮状態になってしまうので避けたほうがよいでしょう。また、睡眠の質を上げるためには1回の運動では効果が弱く、より効果を得るためには毎日継続することが大切です。

ウォーキングする女性

規則正しい食生活をする

規則正しい食生活とは、「栄養バランスのよい食事を1日3食、いつも決まった時間に適量食べる生活」をいいます。特に、朝食には体内時計のズレをリセットする働きがあるため、朝食を食べることで睡眠のリズムが整って、良質な睡眠につながります。また、就寝直前に食事をしてしまうと、身体の回復よりも食べ物の消化が優先されて睡眠の質を低下させる可能性があるため、就寝する3時間前までには食事を済ませておくのもポイントです。そのほか、スムーズに入眠するためには、夕方以降は覚醒作用のあるカフェインを含む食べ物・飲み物の摂取は避けたほうがよいでしょう。

食事

就寝の1時間半~2時間前に入浴する

人の身体は深部体温が上がったあと、下がるタイミングで眠くなるといわれています。そのため、就寝の1時間半〜2時間前に入浴で身体を温めておくと、寝つきがよくなる効果が期待できます。ただし、お湯が熱すぎると交感神経が活発になって目が覚めてしまうので、気をつけましょう。

就寝環境を見直す

睡眠の質を上げるためには、寝室の温度や照明などの就寝環境を見直すことも大切です。睡眠に適した室温は、夏場は25〜26℃で、冬場は22〜23℃になります。寝室の照明は暗めにして、外からの光が気になる場合は遮光カーテンなどで対策するのもおすすめです。心身がリラックスできる就寝環境を整えましょう。

身体に合った寝具を使う

快適な睡眠のためには、枕やマットレスなどの寝具は身体に合ったものを使うことが重要です。枕は理想的な寝姿勢を保てるものがよいでしょう。マットレスは体圧分散性に優れ、硬すぎず柔らかすぎない、寝返りがしやすいものを選ぶのがおすすめです。就寝中や起床時に首や肩、腰などに痛みを感じる場合は、枕やマットレスが身体に合っていない可能性があるので、買い替えたほうがよいでしょう。

枕とマットレス

まとめ

気絶と睡眠は、意識を失う点でよく似ています。そのため、どうやって見分ければいいのか迷いますが、気絶は力が抜けて姿勢を保つことができず、短時間で意識が戻る特徴があります。また、気絶は病気によって引き起こされる可能性もあるので、気になる人は医療機関を受診するようにしましょう。一方で、気絶するように眠ってしまう場合は、慢性的な睡眠不足が蓄積している可能性があるため、日頃の生活習慣を見直ししたり、就寝環境を整えたりして睡眠不足を改善することが大切です。

ベッド・寝具の専門店「ビーナスベッド」では、良質な睡眠につながる寝具を豊富に取り揃えていますので、ぜひ一度ご利用ください。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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