ハグラビ ウェイトブランケットの評判や口コミを徹底解説！【体験レビューあり】

SNSやテレビ・雑誌などのメディアで「ハグラビ ウェイトブランケット」を知ってどういう商品なのか気になっている人、使ってみたい人もいるのではないでしょうか。

特に、2023年4月16日にテレビの「乃木坂工事中」で「ハグラビ ウェイトブランケット」が紹介されたことで、一気に知名度が上がりました。

この記事では「ハグラビ ウェイトブランケット」の特徴や評判、口コミを紹介します。実際に使用した体験談をもとに、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人もお伝えします。

なお、今回はメーカー様よりレビュー記事作成用に商品をご提供いただきましたが、実際に使用してみて感じたことを正直に書いているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

ハグラビ ウェイトブランケットとは

「ハグラビ ウェイトブランケット」は、心地よい重量感と優しい肌触りが特長の加重ブランケット（重い布団・重い毛布）で、下記に当てはまる人に試してもらいたい商品です。

• 眠りが浅く、疲れがとれないと感じている
• 朝に目が覚めてしまい熟睡感がない
• 包まれるような密着感のある寝心地が好き

そもそもウェイトブランケットとは

ウェイトブランケットとは最近巷で話題の「重い布団」「重い毛布」のことで、加重ブランケットとも呼ばれます。圧迫感によって不安感が減少して安心感を得られたり、密着感があるため布団の動きを気にすることなく眠れることがメリットと言われています。

近年、海外の研究所や病院施設でも様々な研究が行われており、下記のような結果も報告されています。

• アメリカのクーリー・ディキンソン病院にて
  ウェイトブランケットを用いた人のうち63％の不安感が減少
• スウェーデンの睡眠研究所で不眠症の人を対象にウェイトブランケットで寝てもらったところ
  睡眠時間が伸び、夜中に寝返りなどの動きが減少

※参照元：重い布団（ウェイトブランケット）の効果は？メリット・デメリットや選び方を解説

また、重い布団が眠るのに良いと言われる理由として「ハグラビ ウェイトブランケット」公式サイトにも下記のような例が挙げられています。

2005年アメリカのマイアミ大学睡眠研究では、マッサージ治療後にはコレチゾールが減少しセロトニンとドーパミンが増加するという研究結果が発表されました。 重いふとんによる、加重がこれと似たような現象を引き残すのでは？と言われているのが由縁です。

※「コレチゾール」はストレスホルモンの一種で、「セロトニン」「ドーパミン」は幸せホルモンの一種です。

※参照元【ハグラビ ウェイトブランケット】公式サイト

ハグラビ ウェイトブランケットの特長

「ハグラビ ウェイトブランケット」は、オールシーズン使えるリバーシブルタイプの加重ブランケットです。その特長を詳しくご紹介します。

心地よい重量感の加重ブランケット

「ハグラビ ウェイトブランケット」はかなり重めの加重ブランケットです。サイズも「包まれている感じ」を充分に得られるゆったり仕様になっています。

	重さ	サイズ
シングルSサイズ	約6.8kg	122×198cm
ダブルMサイズ	約9.0kg	152×203cm

体重別の推奨サイズは下記の表を参考にしてください。

体重	シングルS	ダブルM
30kgの人	✕	✕
40kgの人	◎	✕
50kgの人	◎	✕
60kgの人	◎	◎
70kgの人	◯	◎
80kgの人	◯	◎

※参照元【ハグラビ ウェイトブランケット】公式サイト

上記の表は公式サイトより参照しています。

公式サイトによると40kgの人はシングルサイズの使用がおすすめとありますが、実際に40kgの人がウェイトブランケットを使用すると重すぎて寝返りが打ちにくくなってしまう可能性があるので注意が必要です。

温冷リバーシブル素材でオールシーズン快適

「ハグラビ ウェイトブランケット」は1年中快適な温冷リバーシブル仕様になっています。

	素材	季節
夏面	ひんやり冷感素材	夏
冬面	あったかマイクロファイバー	秋～冬、春先

夏は冷房の効いた部屋で使用する肌掛けブランケットとして、冬は普段使いの毛布として、または布団の上に掛けての使用もおすすめです。冬面は毛布ほどの起毛がない、肌触りの良いフリース素材なので、春・秋にかけての使用も可能です。

ご家庭で丸洗いOK

「ハグラビ ウェイトブランケット」は洗濯機で丸洗い可能なので、いつも清潔に使うことができます。お手入れは夏面を内側に畳み入れて単独洗いをし、完全に乾くまで陰干しをするだけでOKです。

なお、重い布団の性質上、布団カバーの使用は推奨されていません。また、乾燥機を使用できないことには注意しましょう。

ハグラビ ウェイトブランケットの基本情報

サイズ展開・価格

サイズ	寸法 / 重さ	価格（税込）
シングルS	122×198cm （約6.8kg）	14,800円
ダブルM	152×203cm （約9.0kg）	15,800円

※記事執筆時の情報です。上記価格は公式サイト限定の特別価格となっており、予約販売終了後は物価上昇による値上げが予定されています。最新の情報は【ハグラビ ウェイトブランケット】公式サイトよりご確認ください。

商品仕様

商品名	ハグラビ（hugravi） ウェイトブランケット
カラー	ネイビー / モカブラウン / ライトグレー
素材	表面：ポリエステル100％ 裏面：レーヨン100% 内容物：ガラスビーズ

送料

送料無料

販売状況

「ハグラビ ウェイトブランケット」は執筆時現在、人気テレビ番組「乃木坂工事中」で取り上げられた影響で一時的に完売となり、その後は完全受注生産・予約注文のみの販売となっています。

※記事執筆時の情報です。最新の情報は【ハグラビ ウェイトブランケット】公式サイトよりご確認ください。

注意事項

「ハグラビ ウェイトブランケット」 は下記に該当する方への使用は推奨されていないため、事前に確認しておきましょう。

• 小さな子ども
• 高齢者
• 妊娠中の人
• 持病のある人

実際にハグラビ ウェイトブランケットを体験してみての本音レビュー

ここからは実際に「ハグラビ ウェイトブランケット」を使用して感じたことについて以下の点に着目して紹介していきます。

※今回はメーカー様よりシングルサイズのネイビーをご提供いただいています。

• 寝心地
• 寝返りのしやすさ
• 機能性
• 清潔に使えるか
• 取り扱いのしやすさ
• コストパフォーマンス

まず、商品はこのような専用のパッケージに入った状態で届きます。

シングルサイズで約6.8kgの重さなので、女性一人でも持てないことはありません。しかし、想像以上に重いので手元に届いて初めて持ち上げる時は腰を痛めないように十分に注意をしましょう。

折りたたんだときの厚みはそれほどありませんでした。

寝心地

ここからは「ハグラビ ウェイトブランケット」の寝心地がどうなのかについて詳しく解説していきます。

ベッドに仰向けになった状態でブランケットを掛けてみたところ、ブランケットが身体全体を包んでくれる、今までにない新しい感覚がありました。

軽い羽毛布団だと動くたびに空間が出来て風を感じることがありますが、「ハグラビ ウェイトブランケット」だとマットレスや布団とブランケットのすき間が出来ないので、風や寒さを感じることもありませんでした。

こちらの写真を見てもらえば分かるように、重みで身体にフィットしているのが分かるかと思います。

比較のために麻素材のブランケットをかけた場合の写真も載せておきますが、身体への密着度が明らかに違うことが分かるかと思います。

シングルサイズで重さが6.8kgということもあり、手で持った時はかなりの重さを感じましたが、実際に横になって身体にかけてみると重さが全体に冬用（フリース）面を上にした状態分散されるので、重すぎるとは感じませんでした。
※もちろん通常のブランケットと比べるとかなり重いです

今回社内で5人ほどに試してもらったところ、全員が今までにない新しい感覚という意見でした。好みに関しては完全に分かれており、重さが心地よいと感じる人もいれば、窮屈さを感じる人もいました。
※特に小柄な人や筋肉量の少ない人ほど窮屈さを感じやすい傾向にありました。

ウェイトブランケットは重ければいいという訳ではなく、一般的には体重の10%～15%程度の重さがよいと言われています。そのため、「ハグラビ ウェイトブランケット」をおすすめできる体重の目安はこちらの通りとなります。

• シングルの適正体重：45～68kg
• ダブルの適正体重：60～90kg

ただし、こちらはあくまで目安であって、体重45kgの方が「ハグラビ ウェイトブランケット」を使用すると重すぎると感じるかもしれないので、小柄で密着感や重量感が特に好きでないという人にはあまりおすすめできません。
※この商品がというよりも、ウェイトブランケット自体をあまりおすすめできません

個人的には羽毛布団や軽いブランケットよりも寝心地は良いと感じました。

寝返りのしやすさ

寝返りに関しては、何もない状態と比べると打ちにくさがありますが、全く打てないということはありませんでした。

特に、寝返りに悩みのない方であれば問題なく使用することが出来るかと思います。一方で、 普段から寝返りが少ない方や寝返りが苦手という方にとっては、寝返りが打ちにくいと感じる可能性があります。

また、普段使用している羽毛布団や軽いブランケットだと寝返りを打つたびに動いてしまい寝ている間にずれてしまうということがありましたが、「ハグラビ ウェイトブランケット」ならずれてしまう心配がほとんどなかったので、これは嬉しいポイントでした。

機能性

「ハグラビ ウェイトブランケット」は接触冷感素材を使った夏用面とフリース素材を使った冬用面のリバーシブル仕様となっています。

夏用面を下にして寝ると、身体が動くたびにひんやりとした感覚があるため、寝苦しさを感じることはありませんでした。

ただし、接触冷感生地は、肌が触れた瞬間に冷たさを感じる生地になるので、動かない状態で肌に触れ続けていると冷たさを感じることはできません。

また、接触冷感生地は外気温によっても左右されるため、クーラーをつけて寝た方がより効果を実感することが出来ます。「夏場にひんやり」というイメージを持ちすぎると「思っていたのと違う！」となってしまう可能性があるため、基本的には夏場はクーラーとの併用が前提と考えておきましょう。

今回7月中旬～8月上旬にかけて試した限りでは、クーラーをつけて寝る場合は、身体が冷えすぎるのをウェイトブランケットが防いでくれるので、入眠しやすくなったように感じました。また、それほど暑くない日なら、クーラーをつけずにウェイトブランケットを使用しても特に寝苦しさはありませんでした。

一方、暑い日でクーラーをつけずにウェイトブランケットを使用すると寝苦しさを感じたので、暑い日にはクーラーとウェイトブランケットの併用がおすすめです。

清潔に使えるか

「ハグラビ ウェイトブランケット」は丸洗い可能な商品となっているので、定期的に洗濯をすることで清潔な状態を保つことが出来ます。

洗濯をする際には「夏用の冷感素材面」を内側にして畳んで洗濯機に入れるようにしましょう。ただし、乾くまでに時間がかかるため、生乾きになってしまわないように注意が必要です。

取り扱いのしやすさ

「ハグラビ ウェイトブランケット」の最大のメリットはその重さによるフィット感や安心感ですが、 取り扱いに関しては重さがそのままデメリットとなってしまいます。

ブランケットを掛けるときや使用後にたたむときも通常のブランケットと比較すると重さがある分どうしても取り扱いが大変に感じてしまいます。

また、シングルサイズで約6.8kgあるので汚れた際には単体で洗濯機を回す必要があり、干す際も物干し竿にかけるのが少し大変です。
※特に洗濯後は水を含んでいる分、より重くなっています。

通常の軽いブランケットであれば、突っ張り棒などを使った簡易的な物干しでも十分ですが、ウェイトブランケットの場合は必ず左右がしっかり固定されている物干し竿などに干すようにしましょう。

コストパフォーマンス

「ハグラビ ウェイトブランケット」 はシングルSサイズで14,800円 （記事執筆時の価格） となっています。

ポリエステル素材のブランケットと考えると価格はかなり高め、ウェイトブランケット市場全体で考えると価格は少し高めくらいの印象です。

ただし、他のウェイトブランケットはシングルサイズで重さ4～6kgあたりの商品が多いため、シングルサイズで6.8kgの重量があること、両面リバーシブルで夏冬どちらでも快適に使用できることを考えると決して高すぎる価格帯ではないように感じました。

ウェイトブランケットの市場自体はまだそれほど大きくなく、重めの毛布や布団を探している人にとっては試してみる価値のある商品ではないでしょうか。

ハグラビ ウェイトブランケットのメリット（使ってみて良かったところ ）

寝ている時に安心感がある

「ハグラビ ウェイトブランケット」の最大のメリットはやはり重さがあることによるフィット感と安心感です。

「ふわふわしていて空気のように軽い布団」のようなキャッチコピーの商品が多い中、あえて逆に重たい布団にするというのは非常に面白い発想だなと思います。

個人的には1ヶ月ほど使ってみて、包まれるような寝心地と身体にフィットする感覚はかなり良いと感じました。

寝ている間に布団がずれることが少ない

掛け布団や軽いブランケットを使っていると、寝返りなどをするたびにずれてしまい、朝起きたときにどこかに行ってしまっていたという経験がある方も多いのではないでしょうか。

「ハグラビ ウェイトブランケット」は重さがあることによって布団がずれることを防げるのは大きなメリットと言えます。特に、クーラーをつけた状態で布団やブランケットがずれてしまうと風邪をひく恐れもあるため、そういった心配がある方は使用を検討してみてもいいかもしれません。

ハグラビ ウェイトブランケットのデメリット（ 気になったところ ）

重さがある分扱いにくい

シングルサイズで約6.8kg、ダブルサイズで約9kgとかなりの重量があるため、取り扱いがしにくい点は最大のデメリットではないかと思います。

特に、洗濯をする際や朝起きてブランケットをたたむ際などは、一般的な寝具に比べて若干取り扱いが面倒だと感じました。

夏場にフリース面に触れると暑く感じる

リバーシブル仕様になっているのは夏冬それぞれに合った使い方ができるのでメリットの1つでもあります。しかし、使い方によってはこのリバーシブル仕様がデメリットになってしまうことがあるので注意が必要です。

例えば、夏場に冷感面を身体の側にして寝る時に、このように腕だけ外に出してブランケットの上に乗せるような使い方をすると、腕が冬用のフリース面に触れてしまい若干の不快感があります。

両面使えるというメリットと、表裏で素材が違うことによるデメリットがあるので、夏場に腕を出して寝ることが多い人は、この点を考慮に入れたうえで検討をするようにしましょう。

単体でオールシーズン乗り越えられるわけではない

公式サイトで「リバーシブルでオールシーズン使える」と記載がありますが、これはあくまで「夏向き・冬向きの素材を使い分けられる」という意味で、この商品単体で夏冬を乗り越えられるというわけではありません。

まだ、真冬に使ってはいませんが、おそらく暖房などと併用しないと寒さを感じてしまうのではないかと思うので、状況に応じて他の毛布や羽毛布団などを併用することをおすすめします。

ハグラビ ウェイトブランケットがおすすめの人

メリット・デメリットを踏まえたうえで「ハグラビ ウェイトブランケット」をおすすめできる人は以下の通りです。

• 夏場にクーラーをつけて寝る人
• 安心感やフィット感のある寝心地が好みの人
• 睡眠の質を改善したいと考えている人
• 寝ている時に布団がずれて困っている人

基本的にはフィット感のある寝心地を求めている人にはかなりおすすめのブランケットとなります。また、「夏場にクーラーをつけて寝るけど朝方に寒さを感じてしまう」といった人にもおすすめです。

通常のブランケットや肌掛け布団などでは感じることのできない重量感のある寝心地になるので、今まで使ってきた寝具に満足できていない人は購入を検討してみてください。

安心感を得られるという点では、寝る時に抱き枕を使っている人はウェイトブランケットも気に入るのではないかと思います。

ハグラビ ウェイトブランケットをおすすめできない人

「ハグラビ ウェイトブランケット」をおすすめできない人は以下の通りです。

• 小柄な体型の人
• 開放感のある寝心地が好みな人
• 寝返りの回数が少ない人
• 呼吸器系の病気を患っている人や身体の弱い人

重量のあるブランケットということで、小柄な体型の方だと寝返りが打ちにくく感じる可能性がありますし、洗濯をする際なども少し大変なのではないかと思います。

また、開放感のある寝心地が好きな人にとっては、ウェイトブランケットの密着感やフィット感は合わないかと思います。

他にも、小さなお子さんやお年寄りの方と一緒に寝る場合も使用は控えた方がいいでしょう。

ハグラビ ウェイトブランケットの良い評判＆口コミ

良い評判や口コミでは、やはり「快適に眠れた」という意見が多い印象でした。また、寝ている間に布団がどこかにいってしまう心配がないという意見もいくつかありました。

また使い始めてから数日は違和感があったが、使っているうちにだんだんと慣れてきて寝心地が良くなってきたという声もありました。

今まで軽い布団を使用していた人がいきなりウェイトブランケットを使うと違和感を感じやすいと思うので、1週間程度は使い続けてみることをおすすめします。

※出典：【ハグラビ ウェイトブランケット】公式サイト

ハグラビ ウェイトブランケットの悪い評判＆口コミ

悪い評判や口コミでは、「重すぎる」「冬場に寒い」という意見が見受けられました。「重すぎる」という意見に関しては、そもそもが重い毛布なのである程度仕方ないかとも思いますが、確かに一般的なウェイトブランケットよりさらに重めに作られているので、小柄な人などはもう少し軽めのウェイトブランケットを検討してみてもいいかもしれません。

また、やはり冬場は少し寒いという意見もあったので、購入する際はブランケット1枚で使用するのではなく、エアコンや他の寝具と併用することも考慮に入れておきましょう。

まとめ

今回は「ハグラビ ウェイトブランケット」の評判や口コミをもとに、実際に使ってみて感じた良さ・気になったところ、メリット・デメリットを紹介しました。

重たい毛布という少し尖った特徴を持つ寝具であるため、好みは分かれてしまうのではないかと思います。特に取り扱いの部分に関しては普通のブランケットと比較してデメリットが多いように感じました。しかし、それを上回る寝心地面でのメリットもあるので、普段から抱き枕を使用したり、布団を抱え込んで寝る傾向にある人にはハマる商品なのではないかと感じました。

2種類の重さと3色のカラーリングから選ぶことが出来るので、気になっている人はぜひこの記事を参考に購入を検討してみてください。