公開日:2023.05.30
更新日:2023.06.05
目次
部屋の広さや間取りなどの関係で、ベッドの置き場所を窓際にするか悩んでいる人は多いでしょう。そこで気になるのが、窓際に配置して問題ないのかどうかという点です。
本記事では、ベッドを窓際に置くときの注意点やメリット・デメリットについて詳しく解説します。窓際にベッドを置くか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
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ベッドの基本的な配置の決め方のポイントは2つあります。
生活動線とは、生活する人が家の中を移動する際に通る経路や軌道を言います。快適な空間を作るためには、生活動線を確保することがポイントです。
次に家具の配置は、大きな家具であるベッドから場所を決めるようにしましょう。小さな家具から配置してしまうと、ベッドを置くスペースがなくなってしまう可能性があります。
上記2つのポイントに注意して、ベッドの配置を検討すると良いでしょう。また、ベッドの配置場所の1つに窓際が挙げられますが、デメリットが多いのであまりおすすめはできません。次の項目でデメリットについて詳しく解説します。
ベッドを窓際に置くデメリットは主に5つあります。それぞれチェックしていきましょう。
窓際は部屋の中でも外気の影響を受けやすい場所です。外の冷気や熱気が伝わりやすいため冬は寒く、夏は暑く感じてしまい、睡眠の質が低下することも。また、窓を閉めていても隙間風が入ってくるデメリットもあるでしょう。
室内と外の気温差で、窓に結露が発生するケースがあります。湿度が高くなると、ベッドやマットレスにカビが生えやすくなってしまいます。カビに気づかないまま生活していると、健康に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。また、湿気でベッドやマットレスが傷みやすいデメリットもあります。
窓際だと車や電車の音、話し声、犬の鳴き声などが聞こえやすく、騒音で安眠できない可能性があります。また、街灯や看板などの光が窓から入ってきて、眩しく感じる場合もあるでしょう。人工的な光は「メラトニン」と呼ばれる睡眠ホルモンの分泌を低下させると言われています。日頃から音や光に敏感な人や寝つきが悪い人は、窓際以外の設置場所を検討したほうが良いでしょう。
窓際にベッドがあると動線が確保できず、掃除が大変です。スムーズに換気ができず、部屋の中の空気が悪くなってしまい、快適な部屋を維持できない可能性があります。片側だけでも窓が開けられる配置を意識しましょう。
風水では窓は気の流れ道とされていて、家具などで窓をふさいでしまうと悪い気が溜まりやすくなると言われています。気の流れを妨げない風通しの良い配置を心がけましょう。
ここではベッドを窓際に置くメリットを2つ紹介します。
朝日を浴びると体内時計がリセットされて、生活リズムが整う効果が期待できます。また、窓際なので、すぐにカーテンを開けられるメリットもあります。太陽の光が差し込み、気持ち良く起きられるでしょう。
部屋の真ん中にスペースが生まれ、部屋を広く使えるメリットがあります。ベッド以外のデスクやソファなどの家具も配置しやすく、見た目の圧迫感も軽減できるでしょう。
部屋の広さや間取りなどの関係で、どうしても窓際にベッドを置くしかない場合があります。その際に注意すべき主なポイントを6つ紹介します。
窓とベッドは、少なくとも50cmは離して配置しましょう。外気や騒音、光、結露などの外からの影響を受けにくくする効果が期待できます。窓とベッドとの間にスペースが生まれるので、換気や掃除もしやすくなります。
機能性カーテンと呼ばれる、さまざまな機能がついたカーテンを活用してデメリットを解消すると良いでしょう。例えば、菌の発生を抑えてくれる働きのある「抗菌・防カビ」や室内の温度を一定に保つ効果のある「遮熱」、光を軽減する「遮光」、音を抑える「防音」などがあります。また、外気の影響を受けにくくするなら、カーテンは床につく長さを選ぶのがポイントです。
窓際は結露が発生しやすい環境です。カビ対策として、通気性に優れたマットレスや防カビ加工をしているマットレスを選ぶ必要があるでしょう。また、日頃からこまめに換気することも大切です。
湿度が高いとカビやダニが発生しやすくなります。布団を干すスペースや時間がない場合は、布団乾燥機を活用してベッドや布団に湿気が溜まらないように心がけましょう。
折りたたみベッドを使用すると、寝ているとき以外はたたんでおけるので掃除や換気がしやすくなります。部屋とベランダを頻繁に行き来する人は検討してみても良いでしょう。
窓側に頭を向けて寝るのは避けたほうが良いでしょう。窓からの冷気や騒音で寝つきが悪くなったり、窓からの光が眩しくて目が覚めてしまったりする可能性があります。ベッドの位置を変更できない場合は、窓とは反対方向を向いて寝たり、アイマスクをつけたりして対策しましょう。
窓際以外にも避けたほうが良いベッドの配置はあるのでしょうか。具体的な配置場所が3つありますので、それぞれ確認していきましょう。
ベッドの配置によっては、エアコンの風が直接当たる場合があります。夏は身体が冷えて、冬は暑くなるなどで体調不良の原因になることも。ベッドの配置はエアコンの影響を直接受けない場所を選ぶようにしましょう。
部屋の扉の前にベッドを置くのは避けたほうが良いでしょう。人の出入りがある扉の前は、落ち着いて寝ることが心理的に難しいと言われています。また、ベッドが邪魔になるので、生活動線が確保しにくいデメリットがあります。
ワンルームでキッチンとベッドの距離が近い場合、料理やゴミのにおいが気になったり、油などの汚れがベッドについたりする可能性があります。また、布団などに引火して火事になるリスクも高まります。衛生面や安全面を考慮するなら、キッチンから離れた場所にベッドは配置しましょう。
ベッドの配置別に、ワンルームでのレイアウト例を4つ紹介します。
部屋の手前にベッドを置いて、奥側を広く使うレイアウトです。パーテーションや飾り棚を配置すれば、リビングスペースとベッドスペースを仕切れるので、ワンルームでも空間を有効に使えます。
部屋の奥にベッドを置くことで、圧迫感を軽減して、部屋の手前を広く活用できます。部屋の奥にある窓際にベッドを配置する場合は、外気などの影響を避けるため窓から50cm程度離すのがポイントです。
動線の確保を優先するなら、部屋の壁際にベッドを置くレイアウトがおすすめです。ベッドの直線上、同じ壁際に机やソファを配置すれば動線を確保できます。
広さに余裕があるなら、ワンルームの真ん中にベッドを置くレイアウトがおすすめです。高級感のあるホテルライクな部屋を演出できるでしょう。また、ベッドで空間を仕切れるので、部屋の手前と奥で使い分けができます。
ベッドを窓際に設置すると外気の影響を受けやすかったり、騒音や光によって睡眠の質が低下したりする可能性があるため、あまりおすすめはできません。しかし部屋の広さや間取りなどの関係で、どうしても窓際に置く場合もあるでしょう。その場合はデメリットを理解した上で、窓とベッドと少し離したり、機能性カーテンを使用したり、カビ対策ができるマットレスを利用したりなどの対策をすることが大切です。
ビーナスベッドでは、通気性に優れたベッド・マットレスを豊富に取り扱っています。窓際にベッドを置く際は、清潔な環境を維持できる寝具を検討してみてはいかがでしょうか。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
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商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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