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夢を見るのは睡眠の質が低下しているから?夢を見る理由や見やすい人の特徴についても解説

公開日:2023.03.06

更新日:2023.03.20

睡眠 1,900 views

テレワークや在宅ワークが浸透して働き方が多様化する一方で、オンとオフの切り替えがうまくいかず寝る時間や起きる時間が不規則になったり、よく夢を見るようになったりする人が増えています。

この記事では夢と睡眠の質との関係や夢を見る人の特徴、悪夢を見やすい理由などを詳しく解説します。最近よく夢を見るようになった人や、なぜ夢を見るのか知りたい人はぜひ参考にしてください。


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夢を見るのは睡眠の質の低下と関係がある?

私たちは寝ているときに、レム睡眠とノンレム睡眠を90〜120分くらいの間隔で繰り返しており、主に眠りが浅いレム睡眠のときに夢を見ているといわれています。しかし、スタンフォード睡眠研究所の設立者であるDement教授らが1957年に行った実験では、ノンレム睡眠中でも夢を見ていることがわかっています。眠りの深いノンレム睡眠でも多くの人は夢を見ているものの、そのままレム睡眠に切り替わるため覚えていない人がほとんどです。

レム睡眠は身体が休んでいても脳が覚醒している状態です。そのため、あまりにも夢を見る場合は睡眠の質が低下している可能性があります。

そもそも夢とは

睡眠中に発生する感情や思考が脳内に現れたものが夢だといわれています。視覚的なイメージだけでなく、味覚や嗅覚などすべての感覚が作用しているとも考えられています。

夢には現実的なものもあれば、悪夢や現実では起こり得ない夢、予知夢などさまざまあります。


夢を見るメカニズム

実は夢を見るメカニズムはおろか、現象自体もいまだにほとんど解明されていません。「記憶を整理するために夢を見ている」というのが有力な説だといわれています。

身体は休息状態でありながら、まぶたの下の眼球は動いており、感情と記憶を司る扁桃体も活発に働いている状態です。レム睡眠中に現れるこういった活動が鮮明な夢を作り出していると考えられています。

記憶の整理

睡眠サイクル「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」について

睡眠には眠りが浅いレム睡眠と、眠りが深いノンレム睡眠があります。この睡眠サイクルは一晩中繰り返し行われ、1サイクルあたり90~120分かかるといわれています。

ここではレム睡眠とノンレム睡眠について、それぞれ説明します。

レム睡眠

レム睡眠とは、寝ている間に目がぴくぴく動く「Rapid Eye Movement(急速眼球運動)」の頭文字から名づけられました。身体は休んでいても脳は活発に動いている状態のレム睡眠では、記憶の整理や定着、記憶を引き出すための作業が行われています。

レム睡眠とノンレム睡眠

ノンレム睡眠

ノンレム睡眠とは脳も身体も休んでいる状態です。疲労回復にノンレム睡眠は欠かせません。深い睡眠が得られるほど、体内の修復・回復を促す成長ホルモンが多く分泌され、体内での代謝活動が促進されます。 また、脳が休まることで自律神経の働きも整うため、ストレスからの回復・耐性も向上するでしょう。


夢の内容はレム睡眠とノンレム睡眠で異なる

レム睡眠とノンレム睡眠それぞれの夢の特徴をお伝えします。

レム睡眠の夢

目覚めている間に受け取った情報や、自分で考えたことなど多くの情報量の中から、必要なものだけを残して大事な情報をいつでもすぐに取り出せるように整理して保存する作業をレム睡眠中に行っています。

身体は寝ていても脳は起きている状態なので、夢の中でも視覚や嗅覚、味覚などをまるで現実のように感じることができます。そのため、レム睡眠は実体験に近い、ストーリー性のある夢を見ることが多く、鮮明で印象に残りやすい特徴があります。

ノンレム睡眠の夢

ノンレム睡眠は脳も身体も休んでいる状態です。そのため、ノンレム睡眠中は抽象的で辻褄の合わない夢を見ることが多くなります。音やイメージが曖昧で、内容も断片的という特徴があります。

人は悪夢を見やすい

夢には記憶や情報を整理・取捨選択する役割があります。感情や記憶を司る扁桃体は不安や恐怖などの刺激によって活性化されるため、記憶にも残りやすくなることで悪夢を見てしまうのです。

怖い夢ばかり見るのはストレスが原因の可能性があります。そういったことが続くと、夜中に何度も起きてしまったり、不眠症やうつ状態のリスクが高まったりします。

夢を見る人と見ない人の特徴

実は夢を見る・見ないは、見た夢を覚えているかどうかの違いなのです。ただ、性格や睡眠時間の長さなどによって夢を見やすいと感じる人がいます。ここでは夢を見る人・見ない人の特徴を紹介します。

夢を見る人

性格が神経質で繊細、心配性が多い傾向にあります。また、悩みがあったりストレスを感じたりとネガティブな心理状態の人もよく覚えているでしょう。クリエィティブな仕事をしている人、睡眠時間が長い人も夢を覚えていることが多いようです。

ストレスを感じている人

夢を見ない人

楽天的でのんきな人、仕事や人間関係などのストレス、悩みが少ない人は夢を見ない人が多いです。また、規則正しい生活を送っている、精神が安定している人も夢を覚えていない傾向にあります。

睡眠の質が低下する原因や影響について

カフェインやアルコールなどの生活習慣、ストレスは睡眠の質の低下につながります。睡眠の質が低下する原因と影響をそれぞれお伝えします。

カフェイン

カフェインには覚醒作用があるため、寝る前に摂取すると寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりします。

カフェインはコーヒーだけでなく、紅茶や緑茶、栄養ドリンクにも含まれています。利尿作用もあるためトイレに行く回数が増え、睡眠不足につながることも。夕方以降のカフェイン摂取を控えるだけで睡眠の質は変わるでしょう。

コーヒーのカフェイン

アルコール

寝ている間にアルコールは身体からゆっくり抜けていき、酔いが覚めてくる段階で脳が活性化するため眠りが浅くなってしまいます。

またアルコールをとりすぎるとトイレの回数が増えてしまいます。

ブルーライト

夜遅くまでスマホやパソコンを操作している人も少なくありません。しかし就寝前にブルーライトを浴びると体内時計が狂ってしまい、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりします。ブルーライトなどの明るい光による刺激で脳が日中だと勘違いし、睡眠を司るホルモンであるメラトニンの生成が妨げられるため眠りが浅くなってしまうのです。

ブルーライト

昼寝

リフレッシュや健康増進、効率アップのために昼寝をするなら13〜15時ごろまでに30分以内にするようにしましょう。

30分以上の睡眠は寝つきが悪くなるなど、夜の睡眠の質に影響を及ぼします。また、15時以降の睡眠は昼夜逆転の生活を招くなど、体内時計の乱れにつながります。

昼寝

睡眠環境

寝室の温度・湿度、広さや明るさ、音によって、睡眠の質が低下する可能性があります。暑すぎる・寒すぎる、テレビや照明のつけっぱなしは寝つきが悪くなったり、途中で目覚めてしまったりする確率が高くなるでしょう。

ストレス

心身のストレスは浅い眠りにつながります。一般的に、日中は交感神経が優位になり、就寝時は副交感神経が優位になります。しかし、ストレスなどで自律神経のバランスが崩れると、就寝時にも交感神経が優位になり不眠などにつながることもあるのです。

自律神経の切り替えがうまく行われるよう、適度にストレスを発散させましょう。

夢を見るのは病気?

夢を見るからといって、病気というわけではありません。しかし、病気が原因で眠りが浅くなり、夢を見てしまう場合もあります。

睡眠時無呼吸症候群は、いびきや無呼吸などの睡眠呼吸障害で、無呼吸になるたびに患者は一瞬だけ「苦しい」と目を覚ましてしまいます。この苦しいという気持ちが生じる際に夢を見ている可能性があります。また、うつ病などの精神疾患の多くは眠りが浅くなるため、夢を見やすくなるでしょう。

睡眠の質を高めて深い眠りにつくための改善策

睡眠の質を高めて、深い眠りにつくための改善策を3つ紹介します。

食生活の改善

理想は就寝時に胃の消化活動が終わっていることです。食べた後にすぐ横になると身体は消化活動を優先するので、内臓を休める時間が短くなってしまいます。すると、睡眠時間は同じでも眠りが浅くなったり、身体がだるくなったりします。

できれば就寝の3時間前には食事を済ませるようにしましょう。どうしてもお腹が空いた場合は、消化の悪い食べ物は避けるようにしてください。

また、カフェインやアルコールの摂取は睡眠の質の低下になり得ます。白湯やホットミルク、ハーブティーを飲むようにしましょう。

ホットミルク

睡眠環境を整える

体温調整がうまくできないと、寝つきが悪くなる場合があります。夏は25〜26℃、冬は22〜23℃、湿度は50〜60%と室内の温度・湿度は一定に保つようにしましょう。

また、部屋が明るすぎたり、テレビの音がうるさすぎたりするとスムーズに入眠できません。間接照明や暖色系の明かりを取り入れたり、遮光カーテンを利用したりしましょう。

寝具を見直す

質の高い睡眠を得るには、寝具選びも欠かせません。自分の身体に合っていない寝具を使うと腰や肩、首などへの負担が大きくなり、睡眠の質が低下してしまいます。

仰向き寝、うつぶせ寝と自分の寝方に合った枕と体圧分散性のあるマットレスを使うようにしましょう。また、寝返りがしやすいかどうかで選ぶのもポイントです。

体圧分散性のあるマットレス

まとめ

夢を見るメカニズムはまだ解明されてはいませんが、レム睡眠・ノンレム睡眠どちらも夢を見ていることや悪夢を見る原因など、明らかになっていることもあります。

ただ急に夢をよく見るようになった、嫌な夢ばかり見る場合はストレスや生活習慣、病気が原因かもしれません。食生活を見直したり、寝具を含めて睡眠環境を整えたりすると、睡眠の質が向上する可能性があります。できることから始めてみましょう。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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