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入浴後の吐き気の原因と対処法|お風呂上がりのしんどさを防ぐ方法を紹介

公開日:2023.02.14

更新日:2023.06.26

入浴 100,600 views

入浴後に吐き気を感じ、原因や対処法に悩んでいる人はいるのではないでしょうか。なかには病気を疑い、不安を抱いている人もいるかもしれません。入浴後の吐き気の原因には、のぼせやヒートショック以外にも、高血圧や糖尿病などの病気が潜んでいる可能性があります。

そこで今回は、入浴後に吐き気を感じる原因やお風呂上がりのしんどさを防ぐ方法を紹介します。吐き気や目まいに悩まずに、お風呂の時間を楽しみたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。


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入浴後の吐き気の原因は?

入浴後に吐き気や目まいを感じた際は、のぼせやヒートショック、湯あたりなどが原因である可能性があります。どのような症状なのかを詳しく紹介します。

のぼせ

入浴後に吐き気や目まいを感じた場合、のぼせている可能性があります。湯船につかり身体が温まると、脳へたくさんの血液が流れていきます。その状態でお風呂から立ち上がると、脳から全身に血液が一気に流れ出し、脳の血液が減ってしまうのです。

入浴後に脳の血液が一気に減ることで感じる吐き気や目まいが「のぼせ」といわれているものです。とくに貧血の人や、ストレスや運動不足などにより自律神経が乱れている人は、のぼせやすい傾向があるため注意が必要です。

貧血の人や、ストレスや運動不足などにより自律神経が乱れている人は、のぼせやすい傾向があるため注意が必要です。

ヒートショック

ヒートショックにより、入浴後に吐き気や目まいを感じるケースもあります。

ヒートショックは、急激な温度変化が原因で血圧が急激に変動することで、心臓や血管に異常が起きる症状です。寒い浴室と熱い湯船を行き来すると、血圧は急上昇と急降下を繰り返すことになります。その結果、心臓や血管の機能異常から目まいや立ちくらみ、吐き気が生じてしまうのです。

ヒートショックになりやすい人は主に以下の通りです。

  • 高齢者
  • 高血圧や糖尿病などの持病がある人
  • 不整脈がみられる人
  • 30分以上湯船につかる人
  • 熱い湯船が好きな人
  • 飲酒後すぐに入浴する人

ヒートショックは、年齢が若い人でもなりうる可能性があります。高齢者だけがなるものと思い込まずに、しっかり対策することが大切です。吐き気や目まい、立ちくらみが起きたときは、転倒による大けがを防ぐためにも、症状が治まるまで座るなど身体を低くしましょう。

湯あたり

最近、温泉に入ったのであれば「湯あたり」が原因で、吐き気やだるさを感じている可能性もあります。湯あたりは、温泉につかってから2日~1週間後に起きるケースが多く、温泉の成分が原因とされています。

また、湯船につかる習慣があまりない、長時間入浴することが少ないという人が温泉を堪能しようと何度も入ったり長くつかったりして、体調を崩すこともあります。温泉は体力を消耗しやすいため、人によっては体調不良の原因となることもあるのです。

病気が潜んでいる可能性もある

入浴後の吐き気や目まいが長引く場合は、以下の病気が潜んでいる可能性があります。

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 不整脈
  • 自律神経失調症 など

このような病気がある人は、のぼせやすかったり、ヒートショックになりやすかったりする傾向があります。また入浴後の吐き気や目まいだけでなく、以下の症状がある場合は脳梗塞や心筋梗塞が起きている恐れがあるため、救急車を呼びましょう。

  • 失神
  • 身体の麻痺
  • 意識障害
  • 胸の痛み

症状が長引いたり、悪化したりする場合は医療機関に相談することが大切です。

入浴後の吐き気や目まいが長引く場合は、病気が潜んでいる可能性があります。

入浴時に吐き気があったときの対処法

ここからは、入浴時の吐き気などの症状が軽度である場合の対処法を紹介します。症状がひどい場合は、救急車を呼ぶことが大切です。

楽な姿勢になって休む

入浴時に吐き気を感じたときは、座ったり横になったりして楽な姿勢で休むことが大切です。無理に動こうとすると立ちくらみを起こして転倒する可能性があります。大けがにつながる場合もあるため、まずは安静にすることを優先させましょう。

水分補給をする

入浴時に吐き気がある際は、脱水状態になっている可能性があります。安静にして症状が落ち着いたら、水分補給をしましょう。

脱水状態に効果的なのは水や麦茶、スポーツドリンクです。カフェインが含まれる飲み物やアルコールは脱水状態を悪化させるので控えましょう。

脱水状態に効果的なのは水や麦茶、スポーツドリンクです。

首筋や足元を冷やす

のぼせたことが原因である場合は、楽な姿勢になって症状が落ち着いたら、濡れたタオルや冷たいペットボトルで身体を冷やすとよいでしょう。

ただ、身体全体を急激に冷やすと、身体に負担がかかってしまいます。首筋や足元を中心に少しずつ冷やすと、効率的に身体のほてりを解消できるでしょう。


のぼせやヒートショックを防ぐ入浴法

入浴後の吐き気や目まいは、入浴法を変えることで改善する可能性があります。のぼせやヒートショックを防ぐ入浴法を6つ紹介するので、お風呂上がりのしんどさに悩まされている人は、ぜひ参考にしてみてください。

食事の直後や飲酒時の入浴を控える

人は食事や飲酒によって血圧が下がる傾向があります。低血圧の状態で入浴すると、のぼせやヒートショックが起きるリスクが高まり、お風呂上りに吐き気や目まいを感じやすくなります。

思い当たる節があるのであれば、お風呂の時間を調節し、食後や飲酒後に入浴しないようにしましょう。

湯船の温度を低めに設定する

湯船の温度が高すぎると、身体に負担がかかるといわれています。そのため、普段から42℃以上の湯船につかっている人は、のぼせやヒートショックが起きる危険性が高いといえます。お湯の温度は38~41℃以下を目安に設定するとよいでしょう。

また、湯船の温度に合わせて入浴時間を調整するのも効果的です。湯温と入浴時間の関係性は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

浴室と脱衣所を温めておく

温度変化が激しいと心臓や血管に大きな負担がかかり、ヒートショックのリスクが高まります。入浴前後の温度変化を最小限に抑えるためには、浴室と脱衣所を温めておくことが大切です。

ヒーターなどの暖房器具を脱衣所に置いて、入浴前に温めておきましょう。浴室に暖房機能がない場合は、あらかじめシャワーを出したり浴槽のふたを開けたりしておくことで浴室を温められます。

ヒートショックの対策のため、ヒーターなどの暖房器具を脱衣所に置いて、入浴前に温めておきましょう。

入浴前に水分補給する

入浴中は想像以上にたくさんの汗をかいているため、脱水状態により体調を崩しているケースもあります。そのため、入浴時の吐き気や目まいを防ぐには、こまめに水分補給をすることも大切です。

入浴前は必ず水分補給し、可能であれば浴室にもペットボトルなどを持ち込んで入浴中にも飲めるようにしておくのが理想的です。

湯船に入る前にかけ湯をする

先述した通り、温度変化が大きいと身体に負担がかかるため、いきなり湯船に入るのはヒートショックのリスクを高める行為です。

入浴後に吐き気や目まいを感じないためにも、湯船につかる前にシャワーやかけ湯で身体を温め、湯船と身体の温度差を小さくすることを意識しましょう。心臓への負担を軽くするために、手足から温めることも大切です。

湯船からはゆっくり立ち上がる

湯船につかっている間は血圧が下がっている状態です。低血圧の状態で急に立ち上がると、脳に血液が行き渡らなくなり、吐き気や目まいの原因となります。そのまま意識を失って転倒し、大けがをする恐れもあるため、湯船からはゆっくり立ち上がることを意識しましょう。

お湯の温度は38~41℃以下を目安に設定し、温泉からはゆっくり立ち上がりましょう。

入浴後の吐き気が続く場合は医療機関に相談する

入浴後の吐き気が続く状態は病気が潜んでいる可能性があるため、医療機関に相談することが大切です。例えば、血圧や脈拍に異常がある場合は循環器内科、自律神経の乱れが原因である場合は神経内科に相談してみましょう。

何科で受診するべきかは、入浴後に吐き気を感じる原因に合わせて選ぶのがよいですが、自分で判断できない場合もあるかもしれません。そのときは総合内科や一般内科を中心に選ぶとよいでしょう。


まとめ

入浴後の吐き気の原因には、のぼせやヒートショック以外にも、高血圧や糖尿病などの病気が潜んでいるケースがあります。症状が軽く、のぼせやヒートショックが原因である場合は、入浴法を見直すことで改善できます。

ただし、入浴法を見直しても、症状が繰り返されたり悪化したりする人は病気の疑いがあるので、医療機関に相談しましょう。

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