スリープエンリッチ 蒸れないもっちりマットレスの評判や口コミを徹底解説！【体験レビューあり】

SNSなどで「スリープエンリッチ 蒸れないもっちりマットレス」を知ってどういう商品なのか気になっている方もいるのではないでしょうか。

「スリープエンリッチ 蒸れないもっちりマットレス」はマットレストッパーなので、今使っているマットレスの寝心地を改善したい方におすすめの商品です。公式ページに乗っている情報だけでは分からないこともたくさんあると思うので、購入を検討している方は実際に使ってみた人の声などを参考にしてみることをおすすめします。

今回はそんな巷で話題のスリープエンリッチの特徴や評判、口コミを紹介します。スリープエンリッチを実際に使用した体験談をもとに、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人もお伝えします。

スリープエンリッチとは

スリープエンリッチは、2022年8月に「株式会社ライフェンリッチ」が立ち上げた新しいオーバーレイ（トッパー）マットレスブランドです。そのブランド名には「睡眠を豊かにする事で日々の生活を豊かにしてもらいたい」という思いが込められています。公式サイトでは現在マットレスや枕が販売されていますが、今回は主力商品のマットレスについて詳しく解説していきます。

スリープエンリッチのマットレスは、別名「蒸れないもっちりマットレス」とも呼ばれる高機能なマットレストッパーで、このような悩みを解決したい人におすすめしたい商品です。

• 暑くて汗や蒸れで途中で目覚めてしまう
• 寝汗や汚れによるマットレスの衛生面が心配
• 暑い日も寒い日も一年中快適に眠りたい
• 朝起きた時に腰や肩が痛い

スリープエンリッチの特長

スリープエンリッチはもっちりした寝心地と蒸れない通気性が特長のマットレストッパーです。その特長を詳しくご紹介します。

体圧分散性に優れたマットレストッパー

スリープエンリッチはマシュマロのようなもっちりした感触が特長のトッパーマットレスです。マットレストッパーとはマットレス・敷き布団の上に敷くタイプのマットレスのことで、オーバーレイマットレスとも言われます。使用中の寝具にへたりや不具合を感じるようになった時、マットレストッパーを活用すると買い替えよりも手軽に寝心地や睡眠環境を変えることが可能です。

スリープエンリッチは体圧分散性に優れたマットレストッパーなので、今使っている寝具の上に敷くことで圧力を分散し、肩や腰への負担を軽減して快眠をサポートしてくれます。

通気性が高いため蒸れにくく、丸洗いOK

スリープエンリッチの中材には「ムマック低反発フォーム」という機能性素材を採用しています。ウレタンフォームの気泡にあるフィルム状の膜を取り除いたこの素材は従来品の約11倍も通気性が高い (※)ため、寝汗が気になる季節でも蒸れにくく、朝まで快適に過ごすことができます。

また、この機能性素材は一般的な低反発ウレタンの「洗えないから不衛生」という課題も解決しており、自宅のシャワーで丸洗いできます。中材は3分割に分かれているので汚れた部分だけを取り出して気軽に洗うことができ、アレルギーの元を溜め込まずいつでも清潔な環境をキープできます。

※参照：【スリープエンリッチ】通気性比較データ

直接肌に触れる「涼暖カバー」もこだわりの性能

スリープエンリッチにはマットレス本体を包むインナーカバーとは別に、国内の老舗繊維会社が開発した専用の「涼暖カバー」が付いてきます。この涼暖カバーには、抗菌・防臭・吸湿・速乾などこだわりの機能が詰まっています。さらに、この専用カバーは素材・機能違いのリバーシブル仕様なので、季節に合わせてオールシーズン快適に使用できます。

	【涼】 持続冷感面	【暖】 裏起毛面
生地	銀イオン配合「AG+」生地 (COOL SILVER50％)	起毛生地
機能	高い吸湿速乾性	高い保温性
季節	夏におすすめ	秋冬におすすめ
色	クリアホワイト	ウォームベージュ

なお、公式サイトのQ&Aには「肌触りの良いカバーとなっておりますので、シーツ、カバー、敷きパッドなどを載せずにそのままご使用ください」と書いてあります。

3分割 × 両面仕様でカスタマイズ可能

前述したように、スリープエンリッチの中身のマットレスは3分割に分かれています。また、3分割のマットレスはリバーシブル仕様になっており、低反発の魅力はそのままに「波形面」と「フラット面」を自由に組み変えて寝心地をカスタマイズすることも可能です。

また、マットレス・カバーが両面それぞれ違った寝心地・質感なので、その組み合わせだけでも様々なカスタマイズが楽しめます。例えば、公式では下記のマットレスとカバーの組み合わせをおすすめしています。

季節	おすすめの組み合わせ
夏	蒸れにくい「波形面」 × 銀イオン素材「持続冷感面 」
冬	優しく包む「フラット面」 × 保温性の高い「裏起毛面」

28万回の耐久試験をクリアした安心品質

一般的なマットレスの耐久テストはおよそ8万回程度なのに比べて、スリープエンリッチは28万回もの耐久テストをクリアしています。

また、インナーカバーは中国製ですが、マットレスの中材と直接肌に触れる専用カバーは日本製です。「60日返品保証」や「1年間品質保証」などの制度もあるため、安心して寝心地が試せるのも嬉しいポイントです。

スリープエンリッチの基本情報

単品の価格

サイズ	寸法（cm）	価格（税込）
シングル	97×195cm	39,800円
セミダブル	120×195cm	44,800円

※マットレスの厚みは4cmです。

※記事執筆時の情報です。最新の情報は【スリープエンリッチ】公式サイトよりご確認ください。

■ 重量

• シングル：約3.5kg
• セミダブル：約4.3kg

セットの価格との比較

スリープエンリッチは単品販売の他に「マットレス2枚セット」「枕付きセット」が選べます。もしマットレスが2セット欲しい場合や枕も一緒に欲しいという場合は、特別価格となっているセット購入の方がおすすめです。

	シングル	セミダブル
マットレス 単品	39,800円	44,800円
マットレス 2枚セット	71,640円 （7,960円お得）	80,640円 （8,960円お得）
枕付き セット	43,700円 （3,900円お得）	48,700円 （3,900円お得）

送料

全国一律：880円（税込）

※ 北海道・沖縄・離島は別途追加送料が必要

保証期間とお試し期間

スリープエンリッチは60日間返品保証と1年間の品質保証の2大安心制度付きです。
詳しくは後述の「60日間返品保証と1年間の品質保証について」でご説明します。

実際にスリープエンリッチを体験してみました

開梱から設置まで

ここからは「スリープエンリッチ」の開封を行っていきます。

商品はこのように段ボールに入った状態で届きました。 圧縮梱包なのでかなりコンパクトなサイズになっています。
商品のサイズはシングルサイズです。 （モデル身長：154cm）

段ボールを開けると中にはロール状に圧縮された 「スリープエンリッチ」 本体と専用の涼暖カバー、説明書が入っていました。

中身を取り出してみるとこのような形になっています。それほど重くないので女性でも問題なく持ち運ぶことが出来ると思います。

ここからは圧縮されたマットレスの復元を行っていきます。

まずは外側のビニールをハサミで切っていきます。ハサミを使用する時はなるべく端の方を切るなどして、マットレス本体を傷つけてしまわないように気を付けて作業を行いましょう。

外側のビニールを切り終わると、ロール状になっているマットレスが徐々にほどけるので、転がして広げていきます。

マットレスが端まで広がったら縦に二つ折りにたたまれた状態になっているので、マットレスを広げます。

マットレスが広がったら、内側の薄い保護カバーを外します。

形を整えて、マットレス本体の設置は完了です。

この後、実際に使用する際は専用の涼暖カバーを取り付けます。

ただし、開封した直後はこのように復元が完全には完了していない状態です。

柔らかさもなく四隅もきれいになっていないので、しばらくはこのまま置いておくようにしましょう。
※1日経つとほぼ完ぺきな形に復元が完了していました。

また、スリープエンリッチはマットレストッパーなので、単体では使用できません。必ずマットレス・敷き布団の上に敷いて使用しましょう。

実際にスリープエンリッチを使って感じたこと

ここからは実際に「スリープエンリッチ」を使用して感じたことについて、 マットレスを選ぶ上で重要なこちらのポイントに注目して紹介していきます。

• 寝心地・底付き感
• 寝返りのしやすさ
• 取扱いのしやすさ
• 清潔に使えるか
• 通気性
• 耐久性
• サイズ展開
• コストパフォーマンス

寝心地・底付き感

まずは「スリープエンリッチ」の寝心地について解説していきます。「スリープエンリッチ」は表と裏で異なる寝心地で、さらに3分割されているため組み合わせによってさまざまな寝心地にカスタマイズすることが可能です。

まずは、3枚全てを波形面（ぽこぽこしている面）にして仰向けで寝てみました。

手でこの波形面を触った時は凹凸をかなり感じたので、横になった時に気になって寝にくいのではないかと思っていましたが、実際に横になってみると低反発素材が身体に適度にフィットするため、凹凸はほとんど気になりませんでした。

足の部分に関しては体重があまりかからない分、少しだけ凹凸が気になりましたが、使っているうちに慣れるかと思うので特に心配はいらないかと思います。

素材自体は低反発なのですが、寝心地自体は柔らかすぎるということはなく、表面は柔らかいけどその下の部分がしっかりと身体を支えてくれるイメージです。

※写真は分かりやすいようにカバーを外していますが、実際の寝心地はカバーを付けた状態で試しています。

横向き寝の時は肩の部分に圧力がかかりやすくなりますが、沈み込みのある素材なのでこちらも身体に適度にフィットする感覚がありました。肩部分の圧迫感が少なくなるため、横向き寝がメインの方にもおすすめです。

次に3枚すべてをフラット面にして仰向けで横になってみたところ、こちらは先ほどの波形面に比べると少し硬めの寝心地でした。
※一般的に凹凸加工（プロファイル加工）がされている方が柔らかく感じる傾向にあります

表面の凹凸がない分、より身体にフィットする寝心地でした。公式にも記載がある通りフィット感があり熱が逃げにくい構造になっているので、冬場の使用に向いているかと思います。

横向き寝の時は、 波形面に寝た時よりも少し密着感があるように感じました。横向き寝の際の圧迫感が気になる方は3枚すべて、もしくは肩にあたる部分を波形面にすることをおすすめします。

「スリープエンリッチ」は厚み4cmのトッパーになるので、底付き感に関しては下に敷くマットレスの厚みや素材によって変わってきます。

基本的に極端に薄いマットレスや柔らかいマットレスの上に敷かない限りは底付き感はないと思います。

今回は厚み18cmのボンネルマットレスと厚み10cmの高反発ウレタンマットレスの上に敷いて試してみましたが、どちらも底付きを感じることはありませんでした。

寝返りのしやすさ

「スリープエンリッチ」は低反発素材のウレタンで沈み込みがあるため、寝返りをうつ際には少し力が必要でした。とはいえ、寝返りが打てないというレベルではないので、普段から寝返りが多くて困っている方などには、寝返りの回数を少なくできるのでおすすめです。

逆に普段から寝返りが打てなくて困っているという方は、高反発素材のマットレスやトッパーを検討するようにしましょう。

取扱いのしやすさ

「スリープエンリッチ」の重さは約3.5kgなので、移動をしたりマットレスの裏表を入れ替える時などに困ることは特にありませんでした。ただ、素材自体が密度のある低反発ウレタンになっているので、想像しているよりはずっしりとした印象でした。

また、マットレストッパー内部の湿気を飛ばすために壁に立てかけたりすることがあるかもしれませんが、低反発素材のため壁に立てかけてもぐねぐねして倒れて来てしまいます。

商品自体は三つ折りにすることが可能なので、使わないときはコンパクトにたたんで押し入れなどにしまうことが出来るのはメリットの1つです。

清潔に使えるか

「スリープエンリッチ」の大きな特長のひとつがウレタンフォームをシャワーで丸洗い可能という点です。一般的なウレタンフォームは水洗い不可なので、清潔に使う上でこれは非常に大きなメリットと言えます。「スリープエンリッチ」の大きな特長のひとつがウレタンフォームをシャワーで丸洗い可能という点です。一般的なウレタンフォームは水洗い不可なので、清潔に使う上でこれは非常に大きなメリットと言えます。

また、専用の「涼暖カバー」には、 抗菌・防臭・吸湿・速乾など清潔に使う上で欠かせない機能がたくさん詰まっています。もちろんカバー自体も洗濯可能なので、汚れてしまったときは簡単に丸洗いすることが出来ます。

通気性

「スリープエンリッチ」で使われているのは、従来のウレタンフォームの気泡にあるフィルム上の膜を取り除いた機能性素材であるため、通気性が良く蒸れを感じにくくなっています。低反発マットレスは特に蒸れを感じやすいので、通気性の良い低反発マットレスを探している方には大変おすすめです。

耐久性

ウレタン素材のマットレスの耐久性は、一般的には密度（D）の数値で予測することが出来ます。
※密度が大きいほど耐久性も高くなる傾向にあります

「スリープエンリッチ」の公式ページにはこの密度の記載が無いため判断が難しいですが、一般的な低反発マットレスの寿命は3～5年程度と言われているので、少なくともこれくらいの期間は問題なく使用できるかと思います。

ちなみに耐久試験として28万回の圧縮テストをクリアしているので、数字上はかなりへたりにくいマットレスだと言えます。

※一般的なJIS基準では8万回の圧縮試験を行って耐久性を算出しています。ただ「スリープエンリッチ」の公式サイトには具体的にどこの機関で試験を行ってどれくらいの復元率（どれくらいへたったか）だったのかという具体的な数字は記載されていませんでした。

サイズ展開

「スリープエンリッチ」のサイズ展開は「シングルサイズ」と「セミダブルサイズ」の2種類となっています。そのため、現在「ダブルサイズ」「クイーンサイズ」「キングサイズ」のマットレスを使用されている方には残念ながら合わないので注意が必要です。

コストパフォーマンス

「スリープエンリッチ」 のシングルサイズは39,800円 （記事執筆時の価格） となっています。 今使っているマットレスの上に乗せて使うトッパーとして考えると少し高く感じるかもしれませんが、丸洗いできて清潔に長く使えるという点や、季節に合わせて寝心地を変えられる点などを考慮すれば、決して高いトッパーマットレスではないかと思います。

スリープエンリッチのメリット（使ってみて良かったところ ）

季節に応じて寝心地をカスタマイズできる

マットレス本体が3分割されているため、好みに合わせて寝心地を変えられるのは大きなメリットかと思います。個人的には蒸れを感じやすい肩や脚の部分は波形面、しっかりと身体を支えたい腰部分はフラット面を使用するのがおすすめです。

また、付属の専用シーツも裏表で寝心地を切り替えることが出来るので、オールシーズン快適に使用することができるのも大きなメリットと言えます。

実際に使用したのが4月でしたが、シーツの冷感面（夏用）を上にして寝ると寝苦しさは全くありませんでした。逆に裏起毛面（冬用）を上にして寝ると少し暑く感じたので、寒い時期にはピッタリなのではないかと思います。

水洗い可能でいつでも清潔に使える

一般的なウレタンマットレスの弱点である「洗えない」という点を克服しているため、定期的に洗うことでいつでも清潔に使用することが出来るのは非常に大きなメリットです。子どものおねしょなどで汚れてしまっても気兼ねなく洗うことができるのも嬉しいポイントです。

スリープエンリッチのデメリット（ 気になったところ ）

マットレスの中材の出し入れが少し大変

「スリープエンリッチ」は丸洗い可能・分割構造による寝心地のカスタマイズが可能というメリットがありますが、どちらも中材の出し入れをする必要があります。

マットレスの中材はガーゼのような薄いカバーに入っていますが、このカバーから取り出す際に中でマットレスがカバーに引っかかってしまい中々取り出すことが出来ませんでした。寝心地のカスタマイズに関してはそれほど頻繁にすることではないので気になりませんが、洗う際の出し入れが少し大変なのはデメリットのひとつではないかと思います。

分割されているので分かれ目が少し気になる

3分割構造になっているため、マットレス同士のすき間が気になることがありました。特に、日中たたんでおいて夜使う時に敷くといったときにきちんと設置をしないと、分割されているマットレス同士のすき間が空いてしまったり、重なって山のようになったりすることがありました。

マットレスがずれた状態で寝ると違和感を感じてしまうので、多少手間でもしっかりとずれないように設置するようにしましょう。

※上の写真は専用の涼暖カバーを付けていない状態です

スリープエンリッチがおすすめの人

• 手軽に今使っているマットレスの寝心地を改善したい人
• フィット感のある寝心地が好きな人
• 洗えるマットレスを探している人

スリープエンリッチをおすすめできない人

• 寝返りの打ちやすいマットレスを探している人
• 硬くて反発力のある寝心地が好きな人
• 1枚で寝心地の良いマットレスを探している人

60日間返品保証と1年間の品質保証について

スリープエンリッチでは「60日間返品保証」が用意されているため、万が一寝心地が合わないと感じても期間内であれば返品・返金してもらうことが可能です。実際に自宅で使ってみて自分に合っているかどうか判断できるのは嬉しいポイントです。

「60日間返品保証」の対象・条件

• 商品到着から60日以内であること
• 使用済でもOK
• 返品時の送料は購入者負担

1年間の品質保証について

スリープエンリッチでは60日間の返品保証期間を過ぎてしまうと返品・返金は受け付けてもらえませんが、1年以内に商品に不具合があった時は無償交換してもらえる「1年間の品質保証」がついているので安心です。

購入者の声＆口コミ

出典：【スリープエンリッチ】公式サイトよりご確認ください。

まとめ

今回はスリープエンリッチの評判や口コミをもとに、実際に使ってみて感じた良さ・気になったところ、メリット・デメリットを紹介しました。

睡眠の質を上げると、日々の生活もエネルギッシュに活動できるようになります。

この記事を読んで気になった方はスリープエンリッチを試してみてはいかがでしょうか。