公開日:2023.03.15
更新日:2023.03.16
目次
全米トップクラスのマットレスブランドであるSerta(サータ)のマットレスは数多くの一流ホテルでも採用されており、睡眠の質を上げたい方におすすめです。
ただ、サータには数多くの商品があり、価格帯も10万円を切るものから30万円以上するものまであるため、どれが自分に合ったマットレスなのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
この記事ではサータマットレスのひとつである「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」の特徴を紹介します。実際に使用した体験談をもとに、メリット・デメリット、おすすめできる人・できない人もお伝えしますので、気になっている方はぜひ参考にしてみてください!
※当サイトで紹介している商品の中には一部アフィリエイト広告を利用しているものがあります。
冒頭でも紹介した通り「Serta(サータ)」は全米トップクラスのマットレスブランドです。寝心地のよさ・耐久性の高さ・種類の豊富さなどの理由から日本でも多くの一流ホテルに選ばれています。
本社はアメリカにありますが、現在日本で販売されているサータのマットレスは全て日本国内での受注生産となっています。日本の気候や住環境に合わせて製造されているため、日本人の身体に合ったマットレスに仕上がっています。
日本のサータマットレスの製造はベッド・リビングソファ・インテリア用品の製造、販売を行っている「ドリームベッド株式会社」が一手に引き受けています。
サータのマットレスには下記のような特長があります。
本記事で紹介する 「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」は、6.8インチポケットコイルを使用した、寝心地の良さだけでなく耐久性と品質、デザイン性に優れたマットレスです。その特長について詳しくご紹介します。
ポケットコイルマットレスとは、コイルを不織布でできたポケット(袋)にひとつひとつ閉じ込めた構造のマットレスのことです。独立したコイルが身体を「点」で支え、身体のラインに沿って沈み込むため理想の寝姿勢が保ちやすく、背・腰・肩などへの負担が軽減されます。また、構造的に振動が伝わりにくいため家族と一緒に寝てもお互いの振動が気になりにくいという特長もあります。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」のポケットコイルには、一般的なポケットコイルマットレスでよく使用される「5.8インチ」よりも巻き数を増やした「6.8インチ」の樽型ポケットコイルが採用されています。その結果、コイル単体のクッション性が増し、心地良いフィット感と安定した寝心地に仕上がっています。また、サータマットレスのポケットコイルはJIS規格最高グレードの線材を使用しているため、耐久性にも優れています。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」のポケットコイルの配列は「ゾーニング配列」を採用しています。ゾーニング配列とは、異なる線径のコイルを並べる配置方法です。中央に線径の太いコイルを集中させる配置方法により、寝ている時特に負荷のかかりやすい腰部分を強化しながら、耐久性アップとバランスの良い体圧分散性を実現しています。
なお、「サータ・ペディック68 6.8インチ」 には並行配列・ソフト仕様の「F1-P」もありますが、今回紹介している「F1-N」は交互配列・ハード仕様でよりしっかりした寝心地です。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」の詰め物は、表面・裏面がそれぞれ7層で構成されています。断面図を見てみると上下のポリエステル綿やウレタンフォームでコア層の6.8インチのポケットコイルを挟み込むような構造です。この構造が優れた体圧分散性を発揮し、快適な寝姿勢を保つことができます。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」の側面には「ヘルシーエアーレット」という空気孔が3列ずつ付いています。この「ヘルシーエアーレット」により内部にこもりがちな湿気が寝返りの上下動で排出できる仕掛けで、湿気の多い日本でも一年中快適に過ごせるよう工夫されています。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」の生地には国産の上質なジャガード生地が採用されており、見た目も高級感のあるデザインに仕上がっています。
また、日本で展開しているサータマットレスはすべて安心の日本製で、日本の住環境や日本人の体型に合わせて改良を重ね、国内で受注生産されています。衛生と環境に配慮した製品に付与される「全日本ベッド工業会の衛生マーク」も取得しており、寝心地だけでなくデザイン性や安全面にもこだわってつくられていることが伺えます。
サイズ | 寸法(cm) | 価格 (税込) |
PSパーソナル シングル | 97×196cm | 95,000円 |
SDセミダブル | 122×196cm | 105,000円 |
Dダブル | 139×196cm | 115,000円 |
Q1クイーン1 | 150×196cm | 125,000円 |
Q2 (1枚仕様)クイーン2 | 163×196cm | 135,000円 |
Q2 (2枚仕様)クイーン2 | (81.5×196cm)×2本 | 180,000円 |
※ マットレスの厚みは27cmです。
※ サータのマットレスのサイズ表記は一般的な日本のマットレスのサイズ表記と少し異なっており、PS(パーソナルシングル)はシングルサイズ相当、Q1はワイドダブルサイズ相当です。
※記事執筆時の情報です。最新の情報は【サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N】商品ページ よりご確認ください。
コイルの種類 | 6.8インチポケットコイル |
コイルの線径 | 1.9mm / 2.0mm |
配列・仕様 | 交互配列・ハード仕様 |
生産国 | 日本 |
ここからは実際に「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」を使用して感じたことについて、 マットレスを選ぶ上で重要なこちらのポイントに注目して紹介していきます。
※今回撮影したのはD(ダブル)サイズになります。
まずは仰向けで寝た際の寝心地ですが、身体にフィットする硬めの寝心地で、沈み込みが少なくマットレス全体が身体を支えてくれているようなイメージでした。
寝る前にマットレスを手で触って押してみた時はある程度の沈み込みがありましたが、表面の生地がしっかりしているので、実際に仰向けになってみると身体はそこまで沈み込まず、適度な反発力がありました。
寝心地は硬めですが、表面の生地やウレタンフォーム・中綿などが適度に身体とマットレスのすき間を埋めてくれて、適切な寝姿勢を保ちつつも沈み込み過ぎない理想的な寝姿勢になっています。
次に横向きで寝てみましたが、こちらも仰向けと同じで沈み込みが少なくやや硬めの寝心地でした。
一般的に、仰向け寝より横向き寝の方が身体が沈み込みますが、硬めのマットレスなので肩幅が大きい人にとっては沈み込みが少ない分、やや窮屈に感じるかもしれません。
底付き感に関しては厚み27cmのポケットコイルマットレスのため、特に心配する必要はないかと思います。
適度な沈み込みと反発力があるマットレスなので、寝返りは比較的スムーズに打つことが出来ました。
ただ、寝返りをしっかりサポートしてくれるほどの反発力はないので、「寝返りが全く打てなくて困っている」という人は、高反発のウレタンマットレスなどを選ぶことをおすすめします。
逆に「寝返りが多くて困っている」「自分の力で寝返りは打てるが回数はそれほど多くない」といった方にはおすすめのマットレスになります。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」の重さは下記の通りになっています。
PS(パーソナルシングル)サイズで30kg近くの重さがあり、女性が一人で持ち上げたり移動をする際には少し大変かもしれません。
※ポケットコイルマットレスはコイルの重みがあるのでどうしても重たくなってしまいます。
ただ、低反発素材の柔らかくて重たいマットレスだと、壁に立てかけたり移動したりする際にマットレス本体がぐねぐね動いてしまい一人での取り扱いがかなり大変ですが、 「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」はしっかりとした作りの硬めのマットレスになっているので壁に立てかけたり上下のローテーションを行う際にはそれほどストレスはありませんでした。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」 の側面には「ヘルシーエアーレット」と呼ばれる空気孔がついています。元々ポケットコイルマットレスは通気性が良いとされていますが、この「ヘルシーエアーレット」がついていることによって、寝返りの度にマットレス内部の湿気が排出されるため、より通気性の良いマットレスになっています。
7層構造により身体に優しくフィットしつつも通気性が良いので、ムレて寝苦しいといったこともほとんどありません。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」は「全日本ベッド工業会の衛生マットレス」のマークを取得しています。「衛生マットレス」は全日本ベッド工業会で定めた厳しい「マットレスの環境基準」をクリアしたマットレスにのみ付けられるマークです。
具体的な項目例をいくつかご紹介します。
抗菌・防臭効果が期待でき、マットレス本体の通気性も良いため、清潔に使用することが出来ます。
ただし、マットレス本体を洗濯したりすることは出来ないので、定期的に壁に立てかけて湿気を逃がしたり、ボックスシーツや敷きパッドを付けてマットレスが汚れるのを防ぐようにしましょう。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」に使われているポケットコイルは、JIS規格最高グレードの線材を使用しているため、一般的なマットレスよりも耐久性が増しています。
また、ポケットコイルの配列も「ゾーニング配列」を採用しています。寝ている時に特に負担のかかる腰部分に太めのコイルを集中させる配置方法となっており、これにより耐久性がアップしています。
さらに、マットレスを長持ちさせるコツとして、2~3ヶ月に1回程度、上下・裏表のローテーションを行うことが推奨されていますが、 「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」 は上下の区別が無く裏表も変えて使うことができるので、ローテーションを行えばかなり長い間使うことが出来ます。
一般的なポケットコイルマットレスの寿命は8~10年程度と言われています。 そのため、ローテーションを上手く行うことで10年以上使うことが出来るのではないかと思います。
マットレスは基本的にボックスシーツやベッドパッドと一緒に使うものなので、マットレス自体のデザイン性はそこまで重要ではないですが、それでも見た目がおしゃれなマットレスは購買意欲をそそるかと思います。
サータにはおしゃれで高級感のあるデザインのマットレスが多く、ホテルスタイルの寝室を目指している人には特におすすめです。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」 は上質なジャガード生地に独特の模様が描かれており、サータシリーズの中でも特にデザイン性にこだわっている印象です。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」 の大きさは下記の通りです。
※厚みはいずれも27cmです。
※サータのマットレスのサイズ表記は一般的な日本のマットレスのサイズ表記と少し異なっており、PS(パーソナルシングル)はシングルサイズ相当、Q1はワイドダブルサイズ相当です。
PSからQ2サイズまでの6サイズ展開となっており、一般的な需要があるサイズは全て網羅されています。
キングサイズを探している方には合わないですが、キングサイズの1枚マットレスは重さ・大きさの両方から考えて扱いづらいので、クイーンサイズより大きいマットレスを探している場合はPSサイズのマットレスを2枚合わせてワイドキングサイズとして使うのがおすすめです。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」の端に座ってみた際の沈み込みはこのようになりました。
多少の沈み込みはありますが、しっかりとした作りになっているので端の部分に横になっても安定感があります。
品質の低いマットレスだと端部分に横になった時に沈み込みが大きく不安定になることも多いので、そういった観点からも安心して使用できる高品質なマットレスと言えるのではないでしょうか。
PS(パーソナルシングル)サイズ(97×196cm)で「95,000円」なので、マットレス市場全体で考えると少し高めの値段になっています。※記事執筆時の価格
ただし、全米トップクラスのシェアを誇るサータで考えると比較的お手頃な価格帯になっており、ポケットコイルのグレードや耐久性、寝心地の良さ、日本製である点などを考えるとかなりコストパフォーマンスの高いマットレスではないかと思います。
「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」はジャガード生地が採用されており、ポケットコイルの上下にある7つの層と合わさって身体に適度にフィットする寝心地となっています。通気性も良いため寝ている時にムレてしまうこともほとんどありません。
ゾーニング配列により、腰部分をしっかりとサポートしてくれるため、仰向けに寝た際に腰が痛くなってしまうこともありませんでした。
見た目も高級感があり、角部分までしっかりと作られているので、サータのブランドにふさわしいクオリティの高いマットレスだと感じました。
マットレスは使っていると同じ個所に負担がかかってしまい、少しずつ劣化していったり寝心地が変わってきてしまいます。そのため、定期的にマットレスの上下や裏表を変えることで同じ個所に負担がかかるのを防ぎ、マットレスを長持ちさせることが出来ますが、「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」は上下・裏表の区別が無いため、4パターンのローテーションを行うことが出来ます。
マットレスを長く使うことが出来ればそれだけコストパフォーマンスの良いマットレスになるので、もし購入された場合はこまめにローテーションを行うようにしましょう。
ポケットコイルマットレスは一つ一つのコイルが独立しているので、2人で横になってもお互いの振動が伝わりにくいというメリットがあります。
クイーンサイズのような2人で使用するのにおすすめのサイズもあるので、新婚でちょっと良いマットレスを使いたいという方にもおすすめです。
ポケットコイルマットレスのスプリングの配列には「交互配列」と「並行配列」があり、「交互配列」はハードな硬めの寝心地、「並行配列」はソフトで柔らかめな寝心地になります。「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」は「交互配列」が採用されており、しっかりした寝心地になりますが、沈み込みが少ない分横向き寝をした場合には少しだけ窮屈感を感じる人もいるかもしれません。
「サータ・ペディック68 6.8インチ」にはソフト仕様で柔らかめな寝心地の「 サータ・ペディック68 6.8インチ F1-P」という商品もあるので、横向き寝が多い方はこちらを検討してみてもいいかもしれません。
横向き寝がメインの方で、硬めな寝心地が好きな場合は、マットレスの上に少し厚みのある敷きパッドを敷くなどの対策を行うことをおすすめします。
今回は「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」の実際に使ってみて感じた良さ・気になったところ、メリット・デメリットを紹介しました。
睡眠の質を上げると、日々の生活もエネルギッシュに活動できるようになります。
今回ご紹介した「サータ・ペディック68 6.8インチ F1-N」はサータシリーズの中でも比較的安く購入できるマットレスになります。
ビーナスベッドのサイトでも購入できるほか、岡山県にある当店ショールームでも展示・販売を行っております。実際の寝心地などを確認することもできるので、気になる方は是非一度ご来店ください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
関連記事
Profile プロフィール
Item カテゴリーで商品を探す
Ranking 人気の記事
New 新着記事
Tags タグで記事を探す