5畳の寝室でも快適に過ごす！レイアウトやアイテム選びのコツを解説

5畳の寝室は、一般的な寝室に比べて狭く、ベッドや家具のレイアウトに悩む人が多いものです。本記事では、5畳の寝室でも快適に過ごせるレイアウトのコツや、ベッドの選び方を解説します。具体的なおすすめ商品やレイアウトも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。狭い寝室でも、少しの工夫で快適な空間を実現しましょう。

5畳の寝室の広さはどれくらい？

5畳の寝室の広さは約2.85×2.85ｍで、部屋面積は約8.1㎡です。シングルベッドを置くと、部屋の3分の1ほどのスペースが埋まるくらいの広さです。一般的なビジネスホテルのシングルサイズの一室をイメージするとわかりやすいでしょう。一般的なダブルベッドのマットレスサイズは横幅140cm×長さ約195cmなので、5畳の部屋にも問題なく設置できます。

なお、和室の場合は、地域ごとに畳のサイズがやや異なるため、部屋面積にも微妙な違いが生じます。

レイアウト変更前に確認したいポイント

狭い寝室はスペースに余裕がないため、模様替えの前にしっかりと計画を練る必要があります。5畳の寝室のレイアウトを変更する際は、以下のポイントを確認しましょう。

寝室の使用人数

必要なベッドサイズは、寝室の使用人数によって異なります。たとえば1人で使用するならセミダブルベッド、2人で使用するならクイーンサイズ以上がおすすめです。

寝室の面積と家具のサイズ

寝室の広さや、寝具と家具のサイズ感を把握しましょう。フローリングであれば部屋の面積は全国一律ですが、上記の通り和室の場合はやや差が生じます。

設置する予定のベッドや家具を置いた場合を考え、残りのスペースを計算しましょう。

5畳の寝室のレイアウトのコツ

ここからは、5畳の寝室でも快適に過ごせるレイアウトのコツを解説します。

動線を確保する

部屋の入口からベッド、ベッドから窓といった、室内での人の動きに合わせた動線を確保しましょう。快適に過ごすためには、少なくともベッドの片側に幅50cm～60cm程度のスペースを確保することがおすすめです。また、部屋の入り口やドア、窓や収納扉などがきちんと開くことを確認します。

寝室での過ごし方を考える

家具の種類やレイアウトを決める際は、その部屋での過ごし方を考えることも大切です。たとえば寝室で眠るだけでなく、テレビを見てリラックスしたい場合は、テレビとベッドの高さ・位置を調整します。スペースに余裕がない場合は、壁掛けタイプのテレビもおすすめです。

寝具の色を統一する

いろいろなカラーがあると部屋が狭く見えるため、寝具の色はなるべく同系色で統一しましょう。天井や壁、そのほかの家具との色合いを合わせるとグッドです。

収納を見直す

クローゼットや本棚など、大物の収納家具は圧迫感があるため、部屋が狭く感じてしまいます。狭い寝室に収納を置く場合は、スリムタイプの収納棚や壁面収納などを上手に活用しましょう。

部屋が長方形の場合は仕切りを活用する

長方形の部屋は家具の配置が難しく、レイアウトを決めにくいとされています。まずは、一番大きなベッドの配置から決めましょう。その際、ベッドのヘッドボードや仕切り用のボードを活用すると、部屋がすっきりと見えます。

5畳の寝室に最適なベッドの選び方

次に、5畳の寝室に最適なベッドの選び方を解説します。

狭い寝室にはコンパクトタイプ

5畳の寝室は手狭なため、ヘッド部分がないタイプなど、コンパクトなベッドを選びましょう。また、マットレスをベッドフレームにはめ込み、落とし込むベッドではなく、マットレスを上に乗せるタイプがおすすめです。

収納が足りないときは収納付きベッド

「収納家具を配置したいが、スペースが足りない」という問題を解消するには、収納付きベッドがおすすめです。また、ロフトベッドも、下の部分を収納スペースとして活用できます。

ソファーが欲しいならソファーベッド

狭い寝室にベッドもソファーも両方置きたいという人には、ソファーベッドが最適です。ただし、ソファーベッドは一般的なベッドと比べると、寝心地がいまいちな場合もあります。

寝室を広く使うなら折りたたみベッド

寝室でストレッチなどの軽い運動をしたい場合は、省スペースな折りたたみベッドがおすすめです。就寝時以外はコンパクトに収納できるため、広々としたスペースを確保できます。ただし、ほかの家具の配置によっては、ベッドの移動が面倒に感じる場合もあるでしょう。

圧迫感が気になるならフロアタイプ

ベッドの圧迫感が気になる場合は、フロアタイプのベッドがおすすめです。高さが低いため、大きなベッドでも圧迫感を感じにくく、開放的で広々とした雰囲気を演出できます。

5畳の寝室に最適な寝具の色

明るい色は部屋を広く見せてくれるため、狭い寝室の寝具は明るい色で統一するとよいでしょう。

とくに部屋が広く見えるのは、白系のカラーです。一口に「白」といっても、オフホワイトやパールホワイト、スノーホワイトなど、その種類は実にさまざまです。リラックス感を演出するなら、ホワイト系のなかでも、ベージュやアイボリーなどの暖色系カラーがおすすめできます。

5畳の寝室におすすめのベッドフレーム

ここからは、5畳の寝室におすすめのベッドフレームを紹介します。ベッドを新調する予定の人は、ぜひ参考にしてください。

ロゼッタ［ブラウン］

シンプルかつモダンなデザインの、ロータイプベッドです。低重心なので圧迫感がなく、狭い寝室でもすっきりとした印象にまとまります。

商品サイズ	幅100cm × 長さ202.5cm × 高さ58cm
ベッド下スペース	0cm
素材・仕様	フレーム：タモ材（天然木化粧合板） 床板：ポプラ合板

ひのきすのこベッド

天然のひのきのみを使用し、職人がひとつひとつ丁寧に仕上げたベッドフレームです。ヘッド部分がないため、狭い寝室にも無理なく設置できます。

商品サイズ	幅120cm × 長さ200cm × 高さ30cm
ベッド下スペース	23cm
素材・仕様	ひのき無垢材

しきぶーshikibuー

和モダンな雰囲気が魅力の畳ベッドです。布団を敷いて眠れるため、マットレスと比べて厚みが出にくく、すっきりとした印象になります。また、ベッド下にケースを置けば、収納スペースとしても活用できます。

商品サイズ	幅123cm × 長さ222cm × 高さ62cm
ベッド下スペース	28cm
素材・仕様	オーク無垢材(節あり材)、オーク集成節あり材 ウォールナット無垢材 ウレタン塗装仕上げ（F☆☆☆☆）、カテキン入り畳表

サータ ホテルスタイル594 引き出し付

ホテルライクな印象で、間接照明が落ち着いた雰囲気を演出するベッドフレームです。寝具や家具を収納できる引き出し付きのため、スペース不足にお悩みの方におすすめです。

商品サイズ	幅101cm × 長さ208cm × 高さ90cm
引き出しサイズ	幅87cm × 奥行39cm × 高さ15cm
素材・仕様	ウォールナット突板（水性塗装）

5畳の寝室におすすめのレイアウト

最後は、5畳の寝室におすすめのレイアウトを紹介します。狭い寝室を快適に使用するヒントにしてください。

ヘッドレスタイプのベッドで圧迫感を軽減

狭い寝室には、ヘッドレスタイプのベッドが最適です。ヘッドボードがないため圧迫感を感じにくく、寝室を広く見せてくれます。ただし、ヘッドレスタイプは頭上から冷気が伝わりやすいため、窓際に置く際は注意が必要です。

ベッドをソファー代わりに使用

「ソファーベッドは寝心地がいまいち」と感じるなら、低重心のベッドをソファー代わりに使用することもおすすめです。ローテーブルを置けば食事や作業スペースとしても活用できるため、1人暮らしに最適です。

クイーンサイズでゆとりを確保

寝室を2人で使用するなら、ゆったり眠れるクイーンサイズがおすすめです。5畳の寝室にクイーンサイズのベッドを置くなら、部屋の角に配置するとよいでしょう。スペースを無駄にしないことで、ゆとりを確保できます。

シングルベッド×2台のレイアウト

寝室の形状が正方形なら、シングルベッドを2つ並べて置くことも可能です。その場合、ベッドを中央に配置すると、両端に十分なスペースを確保できるでしょう。

奥行きの浅いダブルベッドを採用

ダブルベッドはそれなりの大きさがあるため、寝室の奥に横置きすると圧迫感を感じやすくなります。狭い寝室にダブルベッドを置くなら、奥行きの浅いタイプがおすすめです。

家具と寝具の色味を統一

寝室全体の色のトーンをそろえると、統一感が生まれるだけでなく、部屋が広々として見えます。逆に、色味が多すぎると部屋が狭く感じられるため注意が必要です。より広さを演出したい場合は、家具や寝具を淡い色でそろえましょう。

白をベースにしたインテリア

寝室のインテリアを白系で統一すると、部屋が広く感じられます。壁や床が白系の場合は、統一感が生まれるためさらに効果的です。また、寝具だけでなく、カーテンやラグなどのファブリック類を白系でそろえるとよいでしょう。

まとめ

5畳の寝室はけっして広くありませんが、ダブルベッドやシングルベッド2台を置くスペースは十分確保できます。その際、入り口からベッドへの動線や、家具の配置・色合いなどに気を配ると、快適な空間を実現できるでしょう。

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