公開日:2024.05.23
更新日:2024.07.30
「ロフトベッドはやめた方がいい」という言葉を聞くと不安になりますよね。ロフトベッドは部屋のスペースを有効活用できるとあって人気ですが、意外と知られていないデメリットもあります。
今回の記事では、ロフトベッドのメリット・デメリットと選び方を紹介します。部屋のスペースを確保するため後悔しないロフトベッド選びをしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
最後におすすめのロフトベッド2選も紹介していますので、気になる1点が見つかるでしょう。
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ロフトベッドとは、寝る場所を高い位置に設置し、下の空間にデスクやソファー、収納家具などを置くスペースが作れるベッドのことです。狭い部屋のスペースを有効活用したい人に人気があり、おしゃれなデザインのものが多く発売されています。
システムベッドとは、ロフトベッドのほかにデスクや棚、収納家具などの機能がセットになっているものを指します。セットになっているため、デザインに統一感が出る上、家具単体で購入した際にありがちなサイズが合わない失敗もありません。
ここではロフトベッドの4個のメリットについて、それぞれ解説します。メリットを把握して、自分の部屋や生活スタイルに合うかどうか参考にしてみてください。
ロフトベッドの最大のメリットと言えば、部屋のスペースを有効活用できる点です。ベッドの下にデスクやソファー、収納家具などを置けるため、空きスペースが生まれて部屋が広く見えます。ロフトベッドにはデメリットもありますが、部屋のスペース確保を優先したい人にはおすすめです。
温まった空気は上にたまる性質を持っているので、寝床が高い位置にあるロフトベッドは、底冷えする冬場でも暖かく感じられるメリットがあります。体や手足が冷えてしまうと寝つきが悪くなりがちです。なるべく暖かい場所で就寝したい人や寒がりの人などは、ロフトベッドを選択肢の1つに加えてみてもよいでしょう。
ロフトベッドは人気があるため、各メーカーからさまざまなデザインのものが販売されています。温かみのある木製からスタイリッシュな金属製など、おしゃれで機能的な商品が多く、お気に入りを見つけやすくなっています。
また高い場所で寝られるロフトベッドは、子どもにとっても憧れです。ベッド下の活用次第では、秘密基地のようにも使えるメリットがあります。
ベッドは部屋の中でも広い部分を占めるだけあって、見た目にも生活感が大きく出てしまいます。ロフトベッドは寝床が高い位置にあるので、来客時でも寝具類が人目につかず、部屋の雰囲気を損ねません。なるべく生活感を出したくない人にはおすすめです。
ロフトベッドにはメリットがある一方で、意外と知られていないデメリットも多くあります。ここではロフトベッドの15個のデメリットについて、それぞれ解説します。イメージ違いで後悔しないためにも、あらかじめ把握しておきましょう。
ロフトベッドは天井との距離が近く、人によっては窮屈に感じることも。一軒家よりも天井が低いマンションやアパートの場合、より狭く感じるかもしれません。天井が低い、または梁が出ている部屋だと、天井に頭をぶつける危険があります。高さのあるハイタイプを選ぶ際は、天井高をきちんと測って確認しましょう。
ロフトベッドは、通常のベッドの幅と奥行きに高さが加わるため、思った以上に部屋に圧迫感が生まれます。圧迫感を避けるなら、高さのあるハイタイプではなく、高さを抑えたロータイプを選ぶとよいでしょう。
ロフトベッドを使うには、はしごや階段を使って昇り降りする必要があります。毎日の動作になるので、面倒だと感じてしまう人も。体調が悪いときやお酒で酔っているときには、足を滑らせる危険があるので注意が必要です。
子どもが風邪をひくなどした場合、ハイタイプのロフトベッドで寝ていると、親は様子見するのも看病するのも、はしごや階段を昇り降りしなければならず大変です。
また寝床が高い位置にあると、気軽に横になれないデメリットもありますが、その分、寝るスペースと生活スペースを分けられます。
選ぶロフトベッドの高さにもよりますが、天井に近いハイタイプの場合、上階の音が聞こえやすいと感じる人もいるでしょう。静かな時間帯である夜は、普段気づかない足音や物音が気になるものです。マンションやアパートなどの集合住宅では、上階に住む人の生活スタイルによって影響を受ける可能性があります。
ロフトベッドは天井照明との距離が近くなるため、就寝時に常夜灯や豆電球を点けている人は明るく感じる場合があります。照明をすべて消したいところですが、真っ暗ではしごや階段を昇り降りするのは危険です。天井照明の薄明かりが気になる場合は、床に置けるフロアライトなどを活用するとよいでしょう。
就寝時は汗をかいたり汚れたりするため、布団やカバーは定期的にお手入れが必要です。とはいえ、布団やカバーを持ったまま、はしごや階段を昇り降りするのは面倒な上、重労働に感じる場合もあるでしょう。特にはしごタイプは足元が不安定になりやすく、重たい布団を抱えていると身体のバランスを崩す危険もあるので注意が必要です。階段タイプだと比較的安定感があります。
ロフトベッドは高さがある分、設置場所が限られるデメリットがあります。明かりを遮らないよう窓や照明の位置に気を付けるのはもちろん、エアコンの位置も考慮しなければなりません。限られた部屋の中で設置できる場所を探すのは一苦労ですが、あらかじめ場所さえ確保できれば問題ないでしょう。
ロフトベッドは長い柱で寝床を支える構造のため、寝返りできしみや横揺れを感じやすくなっています。柔軟性のある木製よりも、金属製の方が揺れやすく、金属独特のきしみと音があります。就寝時の揺れが気になる人は、きしみが抑えられるロータイプか木製のロフトベッドを選ぶとよいでしょう。
高さのあるロフトベッドは、地震のときに揺れの影響を受けやすく、震度によっては不安に感じる場合も。気になる人は、部屋の角や壁際に設置するなど工夫しましょう。揺れの影響を受けやすいものの、寝室の家具が倒れてきて怪我をする心配はなくなるメリットがあります。
ロフトベッドの耐荷重は100kg前後のものが多く、基本的に一人用です。
子ども用で購入を検討している場合は、耐荷重を確認しておきましょう。耐荷重によっては親との添い寝も可能です。
温められた空気は上にたまるので、夏場は特に暑く感じてしまうデメリットも。とはいえ、メリットに記載してあるように、冬場は暖かく感じて過ごしやすい人もいるでしょう。
ロフトベッドの設置場所は、暑さ対策を考えながら決めなければなりません。クーラーだけでなく、扇風機やサーキュレーターも活用して、冷気が循環する工夫ができるとよいでしょう。
夜中にトイレに行くとき、はしごや階段の昇り降りは意外と不便です。寝ぼけて足を踏み外さないよう注意も必要です。安全のためにも、就寝時は常夜灯や豆電球、フロアライトなどを点けて少しでも明かりを確保しておきましょう。
ロフトベッドは安全上の理由から、薄いマットレスの使用が推奨されています。厚さのあるマットレスだと落下防止柵の高さがなくなって危険だからです。敷き布団も使用できますが、金属製のロフトベッドの場合、重さが一箇所に集中するとたわんでしまう可能性があります。薄いマットレスは、一般的なものよりも寝心地があまりよくない場合もあるため、マットレス選びが重要です。
ロフトベッドには落下防止柵がついていますが、寝相次第では布団を落としてしまう場合があります。就寝中に落ちた布団を取りに行くのは面倒です。ロフトベッドは高さがある分、布団だけでなく、スマホなどの物を落とすと壊れる可能性もあるので十分気を付けましょう。
そのため重要になってくるのが「柵」です。柵の高いロフトベッドであれば自分自身、または布団の落下を防いでくれるので、寝相が悪い方も安心です。外側からも見えにくくなるため、プライベート空間を作りたい方は柵の高いロフトベッドを選ぶことをおすすめします。
ロフトベッドは普通のベッドよりも組み立てに時間がかかる上、寝床を持ち上げて作業する必要も出てくるので一人で行うのは大変です。力がない女性や組み立てが苦手な人などは、組み立て設置サービス付きの商品を選ぶのがおすすめです。手間をかけず、安定感のある安全なロフトベッドに仕上げてもらえます。
ここでは、ロフトベッドの選び方をご紹介します。後悔しないロフトベッド選びの参考にしてください。
<ロフトベッドを選ぶ5つのポイント>
昇り降りの仕方は「はしごタイプ」と「階段タイプ」の2つがあります。それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
はしごの昇り降りは、面倒だったり、足元が不安定に感じたりするデメリットがあります。しかし見た目の圧迫感がなく、省スペースで設置できるメリットがあります。はしごの位置も変えられるので、レイアウトがしやすいです。
階段を置くスペースが必要で、圧迫感が出るデメリットがあります。階段の位置が固定されるので、レイアウトが限定されます。一方で階段は、はしごに比べて安定感があり、昇り降りが楽にできるメリットがあります。お布団のお手入れも、足元が安定していた方が作業の負担が少ないでしょう。
狭い部屋を有効活用したい人は省スペースのはしごタイプ、昇り降りの負担が少なく、安定感がほしい人は階段タイプを選ぶとよいでしょう。
高さは「ハイタイプ」と「ロータイプ(ミドルタイプ)」の2つがあります。それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
高さがある分、天井に近いので窮屈に感じるデメリットがあります。しかし下の空間を十分確保できるので、デスクやソファー、収納家具を置けるメリットがあります。
ハイタイプよりも低いので、収納力が劣るデメリットがあります。一方で天井との距離が適度に保てるので窮屈な感じが軽減され、見た目にも圧迫感が少なくて済むメリットがあります。天井が低い部屋にも置けます。一般的に140cm以下のものがロータイプ(ミドルタイプ)として販売されることが多いです。
ロフトベッドの下にデスクやソファーなどを置きたい人はハイタイプ、窮屈さを回避しつつ、ある程度の収納力がほしい人はロータイプ(ミドルタイプ)を選ぶとよいでしょう。
小さい子どもが使う場合は、安全に昇り降りができて、親が見守りしやすいロータイプがおすすめです。
配置する部屋の天井の高さとロフトベッドの下の空間をどう使うかによって、高さは慎重に選びましょう。
素材は「金属製」と「木製」の2つがあります。耐久性や強度、価格に違いがあるので、自分の使い方や予算によって選ぶとよいでしょう。
金属製は軽くて、強度と耐久性が高くなっています。ただし一箇所への荷重に弱いため、マットレスを使用して体重を分散させる必要があります。金属特有のきしみや揺れが出やすいです。しかし見た目の圧迫感は少なく、木製よりもお手頃価格で、おしゃれなデザインが豊富に揃っています。
木製は重量があり、厚みのある床板であれば強度も高いです。価格は金属製に比べると高くなる傾向です。見た目は圧迫感がありますが、木製独特の温かみがあります。柔軟性も備えているため、揺れやきしみが金属製よりも少なくなっています。
ベッドの枕元にヘッドボードが付いていると、スマホやライト、目覚まし時計などが置けて便利です。コンセント機能付きであれば、わざわざ寝床までコードを伸ばす必要もないので、ベッド周りがすっきりとした見た目になります。ヘッドボードが付く分、ロフトベッドの全長が長くなる傾向ですので、部屋に置けるかサイズの確認はしっかりしておきましょう。
ロフトベッドの利点と言えば、下の空間を有効に使えるところです。デスクやソファーなどの大型家具を置きたいのか、または洋服や物を収納したいのか、自分が使いたい収納スペースの利用方法で選ぶとよいでしょう。デザインを優先してしまうと、配置に苦戦したり、思っていた以上に収納を活かしきれなかったりする場合も出てきます。利用方法は、高さと同じくらい大事なポイントですので、あらかじめ決めておきましょう。
収納力を重視した木製ベッド「ラウム」。 高さを抑えたロフトベッドは、小さなお子様のベッドへの昇降も安心で、お布団やマットの敷き替えやカバー替えの時も作業がしやすい高さ設計です。
ヘッドボード部には、シンプルな棚付き。スマホや目覚まし時計などのちょっとした小物を置くのに便利です。ベッド下に設置できる大きなチェストシェルフは充実の収納スペース。
オープンタイプのシェルフ部分は2箇所で可動棚が各1枚ずつ。2段の引出し収納は、開閉もスムーズなスライドレール仕様です。物が増えがちな子供部屋、物が多い一人暮らしのお部屋にもおすすめな収納ベッドです。
シンプルなデザインで子どもから大人まで使えるデザインの木製ロフトベッド「アシュリー」。
ライフスタイルや好みに合わせて自由に使える大きなスペース。マットレスを敷いて2段ベッドスタイルにしたり、ローソファやデスクチェアを置いて落ち着くパーソナルスペースを確保することも。収納場所としても活用でき、限りあるお部屋のスペースを有効活用できます。
ベッドの内側は省スペースながら、長い奥行を活かしたロングタイプの棚付。床面は通気性が良く、丈夫な金属製のメッシュ床板。ハシゴは幅広設計で、踏み込みやすく昇降時も安心。第三者機関による強度試験も実施されている安全仕様のロフトベッドです。
「ロフトベッドはやめた方がいい」という言葉を聞くと不安になりますが、ロフトベッドはデメリットが多くあるものの、部屋のスペースを有効活用できる最大のメリットがあります。部屋のスペース確保を優先するなら、ロフトベッドはおすすめです。メリット・デメリットをきちんと理解すれば、後悔しないロフトベッド選びができます。
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