公開日:2020.02.12
更新日:2023.03.16
ベッドは、「1日のうちに使用する時間」「部屋のスペース」ともに多くを占めます。ベッドにはさまざまなタイプがありますが、そう考えれば収納付きベッドはおすすめです。
この記事では、収納付きベッドの種類や選び方、気になる湿気対策まで詳しく解説します。ぜひ自分のライフスタイルにあったベッドを見つけるための参考にしてください。
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収納付きベッドとは、床板の下の空間を利用して、収納機能を設けたベッドのことです。ベッドは部屋に置くには広いスペースを必要とし、その分、物や衣類などを収納するスペースを十分に確保できないこともあります。しかし、収納付きベッドであれば、限られたスペースを有効活用できるので、日本の住宅事情にマッチします。
収納付きベッドは機能面が優れているだけでなく、デザインやカラーのバリエーションも豊富です。機能だけでなく自分好みのベッドを選ぶことが可能でしょう。
収納付きベッドは大きく分けて3つの種類があります。ここでは、それぞれの特徴について具体的に見ていきましょう。
引き出し式収納ベッドは、その名の通りベッドの下に2〜3本の引き出しがついているベッドのことです。収納ベッドのなかでも比較的価格が安く、一番スタンダードで万能なタイプです。
見た目はすっきりとしていて、収納付きベッドの中では圧迫感が少ないことも特徴です。ベッドに腰をかけたいときでも、ちょうどよい高さで違和感もないでしょう。ただし、引き出しを引き出すスペースが必要になるので確保しておく必要があります。
チェストベッドとは、引き出しが2段になっていて4〜6本の引き出しがついているベッドのことです。収納家具一つ分、ベッドの下に格納できるイメージです。高い収納力があることが特徴で、ボックスになっているためほこりや虫が入りにくいこともメリットです。ほかにも、引き出しの数が多いため、衣類や小物など細かく小分けもできます。
ただし、通常のベッドに比べて寝床が高くなるので、部屋によっては圧迫感を感じる人もいるかもしれません。
跳ね上げ式ベッドは、ベッドの床板をマットレスごと跳ね上げるタイプのベッドです。車のトランクなどでも使用されているシリンダーで開閉をサポートする仕組みであるため、女性や高齢者でも使用しやすいです。ベッドの大きさに応じた大容量で仕切りもないので、スーツケースや扇風機といった大きなものも入れられることがメリットです。
また、引き出し式収納ベッドやチェストベッドのように、引き出すためのスペースは必要ありません。
ただし、跳ね上げ式ベッドは他の収納付ベッドに比べて頻繁に荷物を出し入れするのには向いておらず、内部に湿気が溜まりやすくなるので、定期的に跳ね上げた状態をしばらく保って換気を行った方がよいです。
収納付きベッドには、上で述べたようにいくつか種類があるので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。ここでは、収納付きベッドの選び方について解説します。
まず、収納付きベッドを選ぶポイントは、自分のライフスタイルにマッチした大きさであるかどうかを確認することです。ベッドのサイズには、シングル、セミダブル、ダブルサイズなどいくつかの種類があります。
ワンルームに住んでいたり、一人暮らしをしたりしている人はシングルサイズのベッドを選ぶとよいでしょう。クイーンやキングサイズといった大きめのサイズのベッドの場合は、シングルを2台並べる方法をとることもできます。また、引き出しを引き出すスペースが確保できるのかを確認しておかなければいけません。なお、跳ね上げ式ベッドなら引き出しはないため、スペースの確保は必要ありません。
次に、収納スペースの容量が最適かどうかを見ます。引き出しの内寸や容量を実際にチェックして、自分が入れたい物が収納できるかを確認することが大切です。
さらには、自分が収納したいものを先に決めて、それからどの種類のベッドにするか決めるとよいでしょう。例えば、洋服や本など小さなものを収納したい場合は、引き出し式収納ベッドを、ほこりが気になるものはチェストベッドを選びます。スーツケースなど、大きくて頻繁に使用しないものは、跳ね上げ式ベッドを選ぶとよいでしょう。
このように自分が収納したいものをあらかじめ洗い出しておくことで、購入後に「これも収納したいけど、入らない」といった失敗を防げます。
収納も大事ですが、そもそもベッドは「快眠できるかどうか」という点も重要な要素です。その点においては、自分にあったマットレスを選ぶことが大切です。マットレスには、主にポケットコイルとボンネルコイルの2種類があります。
ポケットコイルとは、コイルが独立している構造で、体を「点」で支え、ふんわりと気持ちのよい寝心地が特徴です。ボンネルコイルは、コイル同士がそれぞれ連結した構造で、体を「面」で支えるため、耐久性が高いことが特徴です。寝心地を考えるのであればポケットコイルのほうがおすすめですが、好みの寝心地は人それぞれであるため自分に合ったものを選びましょう。
ショールームなどで実際に見て試してから購入すると安心です。「ビーナスベッド」なら、常時100台以上展示している日本最大級のベッドショールームを用意しており、購入前に試すことができます。
ここでは、収納付きベッドのメリットとデメリットについて、具体的にどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
収納付きベッドのメリットは、スペースを有効活用することで、部屋の家具を少なく出来ることです。収納付きベッドだけで物を収納できれば、タンスなどほかの家具を揃える必要もありません。それによって、部屋がスッキリと片付き、余ったスペースをさらに活用することもできます。
また、収納付きベッドは人気が高く種類が豊富なので、自分好みのベッドを見つけやすいこともメリットと言えるでしょう。
収納付きベッドのデメリットは、先ほども少し触れたように、高さがあるため圧迫感を感じやすいことです。また、収納なしのベッドに比べると、比較的価格も高くなりがちです。さらに、引き出し部分のパーツが増えるので、組み立てや解体が大変だと感じるかもしれません。
また、収納付きベッドは、構造上通気性がよくないため、湿気が気になることもあります。湿気対策については、次の段落で詳しく解説します。
収納付きベッドの湿気対策を4つ紹介します。参考にして、快適にベッドを利用しましょう。
湿気対策のためには、収納付きベッドの横や足元の部分を壁から少し離して配置しましょう。壁にピッタリとくっついている状態だと、空気が循環しにくくなります。壁から少し離して配置することで、窓を開けて換気したときに、空気が流れやすい状態にできます。起床後や、睡眠中に汗をかいたときは湿気がこもりやすいので、意識して空気が流れやすい状態にして、湿気を逃しましょう。
マットレスにも湿気がたまりやすいので、湿気を逃すことが大切です。しかし、マットレスは大きくて重さもあり、外では干しにくいものです。この場合は、室内でマットレスを立てておきましょう。定期的にマットレスを立てるだけでも、十分な湿気対策になります。
重さでマットレスを立てることもできない、という場合はタオルなどを丸めて、ベッドの下に挟み、空気が流れる状態にしましょう。
収納スペースに湿気がたまらないように、引き出しを閉めっぱなしにせずに、定期的に引き出しを開けて換気するようにしましょう。普段使用するものを入れておくと、頻繁に引き出しを開け閉めすることになるので、自然と湿気が逃げてくれます。跳ね上げ式ベッドは、頻繁に開け閉めすることがないので、定期的に開けっぱなしにする時間を作り、湿気を逃しましょう。
湿気がこもらないようにするには、湿気対策グッズを積極的に利用することもおすすめです。
例えば、跳ね上げ式ベッドは、すのこを敷いてからその上に物を置くようにすると、空気が流れやすくなります。引き出し式収納ベッドやチェストベッドは、除湿シートを引き出し部分に敷くようにします。引き出しにシートを入れると、収納スペースが狭くなるので、薄めのシートがおすすめです。
便利な宮付き・コンセント付きの高機能収納ベッド「レスター」。程よく艶感のあるホワイトのシンプルなシルエットは北欧感もあり、モダンでスタイリッシュな印象もあります。
読みかけの本や観葉植物を置きやすい上段の棚と、メガネやスマホを置くのに便利な下段の2段仕様。下段にはホコリが入りにくく安全なスライド式の一口コンセントとLED照明のスイッチがついています。
洋服やタオルや小物などを収納できる引き出しを2杯装備。奥のスペースも収納場所になっており、引き出しはお部屋のレイアウトに合わせて組み立て時に左右の設置向きを選べます。
スマートでコンパクトなフォルムが魅力の収納ベッド 「ZESTO」。こだわりのヘッドボードはエッジの利いたデザインで、ブラック&ホワイトの木目調フレームがお部屋になじみます。
便利なUSBポートは1口、コンセントは2口の計3口搭載。スマホやタブレットなどの充電に便利です。また、左右取り付け可能な引出しにはスムーズに開け閉めできるキャスター付。フレーム内側にはストッパーがあり、引出しの入り込みを防ぎ収納時の見た目もすっきり。
フレーム表面には耐水性や耐熱性、耐摩耗性に優れた「メラミン化粧板」を採用。機能・収納を兼ね備えながら余計な装飾はせず、空間を邪魔しないシンプル設計のベッドです。
北欧のシンプルで、機能的な家具を見本にデザインされたベッド「リュカ2」。スマホや小物などを置ける便利なコンセント付の棚や、雑誌などを収納できる両サイドのオープンスペースも付いて機能性抜群です。
ベッド下のデッドスペースは、キャスター付きの便利な引出し収納2杯でしっかり有効活用。ヘッドボードの照明は上部だけでなく側部からも出るので、見えにくい足元もやさしく照らしてくれます。
床板はすのこ仕様で通気性抜群、床面に溜まりがちな湿気を逃がして快適な睡眠環境に。フレームには木目調のメラミン樹脂シートを使用、汚れや粘着、傷に強く、お手入れも簡単です。
大収納チェストベッドにオープンシェルフ付き宮棚ヘッドを組み合わせ、モダンなデザインで仕上げた多機能ベッド「Wanda」。
ベッド下にはホコリが入りにくいBOXタイプの引出しが浅型深型合わせて計4杯。すべての引出しにスライドレールが付いており開閉もスムーズに行えます。また、反対側のスペースも大きな収納スペースとして活用できます。
ノートパソコンも置ける約25cmのワイドな奥行の高級感あるヘッドボードも魅力。ホコリが入りにくいスライドコンセント2口とUSBポートも付いているため、スマホ類の充電にも便利です。さらに側面には出し入れ可能・高さを変えられる稼働式のオープンラック付です。
収納付きベッドは、空いたスペースを有効活用して衣類や物などを収納できるため、部屋をスッキリと片付けられるなど多くのメリットがあります。特に、部屋を広く使いたい人には収納付きベッドはおすすめできます。この記事を参考に、自分のライフスタイルにあった収納付きベッドを選んでみましょう。
「ビーナスベッド」では、ベッド専門店としてさまざまな種類の収納付きベッドを取り揃えています。ショールームには快眠アドバイザー、ネットショップにも専門スタッフがおり、ベッドの選び方について相談することも可能です。
また、 当店ではベッドやマットレスをご購入いただくと、設置場所までの移動と開梱、組立設置、大量に出るダンボールや発泡スチロールなどの梱包資材の処分まで、配送員が全ての作業を無料で行います。 時間の節約にもなり、組立に自信がない方も安心です。
収納付きベッドの購入を検討している人は、利用してみてはいかがでしょうか。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
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「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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