公開日:2022.05.20
更新日:2023.03.20
汗には体温を調節する役割があり、寝ている間にもたくさんの汗をかいています。寝汗にはさまざまな原因があるため、状況に合わせた対策が大切です。適切な対策を行えば、気持ちの良い朝を迎えられるでしょう。
今回は「寝汗がひどい」「朝起きると身体がベタベタ…」とお悩みの人に向けて、原因と寝汗対策を紹介します。
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基本的に体温を下げるために寝汗をかきますが、環境や身体の変化が原因となっているケースがあります。ひどい寝汗には必ず原因があり、身体の不調を知らせるサインとなっている場合もあります。寝汗は睡眠の質も低下するので、原因を明らかにして適切な対策を行いましょう。
寝汗の原因には部屋が暑い、湿度が高いといったことが考えられます。気温が高い時期に冬用寝具を使ったり、厚手のパジャマを着用したりすると、寝汗をかきやすくなってしまいます。
寝具やパジャマは季節に合わせたものを使い、睡眠環境による寝汗を防ぎましょう。
精神的なストレスは自律神経を乱し、寝汗の原因となります。怖い夢で目が覚めたとき、ひどい寝汗をかいてしまっていることがありますよね。ストレスを感じると自律神経の体温調節機能が働かなくなり、過剰な汗をかいてしまいます。
自律神経と睡眠の関係を解説している記事も合わせてご覧ください。
ホルモンバランスの乱れが寝汗の原因になっている場合があります。ホルモンバランスが乱れると自律神経に悪影響を与え、体温調節が出来なくなってしまうのです。ホルモンバランスは個人差があり、体調によっても変化します。
また、女性は生理前にホルモンバランスが崩れやすく、寝汗が多くなる傾向があります。その後、生理が始まると崩れた正常な状態に戻り、ひどい寝汗がなくなるでしょう。なお、ひどい寝汗が長期間続く場合は、身体の異常が考えられるので、病院での受診を検討しましょう。
寝汗の原因には「お酒の飲み過ぎ」も考えられます。アルコールは体内で分解され、最終的に二酸化炭素や水分となって体外へ排出されます。
お酒をたくさん飲むとトイレが近くなりますよね。排出が尿だけで間に合わなかった水分は寝汗としても排出されます。お酒を飲んだ翌日にひどい寝汗をかいた時は「前日に飲みすぎたか」を考えてみましょう。
お酒も飲まず、適切な寝具を使用しても寝汗が止まらない場合は、悪性リンパ腫や神経疾患など、別の病気が原因となっているケースがあります。ひどい寝汗が毎日のように続く、睡眠環境を変えても寝汗が治らない場合は、病院で検査を受けましょう。
人間は一晩でコップ1杯分の汗をかくといわれており、冬も汗によって体温調節が行われています。しかし、汗の量には個人差があり、睡眠環境によっても大きく変わります。ひどい寝汗を冬にかいてしまう人は、睡眠環境や生活習慣などから原因を探してみましょう。
寒い冬は「身体を冷やしてはいけない」と考え、寝室を温め、厚手のパジャマと寝具で就寝する人が多数派でしょう。しかし、過度な保温は寝汗の原因となり、体温調整機能を乱してしまう可能性があります。
寒い寝室で就寝することも問題ですが、暑すぎる環境を作らないように注意しましょう。
保温性に優れた冬用のパジャマが多くありますが、吸湿性がない場合には注意が必要です。例えば、アクリルやポリエステルなどの化学繊維は、身体から放出された熱を溜めてしまい、寝汗の原因となってしまいます。
冬のパジャマを選ぶ際は保温性も大切ですが、コットンやシルクなど吸湿性が高いものを選びましょう。
寝汗の役割には睡眠中の体温調節がありますが、放置するとトラブルの原因になります。ここからは寝汗を放置した際に起こるトラブル例を紹介します。
汗は蒸発する際に身体の熱を奪い、体温調節をしています。過剰な寝汗をかき、放置すると体温が下がり風邪をひきやすくなってしまいます。
風邪をひかないようにコットンやガーゼなど吸水性の高い寝具やパジャマを選び、寝汗で体温を下げないように注意しましょう。
寝汗を放置すると、あせもやニキビ、肌荒れなどのお肌トラブルにつながります。あせもは汗を分泌する汗腺がつまり、皮膚の中に汗がたまることで起こります。寝汗を拭き取らずに放置すると汗腺がつまってしまい、あせもの原因となるので注意しましょう。
また、汗は蒸発と共に水分を奪い、肌が乾燥します。ニキビや肌荒れは乾燥が原因となる場合が多く、寝汗によって引き起こされるケースも少なくありません。
入念にお肌のケアをしていても寝汗の対策を行わなければ、意味がなくなってしまいます。お肌トラブルを心配されている人は、室内環境や寝具などを工夫して対策を行いましょう。
ひどい寝汗を放置すると夜中に目が覚めたり、寝苦しさを感じたりしてしまい、寝不足になる場合があります。人間は一度目が覚めると、脳が休息する深い眠りに入るまでに60分程度の時間がかかるため、何度も目を覚ましていると脳の疲労が取れずに寝不足になってしまうのです。
朝起きたときに「寝た気がしない」「長時間寝たのに、まだ眠い」と感じる人は寝汗対策を検討しましょう。
寝汗をかいた布団やパジャマを放置すると嫌な臭いがしますよね。これは寝汗の放置によって起こります。身体から排出された汗は基本的に無臭ですが、皮脂や垢と混ざり合い、細菌に分解されることで臭いが発生します。つまり、寝汗を放置しなければ臭いは発生しないということです。
また、寝汗がひどい状態でシャワーを浴びなければ体臭の原因にもつながります。寝具や体臭が気になるという人は、寝汗を放置しない・かかないように対策を行いましょう。
寝汗の悩みを解決したい、朝にベタベタの寝汗で目を覚ましたくない人は、寝汗対策を行いましょう。こちらでは、寝汗の悩みを解消する方法を紹介します。
寝汗を解消するためには、ストレスを溜めないことが大切です。精神的なストレスは自律神経を乱し、正常な体温調整が出来なくなってしまいます。職場や家庭環境といった外部的なストレスが多い人は、ストレス源を排除することはもちろんですが、お風呂や読書などの自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
睡眠不足や偏った食事など、不規則な生活で自律神経が乱れると寝汗の原因につながります。一度乱れた自律神経を整えるには、正しい生活リズムを取り戻すことが必要です。具体的には次の方法があります。
一度乱れた生活リズムを整えることは簡単ではありません。平日と休日の生活リズムを同じにするなど、規則正しい生活で体内時計を整えましょう。
快眠するための入浴法を解説している記事も合わせてご覧ください。
温湿度などを整えることも寝汗対策に有効です。快適な睡眠には室温26度、湿度50%〜60%が適切といわれており、温度だけでなく湿度への配慮も大切です。
しかし、エアコンで身体を冷やし過ぎてしまうと、風邪や睡眠不足の原因となってしまいます。エアコンを使用する際は、適切な温度で使用するように注意しましょう。
睡眠と体温の関係を解説している記事も合わせてご覧ください。
就寝前に水分を控える行為は、逆効果となるので絶対にやめましょう。ベタベタした寝汗をかいてしまう原因には「水分不足」が考えられます。就寝前に水を飲むと水分を含んだサラサラとした汗になり、不快な寝汗を防止できます。同時に熱中症の防止にもつながるので、積極的に水分をとりましょう。
寝具とパジャマは、季節に合わせたものを選びましょう。気温が高く汗をかきやすい夏は、コットンやシルクなどの天然素材を選び、寝具は吸湿性と速乾性が良いシーツがおすすめです。
厚手の寝具やパジャマを選んでしまいがちな冬は、吸湿性を意識して選びましょう。吸湿性がない素材を選ぶと、吸収されない寝汗で身体を冷やし、風邪をひいてしまう場合があります。綿毛布などの天然素材を使用した毛布は吸湿性が高いので、掛け布団の下に重ねるとより快適な睡眠が得られます。
質の良い睡眠をとるためにも、夏は速乾性、冬は吸湿性など季節に合わせたパジャマと寝具を選びましょう。こちらでは代表的な素材の概要と特徴を紹介します。寝具とパジャマ選びの参考にしてください。
コットンは天然素材の1つで綿とも呼ばれています。吸水性や吸湿性に優れており、摩擦が少ないので、素肌にも優しい素材です。また、保温性もあるので、夏だけではなく春秋にも活躍する素材です。
ガーゼは医療用に使われるほど吸水性や通気性に優れており、ふんわりと柔らかい肌触りが特長です。ガーゼは頑丈で摩擦にも強いので、寝汗や汚れがついても気軽に洗うことができます。速乾性も良いので、よく寝汗をかくという人におすすめです。
シルクは、蚕(かいこ)の繭から作られる天然素材です。吸水性と吸湿性に優れており、人の肌に近いタンパク質でできているため、化学繊維でかぶれができる人にもおすすめです。
リネンは麻から作られる天然素材で、吸湿性や熱伝導性が高く、身体から熱を吸収して逃がしてくれる効果があります。寝汗がひどい夏におすすめできる素材です。
ここからは、寝汗対策におすすめのパジャマを素材別に紹介します。
日本最大のタオル産地、愛媛県今治市で生産されたこだわりのブランド「イデアゾラ(ideeZora)」。シンプルでナチュラルなカラー展開が魅力!パイル地の肌触りが気持ちよく、超極細糸を使っているから薄くて軽い仕上がりに。スタンダードな開襟衿のパジャマです。
マシュマロガーゼの柔らかい感触を楽しめるのが、「マシュマロガーゼ メンズ・レディースパジャマ」です。マシュマロガーゼとは、強度の高い糸と、細く柔らかい糸を三重に組み合わせた、革新的な軽さと柔らかさを備えた生地です。睡眠の質に不満がある方は、吸湿性や保温性、通気性など、パジャマに必要な要素をすべて備えた、こちらの商品を試してみてはいかがでしょうか。
ホテル・旅館の館内着として愛用され、あまりの心地よさに問い合わせが続出したガーゼ生地を100%使用したヘリンボーンガーゼパジャマ。ボタンのないゆったりとしたデザインにこだわりました。どんな体勢でも動きやすい、着ているだけでリラックスできる人気のオリジナルルームウエアです。
ここからは、寝汗対策におすすめの寝具を紹介します。
接触冷感は熱伝導や熱拡散率が大きい化学繊維で作られ、身体の熱を吸い取り拡散することで冷たさを感じる素材です。暑さや蒸れによって寝苦しい季節におすすめできる素材です。
業界トップクラスの「Q-MAX値0.5」という高い接触冷感性を誇る素材を使用しており、触れた瞬間ひんやり気持ちいい。敷パッドの裏面はメッシュ構造で、通気性・速乾性抜群!4隅にズレ防止のゴムバンド付き。お手軽に洗えるのも魅力です。
業界トップクラスの「Q-MAX値0.5」という高い接触冷感性を誇る素材を使用しており、触れた瞬間ひんやり気持ちいい。パイルケットはリバーシブルタイプで、接触冷感素材の反対面は柔らかな綿100%生地。ふわふわパイル綿が汗をすっと吸い取り、べたつきにくくサラサラに。お手軽に洗えるのも魅力です。
綿毛布は天然素材のコットンを使用した毛布です。吸水性と吸湿性に優れており、夏や冬に関わらず1年中使用できる素材です。冬に寝汗がひどい際に、掛け布団の下に重ねると快適に眠ることができます。
また、化学素材のアレルギーを持っている人も、かぶれることなく使える点もおすすめです。
綿100%の毛布で、季節を問わず使用できます。柔らかくてふんわりした触り心地は、快適な睡眠をサポートするでしょう。自宅で洗濯可能なため、頻繁に手入れをしたい人にもおすすめです。
毛玉ができにくいよう特殊な織り方で仕上げたシール織りコットンブランケット。独特の光沢と風合い、弾力性、保湿性に優れており、赤ちゃんにも安心してお使いいただけます。一年以上の時間をかけて企画し完成した、当店オリジナルのブランケットです。
寝汗の原因には、睡眠環境や体調、ストレスなど様々な原因があります。寝汗がひどい場合は、それぞれの原因に合った対策を行いましょう。また、精神的なストレスや体調はわかり辛い面があるので、まずは寝具やパジャマなどの睡眠環境から整えていきましょう。
ベッド・寝具の専門店「ビーナスベッド」では様々な寝具やパジャマを取り揃えています。常時100台以上を展示している日本最大級のベッドショールームを展開しており、オンラインショップで商品を購入することも可能です。ショールームでは快眠アドバイザーが案内するほか、オンラインショップでも専門スタッフが丁寧に対応します。パジャマの購入を検討している場合には、ぜひ一度利用してみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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