公開日:2021.09.29
更新日:2023.03.16
目次
毎日のように使うバスタオル。しかし、寿命やどれくらいの頻度で買い替えるべきかを知っている人は意外と少ないでしょう。なかには、もったいない気持ちが勝り、なかなか捨てられない人も。また、肌に直接触れるものなので、交換時期や正しいお手入れ方法も気になりますよね。
今回はバスタオルの交換時期がわからない人に向けて、バスタオルの寿命や交換の目安をお伝えします。無意識にしているバスタオルの劣化を早める習慣や長持ちさせる方法、おすすめ商品、使い終わったバスタオルの使い道も紹介します。
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そもそもバスタオルの寿命はどれくらいなのでしょうか。ホテルなどが設けている基準、生地、素材など多方面からバスタオルの寿命について考えてみました。
ほとんどのホテルでは、タオルの交換目安を30回としています。パイルや繊維が傷んで吸水性が落ちたり、肌ざわりが硬くなったりするからです。
ただ、ホテルはサービスの質を保つための目安。家庭用のバスタオルは枚数や使う頻度、生地、素材によっても変わるでしょう。大体の目安を1年程度と決めておけば、買い替えるタイミングを忘れずにすみます。
バスタオルの寿命は生地によっても異なります。ここではパイル生地とシャーリング生地それぞれの寿命を紹介します。
繊維の糸がループ状になっているパイル生地。立体的でふわふわした感触が特徴です。
ループがほどけやすいのでシャーリング生地より劣化が早いでしょう。パイルが長いと厚みが増しますが、糸がちぎれたり、ほつれたりしたら買い替えを検討します。
ループされた糸をカットして平らにしたシャーリング生地。肌ざわりはパイル生地に劣るものの、加工がしやすいため、キャラクターのプリントに向いています。
ループを切っているとほつれないため、パイル生地より劣化しにくく、長持ちしやすいでしょう。
素材も寿命の長さに関係します。化学繊維のバスタオルより天然素材のものが強度があり丈夫なので、寿命も長くなります。
リネンは水に濡れると繊維の強さが増します。そのため、洗濯を繰り返しても丈夫で長持ちするでしょう。2年~3年使ってもへたれないことも。
また、使い込むほどに肌になじみ、柔らかくなっていくのも魅力のひとつです。
バスタオルで使用されることの多いコットン。水に強く丈夫なので、たくさん洗濯しても平気なのはうれしいですよね。
ただ、乾きにくいので生乾きのにおいが気になることもあるでしょう。また、毎日のように使ったり洗濯したりすると繊維が傷み、ゴワゴワした感触になることも。
風通しの良いところで干したり、サーキュレーターや扇風機を使ったりすれば、コットンのバスタオルもしっかり乾きます。また、柔軟剤の代わりにクエン酸や重曹を使用すると、生乾き臭も防げるのでおすすめです。
ナイロンやポリエステルなど化学繊維を原料とするマイクロファイバー。軽くて乾きやすく、ふわふわした感触で人気の素材です。
しかし、マイクロファイバーは繊維が細かいため、洗濯に弱い傾向にあります。何度も洗濯すると毛羽落ちしたり、悪臭が気になったりすることも。
2ヵ月~3ヵ月でへたることもあるため、リネンやコットンに比べると寿命は短いでしょう。
バスタオルを買い替えるタイミングをそれぞれ紹介します。
バスタオルから嫌なにおいがするのは雑菌が繁殖しているからです。
洗剤の残りや汚れがタオルの繊維の中に残っていると、雑菌・悪臭が発生してしまいます。雑菌が繁殖したバスタオルを使い続けるのは衛生的にもおすすめできません。家族の健康のためにも、嫌なにおいがとれなくなったら、すぐに交換しましょう。
バスタオルは何度も使うと生地が薄くなり、ゴワゴワした触りごこちに。ループがへたったり、洗濯で繊維が縮んだりするのが原因です。
新品のバスタオルはパイルが立っているので、感触もふわふわ柔らかく、吸水性にも優れています。
しかし、何度も使用・洗濯するうちに吸水率が落ちてしまうのです。顔を拭くときに痛さを感じたなら、買い替えを検討しましょう。
バスタオルを使い続けると、だんだん赤っぽく変色していくことがあります。菌が繫殖し、カビになる一歩手前の状態です。このまま放置するとカビが発生してしまいます。
肌荒れの原因にもなるので、早めに買い替えるのをおすすめします。
ずっと使っていると黒ずんできたり、黒い点が出たりすることがあります。これら黒い汚れはカビです。
肌トラブルを考慮すると、すぐに買い替えた方が良いでしょう。
ループ状になったパイルは何度も洗濯すると、ほつれてきます。少々のほつれならハサミで切れば問題ないのですが、パイルにばらつきが出たり、破れたりするなら買い替えをおすすめします。
毎日の生活に欠かせないバスタオル。無意識のうちにバスタオルを劣化させてしまう習慣があるのです。
繊維をコーティングして肌ざわりを良くするものの、繊維自体は柔らかくなりません。柔軟剤を日常的に使用すると、吸水性が落ちたり、汚れが落ちにくくなったりします。
また、柔軟剤が繊維の中に蓄積してゴワゴワすることも。
洗濯機にいっぱい詰め込むと、洗濯物どうしがこすれ合い、摩擦で繊維が傷んでしまいます。
すすぎも十分にできないので洗剤が残り、バスタオルが硬くなる可能性もあるのです。
脱水により洗濯後はバスタオルのパイルがへたります。そのままにすると、パイルがへたったまま表面が乾いてしまうので、固まってゴワゴワになるのです。
さらに、濡れたままバスタオルを放置すると雑菌が繁殖してしまうでしょう。
太陽の光をたっぷり取り込めば、バスタオルの感触は回復すると思う人もいるでしょう。
しかし、太陽の光に含まれる紫外線により、バスタオルが色あせたり、繊維が傷んだりします。
ドラム式洗濯機は洗濯物を持ち上げたり落下させたりして洗浄します。落下のときに汚れを押し出す叩き洗いなので、バスタオルのふわふわに大切なループがつぶれてしまうことも。
また、節水モードは少ない水で洗うので、繊維を傷つけてしまいます。節水モードにしないで、たっぷりの水で洗いましょう。
ここではバスタオルを長持ちさせるポイントを具体的に紹介します。
柔軟剤を使用するとバスタオルの肌ざわりは良くなります。しかし、コーティングによりバスタオルの吸水力が落ちたり、繊維がすべってパイルが抜けたりします。
柔軟剤を使いたいなら、使用頻度や量を減らしましょう。柔軟剤の代わりにクエン酸や重曹を使うのもおすすめです。
約6㎏の衣類を洗濯する場合、小さじ1杯のクエン酸と約50ccの水を混ぜ、洗濯機に入れます。
洗濯量によってクエン酸や水は調整しましょう。
柔軟剤は使い続けると洗剤が残りやすくなったり、ゴワゴワしたり、吸水性が落ちたりします。しかしクエン酸なら、吸水性が落ちることもゴワゴワすることもありません。
また、雑菌の繁殖を抑えるため、室内干しでも生乾き臭に悩まされることはないでしょう。
重曹で代用する際は、合成洗剤ではない洗濯用の液体せっけんを使用します。洗剤、重曹それぞれ同じ量を混ぜて洗濯しましょう。例えば、30mlの洗浄剤なら、洗剤・重曹を15mlずつを混ぜ合わせます。
なお、重曹は水に溶けにくいので、30度~40度のぬるま湯で洗うのが大切です。
バスタオルをふわふわに仕上げる効果を期待できます。また、黄ばみの原因になる皮脂汚れを落とすのが得意です。
さらに、バスタオルの気になるにおいはもちろんのこと、雑菌の繁殖も防ぎます。
洗濯の量が多いとバスタオルと他の衣類との繊維がこすれ合い、生地が傷みやすくなります。また、すすぎ不足でゴワゴワしてしまうことも。
複数回に分けて洗濯したり、洗濯ネットを使ったりと工夫しましょう。
直射日光に当たると紫外線で繊維がもろくなったり、色あせてしまったりします。
バスタオルの劣化を防ぎたいなら、風通しの良い陰干しがおすすめです。扇風機やサーキュレーターを使用するのも良いでしょう。
干す前にバスタオルを上下に振って寝ていたパイルを起こします。しわやゆがみを直してから干すと、ふわふわした感触が復活します。バスタオルの風合いを保ちながら長く使えるでしょう。
濡れたままバスタオルを放置すると雑菌が繁殖したり、硬くなったりします。洗濯が終わったらすぐ干しましょう。
時間がたった場合は干す前にバスタオルを強く上下に振って、固まったタオルをほぐします。長時間放置した場合は雑菌の繫殖を抑えるため、洗い直した方が良いでしょう。
洗濯しても風合いを保てるバスタオルや使うほどに肌なじみするもの、長く使えるバスタオルなどを紹介します。
長持ちさせる方法も実践すれば、さらに気持ちよくバスタオルを使えるでしょう。
バスタオルを毎日のように使ったり洗濯したりすると、繊維のごわつきやほつれ、悪臭や吸水力の低下が見られます。古くなったバスタオルの再利用方法を紹介します。
バスタオルを2つ折り、もしくは4つ折りにし、バスマットとして使用します。吸水力もあり、お手入れも簡単なのでおすすめです。
大量にバスタオルが溜まっている場合は、くるくる巻いてクッションの中身に。座布団サイズのクッションで5枚~8枚のバスタオルが必要になるでしょう。硬さや厚みは好みによって調整できます。
バスタオルを必要なサイズに切って油汚れを拭き取る雑巾にしたり、車を洗浄する際のタオルに使ったりします。
使いたいときにサッと用意できるので重宝するでしょう。
ガラスや瓶など割れ物を包む布として再利用します。食器や家電、壊れやすいものを段ボールに詰めるときの緩衝材にもなります。荷ほどき後は掃除用具に転用できるので引っ越しの際も便利です。
毎日使うものなのに、買い替えタイミングや長持ちさせる方法など知らないことが多いバスタオル。しかし寿命や買い替えのタイミング、基準がわかれば、バスタオルの見た目や肌ざわりから判断できますよね。
洗い方・干し方を工夫すれば、お気に入りのバスタオルも長く使えます。また、風合いを保てるバスタオルや肌なじみするバスタオルを購入すれば、買い替えのストレスを軽減できるでしょう。
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