公開日:2020.01.09
更新日:2024.10.24
目次
快適な睡眠のためには欠かせない枕ですが、枕の汚れやにおいに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。枕は素材によって、洗濯できるものとできないものに分かれるため、洗う前に確認しておくことが大切です。
本記事では、洗濯できる枕とできない枕を見分ける方法や洗うときの手順、干す方法などについて詳しく解説します。そのほか、自宅でも洗えるおすすめの枕も紹介しているので、枕を清潔に使いたい人はぜひ参考にしてみてください。
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枕は毎日使うアイテムになるので、カバーを使用していても寝汗などの目に見えない汚れが枕の中まで染み込んでいる可能性があります。そのため、洗える枕は定期的に洗濯して清潔さをキープする必要があります。
睡眠中、枕は頭や顔が触れている状態になるため、寝汗や皮脂、フケなどで汚れやすくなっています。お手入れせずにそのまま放っておくと汚れが蓄積し、ダニや雑菌が繁殖してしまったり、においの原因になったりする可能性もあります。
また、アレルギーなどの皮膚トラブルにもつながる場合もあるため注意が必要です。快適な睡眠を取るためには、枕の定期的なお手入れを心がけましょう。
枕の素材には、洗濯できるものとできないものがあります。見分ける方法は主に3つあるので紹介します。
枕には衣類と同じく洗濯表示タグがついているため、洗濯可能かどうかはタグで確認できます。洗濯表示の基本となる記号には、以下の5つがあります。
この5つの基本記号に「数字」や「×」などの付加記号を付け加えることで、正しいお手入れ方法を表示しています。枕を洗濯する際は、次の家庭洗濯の表示を確認しましょう。
枕の中材を確認することでも、洗濯できるかできないかが判断できます。一般的に、洗濯できる素材は以下のとおりです。
ただし、種類によっては洗濯できないものもあるため、洗濯表示タグがついている場合はタグで確認すると良いでしょう。
一般的に、洗濯できない素材は以下のとおりです。
上述と同じく、洗濯できない素材でも種類によっては洗濯できるものもあるので、可能な限り洗濯表示タグで確認しましょう。
枕の洗濯頻度の目安は、基本的には半年に1回とされています。ただし、清潔さをキープするなら上記の頻度以外に、においや汚れが気になったタイミングでも洗濯しましょう。
ここからは、洗濯機で枕を洗うときの手順を紹介します。洗濯機には主に縦型とドラム式の2種類がありますが、どちらも基本的な洗い方は同じです。枕を洗う前は、必ず洗濯表示タグで洗濯機で洗える素材か確認しましょう。
まずは枕カバーを取り外します。枕の状態を確認して、髪の毛やホコリなどの汚れがついていれば取り除きます。
枕に目立つ汚れがついていた場合は、洗濯機に入れる前に予洗いします。予洗いとは、洗濯をする前の処理のことをいいます。汚れがひどいときは水やお湯で軽く汚れを落としたり、中性洗剤を直接染み込ませて汚れを浮き上がらせたりして、生地についた汚れを落としやすくしておくのがおすすめです。
枕を洗濯ネットに入れます。洗濯ネットを使うことで、枕の型崩れ防止と傷み軽減につながります。洗濯ネットは枕に合うサイズを選びましょう。
洗濯機に中性洗剤を投入します。枕を洗うときの洗濯機のコースは「ドライ」「手洗い」「弱洗い」などの負担の少ないコースを選びましょう。
洗い終わったら、枕を洗濯機から取り出します。洗濯後は枕の中材が偏っている場合があるので、軽く叩いて形が均一になるよう整えます。形を整えたら、干して乾かします。枕を干す方法については、あとで詳しく解説します。
次に、手洗いで枕を洗うときの手順を紹介します。手洗いで必要になるものは、以下のとおりです。
洗濯機で洗うときと同じく、枕カバーを取り外して髪の毛などの汚れを取り除き、目立つ汚れがあれば予洗いしておきます。
枕が入る大きさのたらいや洗面器にぬるま湯、または水を張ります。大きい枕の場合は、浴槽で洗うのがおすすめです。たらいや浴槽などに中性洗剤を入れて溶かします。
枕全体を溶液に沈め、洗剤が中に浸透するように端からもみ洗いして汚れを落とします。もみ洗いするときに力を入れすぎてしまうと、枕を痛めてしまう場合があるため優しく行いましょう。
汚れが落ちてきれいになったら、水を入れ替えながらしっかりとすすぎ洗いしましょう。洗剤の泡が出てこなくなるまですすぐのがポイントです。
すすぎ終わったら、脱水も手作業で行います。枕を両手で上から押さえるようにして、水切りします。枕を絞ってしまうと、素材を痛めてしまう可能性があるので避けましょう。ある程度水が切れたら、バスタオルを押し当ててさらに水分を取っておきます。水分が取れたら、洗濯機で洗うときと同じく枕を叩いて形を整え、干して乾かします。
枕を干す方法として、「天日干し」と「陰干し」の2つがあります。枕の素材によって、どちらの干し方が向いているかが異なります。まずは、天日干しから解説します。
天日干しが向いている枕の素材は、以下のとおりです。
ただし、天日干しが可能かどうかはメーカーの仕様によっても異なるため、あらかじめ洗濯表示タグや取扱説明書で確認しておくことが大切です。
枕を天日干しする場合、以下の手順で行います。
枕の天日干しに最適な日は、よく晴れた湿度の低い日になります。理想的な湿度は「40%以下」です。湿度が高いと枕に含まれる水分が蒸発できず、乾きにくくなるためです。干す前は天気だけでなく、湿度もチェックしておきましょう。
枕を天日干しする時間帯は、よく晴れた日の午前10時から午後2時がおすすめです。1日の中で最も紫外線が多くなる時間帯のため、高い殺菌・消臭効果が期待できます。
また、干す時間の目安は季節によって異なり、日差しの強い夏なら2時間程度、気温の低い冬なら3~4時間程度を目安に枕の両面を干すと良いでしょう。あまり長い時間天日干しすると、紫外線で素材が傷んでしまう可能性があるため、適切な時間内で取り込むことが大切です。
次に、枕の陰干しについて解説します。陰干しとは、直射日光を避けて風通しの良い場所で干す方法です。紫外線による色あせを避けられるメリットがあります。
陰干しが向いている枕の素材は、以下が挙げられます。紫外線で劣化しやすい素材は陰干しを選びましょう。
枕を陰干しする場合、以下の手順になります。室内で干すときは、なるべく窓を開けて風通しを良くするのがポイントです。また、扇風機やサーキュレーターを使うと効率良く乾かせるでしょう。
枕を陰干しする時間の目安は、3~6時間になります。枕を取り込むときは、枕に触れてみて完全に乾いているか確認してからにしましょう。
洗濯できない素材の枕を洗ってしまうと、素材によっては破けたり、劣化してしまったりする可能性があるため注意が必要です。万が一、誤って洗ってしまったときは、以下の方法で適切に対処しましょう。
ただし、適切に対処しても枕が元に戻らず寝心地に悪影響が出る場合は、無理に使い続けずに買い替えを検討しましょう。
洗濯できない素材の枕の場合、定期的に干して湿気を除去することが大切です。湿気が溜まってしまうと、カビや雑菌が発生する可能性があるため要注意です。洗濯できない枕の理想的な干す頻度は、天日干しの場合は週に1回、陰干しの場合できれば毎日になります。また、干す以外には枕にも使える布団クリーナーを利用するのもおすすめです。
枕を洗濯するときにおすすめな便利アイテムが2つあるので紹介します。
枕を干すときは「枕干し用のハンガー」を使うのがおすすめです。枕干し用のハンガーを使えば枕全体を支えられるので、型崩れや落下を気にせずに吊るして干せるでしょう。枕干し用のハンガーは、枕を干せる平らな場所を確保できないときに活躍するアイテムです。
「枕用の洗濯ネット」は、枕を洗うときに使う専用の洗濯ネットです。ネットに入れることで、型崩れや傷みを防げる効果が期待できます。また、洗濯後はネットに入れたまま、通常のハンガーを使って干せるメリットもあります。
枕は消耗品になるため、いつかは寿命を迎えます。汚れやにおいが取れなくなった枕を使い続けるのは、衛生的にもあまり良くないため避けた方が良いでしょう。ここでは、枕の買い替えのサインと処分方法について解説します。
枕を買い替えるタイミングは、寝心地が悪くなってきたときや弾力・ボリュームがなくなってヘタリを感じてきたときになります。枕の寿命の平均は3〜4年程度になります。
ただし、素材や使い方によっても異なるため、買い替える時期を見極めることが大切です。目安となる枕の素材別の耐用年数は、以下のとおりです。
素材 | 寿命 | 買い替えるサイン |
そばがら | 1~2年 | そばがらが潰れて粉が出てきたり、高さが合わなくなったりしたとき。虫がわいてきたとき |
ポリエステルわた | 1~3年 | 枕の形が変わったり、ボリューム感がなくなってへたりを感じたとき |
羽毛 | 1~3年 | 頭が沈み込みやすくなったり、弾力性がなくなってきたりしたとき |
羽根 | 2~4年 | 枕の生地が傷んできたり、生地から羽根の芯が突き出てきたりしたとき |
ウレタン枕(低反発) | 約3年 | 枕の形が変わったり、硬くなったりしたとき |
テンピュール枕 | 約3年 | 以前よりも枕が低くなったと感じたとき |
(ポリエチレン)パイプ | 約5年 | パイプの状態を確認して、潰れているものが多くなってボリューム感がなくなってきたとき |
枕を処分する場合は、住んでいる地域で決められているゴミの捨て方に従いましょう。基本的に枕は可燃ゴミで捨てられますが、素材によっては不燃ゴミに分類されたり、大きいサイズは粗大ゴミ扱いになったりするケースがあります。あらかじめ地域のゴミの分類を確認した上で、適切に処分しましょう。
「ブレインスリープピロー」は美肌やダイエットに関係する成長ホルモンが分泌される 「黄金の90分」と呼ばれる時間を良質な眠りにすることを目的に作られた枕です。1年の中でも気候が変わりやすい四季を持つ日本において、最適な「黄金の90分」を生み出すために「頭を冷やす」「オーダーメイドを超えるフィット感」「常に清潔に使える枕」という3つのポイントにこだわっています。
お手入れもお家のシャワーで洗えて、風通しのいい場所に15分置いておくだけと非常に簡単なのも嬉しいポイントです。様々な体格の方に合わせて、「Low」「Standard」「High」の3種類の高さから選べますので、日中に疲れを感じやすかったり眠りに関するお悩みがある人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
こんな方におすすめ!
後頭部にフィットしやすい中央凹型内部形状、肩口にはアーチ型形状を採用。両サイドをマチ付にすることで横向き寝時に安定します。臭いの元の菌も抑える防臭効果もあり、いつも清潔にご使用いただける制菌加工の洗える枕です。
ウォッシュロンのファイバーは中空構造。そのため1本1本が空気を含み、軽くて柔らかい。バネのようなクッション性と過重支持が発揮され、復元力に優れています。通気性もあり、ウォッシャブルなので、清潔にお使いいただけます。
家庭で洗えない枕や自分で洗うのが不安な場合は、クリーニング店を活用するのもおすすめです。枕をクリーニングする場合、1,000~2,000円が相場になります。
ただし、店舗によっては枕のクリーニングを受け付けていなかったり、扱えない素材だったりする場合もあるため、あらかじめ問い合わせをして受け付け可能かどうか確認しておくと良いでしょう。
洗濯できる枕の場合、清潔さをキープするためには基本的に半年に1回を目安に洗濯することが大切です。ただし、枕の素材によって洗濯方法や干し方が変わるため、枕についている洗濯表示タグを確認して最適な方法でお手入れしましょう。
また、枕が寿命を迎えたり、寝心地が悪くなってきたりしたときは、快適な睡眠のためにも買い替えを検討するのがおすすめです。今回紹介した自宅でも洗えるおすすめの枕を参考にして、質の良い睡眠につながる自分に合ったものを選びましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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