公開日:2019.12.27
更新日:2023.03.16
目次
羽毛布団の購入を検討するとき、何を基準に選んだらよいのか分からないという人も多いでしょう。羽毛の種類によって軽さや保温性が異なるので、買う前に特徴を知っておくことが大切です。
この記事では、羽毛布団の選び方を解説します。さまざまな観点での選び方や選ぶ際のポイントについて紹介するので、ぜひ羽毛布団を選ぶ際に役立ててください。
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羽毛布団の特徴は、軽い、保温性がある、温度調節機能に優れている点です。羽毛の良し悪しを証明するためのランクがあり、中身の羽毛の品質などによってランクが決まります。そのため、羽毛の特性を理解した上で、抑えるべきポイントを確認しながら選ぶことが大切です。以下で、羽毛の特性や種類による違いを解説します。
羽毛は、水鳥の2種類の羽であるダウンとフェザーからできています。ダウンとフェザーをまとめて、「ダウン」または「羽毛」と呼ぶこともあります。つまり、羽毛とダウンは同じものを指すのです。
羽毛の中には、ダウン、ファイバー、フェザーが含まれていますが、フェザーとフェザーの間に生えている綿毛を「ダウンボール」といいます。ダウンの良し悪しは、このダウンボールの大きさが決め手となり、ダウンボールが大きい羽毛布団は価値があるとされています。
羽毛となる鳥の種類はダック(がちょう)とグース(あひる)で、それぞれに違いがあります。ダックは比較的価格が安くてお手頃ですが、ダウンボールが小さいためボリュームがあるほど重くなるのが特徴です。
一方、グースは、ダックに比べて価格が高いものの、ダウンボールが大きく、少ない量でもボリュームがあり、暖かいのが特徴です。また、ダックは雑食、グースは草食であるため、グースの方が臭いが少ないというメリットがあります。
羽毛布団を買う前に知っておきたい4つのチェックポイントがあります。ここからは、それぞれのポイントを詳しく説明します。
布団を買うときは、サイズ選びがひとつのポイントとなります。基本的には身長や体格に合わせて、適切なサイズを決めましょう。ただし、寝返りの多さや一緒に寝る人数などによって、適切なサイズが変わります。
サイズは、シングル、セミダブル、ダブル、クィーン、キングサイズがあります。それぞれの睡眠環境や体格に合ったサイズ選びが必要です。
羽毛の品質は、主に「ダウン率」と「ダウンパワー」で判断できます。ダウン率が高い羽毛布団のほうが、軽くて暖かいためおすすめです。
また、羽毛のふくらみを評価する目安として「ダウンパワー」があります。数値が高いほど、羽毛が膨らみやすく、弾力がある証拠です。それぞれの特徴を詳しく説明します。
ダウンパワーとは、羽毛のやわらかさや保温性などを数字で表したものです。「db(cm3/g)」という単位を使います。数値が高いほど膨らみが大きく、保温性がある良質な製品です。日本では、300~460dbまで販売されています。
羽毛布団には、ダウンとスモールフェザーが含まれています。50%以上ダウンを使用していますので、とても軽くて暖かいのが特徴です。一方、羽布団と呼ばれる布団は、スモールフェザーが50%以上のものです。一般的に、ダウン率が高いほど保温力が高く、スモールフェザー率が高いほど低くなります。
日本羽毛製品共同組合が発行するゴールドラベルは、特定の品質基準を満たした羽毛布団にのみ付けられる品質証明です。ダウンパワーによって「ニューゴールドラベル」「エクセルゴールドラベル」「ロイヤルゴールドラベル」「プレミアムゴールドラベル」の4つに分かれています。
ダウンパワーの目安はそれぞれ、ニューゴールドラベルが300cm3/g、エクセルゴールドラベルが350cm3/g、ロイヤルゴールドラベルが400cm3/g、プレミアムゴールドラベルが440cm3/g以上です。プレミアムゴールドラベルは、ゴールドラベルの中でも最高ランクとなっており、圧倒的な暖かさがあります。
側生地は主に、綿、超長綿、ポリエステル、シルクから選べます。その中で一番のおすすめは綿素材で、吸湿性に優れ、丈夫なのが特徴です。ポリエステルは軽くて安価ですが、吸収性が低いため蒸れやすいというデメリットがあります。高級天然素材であるシルクは、動物性タンパク質を主原料としているため、なめらかで優しい肌触りが特徴です。ただし、綿やポリエステルと比較して一般的に高価となっています。
羽毛布団のひとつに、「キルティング」という縫製技術があります。羽毛が片寄らないように格子状に仕切られたブロック構造が特徴です。この格子状のマス目の数は、通常シングルサイズで12~30マス程度が一般的です。マス目の数が増えるほどフィット感に優れ、羽毛が片寄りにくくなるため、高価になります。
羽毛布団の特定の機能性や使用感を重視して選ぶ場合、次に挙げるポイントをチェックしましょう。
羽毛布団の重さは、羽毛自体やマチ布、縫製に使用する糸の重さで決まります。重量をできるだけ軽くするためには、充鎮量が少なくても十分な暖かさを保てる製品がおすすめです。
製品の品質は、ダウンパワーと側生地の素材をチェックすることでわかります。軽くて暖かい製品を選びたい場合は、ダウンパワー430dp以上のマザーグースダウンで、細くて軽い綿素材の側生地を使用しているものを選びましょう。
羽毛布団を保温性で選びたい場合は、キルトの種類をチェックしましょう。たとえば、完全立体キルトや2層式キルトなどがおすすめです。
完全立体キルトは、特殊な方法で吹き込み口を防ぐことによって、完全に羽毛の片寄りを防止する方法です。長期的に均等な暖かさを実感することができるため、高品質の羽毛に採用されることが多いとされています。
また、2層式キルトは、重ね着のように羽毛の層を重ねていく方法で、上層と下層を重ねることによって、高い保温性を維持できます。
温度調整を優先して選びたい場合は、羽毛の種類で選ぶことがポイントです。温度調節には、ダウンボールが関係しています。ダウンボールは、羽枝の間を広げることで、温度が高くなりすぎないように熱を放出します。逆に、温度が低くなると、羽枝を密着させて熱を蓄える機能があるのです。
この機能は、ダウンの品質と比例しており、一般的にダックよりもグースの方が、温度調整機能に優れています。そのため、温度調整を優先して選びたい場合は、グースがおすすめです。
「あたたかくて軽い羽毛布団をお手頃価格で欲しい」という声をもとに、寝具専門店ビーナスベッドが開発したオリジナル羽毛布団です。ダウン率やダウンパワーが異なるスタンダード・プレミアム・グランドプレミアムの3ランクがあり、品質面・価格面の両方から自分にぴったりなタイプの羽毛布団を選ぶことができます。
側生地に採用された「立体キルト」は保温性に優れながらも重すぎない、ちょうどいいキルトです。また、薬剤を使用しない安心の防ダニ加工や細菌の増殖を抑制する抗菌・防臭加工、花粉が付きにくく、落ちやすい防汚加工も施されています。
厳しい品質チェックをクリアしている安心の日本製で、便利な収納ケース付きなのも嬉しいポイントです。
POINT
※2022年10月現在、販売開始を記念して暁 -AKATSUKI- 羽毛布団20%OFFキャンペーン実施中!気になる方はこの機会に購入するのがおすすめです。
ドイツ産ダック90%を使用し、ダウンボールの大きさは平均と比べて約1.2倍、充填量も1.2kgと納得のボリューム感。側生地には抗菌・防臭加工を施されておりいつも清潔。老舗寝具メーカー昭和西川の誇る、レビュー4.5以上の高品質羽毛布団です。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 370 |
羽毛の種類 | ドイツ産ダック | ダウン比率 | 90% |
ドイツ産ホワイトグース90%使用・ダウンパワー380の日本製羽毛布団です。側生地は吸湿発散性がありしなやかな綿100%・60サテンで、抗菌防臭のポリジン加工も施されています。花粉がつきにくく、立体キルト構造で羽毛が偏りにくい、快適でふんわりあたたかいのが魅力の1枚です。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 380 |
羽毛の種類 | ドイツ産 ホワイトグース | ダウン比率 | 90% |
1組で3WAY、365日快眠可能な昭和西川の2枚合わせ羽毛布団です。8カ所のホック付きで、2枚合わせて使用してもお布団がずれずに快適。春・秋には合掛け1枚で、夏には肌掛け1枚で、冬には2枚合わせてカバーをつけてお使いください。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 370 |
羽毛の種類 | ドイツ産 ホワイトダック | ダウン比率 | 90% |
家庭で洗える羽毛布団。特殊技術により、極限まで不純物を取り除いたクリーンな羽毛を使用。そのため天日干し・水洗いが可能となり、心地よい使用感を維持できる、長くご愛用いただくに相応しい羽毛布団です。ホワイトグースダウン95%、側生地には60番手の糸で織り上げたサテン生地を採用。安心の日本製、ダウンパワー350以上。
最上級マザーグースダウン93%、側生地には80番手極細糸で織り上げたサテン生地を採用。さらに羽毛の充填量を約20%増量!素材の質、構造、組み合わせ、すべてにこだわった当店最高ランクの羽毛布団です。安心の日本製、ダウンパワー440以上。
羽毛布団をお探しなら「羽毛布団と言えば西川」といわれるほどの老舗メーカー、昭和西川株式会社の公式通販サイト「昭和西川ストアONLINE」を覗いてみるのはいかがでしょうか。
31,000万枚以上の販売実績を誇るレビュー4.5以上の日本製ドイツ産グース90%の「コンフォートマイスター羽毛布団」 や、1組で3way・365日快眠可能なフランス産ホワイトダック90%使用の「2枚合わせ羽毛ふとん」 は高品質でおすすめです。
羽毛布団の他にもCMでおなじみのタマゴ型の点で支える「ムアツふとん」など、ロングセラーの人気商品からタオルやホームウエア、ギフトなど幅広い商品を取り揃えてあります。
おすすめPOINT
羽毛布団を購入するなら、羽毛、キルト、側地の品質を見極めることが大切です。紹介した内容を参考に、快適な使用感や機能性を重視した羽毛布団を選びましょう。
「 ビーナスベッド 」 は、羽毛布団をはじめ、睡眠の質を上げるマットレスや枕、寝具などを取りそろえている専門店です。日本最大級のベッドショールームを持ち、専門のアドバイザーに寝具についての相談ができます。品質のよい製品をお求めなら、ぜひチェックしてみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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