公開日:2020.12.08
更新日:2023.03.16
目次
羽毛布団は冬に便利なアイテムですが、コンパクトに収納しないと場所をとります。また、収納している間にカビが生えたり、羽毛がつぶれたりといったトラブルにも備える必要があります。この記事では、羽毛布団の収納方法に悩んでいる人に向けて、コンパクトなたたみ方や注意点を解説します。正しい方法で羽毛布団を収納し、限られたスペースを有効活用しましょう。
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羽毛布団の収納では、どのようなグッズが使えるのかを紹介します。
羽毛布団の収納に使える定番のアイテムが、布製の収納袋です。特に、不織布製の収納袋は通気性に優れているため、長期収納にも向いています。なお、3カ月以上は収納袋を使うという場合は、防虫剤を中に入れましょう。防虫対策により、動物性の羽毛布団を好むカツオブシムシなどに食べられるリスクを防げます。
布団の収納袋には、ビニール製のものもあります。しかし、ビニール製は通気性がないため、収納している間は、カビが生えやすい状態になります。さらに、圧縮タイプの場合は、布団を出してから元に戻るまでに時間がかかります。ビニール製の収納袋は、羽毛布団の長期収納には向かないことを覚えておきましょう。
たたんだ羽毛布団の収納には、古いシーツや大判の風呂敷なども活用できます。布製の収納袋と同じように通気性がよく、長期収納にも適しています。風呂敷はレトロな味わいの模様も魅力的で、簡単に洗えて繰り返し使うことができるというメリットもあります。
ここでは、羽毛布団の収納グッズを選ぶときに気を付けたい、2つのポイントについて解説します。
収納グッズを選ぶときは、どこに羽毛布団を収納するのかを事前に決めて、その場所にあったものにする必要があります。収納する場所が狭い場合は、筒形の収納袋がおすすめです。縦に置けるため、スペースを有効活用できます。また、取っ手が付いているタイプなら、取り出しやすいでしょう。透明な窓があれば、中に何が入っているのかが一目でわかります。
積み重ねてクローゼットなどに収納できる、ボックスタイプを利用するのもよいでしょう。見た目に統一感があるため、収納スペースをスタイリッシュにまとめられます。部屋が狭くて収納スペースがない場合は、布団を収納してクッションとして使えるグッズを活用するのもおすすめです。
収納している羽毛布団を健全な状態に保つためにも、収納グッズの衛生面を確かめることが重要です。コンパクトにたたんだ羽毛布団には、湿気がたまりやすいため、収納グッズは通気性に優れたものを選んでください。先述のとおり、ビニール製のものは避け、メッシュ生地や不織布などの素材が使われているものを選びましょう。
また、布団を収納しているときに蓄積するホコリなどの汚れが気になる場合は、洗濯できる収納グッズを検討しましょう。さらに、防虫剤用のポケット付きなど、防虫対策がしっかりしている収納グッズを選ぶと安心です。
羽毛布団を長期収納する前の準備を怠ると、カビやダニが繁殖する恐れがあります。ここからは、羽毛布団を収納する前に済ませておきたい、3つの準備について解説します。
羽毛布団の収納前には、カバーを取り外して洗濯しなければなりません。羽毛布団のカバーには、皮脂などの汚れが付着しています。汚れたカバーをつけたまま収納すると、布団に菌やカビがうつって、繁殖する可能性があります。カバーを取り外して洗濯したら、布団とは別に収納することが大切です。
カバーを取り外したら、羽毛布団自体も掃除する必要があります。カバーではすべての汚れを防ぎきれないため、収納前にきれいにしましょう。家庭で布団をきれいにする場合は、天日干しや乾燥機などでダニを死滅させ、表面に掃除機をかけてください。しっかりと乾燥させることで、布団の保温性を回復させたり、臭いの発生を防いだりする効果が得られます。
このように布団の掃除は自分でもできますが、布団を傷めてしまう可能性があります。布団のクリーニングを利用すると、内部の汚れを丸洗いできれいに落としてくれます。クリーニング後は、布団を完全に乾燥させてから収納しましょう。
布団だけでなく、収納場所も乾燥させておかないと、カビの原因になります。押し入れならふすまを開けて、扇風機などで空気を循環させましょう。布団は床に直置きせずに、すのこを利用すると、効果的な湿気対策になります。
羽毛布団のたたみ方にもコツがあります。ここでは、羽毛布団をコンパクトにたたむときの手順を紹介します。
カバーを取り外してきれいにした羽毛布団の端をもって、全体を振ります。これにより、羽毛の偏りがなくなり、たたみやすくなります。このとき、左右の手でつかむ位置は、中央から均等な距離にしましょう。
続いて、広げた羽毛布団を縦に三つ折りします。縫い目にあわせて折るようにすると、羽毛が偏ったり、へたったりするのを防ぐことができます。このとき、布団を叩くと羽毛が傷む恐れがあるため、押さえるようにしながら空気を抜きましょう。
次に、縦に三つ折りした羽毛布団に、膝で体重をかけながら、さらに横に三つ折りします。片側を折ったら、その上に膝をのせて、反対側を折りましょう。1人で難しい場合は、誰かに手伝ってもらうことをおすすめします。
最後に、布団が膨らまないように押さえながら、袋などに収納しましょう。ファスナー付きの収納袋は、無理やり詰め込むと壊れる恐れがあるため、注意が必要です。
羽毛布団を長期収納するときは、トラブルをさけるために注意すべきことがあります。ここでは、その注意点を3つ紹介します。
「コンパクトに布団を収納したいなら圧縮すればいい」と考えがちですが、羽毛布団に圧縮袋は不向きです。長期収納で羽毛布団のボリュームや保温性が損なわれる恐れがあるため、避けましょう。
羽毛布団の上に敷布団を置いて長期収納すると、羽毛がつぶれる可能性があります。羽毛布団を収納する際は、なるべく上のほうに置くように心がけましょう。
倉庫や納戸などに羽毛布団を収納する場合、ネズミなどの害獣に食べられるかもしれません。ネズミ対策の薬剤などを用意し、被害にあわないようにしましょう。
毎日の布団収納に気を付けることで布団が長持ちして、快適な眠りが得られます。ここでは、収納のポイントを2つ紹介します。
人は寝ている間に大量の汗をかくため、布団には湿気がたまりがちです。湿気対策には特に気を配り、カビなどの被害につながらないよう注意しましょう。収納場所にすのこを敷く、押し入れの上の段にしまうなど、なるべく湿気がたまらないように工夫しましょう。
収納スペースが少ない場合は、床にすのこを置き、その上に、たたんだ布団をのせてカバーを掛ける方法がおすすめです。また、布団用のキャスターなどもスペースの節約に役立ちます。
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POINT
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羽毛布団を長期収納する際は、通気性に優れた収納グッズを使うことが大切です。また、事前にしっかりと布団を乾かし、きれいにしてから収納すると、カビの発生も防げるでしょう。正しい収納方法を知っておくことで、良質な羽毛布団を長く愛用できます。
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商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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