公開日:2020.12.01
更新日:2023.04.03
目次
秋になると、夏用の薄い寝具では寒く感じることがあるのではないでしょうか。この記事では、いつから冬用の羽毛布団を使い始めるべきか知りたい人に向けて、室温や時期などの目安について解説します。また、羽毛布団を1年中使い分ける方法や、より暖かく眠る方法についても紹介しています。羽毛布団を上手に活用し、快適に眠るために役立ててください。 季節にあわせて使えるおすすめの羽毛布団をご紹介 秋になると、夏用の薄い寝具では寒く感じることがあるのではないでしょうか。この記事では、いつから冬用の羽毛布団を使い始めるべきか知りたい人に向けて、室温や時期などの目安について解説します。また、羽毛布団を1年中使い分ける方法や、より暖かく眠る方法についても紹介しています。羽毛布団を上手に活用し、快適に眠るために役立ててください。
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羽毛布団は室内で使用するため、取り替え時期を温度で判断する場合は室温をチェックしましょう。個人によって快適な温度は異なるため、好みや体調にあわせて柔軟に決めることもポイントです。また、コートを使い始める頃が、羽毛布団を使い始める目安のひとつでもあります。
冬用羽毛布団は、寝室の室温が15℃を下回ったら使い始めることをおすすめします。また、10℃未満になったら、羽毛布団にアイテムをプラスして保温力を上げましょう。具体的なアイテムや使い方は後述します。
冬用寝具のイメージが強い羽毛布団ですが、実際にはさまざまな種類があります。適切に使い分ければ、夏を含めて1年中活用できます。年間を通し羽毛布団を使い分けるメリットについて解説します。
羽毛布団を使うメリットは、寝具内の環境を快適に保つことができることです。寝具内の温度・湿度環境のことを「寝床内気象(しんしょうないきしょう)」といい、理想的な環境は、温度33±1℃、湿度50±5%(相対湿度)とされています。室内の温度が変化しても、理想に近い寝床内気象を保つことで快適な睡眠へとつながります。
羽毛布団のもつ高い保温性や吸放湿性は、一年を通して寝床内気象の調整に適しています。
以下では、主な羽毛布団の種類や、使用する室温の目安について解説します。
肌掛け布団とは、シングルサイズで0.3kgほどの羽毛が充填された薄手の羽毛布団です。羽毛の充填量はメーカーにより多少の差があります。羽毛布団のなかでは保温力が低めで、夏の使用に向いています。室温25℃以上の環境で使うとよいでしょう。
合い掛け布団とは、充填された羽毛の量がシングルサイズで0.8〜1kg程度の羽毛布団です。肌掛け布団より厚手のため、室温15〜25℃程度の環境で使うのがおすすめです。エアコンの温度設定が低い場合は、夏でも活用できます。
本掛け布団とは、一般的に「冬用羽毛布団」と呼ばれる厚手の羽毛布団です。シングルサイズで約1.5kgの羽毛が充填されています。メーカーによりますが、合い掛け布団の1.5〜2倍近い羽毛が充填されており、保温力の高さが特徴です。本掛け布団は寒くなり、室温が15℃未満になる頃に使い始めるとよいでしょう。
2枚合わせ布団とは、肌掛け布団と合い掛け布団を重ね、ジョイントなどでつないだ羽毛布団です。単独の肌掛け布団や合い掛け布団としても、2枚あわせてより暖かい羽毛布団としても使えます。
2枚合わせで使用する場合は、室温が15℃未満になったら使い始めるのがおすすめですが、冬のもっとも気温の低い時期は寒く感じるケースもあります。
室温を替えどきの目安にする方法を解説しましたが、季節や月などの目安も覚えておくと、よりわかりやすくなります。以下では、季節や気温、月を目安にした羽毛布団の選び方を解説します。
気温は地域によって異なるため、ここでは東京都の気象データを参考に解説します。薄手の肌掛け布団は、夏の使用に適した布団です。気温が25℃を超える7〜9月に使うとよいでしょう。肌掛け布団より厚い合い掛け布団は、春や秋の使用に適しています。気温が15〜25℃程度になる4〜6月、10月に使うのがおすすめです。
保温力の高い本掛け布団や2枚合わせ布団は冬の寒い時期に適しています。気温が15℃を下回る11〜3月に使いましょう。
エアコンなどで室内の気温を一定に保てば、1種類の羽毛布団を通年活用することは可能です。例として、合い掛け布団を1年中使うなら、寝室の温度を15〜25℃に保つとよいでしょう。しかし、電気代がかさむ、エコではないといったデメリットもあるため、数種類の羽毛布団を使い分けるほうがおすすめです。
保温力の高い羽毛布団を選ぶため、ダウン(羽毛)の種類やダウンの比率、ダウンパワーにも注目すべきことを解説します。
ダウンの種類は主に、ダックダウン、グースダウン、マザーグースダウンなどがあります。ダックダウンはアヒルの羽毛のことです。ほかのダウンと比較すると保温力は低めですが、比較的安価に入手できます。グースダウンはガチョウの羽毛で、ダックダウンに比べて羽毛が大きく、保温力が高いことが特徴です。しかし、ダックダウンの羽毛布団より高価になる傾向があります。
マザーグースダウンとは、ガチョウの親鳥の羽毛のことです。マザーグースダウンはグースダウンより保温力が高く、軽いことが特徴です。しかし、希少価値が高いため価格も高くなります。
ダウン率とは、羽毛布団のフェザー(羽根)とダウン(羽毛)のうち、ダウンの比率を表す数値です。羽毛布団の保温力は、羽毛の間に保持できる空気の量がポイントとなります。そのため、ダウン率の高さは保温力を左右する要素です。
ダウンパワーとは、羽毛の膨らむ力を数値化したものです。ダウンパワーが強い羽毛は膨らむ力も強いため、一つひとつの羽毛が保持できる空気の量が多くなり、保温力がアップします。保温力の高い羽毛布団選びには、ダウンの種類だけでなく、ダウン率やダウンパワーもチェックしましょう。
室温が10℃を下回ったら、本掛け布団や合い掛け布団にアイテムをプラスして保温力を高めましょう。以下では、おすすめのアイテムとその使い方について解説します。
保温力を高めるには、羽毛布団にプラスして毛布も掛けましょう。このとき、毛布は羽毛布団の内側ではなく、上側に掛けるのがおすすめです。
羽毛布団は、体から伝わった熱を羽毛の間の空気に取り込んで保温するメカニズムをもっています。そのため、羽毛布団と体の間に毛布を挟むと、保温のメカニズムが活かせません。また、羽毛布団の上に毛布を掛けることで、暖かい空気が上側から逃げることを防ぎ、より保温力が高まります。
春や秋の冷え込む日には毛布として、冬は布団カバーとして仕えてあったかぬくぬく使用に。寒くなる季節に1枚あれば重宝すること間違いない、なめらかで極上の肌触りの冬寝具です。
サイズ展開:S/SD/D
極細マイクロファイバー繊維のふわふわで心地よい肌触りが特長の毛布です。汗などの湿気を吸収し熱に変える繊維が温度を調節してくれるので、寒い時期でも保温効果が長続きし、快適な温度で体を包み込んでくれます。
しっとりと肌なじみの良い質感はシルクの毛布ならでは。シルクの中でも高級とされる家蚕のシルク糸を使用し、ふわっと軽い肌触りに起毛させました。シルク加工のスペシャリストが揃う国内の工場で丁寧に織り上げています。天然素材シルクのとろけるような上質な質感と、職人の技術が織りなした高級感のある毛布です。
敷き毛布とは、体の下に敷いて保温性を高めるための毛布です。体温が下側に逃げたり、床からの冷気が寝具内に伝わったりすることを防ぎ、毛布の肌触りで寝心地も一層よくなります。ウールやシルクなど、保温性と吸放湿性のよい天然素材を選ぶと、より理想的な寝床内気象を保ちやすくなるでしょう。
とろけるような極上の肌触りと、驚くほどのなめらかさの敷きパッド。高密度の極細繊維が空気をため込むため、ふんわりあたたかく包みこまれるような心地良さです。素材が持つ独自の光沢と、深みのある上品でなめらかな色合い。適度な弾力とふかふかのボリュームで、快適にあたたかく過ごせます。
極細マイクロファイバー繊維のふわふわで心地よい肌触りが特長の敷パッドです。汗などの湿気を吸収し熱に変える繊維が温度を調節してくれるので、寒い時期でも保温効果が長続きし、快適な温度で体を包み込んでくれます。
羽毛布団を使い始める際は、陰干しで乾燥させましょう。湿気が残っていると羽毛がふんわり膨らまないため、保温力が下がってしまいます。カビなどが発生しないよう、収納前にも陰干しを行いましょう。天日干しは側生地を傷める可能性があるためおすすめしません。どうしても天日に干す場合は、カバーを掛けたまま片面1時間ずつ程度干します。
以下では、羽毛布団を長持ちさせ、気持ちよく使うための正しい収納法について解説します。
羽毛布団の収納に適しているのは、不織布など通気性のよい素材でできた専用の収納袋です。ビニール製などの通気性が悪いものでは、収納中にカビが発生する恐れがあります。また、布団圧縮袋も羽毛布団には向いていません。圧縮の圧力で羽毛が傷むと、元のように膨らまなくなるため、保温力の低下につながります。
収納場所に湿気がたまらない工夫も重要です。床にすのこを敷いて空気を循環させる、除湿シートや除湿剤を活用するなどの対策を行いましょう。また、羽毛布団はほかの寝具の下ではなく、一番上に配置するのがおすすめです。循環する空気に触れることで湿気がたまりにくくなり、ほかの寝具の重みで羽毛が傷むことも防げます。
劣化した羽毛布団は保温力が下がるため、買い替えがおすすめです。買い替えどきをあらわす寿命サインについて解説します。
羽毛布団のふんわり感や暖かさが減った場合は、羽毛が劣化して膨らまなくなり、暖かい空気を保持できていない可能性があります。膨らみが購入時の2/3程度になれば寿命サインです。また、羽毛布団が重くなった場合は、羽毛が汚れて固まっていることがあります。クリーニングに出しても改善されないときは、買い替えを検討しましょう。
羽毛布団にはさまざまな種類の商品があるため、選ぶときに迷いやすいものです。ここでは、おすすめの羽毛布団を5つ紹介します。
「あたたかくて軽い羽毛布団をお手頃価格で欲しい」という声をもとに、寝具専門店ビーナスベッドが開発したオリジナル羽毛布団です。ダウン率やダウンパワーが異なるスタンダード・プレミアム・グランドプレミアムの3ランクがあり、品質面・価格面の両方から自分にぴったりなタイプの羽毛布団を選ぶことができます。
側生地に採用された「立体キルト」は保温性に優れながらも重すぎない、ちょうどいいキルトです。また、薬剤を使用しない安心の防ダニ加工や細菌の増殖を抑制する抗菌・防臭加工、花粉が付きにくく、落ちやすい防汚加工も施されています。
厳しい品質チェックをクリアしている安心の日本製で、便利な収納ケース付きなのも嬉しいポイントです。
POINT
※2022年10月現在、販売開始を記念して暁 -AKATSUKI- 羽毛布団20%OFFキャンペーン実施中!気になる方はこの機会に購入するのがおすすめです。
1組で3WAY、365日快眠可能な昭和西川の2枚合わせ羽毛布団です。8カ所のホック付きで、2枚合わせて使用してもお布団がずれずに快適。春・秋には合掛け1枚で、夏には肌掛け1枚で、冬には2枚合わせてカバーをつけてお使いください。
サイズ | 150×210cm | ダウンパワー | 370 |
羽毛の種類 | ドイツ産 ホワイトダック | ダウン比率 | 90% |
軽くて温かい。貴重なマザーグースダウン93%、側生地にサテン生地を採用と、ワンランク上を目指した当店オリジナルの羽毛布団です。安心の日本製。同シリーズの肌掛け羽毛布団と合わせてペアタイプでのご使用もおすすめ!
家庭で洗える羽毛布団。特殊技術により、極限まで不純物を取り除いたクリーンな羽毛を使用。そのため天日干し・水洗いが可能となり、心地よい使用感を維持できる、長くご愛用いただくに相応しい羽毛布団です。ホワイトグースダウン95%、側生地には60番手の糸で織り上げたサテン生地を採用。安心の日本製、ダウンパワー350以上。
最上級マザーグースダウン93%、側生地には80番手極細糸で織り上げたサテン生地を採用。さらに羽毛の充填量を約20%増量!素材の質、構造、組み合わせ、すべてにこだわった当店最高ランクの羽毛布団です。安心の日本製、ダウンパワー440以上。
羽毛布団をお探しなら「羽毛布団と言えば西川」といわれるほどの老舗メーカー、昭和西川株式会社の公式通販サイト「昭和西川ストアONLINE」を覗いてみるのはいかがでしょうか。
31,000万枚以上の販売実績を誇るレビュー4.5以上の日本製ドイツ産グース90%の「コンフォートマイスター羽毛布団」 や、1組で3way・365日快眠可能なフランス産ホワイトダック90%使用の「2枚合わせ羽毛ふとん」 は高品質でおすすめです。
羽毛布団の他にもCMでおなじみのタマゴ型の点で支える「ムアツふとん」など、ロングセラーの人気商品からタオルやホームウエア、ギフトなど幅広い商品を取り揃えてあります。
おすすめPOINT
冬用羽毛布団を使う目安は、室温が15℃を下回った頃です。冬だけでなく夏にも使用できる羽毛布団もあるので、季節ごとに使い分けると、より快適な睡眠に役立ちます。羽毛布団には寿命があるので、暖かさが減ったと感じる場合には、買い替えも検討しましょう。
創業50年以上のベッド専門店「ビーナスベッド」では、ショールームの快眠アドバイザーとネットショップ専門スタッフが、高品質な羽毛布団選びをサポートします。日本最大級のショールームではこだわりのオリジナルベッドなど、豊富な寝具を試すことが可能です。ぜひ、ビーナスベッドの羽毛布団で快適な1年を過ごしてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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