公開日:2020.09.08
更新日:2024.12.09
布団の干し時間とは、天日干しするのに最適な時間のことを意味します。布団の素材や種類によって時間は違うため、快適な睡眠や衛生管理、布団を長持ちさせるために適した干し時間を知っておきましょう。この記事は、布団の干し時間の目安や頻度、素材に応じた干し方などについて解説しています。この記事を参考にして、布団を上手に干せるようになりましょう。
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布団の干し時間は、季節や布団の種類、素材によって異なります。それぞれ具体的に解説しますので、干し時間の参考にしてください。
布団の干し時間は、日差しの強さによって変わります。一般的な目安は、夏は片面1時間ずつ、両面で2時間、冬は片面2時間ずつ、両面で4時間です。夏は長時間干すと布団が傷んでしまうため、取り込み忘れに注意しましょう。
敷き布団と掛け布団では含まれる湿気や素材などが変わるため、干し時間が違います。
寝汗で湿りやすい敷き布団は、掛け布団よりも頻繁に干しましょう。中材によって干す頻度や時間も異なります。
綿素材は両面で2時間程度、週2~3回が目安です。夏は日差しが弱い午前中に干し、冬は日中に干すと良いでしょう。ポリエステルや羊毛は乾きが早いため、風通しがよい場所で日陰干しをするか、シーツを付けたまま両面で2時間ほど天日干しにします。いずれも週1回が目安です。
掛け布団は敷き布団ほど寝汗を吸収していないため、1~2週間に1回程度干すだけでかまいません。寝汗をかきにくい季節なら、もう少し間隔を空けても問題ありません。干し時間の目安は両面で2時間程度です。ただし、木綿の掛け布団は湿気を吸いやすいため週1回を目安にしましょう。
布団の干し時間は素材ごとに異なります。以下にそれぞれの目安時間を紹介します。
種類 | 夏の干し時間(片面) | 冬の干し時間(片面) | 備考 |
綿布団 | 2時間程度 | 4時間程度 | 湿気を吸いやすい綿は10~15時頃の湿気の少ない時間帯に干すと乾きやすい |
種類 | 夏の干し時間(片面) | 冬の干し時間(片面) | 備考 |
ポリエステル(合繊)布団 | 1.5時間程度 | 3時間程度 | ・ポリエステルの布団は丸洗いできるタイプもあり ・定期的に洗濯すると衛生的 |
種類 | 夏の干し時間(片面) | 冬の干し時間(片面) | 備考 |
羊毛布団 | 1時間程度 | 2時間程度 | ・ 直射日光で傷みやすいため要注意 ・普段は風通しの良い室内で陰干し、月2回くらい天日干し |
種類 | 夏の干し時間(片面) | 冬の干し時間(片面) | 備考 |
羽毛布団 | 0.5時間程度 | 1時間程度 | ・直射日光で傷みやすいため要注意 ・普段は風通しの良い室内で陰干し、月2回くらい天日干し |
そもそも布団を干す(天日干しする)のはなぜなのでしょうか。布団を干すことによって得られる効果を紹介します。
寝ている間にかく汗の量は200ml、約コップ1杯分といわれています。この量は、布団を部屋に敷いているだけでは蒸発しません。冬でも寝汗をかくことは変わらないため、布団を干すことが必要なのです。
天日干しには紫外線による殺菌効果があり、カビ防止、ダニの繁殖抑制などのハウスダスト対策になります。ただし、ダニを退治するには、後ほど紹介するような工夫が必要です。また、天日干しには消臭効果もあるため、寝床や部屋の臭いが気になる場合も、布団を干すメリットがあります。
湿気がなくなると、布団がふっくらした状態に戻ります。ふかふかの布団は寝心地が良く、睡眠の質を高められます。また、掛け布団は水分がなくなったぶん軽くなるため、重くて寝苦しいと感じているときには布団を干してみましょう。
天日干しの殺菌効果や洗濯だけでは、発生してしまったダニは死滅しません。ダニは50度以上にならないと死なないからです。ダニ退治に効果的なのは、天日干しする際に黒い布やビニール袋をかけて布団の温度を上げる方法です。この場合、取り込んだ後に掃除機をかけて、ダニを取り除きます。
一度カビが生えた布団は、洗濯をして見た目がきれいになっても、高温多湿の環境になるとまた生えてきてしまうため注意が必要です。よくある例は、床やマットレスの上に布団を敷きっぱなしにしてしまうことです。体温や寝汗で布団と床・マットレスの間が高温多湿になり、再びカビが繁殖してしまいます。
天日干しとあわせて湿気対策もしておくと安心です。除湿シートやすのこマットなどを布団の下に敷いておくと、布団の湿気をある程度逃がしてくれます。
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布団を干すのに適した日は「お天気のよい乾燥した日」です。ただし、晴れていても、前日が雨だった場合は湿度が高くなりやすく、布団を干すには向きません。干し方の基本は「時間は短めに」「両面干す」などです。以下で布団の干し方のポイントを詳しく説明します。
布団を干すのは、太陽の光が強く湿度の低い10〜15時の間がおすすめです。早朝や夕方は布団が湿気を吸いやすいため、干さないようにしましょう。夏は直射日光を避けて9~11時、冬は11~14時がベストです。素材によっては日光に弱いものもあるため、取り扱い表示を読んでおきましょう。
長時間干していると布団生地を傷めることがあります。また、ほこりが付着することにもつながるため、長くても2~3時間を目安に取り込みましょう。特に、午後から干して取り込むのを忘れてしまうと、湿気も吸い込んでしまい天日干しした意味がなくなってしまいます。
布団は途中で裏返して両面干すのが基本です。湿気がこもっている肌に触れる側を長めに干しましょう。ただし、冬場に結露して床が湿気る場合には、敷布団の床側を長めに干す必要があります。日差しの強さも考えて裏返すタイミングを決めましょう。
汗をよくかく夏場を基準に考えると、週1回程度が理想的といえます。とはいえ、布団の天日干しは意外に大変です。カバーやシーツの洗い替えなどを併用しながら、負担がかかりすぎないお手入れをしましょう。汗の少ない冬場なら2~3週間に1回でも問題ありません。
布団を干さない日の手軽な湿気対策は、湿気がこもりやすい場所の布団をめくって、窓をあけて風通ししたり扇風機で風をあてたり、エアコンの除湿機能を使ったりすることです。押し入れなどにしまう前に少し乾燥させるだけでも、湿気対策、防カビ・ダニ対策になります。
日差しが強い場合には、日焼けによって布団が傷まないように、カバーやシーツをした状態で干す方法があります。羊毛布団、羽毛布団は特に直射日光に弱いため、夏の午後には干さないほうがよい素材です。日差しが弱いときに干すか、陰干しをしましょう。
強くたたくとホコリやダニなどが出ているように思えますが、実は中の繊維が壊れて舞っているだけです。ダニの死がいやフンも細かく砕かれるだけで、外にはあまり出ていきません。ホコリをはらうイメージで優しく扱うのが、布団を傷めずお手入れするポイントです。
花粉やPM2.5が舞っている時期は、専用の布団袋などを利用して干すのがおすすめです。商品によって違いますが、特殊な繊維構造になっているものや、日焼け防止やダニ退治などの付加価値があるものなどが販売されています。
布団乾燥機を利用すれば、布団を敷いた状態で布団を干せます。ダニ対策には、布団掃除機も効果的です。カバーやシーツなどの洗えるものは、週1回以上は洗濯をして清潔を保ちましょう。布団や季節ごとに適したものがあるため、洗い替え用は専門店で選ぶのがおすすめです。
また、丸洗いできる布団なら自宅の洗濯機でも洗えます。洗えない布団の場合は、1シーズンごとに専門業者に丸洗いを依頼すると良いでしょう。綿布団を干してもふかふかにならないときは、「打ち直し」で綿を解きほぐしてもらうこともできます。
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布団の干し時間は、日差しの強さや素材などによって異なります。布団にあった天日干しをしましょう。洗濯できるカバーやシーツを使用するなど、別のお手入れ方法も併用すると布団の状態を快適に保ちやすくなります。
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