公開日:2020.09.04
更新日:2023.03.16
布団は、生活ごみのように気軽に処分できるものではないので、捨て方で迷ってしまう人も少なくありません。なかなか処分に踏み切れず、そのまま使い続けている人もいるでしょう。しかし、捨て時をすぎた布団は、機能が十分に働かなくなるので、きちんと処分して買い換える必要があります。
この記事では、布団の捨て方にくわえて、寝具の買い替えや引っ越しをする際に便利な布団の処分方法について解説しています。メリットやデメリットとともに複数の方法を紹介しているので、布団を捨てる際の参考にしてください。
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布団はどのようなタイミングで、どのように捨てればよいのでしょうか。布団の正しい捨て方について、詳しく紹介します。
布団の寿命は、使用方法や使用中の手入れ、素材などによって異なります。一般的に多く使われている綿やポリエステル、羊毛を詰めた布団の場合、敷布団で3年、掛け布団だと5年が寿命の目安です。羽毛布団はさらに長く、5~10年が平均的な寿命とされています。
処分すべきタイミングは、布団の見た目や使用感から判断できます。長く使い続けることで布団に変化が起こるので、それが「捨て時」のサインです。
羽毛布団の場合、羽毛が飛び出ている様子がみられたら、生地に穴や破れが生じている可能性があるため、捨て時のサインです。また、羽毛布団は空気の層を作ることで高い保温性を維持しているため、へたってしまうとその機能が十分に働かなくなります。布団のボリュームが減っていたり、ふくらみが偏ったりしているときも、処分を検討するタイミングといえます。
使用感で判断できる捨て時サインは、使っていて保温性が衰えたと感じたり、体にかけたとき重いと感じたり、においが気になるようになったりしたときです。
保温は布団の役割なので、保温性が失われた場合は寿命と判断できます。また、体に布団をかけたときに重いと感じた場合、布団の詰め物が汗や皮脂などを吸い取り、蓄積して重くなっている可能性があります。特に、羽毛布団の場合は、汗や皮脂などを多く吸った羽毛が独特なにおいを発することもあるので、捨て時サインとなります。
ごみの分別方法は自治体によって異なりますが、一般的には粗大ごみとして処分することが多いでしょう。粗大ごみは、一般家庭で使われていたもので、通常のごみ収集日に捨てられない大きいサイズのごみを対象とします。
ただし、燃える素材で作られた綿布団であれば、決められている大きさの制限内に収まるように工夫することで、可燃ごみとして捨てられることもあります。
布団を捨てる方法は主に2つあるので、メリットやデメリットとあわせて具体的に紹介します。
自治体のごみとして捨てる際は、各自治体のルールに従って、粗大ごみ受付センターで事前に申し込みを行います。そこで、ごみを出す日時や場所の指定、貼り付ける有料シールの金額などの指示を受けます。粗大ごみセンターへの持ち込みも可能ですが、通常は事前連絡と有料シールの貼り付け、身分証明書の提示も必要です。
一方、可燃ごみの場合、一般ごみのサイズ制限内におさめる必要があるため、1辺が30cm以下となるように切り分けなければなりません。
自治体のサービスを利用することで、民間のサービスを活用するよりもリーズナブルな価格で処分できます。可燃ごみとして捨てれば、事前に小さく切り分ける手間はかかりますが、無料で処分できます。
粗大ごみとして捨てる場合、申し込みや有料シールの購入などを事前に行わなければならず、手間がかかります。回収日時などに指定があると、ごみ出し作業を行う時間が制限され、忙しい人にとっては不便です。また、自分で持ち込む場合は、運搬作業に苦労することもあります。
不用品回収業者は、さまざまなアイテムを回収し、処分してくれる業者です。なかには、送料だけ負担すれば、無料で不用品を引き取ってくれるところもあります。ただし、布団が回収アイテムの対象外であるケースもあるため、事前の確認は必要です。
不用品をそのままの状態で指定場所まで取りに来てくれるため、処分の手間が少ない点が魅力です。多くの業者は依頼後の対応が早く、スムーズに処分してもらえきます。回収してもらえる日時は相談可能なので、自分の都合にあわせて引き取ってもらえる点も便利です。
利用は有料で、回収料金は業者によってさまざまです。そのため、価格をきちんと見極めた上で、信頼できる業者を選ぶことが求められます。
布団の処分には、「捨てる」以外にも方法があります。主な5つの方法について、メリットやデメリットを挙げながら紹介します。
新しい布団に買い替える場合、購入先の販売店で古い布団を引き取ってもらえることがあります。ただし、布団の回収をしてもらえるケースは、下取りや引き取りサービスを行っている販売店を利用するときのみです。
購入店舗の下取りサービスを利用すれば、新しい布団を配達してもらうタイミングで古い布団の処分ができて便利です。不要となった布団を自分で処分する面倒がなく、処分にかかる費用は無料もしくは安く抑えることができます。
下取りサービスは、誰でもいつでも利用できるわけではない点がデメリットです。そもそも下取りサービスを行っている販売店でしか利用できません。また、通常は販売店で商品を購入したときのみしか利用できません。
引っ越し業者のなかにも、不要品の引き取りサービスを行っているところがあります。ただし、利用は引っ越しを行うタイミングに限ります。また、すべての引っ越し業者がサービスを行っているわけではないため、回収してもらえるかについて事前の確認が必要です。
引っ越しのときに不用品を引き取ってくれることが多いので、処分にかかわる手続きを行ったり、大きな布団を自分で運んだりする面倒がありません。
引っ越し業者のサービスは、引っ越しをするときにしか利用できません。布団の買い替えをするときは、依頼できないサービスです。また、引っ越しの依頼とあわせて引き取りを頼む場合でも、別途回収費用が必要となるケースもあります。
まだ十分に使用できる状態の布団であれば、欲しい人に売る方法もあります。たとえば、リサイクルショップやフリーマーケット、ネットオークションなどを利用できます。さらに、フリーマーケットはリアル店舗だけではなく、インターネットを活用して売ることもできます。
不要となった布団を、自己負担の費用なく処分できるうえに、販売料金を手に入れることもできます。
見積もりや回収の出張サービスがないリサイクルショップの場合、お店まで自分で布団を運ばなければなりません。また、インターネットを利用したフリーマーケットやオークションは、売れるまでに時間がかかったり、そもそも売れなかったりする可能性もあります。
まだ使用できる状態の布団であれば、寄付するのもよいでしょう。発展途上国や各種施設、動物保護団体などに物資支援を行っている寄付団体に申し込みし、発送することで、再利用してもらえることがあります。
寄付は、不要な布団を処分できるうえに、社会貢献にもつなげられる方法です。自分にとっては不要となった布団でも、寄付をすることで必要としている人や場所に役立ててもらえます。
寄付は、あくまでも慈善活動です。回収などのサービスはなく、送料は自己負担であることが通常で、自分で発送するため手間もかかります。また、寄付団体のなかには悪質な活動を行っているところもあるため、送り先選びには気を付けなければなりません。
まだ使用可能な布団であれば、不用品のリサイクルやリユースのマッチングを行うインターネットサービスを活用する方法もあります。羽毛布団の場合は、なかの羽毛を再利用するリサイクルプロジェクトに参加することもできます。
布団の引き渡しに関する連絡や手続きなどは、すべてインターネット上で行えます。また、サービスは無料で利用できるケースが多いため、送料だけの負担で布団を処分できます。
個人間で行われるサービスなので、トラブルが発生するリスクは否めません。インターネット上で気軽に利用できる分、使う際には十分な注意が必要です。また、引き取り希望者が出るまで待ったり、希望者と連絡を取り合ったりなど、処分までに時間がかかることもあります。
布団を捨てるときに、特に注意したい2つのポイントを紹介します。
粗大ごみ、あるいは可燃ごみのどちらの形で出す場合でも、必ず管轄の自治体のルールを事前に確認し、きちんとルールを守って捨てましょう。自治体のごみ回収は、分別方法や出し方、出す場所、回収日などについて自治体ごとに細かくルールが定められています。
不用品回収業者は、「廃棄物収集運搬業」の許可をきちんと受けているところを選んで利用するようにしましょう。廃棄物の処理を仕事とする場合には、管轄する自治体から許可を得る決まりがあります。
許可を受けていない業者の利用は、トラブルにつながる可能性も0ではありません。事前の確認では無料といっていたにもかかわらず回収後に料金を請求してきたり、事後に見積もり以上の料金を求めてきたりするところもあるため、要注意です。
布団の捨て方は複数あるので、上手に捨て方を選ぶことで、費用や手間を抑えて布団を処分できます。快適な睡眠を望むなら、床や畳に直接敷く敷布団やベッドで使うマットレスだけではなく、あわせて使用する布団も寿命に応じて新しいものに買い替えましょう。
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