掛け布団カバーがずれないようにする方法｜ずれにくいカバーの選び方やおすすめ商品を紹介

掛け布団カバーが頻繁にずれてストレスを感じている人は多いのではないでしょうか。掛け布団カバーがずれる原因には、紐やスナップボタンで固定できていなかったり、サイズの合わないカバーを使っていたりすることが考えられます。掛け布団カバーがずれるときは、原因に合った適切な対処をすることが大切です。

今回は、掛け布団カバーがずれる原因やずれないようにする方法を紹介します。ずれにくい掛け布団カバーの選び方やおすすめの商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

掛け布団カバーがずれる原因

掛け布団カバーがずれる原因には、以下のようなものがあります。

• 寝返りで中材が動いている
• 掛け布団カバーと固定されていない
• 掛け布団カバーのサイズが合っていない

それぞれ詳しく紹介します。

寝返りで中材が動いている

人は寝ている間に20～30回ほど寝返りを打つといわれています。寝返りには特定の箇所に負担が集中するのを防ぐという役割があり、良質な睡眠には欠かせないものです。

しかし、寝返りのたびに掛け布団の中材が動いてカバーがずれて困ることがあるかもしれません。寝返りを減らすことはできないため、掛け布団のずれを防ぐには掛け布団カバーの付け方や選び方を工夫して対策する必要があるでしょう。

掛け布団カバーと固定されていない

掛け布団カバーには、ずれを防止する紐やスナップボタンが付いており、掛け布団のループに通して固定するのが一般的です。紐の結び方が緩かったり、留めていない箇所があったりすると掛け布団カバーがずれやすくなります。

掛け布団カバーがずれる場合は、ずれ防止の紐・スナップボタンでしっかり固定できているかを確認しましょう。

掛け布団カバーのサイズが合っていない

掛け布団カバーのサイズが掛け布団に合っていないと、ずれやすくなります。例えば、シングルサイズの掛け布団にセミダブルサイズのカバーを使用していると、カバーの中で掛け布団が動きやすくなります。掛け布団カバーがずれやすいときは、サイズが合っているかをチェックしましょう。

掛け布団カバーがずれないようにする方法

掛け布団カバーがずれないようにしたいときは、以下の方法を取り入れてみましょう。

• 掛け布団カバーの付け方を見直す
• ずれにくい掛け布団カバーを選ぶ
• ずれ防止のグッズを活用する

それぞれ詳しく紹介します。

掛け布団カバーの付け方を見直す

掛け布団カバーのずれ防止用の紐やスナップボタンを活用できていないときは適切な付け方をするだけで掛け布団カバーがずれにくくなります。

掛け布団カバーを付けるときは、カバーのずれ防止の紐が表に来るように裏返すのがおすすめです。掛け布団カバーの紐・スナップボタンが表に見えると、留め忘れを防ぐことにもつながります。

ずれにくい掛け布団カバーを選ぶ

ずれ防止の紐がなかったり、ツルツルとした素材が使われていたりするカバーは、ずれやすい傾向があります。一方、留め具の数が多いものや滑り止め加工がされているものを選べば、掛け布団カバーがずれにくくなります。

掛け布団カバーのずれが気になる人は、カバーを見直してみることも検討しましょう。

ずれ防止のグッズを活用する

掛け布団カバーのずれを防ぐアイテムに、布団を挟んでずれにくくするクリップがあります。ずれ防止クリップは、ホームセンターや100均などで購入できます。

ただし、クリップで挟んだまま使い続けると、掛け布団の中材が偏ったりボリュームダウンしたりする可能性があるので注意が必要です。布団のずれ防止クリップは、一時的な使用にとどめるのがおすすめです。

ずれにくい掛け布団カバーの選び方

ずれにくい掛け布団カバーを選ぶポイントは、以下のとおりです。

• 掛け布団に合うサイズのものを選ぶ
• 留め具の種類や数が多いものを選ぶ
• 滑り止め加工のあるものを選ぶ
• すべりにくい素材のものを選ぶ

1つずつ詳しく紹介します。

掛け布団に合うサイズのものを選ぶ

掛け布団カバーがずれないようにするには、掛け布団に合ったサイズを選ぶことが大切です。基本的にシングルサイズの掛け布団であれば、シングルサイズ表記のある掛け布団カバーを選ぶようにしましょう。

ただし、同じサイズ表記であっても商品によって大きさが異なる可能性があります。掛け布団カバーを購入するときは、品質表示で掛け布団本体とカバーのサイズが合っているか確認するようにしましょう。

留め具の種類や数が多いものを選ぶ

掛け布団カバーと掛け布団を固定する箇所が多いほどずれにくくなります。掛け布団カバーのずれが気になる場合は、留め具が多いものを選ぶのがおすすめです。

留め具には、紐で結ぶタイプとスナップボタンで留めるタイプがあります。紐で結ぶタイプは、結び方によって留め具合を調整できます。スナップボタンは、パチンと指で押すだけなので付けるのが簡単です。

留め具の数が多いものを選ぶ場合は、掛け布団カバーを付ける手間を軽くできるスナップボタンタイプを選ぶのがよいでしょう。

滑り止め加工のあるものを選ぶ

掛け布団カバーの裏側に、滑り止め加工が施されているものがあります。なかには、滑り止め加工があることで留め具がない掛け布団カバーもあります。留め具がない掛け布団カバーを選べば、カバーの着脱の手間を小さくすることが可能です。

ベッドメイキングに時間をかけたくない人は、滑り止め加工のあるものを選びましょう。

すべりにくい素材のものを選ぶ

シルク素材のようなツルツルした掛け布団カバーは、他の素材のものよりすべりやすい傾向があります。なめらかな肌触りの素材は寝心地がよいものの、掛け布団カバーの中で掛け布団がずれてしまう可能性があります。そのため、掛け布団カバーのずれが気になる人はずべりにくい素材のものを選ぶとよいでしょう。

起毛タイプは、掛け布団カバーのずれが気になりにくく、保温性に優れた素材です。寒い時期でも温かく眠れるので、冬用の掛け布団カバーとしてもおすすめです。

ずれにくい掛け布団カバーのおすすめ商品5選

掛け布団カバーに関するよくある質問

最後に掛け布団カバーに関するよくある質問に回答していきます。

紐が付いていない掛け布団カバーでもずれないようにできる？

紐が付いていない掛け布団カバーは、布団とカバーを挟んでずれを抑えるクリップを使うのがよいでしょう。ただし、クリップを付けたまま使い続けると、掛け布団の中材が偏ったりボリュームが減って保温性が下がったりする可能性があります。

布団のずれ防止クリップは一時的な対処法として取り入れて、紐付きの掛け布団カバーや滑り止め加工が施されているカバーに買い替えることも視野に入れておきましょう。

掛け布団カバーを簡単につける方法はある？

掛け布団カバーは、以下の手順で付けると簡単です。

1. 掛け布団をベッドの上や床に広げる
2. 掛け布団カバーを裏返す
3. 掛け布団カバーを掛け布団の上に載せる
4. 掛け布団のループに紐を通して蝶々結びをしたり、スナップボタンを留めたりする
5. ファスナー部分から掛け布団カバーの中に手を入れる
6. 反対側（ファスナーの付いていない方）の角を片手でつかんで表に出てくるように引っ張り出す
7. もう片方の角も引っ張り出す
8. 掛け布団カバーに掛け布団を入れながら表に返す
9. ファスナーを閉める

掛け布団カバーを裏返しておくことで、ずれ防止の紐・スナップボタンをスムーズに留めやすくなります。

掛け布団カバーを付けなくてもいい？

掛け布団を快適な状態で使い続けるためにも、カバーを付けて使うようにしましょう。掛け布団カバーには以下のような役割があります。

• 掛け布団に汚れが付着するのを防ぐ
• 摩擦によるダメージを抑える
• 中綿が出ていくのを防ぐ
• 快適な寝心地に調整する

掛け布団カバーを付けるべき理由は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

掛け布団カバーはいらない？付けるべき理由や装着しやすいタイプを紹介

掛け布団カバーを買い替える目安は？

掛け布団カバーの耐用年数は商品や素材、使用状況によって異なりますが、3年ほどで買い替えるケースが多いです。掛け布団カバーの生地が薄くなったり、傷んだりしてきたときは、寿命を迎えている可能性があるので買い替えを検討しましょう。

まとめ

掛け布団カバーが頻繁にずれる場合は、ずれ防止の紐・スナップボタンでしっかりと固定されていなかったり、掛け布団とのサイズが合っていなかったりする可能性があります。掛け布団カバーがずれないようにするには、カバーの付け方やサイズを見直すことをおすすめします。

掛け布団カバーをストレスなく使うためにも、本記事で紹介したずれにくい掛け布団カバーの選び方やおすすめの商品を参考に、自分に合ったものを選んでみましょう。