公開日:2025.02.27
更新日:2025.02.26
防水シーツの購入を検討している人のなかには、どのようなデメリットがあるのか気になってる人は多いのではないでしょうか。防水シーツの種類によっては、蒸れやすさや寝心地の悪さを感じる可能性があります。防水シーツを付けることで睡眠環境が悪くなる事態を避けるためには、機能性や素材を確認したうえで選ぶことが大切です。
今回は、防水シーツのデメリットを紹介します。選ぶときのポイントも紹介しているので、防水シーツを取り入れたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
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防水シーツを使う際は、以下のようなデメリットがあることを認識しておきましょう。
それぞれ詳しく紹介します。
防水シーツは一般的なベッドシーツと比較して、水分を吸い取らない性質があります。そのため、吸収されなかった寝汗で蒸れやすく、寝苦しさを感じる可能性があります。暑がりな子どもや年配の人のために購入する場合は、吸水性の高い素材が使われた防水シーツを選ぶようにしましょう。
防水シーツには、水分がマットレスに行き渡らないように防水・撥水加工が施されている部分があります。防水シーツを使えばマットレスに水分が浸透するのを防止できますが、防水部分のサイズ・形状によってはベッドフレームや床に水分が漏れてしまう可能性があります。
床であれば拭き取ることで対処できますが、ベッドフレームや畳に染み込むと掃除の手間がかかってしまうので注意が必要です。そのような事態を避けるためにも、防水シーツの形状や防水加工の範囲を確認するようにしましょう。
防水シーツのなかには、動くたびにカサカサという音がしたり、肌触りがよくなかったりするものがあります。音に敏感な人や、好みの肌触りでなければ快適に眠れない人は、寝心地がよくないと感じる可能性があります。
防水シーツは、マットレスや敷き布団に水分が浸透するのを防いでくれます。子どもがおねしょをしても、防水シーツのみをお手入れすればいいので、寝具を手入れする負担を減らせるメリットがあります。また、介護の負担を軽くできるアイテムとしても人気です。
蒸れやすさや寝心地の面でデメリットはありますが、子育てや介護の負担を軽くすることができるという大きなメリットがあるので、睡眠時のおねしょなどに不安がある場合は防水シーツの使用を検討してみることをおすすめします。
使用目的や寝る人に合った防水シーツを選ぶには、形状や機能、素材などを比較することが大切です。
ここでは、防水シーツを選ぶときのポイントを紹介します。
防水シーツの主な形状には、ボックスタイプと四隅ゴムタイプ、部分タイプの3つがあります。
それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
ボックスタイプは、マットレスの側面まで包み込む形状をしているシーツです。広い範囲をカバーできるのでマットレスに水分が浸透する心配が少ないです。ただし、他の形状と比較して、洗濯やベッドメイキングに手間がかかりやすい傾向があります。
ボックスタイプのサイズを選ぶときは、マチの長さが「マットレスの厚み+5~15cm」を目安にしましょう。
四隅ゴムタイプの防水シーツは、裏面の四隅にあるゴムを使って装着します。マットレスや敷き布団の角に引っ掛けて装着するので、ボックスタイプより取り外しが簡単です。
一方、ボックスタイプと比べてずれやすいものが多い傾向があります。装着の簡単さより水分が漏れるリスクを減らすことを優先させたい人は、ボックスタイプがおすすめです。
部分タイプは、おねしょや寝汗が多い箇所を部分的にカバーするタイプのシーツです。一般的に腰から下の部分をカバーするために使われます。防水加工が全体に施されていないので、他のタイプと比較して蒸れやすさを感じにくいメリットがあります。寝ている間に防水部分から出る心配が少ない場合は、部分タイプを選ぶのもよいでしょう。
防水シーツを選ぶ際は、防水タイプと撥水タイプの違いを知っておくことが大切です。
ここでは、防水タイプと撥水タイプの違いを紹介します。
防水タイプは、防水シーツ表面で水分を吸収し、裏面に防水加工が施されているタイプのことです。シーツの中に水分をとどめられるので、マットレスや布団に水分が浸透する心配がほとんどありません。表面に水分が残らないので、蒸れにくい防水シーツを探している人におすすめです。
撥水タイプは、表面で水を弾いて水分の浸透を防ぐタイプです。表面に水分が残るので蒸れやすさを感じたり、水分量が多いと裏面まで流れたりする可能性があります。
また、撥水タイプは塩化ビニル素材でコーティングされているため、伸縮性がなく寝心地がよくない傾向があります。
アルコールで消毒が気軽にしやすいことから、日常使いより医療の現場で使用されることが多いです。
綿などの天然素材の防水シーツは、通気性に優れており、肌触りも柔らかい傾向があります。そのため、蒸れや肌トラブルが気になる場合は、天然素材のものを選びましょう。
一方、化学繊維の防水シーツは、耐久性に優れているメリットがあります。価格が安いものも多いので、コストパフォーマンスに優れたものを選びたい人に向いています。
天然素材と化学繊維のどちらの防水シーツがいいか悩んでいる人は、表面に綿、裏面にポリエステルが使われているタイプを選ぶことも視野に入れてみましょう。
防水シーツを選ぶ際は、お手入れのしやすさも確認しておきましょう。洗濯機で洗えるものを選ぶと、防水シーツのお手入れにかかる手間を軽くできます。加えて、天日干しできるものや乾燥機対応のものであれば、乾かす時間を短縮できるので、夜までに乾かず使えないといった事態を避けられるでしょう。
お子様のおねしょや介護など、ニーズに応じて様々なシーンで大活躍する防水シーツです。防水効果の他にも、ダニ・ホコリなどが通る隙間もなく、安心してご使用いただけます。
防水シーツを長く快適に使い続けるためには、適切な方法でお手入れすることが大切です。
ここでは、防水シーツのお手入れ方法を洗い方と乾かし方に分けて紹介します。
防水シーツを洗うときは、洗濯機が使えるかを洗濯表示で確認しておきましょう。洗濯機のなかには、防水製品に対応していないものもあります。洗濯機で丸洗いする場合は、以下のポイントを押さえておきましょう。
防水シーツを手洗いする際は、浴室のシャワーを使えば効率的に洗えます。洗い終わったら、手でしっかりと水気を絞りましょう。
おねしょの臭いは、水で薄めたクエン酸を使うのが効果的です。
防水シーツは、表面が外側にくるように干しましょう。2本の物干しを使ってM字状にしたり、大きめのハンガーに通したりして干すとスムーズに乾きます。室内で干すときは、扇風機やサーキュレーターを活用するとよいでしょう。
防水シーツの洗い方や干し方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
最後に防水シーツに関するよくある質問に回答していきます。
防水シーツは、1番上に敷くのが基本です。寝心地を重視したい場合は、防水シーツの上に通常のベッドシーツや敷きパッドを重ねるのも1つの手段です。シーツや敷きパッドを洗う手間が増えますが、防水シーツを間に入れることでマットレスや布団が汚れるのを防げます。
防水シーツを適切に選べば、マットレスや敷き布団をしっかりと保護できます。ただ、防水シートの形状や防水加工が施されている範囲によっては付けても意味がないと感じる場合があります。おねしょの量が多かったり、汚れる頻度が高かったりする場合は、寝具全体をカバーできるものを選びましょう。
防水シーツを使ってカビやダニ対策をすることも可能です。ダニやカビは湿度が高く、汚れが蓄積している環境で繁殖しやすいといわれています。人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれており、寝具に染み込んだ湿気・汚れを放置するとカビやダニが繁殖するリスクが高まります。
防水シーツで寝汗や汚れが蓄積することを防止できれば、カビやダニが繁殖しにくくなるでしょう。衛生的に使い続けたい人は「防ダニ」表記のある防水シーツを選ぶのもおすすめです。
防水シーツには、おねしょなどがマットレスや敷き布団に染みるのを防ぐ役割があります。ただし、機能性や素材によっては、蒸れやすさや寝心地の悪さを感じる可能性があります。防水シーツを付けることで快適に眠れなくなる事態を避けるためにも、防水タイプや天然素材のものを選ぶようにしましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
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まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
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「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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