公開日:2024.11.07
更新日:2024.11.12
お腹の冷えが気になり、寝る時に腹巻きをして効果はあるのかという疑問をもっている人は多いのではないでしょうか。寝る時に腹巻きをすると身体が温まって冷えによる不調が起きにくくなったり、睡眠の質が高まったりする効果が期待できます。
しかし、自分に合わない腹巻きを使うと、睡眠の質が下がってしまう可能性があるので注意が必要です。
そこで今回は、寝る時に腹巻きをする5つの効果や着用時の注意点を紹介します。腹巻きの選び方も紹介しているので、お腹の冷えに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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寝る時に腹巻きをすると、以下のような効果が期待できます。
それぞれ詳しく紹介します。
基礎代謝とは、呼吸したり心臓を動かしたりする生命活動に必要なエネルギーのことです。基礎代謝は、体温が1℃上がると10〜13%ほど高まるといわれています。寝る時に腹巻きをして体温が上がれば、血行がよくなったり脂肪燃焼しやすくなったりする効果が期待できます。
冷えが気になる人やダイエットをしたい人は腹巻きを活用してみましょう。
身体が冷えていると体温を逃がさないように交感神経が働きます。交感神経は身体を活動モードに切り替える働きがあり、寝る前に活発になると睡眠を妨げる原因になります。
人は脳や内臓の温度(深部体温)が下がったタイミングに自然な眠気を感じるといわれているので、厚着をしすぎると睡眠の質を悪化させることがあります。腹巻きであれば、身体を適度に温められるため、自律神経を整えながら快適に眠りやすくなるでしょう。
人は身体が冷えると熱を逃がさないように血管を収縮させるといわれています。身体の冷えが原因で血行が悪くなると、肌のターンオーバーが乱れて老廃物がたまりやすくなります。皮膚に不要な老廃物が残ると、肌荒れだけでなくシミやそばかすの原因になってしまう可能性があるので注意が必要です。
腹巻きをして身体の冷えを防止できれば、血行不良による肌の老化を予防する効果が期待できます。
体温と免疫力には深い関係があります。例えば、36.5℃から体温が1℃上がると免疫力は約60%上昇し、1℃下がると免疫力が約30%下がるといわれています。
腹巻きをして身体を温めて免疫力が向上すれば、ウイルスや細菌による感染症を防いだり、病気を予防したりすることにつながるのです。
身体が冷えると頻尿や下痢、便秘などのトラブルを引き起こす可能性があります。その原因は、冷えによって膀胱の筋肉が収縮したり胃腸の動きが弱くなったりするためです。
腹巻きを使って外から腸や膀胱を温めると、頻尿や便秘などのトラブルを和らげる効果が期待できます。頻尿やお腹の不調に悩まされている人は、腹巻きをして眠るようにしましょう。
寝る時に腹巻きをする際は、以下の3点に注意しましょう。
それぞれ詳しく紹介します。
寝る時に腹巻きをすると、寝返りによって腹巻きがめくれ上がったりずり下がったりする場合があります。腹巻きのずれが気になると、睡眠の質が低下する可能性があります。
ずれを予防するには、履けるタイプの腹巻きを使ってみましょう。履けるタイプには広範囲を温められるものもあるので、冷えによる不調に悩まされている人にもおすすめです。
腹巻きによっては着用したまま寝ると、熱がこもって蒸れやすい場合があります。お腹が蒸れると、汗をかいて皮膚トラブルを起こしたり睡眠の質が低下したりする可能性があります。
敏感肌の人や寝苦しさが気になる人は、通気性の高い綿(コットン)やシルク素材の腹巻きを選ぶのがおすすめです。
小さいサイズの腹巻きや加圧効果のある腹巻きは、睡眠中に身体が圧迫されて血流が悪くなることがあります。血流が悪くなると、冷えが悪化したり睡眠の質が低下したりする可能性があります。
また、加圧効果のあるものは、腸が圧迫されて下痢や便秘につながるリスクもあるので注意が必要です。睡眠時に使用する腹巻きは、伸縮性のよいものやゆったり着用できるものを選びましょう。
寝る時に着用する腹巻きはサイズや素材、温かさなどのポイントを押さえて選びましょう。
ここでは、寝る時につける腹巻きの選び方を詳しく紹介します。
腹巻きは自分のウエストサイズに合わせて選びましょう。腹巻きのサイズが合わないと締め付けられたり腹巻きがずれたりして、睡眠の質が低下する可能性があります。自分に合ったサイズがわからない場合は、伸縮性の高い腹巻きを選ぶのも1つの手段です。
腹巻きの肌触りや保温性は使用される素材によって異なります。自分に合った腹巻きを見つけるためにも、着用時に重視するポイントに合わせて腹巻きの素材を選びましょう。
ここでは、腹巻きの素材ごとの特徴を紹介します。
ウール素材の腹巻きは、保温性に優れているため、温かさを重視したい人におすすめです。伸縮性に優れていることから、お腹の締め付けが気になりにくいメリットもあります。吸湿性の高いウールは、蒸れにくいのも嬉しいポイントです。
ただし、洗濯で縮みやすい素材のため、お手入れをする際は洗濯表示の確認を忘れないようにしましょう。素肌に触れるとチクチクしやすいので、衣服の上から着用するのがおすすめです。
綿(コットン)の腹巻きは吸湿性や通気性に優れているので、寝苦しさが気になる人におすすめの素材です。丈夫な素材なので洗濯機で洗えるものが多く、お手入れがしやすいのも嬉しいポイントです。
肌触りのよい綿は、素肌に触れても不快感を抱きにくいので、チクチクするのが苦手な人でも安心して着用できます。
シルクは蚕(かいこ)の繭(まゆ)でできている素材で、保湿性・吸湿性に優れていることから温かさを得られながらも蒸れにくいのが特長です。薄手のものが多いので夏でも涼しく使用でき、1年中快適に着用できます。
ただし、比較的高価な素材であり、布地におけるシルクの割合が増えるほど価格が高くなります。洗濯機で洗えないものが多いので、お手入れの手間を軽くしたい人は他の素材を検討してみましょう。
ポリエステルやレーヨン、ナイロンなどを使用する合成繊維は、耐久性に優れており、洗濯してもシワになりにくい特長があります。優れた速乾性によって、洗濯後すぐに乾くのも嬉しいポイントです。そのため、お手入れに手間をかけたくない人に向いています。
温かさを重視する人は保温性の高いウール素材や裏起毛の腹巻きを選びましょう。より温かさを求める人は、発熱機能のある繊維が使われた腹巻きを選ぶのもおすすめです。ただし、温かい腹巻きを着用すると、汗による不快感が生じる可能性があるので、蒸れにくいタイプを選びましょう。
蒸れによる肌トラブルや寝苦しさが気になる人は、通気性に優れている腹巻きを選びましょう。加えて、吸湿性に優れている腹巻きであれば、寝汗を吸収して肌を清潔に保ちやすいでしょう。
具体的には、綿(コットン)やシルク素材の腹巻きがおすすめです。
寝る時に腹巻きがずれると睡眠の質が下がる可能性があるので、ずれにくいタイプの腹巻きを選ぶようにしましょう。腰からバスト下まで長さがある腹巻きは、ずれにくい特長があります。腹巻パンツであれば、めくれ上がることがなく睡眠の質を妨げにくくなります。
身体が冷えて眠れなかったり冷えによるトラブルに悩んでいたりする人は、寝る時に腹巻きをするのがおすすめです。
ここでは、寝る時に腹巻きをするのがおすすめな人を詳しく紹介します。
腹巻きでお腹を温めると、全身に温まった血流が行き渡ることで身体の冷えを緩和しやすくなります。血流が良くなると自律神経が整って睡眠の質が高まる効果も期待できます。
身体の冷えによって寝付きが悪い人は、腹巻きをしてお腹周りを温めてみましょう。
お腹や腰を温めると消化機能が活発化するといわれています。そのため、冷えによる腹痛や下痢症状に悩んでいる人は腹巻きをするのがおすすめです。
また、腹巻きは生理痛やPMSなど女性特有の症状緩和にも効果的です。体温が低いと生理の経血を排出するプロスタグランジンという物質が過剰分泌されて、生理痛が増すといわれています。
冷えによるトラブルに悩んでいる人は、腹巻きをして寝るようにしましょう。
妊婦の方はお腹が冷えると子宮が収縮してお腹が張りやすくなったり、胎盤の血流が悪くなったりする場合があります。このような妊娠に伴う身体の不調を緩和させるためには、腹巻きを使用するのがおすすめです。
ただし、小さめのサイズを選ぶと血液の循環が滞り、足のむくみなどにつながる可能性があります。お腹も大きくなっていくので、妊娠中はゆったりしたサイズの腹巻きを選ぶことが大切です。
加えて、妊娠中は汗をかきやすく肌が敏感になる人もいるので、通気性に優れた肌触りのよいシルクや綿(コットン)などの天然素材を選びましょう。
腹巻き以外でお腹を温めたい人は、以下の方法を取り入れてみましょう。
1つずつ詳しく紹介します。
睡眠時にお腹を冷やさないためには、電気毛布や湯たんぽを使用するのがおすすめです。ただし、電気毛布や湯たんぽを使いながら寝ると、深部体温が下がりにくくなることで入眠までに時間がかかったり眠りが浅くなったりする可能性があります。
電気毛布は寝る直前に電源をオフにし、湯たんぽは布団から取り出すようにしましょう。
温かい飲み物を飲んで身体を温めるとお腹の冷えが軽減されたり、一時的に上がった体温が寝るタイミングに下がって入眠しやすくなったりします。ただし、寝る前にカフェインを含むお茶やコーヒーを飲むと寝付きが悪くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
スムーズに入眠するためにも、就寝する1時間ほど前に白湯やホットミルク、ホットココアを飲むようにしましょう。
身体を温めるものを食べるとお腹の冷えが改善されて、慢性的な体調不良が改善される可能性があります。身体を温めるためにはタンパク質の摂取が有効です。
また、タンパク質を構成するアミノ酸の一種の「トリプトファン」は睡眠の質を高める効果も期待できるので、積極的に摂取しましょう。トリプトファンが含まれる食材は、以下のとおりです。
さらに玉ねぎや柑橘類、加熱した生姜・唐辛子も身体を温める作用があります。
寝室が寒いとお腹が冷えるだけでなく、寝付きが悪くなったり夜中に目が覚めたりする原因になります。冬はエアコンなどを使って16〜19℃に調整するようにしましょう。
部屋が乾燥していると肌が乾いたり、体調を崩したりする可能性があります。快適に眠るためにも、加湿器を使って寝室の湿度を40〜60%に保つことが大切です。
睡眠時に暖房や加湿器を使う際のポイントは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
お腹の冷えを予防するには、保温性や断熱性に優れた寝具を使うようにしましょう。他の素材と比較して軽い羽毛布団であれば、寝返りがスムーズに打てるので睡眠の質が高まりやすくなります。
保温性に優れた羽毛布団を探すときは、以下のポイントをチェックしましょう。
寝具内の温かさは下からも逃げてしまうので、温かい素材の敷きパッドを活用して底冷えを防ぐことも有効です。
寝る時に腹巻きをすると、基礎代謝が向上したり睡眠の質が高まったりする効果が期待できます。身体が冷えて眠れない人や冷えによるトラブルに悩んでいる人は、腹巻きの着用がおすすめです。
ただし、身体に合わない腹巻きを使うと、ずれが気になったり締め付けを感じたりする可能性があります。快適な睡眠をとるためにも、本記事を参考に自分に合った腹巻きを選びましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
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「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
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