シングルベッドの主なサイズとは？向いている人や選び方、おすすめ商品を解説

一般的なシングルベッドのサイズは横幅97cm×長さ195cm

一般的なシングルベッドの大きさは「横幅97cm×長さ195cm」となっています。もう少し小さいサイズもありますが、一般的なベッドの中ではシングルが最も小さいサイズとなります。

シングルサイズのベッドは6畳以下のワンルームに住んでいる方や一人暮らしの方などにおすすめのベッドサイズとなり、搬入がしやすく、お部屋の模様替えの際にも移動がしやすいというメリットがあります。

ただし、このサイズはヘッドボードなどの装飾が無いシンプルなベッドの場合で、ヘッドボードがある場合は商品にもよりますが長さが5〜20cmほど長くなることがあるので注意が必要です。

また、ステージベッドなどの場合は横幅が97cmよりも大きくなるケースがあります。

シングルベッド以外の一般的なベッドサイズ一覧

シングルベッド以外の一般的なベッドサイズは下記の通りとなります。

サイズ名称	寸法	推奨人数
セミシングル	幅80～90cm × 長さ195cm	1人
セミダブル	幅120cm × 長さ195cm	1人
ダブル	幅140cm × 長さ195cm	1～2人
ワイドダブル	幅150cm × 長さ195cm	1～2人
クイーン	幅160cm × 長さ195cm	2人
キング	幅180cm × 長さ195cm	2～3人

お子さんや小柄な方が使用する場合であればシングルサイズよりもコンパクトなセミシングルがおすすめです。一方、体格の良い方が使用する場合だとセミダブルやダブルといった少し大きめのサイズがおすすめです。

シングルサイズのベッドを選ぶメリット・デメリット

ここからは、シングルサイズのベッドを選ぶメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。それぞれしっかりと把握したうえでベッドのサイズを選ぶようにしましょう。

メリット

シングルサイズのベッドを選ぶメリットには、以下のようなものが挙げられます。

• 部屋に配置しやすい
• 搬入や移動がしやすい
• 基本的に価格が安い
• 種類が豊富

コンパクトなサイズであるシングルベッドは、部屋に配置しやすかったり搬入や移動がしやすいといった点が大きなメリットとなります。また、基本的には同じ仕様のセミダブルやダブルサイズベッドよりも価格は安くなります。

最も一般的なサイズであるため、種類が豊富というのもメリットの1つと言えるでしょう。

デメリット

シングルサイズのベッドを選ぶデメリットには、以下のようなものが挙げられます。

• 窮屈さを感じやすい
• ベッドから落ちる可能性がある
• 二人以上での使用は難しい

基本的には小柄な方以外が使用すると若干の窮屈さを感じる可能性があります。また、寝返りを繰り返しているうちにベッドから落ちてしまったり、逆に落ちないようにしようと寝返りを打たなくなり身体に負担がかかってしまうケースもあります。

シングルサイズのベッドは一人での使用を想定しているため、友人や恋人が泊まりに来た際に一緒に寝るのは難しくなってしまうという点もデメリットの1つとなります。

シングルサイズのベッドが向いている人の特徴

ここからは、シングルサイズのベッドが向いている人の特徴について解説していきます。

一人暮らしをしている人

シングルサイズのベッドはコンパクトなのでワンルームの部屋でも圧迫感を感じにくくなります。さらに、お手入れや移動もしやすく、万が一引っ越しをすることになってもそこまで手間がかからないため、一人暮らしをしている人に特におすすめのサイズとなります。

小柄～標準的な体格の人

シングルサイズのベッドは小柄〜標準的な体格の人であればあまり窮屈さを感じずに使用することができます。

一方で、肩幅の広い人や体格の良い人、寝相が悪い人だと寝返りを打った際にベッドの端ギリギリになってしまう可能性があるので、セミダブルサイズを選ぶことをおすすめします。

部屋のスペースが限られている人

シングルサイズのベッドは4.5畳より大きい部屋であれば問題なく配置できるケースが多いです。そのため、寝室でベッド以外の家具も置きたいという場合にもおすすめです。

他の家具を置くスペースが確保できない場合は、引き出し収納付きのベッドを検討するのもよいでしょう。

引っ越しや転勤の多い人

大きいサイズのベッドは、引っ越しの際に移動するのが大変だったり、引っ越し先の部屋に上手く配置できないといったケースがあります。シングルサイズは一般的なベッドの中で最も小さいサイズとなっているので、引っ越しや転勤の多い人にもおすすめです。

将来的にベッドを2台並べて使いたいと考えている人

今現在は一人で寝る予定だが将来的に同棲や結婚の予定があるといった場合は、シングルサイズのベッドを買っておいて一緒に住むタイミングでもう一台シングルサイズのベッドを買い足して並べて使用するという選択肢もあります。

二人で寝る場合はダブルサイズやクイーンサイズという選択肢もありますが、ダブルサイズは「横幅140cm」、クイーンサイズは「横幅160cm」となっており、窮屈さを感じてしまう可能性があります。その点、シングルベッドを2台並べると「横幅194cm」となり、かなり余裕を持って寝ることが出来るのでおすすめです。特に、お子さんが生まれた場合でも、3人一緒に眠ることが出来るのは嬉しいポイントではないかと思います。

ダブルやクイーンサイズのベッドは移動やお手入れが大変なので、部屋のスペースに余裕があるなら、取扱いのしやすいシングルサイズを並べて使用することを検討してみてもいいでしょう。

自分に合ったベッドサイズの選び方

一般的に寝る際には、自分の身体の横幅の左右に最低限15cmずつ足した分のスペースが必要と言われています。ここからは寝る人数別の自分に合ったベッドサイズの選び方を紹介していきます。

一人で寝る場合

一人で寝る場合、身体の横幅が約50cmとした場合、左右15cmずつスペースを確保すると約80cmとなり、シングルサイズでもある程度余裕を持って眠ることが出来ます。

しかし、体格の良い人で身体の横幅が65cmほどある場合、左右15cmずつスペースを確保すると95cmとなりシングルサイズのベッドではギリギリとなってしまいます。

ゆったりと余裕を持って眠りたい場合は、セミダブルサイズのベッドの購入を検討するのがおすすめです。

二人で寝る場合

二人用のベッドと聞くと「ダブルサイズ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか？ダブルサイズのベッドは「横幅140cm」で二人で寝た場合、一人当たり約70cm程度しかスペースがなくなってしまいます。

二人ともが小柄な体格であれば寝られないことはないですが、お互いの寝返りによる振動で目が覚めてしまう可能性もあるので、可能であればクイーンサイズやキングサイズ、シングルサイズの2台使いを検討するのがおすすめです。

身長が高い人はロングサイズも検討する

ベッドサイズには長さが207cmのロング仕様も存在しています。シングルロングサイズの場合、横幅は同じく97cmとなりますが、長さが195cmと比べて12cm程長くなるので、身長が高い人でも足がベッドからはみ出すことがありません。

目安として、身長が180cm以上ある場合には、ロングサイズのベッドの購入も検討するようにしましょう。

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シングルサイズのベッドを置くには何畳必要？

シングルサイズのベッドを部屋に無理なく配置するためには、最低限4.5畳ほどの広さは必要となってきます。ただし、他の家具をたくさん置くことは難しいので、絶対に必要な家具のみを置くようにしましょう。
6畳や8畳の部屋であればベッドを配置した上で机や本棚、テレビボードなどを配置することも可能となります。

シングルサイズのベッドに適した寝具サイズ

最後に、シングルサイズのベッドと合わせて使用するのに最適な寝具のサイズを紹介していきます。

マットレス

シングルサイズのベッドには同じくシングルサイズのマットレスを使用することが推奨されています。シングルサイズのマットレスは「横幅97〜100cm×長さ195cm」のものが多くなっていますが、メーカーやブランドによって若干大きさが異なることもあるので、ベッドからはみ出さないサイズのものを選ぶようにしましょう。

ボックスシーツ・敷きパッド

ボックスシーツや敷きパッドもベッド・マットレスと同じくシングルサイズのものを選ぶようにしましょう。こちらもマットレスと同じでメーカーによって若干サイズが異なることがあるので、使用するマットレスを問題なく覆うことが出来るかを事前に確認しておくことをおすすめします。

特にボックスシーツにはマチ（高さ）があり、マットレスの厚みよりも5cm以上大きいマチのものを選ぶようにしましょう。

掛け布団

シングルサイズのベッドで使用する掛け布団はシングルサイズのものが最もおすすめです。シングルサイズの掛け布団サイズは「横幅150cm×長さ210cm」のものが多く、布団とマットレスのすき間が空かないように、ベッドフレームの横幅よりも大きめの仕様になっています。

まとめ

シングルベッドのサイズは「横幅97cm×長さ195cm」のものが多く、一般的なベッドの中では最も小さいサイズとなっています。ただし、ベッドの形状によってはこれより大きくなるケースもあるため注意が必要です。

基本的には、4.5畳より大きい部屋であればシングルベッドを設置することが出来ますが、他にも色々な家具を置きたいといった場合には6畳以上の部屋に置くことをおすすめします。

シングルサイズのベッドには「部屋への搬入や配置がしやすい」「価格が安い」といったメリットがある一方で、「寝ている時に窮屈さを感じやすい」「ベッドから落ちる可能性がある」といったデメリットもあります。

メリット・デメリットをしっかりと理解した上で、自分に合ったベッドサイズを選ぶようにしましょう。