ミニマリスト向けのベッド代わりになる寝具・家具｜生活感が出にくいベッドも紹介

ミニマリストを目指している人のなかには、ベッド代わりになる寝具・家具がないか気になっている人もいるのではないでしょうか。ベッド代わりになる寝具・家具には、マットレスや敷き布団、ソファなどがあります。寝具や家具を購入する際は、重視しているポイントから選ぶことが大切です。

そこで今回は、ミニマリスト向けにベッド代わりになる寝具・家具を紹介します。ベッドを選ばない場合の注意点や、ミニマリストの人におすすめのベッドも紹介しているので、自分に合った方法で眠りたい人もぜひ参考にしてみてください。

ミニマリスト向けのベッド代わりになる寝具・家具

ベッド代わりになる寝具・家具には、以下のようなものがあります。

• マットレス
• 折りたたみマットレス
• 布団
• ソファ

ミニマリストの人に向けて、それぞれのメリットや注意点を詳しく紹介します。

マットレス

ベッドを置きたくない場合は、マットレスだけで寝る方法を検討してみましょう。ベッドフレームを置かないことですっきりとした印象になります。ただし、マットレスを床に直接置くとカビが繁殖したり、床の硬さ・冷たさが気になったりする可能性があります。

マットレスにカビが繁殖するのを防ぐには、マットレスの下にすのこを敷くのがおすすめです。すのこであれば、ベッドフレーム特有の重量感がなく部屋に圧迫感も出にくいでしょう。

また、寝ているときに床の硬さを感じないためには、20cm以上（折りたたみマットレスであれば10cm以上）の厚みのあるマットレスを選んだり、厚みのあるベッドパッドを併用したりするのがおすすめです。冬場など底冷えが気になる場合は、マットレスの上に保温性に優れた素材の敷きパッドを敷くのが効果的です。

折りたたみマットレス

部屋をすっきりさせたい人は、3つ折りや4つ折りのコンパクトにできる折りたたみマットレスを選んでみましょう。

折りたたみマットレスであれば、使わないときは折りたたんで収納できます。ただし、通常のマットレスより薄型のものが多いので底付き感が気になったり、腰に折り目がきて寝心地に違和感が出たりする可能性があります。

折りたたみマットレスを購入する際は10cm以上の厚みのあるものや、腰部分に折り目がこない3つ折りタイプを選ぶのがおすすめです。

布団

布団は使わないときにたたんで収納することができるので、部屋に物を置きたくないミニマリストの人におすすめできます。

なお、マットレスと比較して薄いものが多いため、床の冷たさや硬さを感じて快適に眠れない可能性があります。起床時にたたむ手間もかかるので、朝たたむ時間がない人はマットレスを選ぶのがよいでしょう。

ソファ

家具を増やしたくない人は、ソファをベッド代わりにするのも手段の1つです。なかには、形状を変えてベッドのように使えるソファもあります。

ただし、一般的なベッドと比較して寝心地があまりよくない傾向があります。「家具を増やしたくないが、ベッドよりソファを優先的に置きたい」という人であれば、ソファをベッド代わりにしても後悔しにくいでしょう。

ベッドを置かないミニマリストが後悔するポイント

ベッドを置かない選択肢をとったミニマリストの人は、以下のような点に後悔する可能性があります。

• ほこりやハウスダストを吸い込みやすい
• 寝具を敷きっぱなしにできない
• 部屋に生活感が出やすい

それぞれ詳しく紹介します。

ほこりやハウスダストを吸い込みやすい

床から30cmほどの高さは、たくさんのハウスダストやほこりが舞っているといわれています。床に直接マットレスや布団を敷くと、床から30cm以内の高さに顔がくることが多いので、ほこりやハウスダストを吸い込みやすくなります。

アレルギーが気になる人や子どもと一緒に寝る人は、床からある程度の距離が保てるようにベッドを置くことを検討してみましょう。

寝具を敷きっぱなしにできない

床に直接マットレスや布団を敷いたまま放置すると、湿気がたまってカビやダニの繁殖リスクが高まります。そのような状況にならないためには、毎朝たたんだり干したりする必要があります。

一方、通気性のいいベッドを置けば、毎朝マットレスや布団を片付ける必要が基本的にありません。床板にすのこが使われていたりメッシュタイプになっていたりするベッドは通気性がいい傾向があります。

朝時間がない人や毎朝片づけることが手間に感じる人は、寝具を敷いたままにできるベッドを選びましょう。

部屋に生活感が出やすい

敷き布団や折りたたみマットレスをたたんで部屋に置いておくと、生活感が出てしまう可能性があります。一方、ベッドはおしゃれなデザインのものが多いので、インテリアとしても楽しめるでしょう。

また、ベッド下に収納ケースを置けるタイプや収納付きベッドであれば、寝るスペースと収納スぺ―スを兼用できます。収納スペースが限られている人や、少ない家具でも部屋をおしゃれに見せたい人はベッドを選ぶのがおすすめです。

ミニマリストがベッドを選ぶときのポイント

ミニマリストの人がベッドを選ぶときは、デザインやヘッドボードの有無、高さを確認するのがおすすめです。

ここでは、ミニマリストの人がベッドを選ぶときのポイントを紹介します。

デザイン

ミニマリストのなかには、ベッドを置くことで部屋がごちゃごちゃしたイメージになるのではないかと心配している人もいるでしょう。

シンプルなデザインのベッドであれば、すっきりとした印象を与えられます。シンプルなベッドを置きたい人は、ベッドフレームが細く、素材と色が統一されているベッドを選びましょう。

ヘッドボードの有無

ミニマリストの人には、ヘッドボードのないベッドをおすすめします。ヘッドレスベッドであれば、ベッドが部屋に与える印象や圧迫感を小さくできます。部屋をすっきりと見せたい人は、ヘッドレスベッドを選びましょう。

高さ

ベッドをよりシンプルな印象にしたい場合は、高さの低いベッドを選ぶのがおすすめです。低いベッドであれば、ベッド上の空間が広くなることで部屋に与える圧迫感が小さくなります。

ただし、ベッド下の空間がなくなって、収納ケースを入れられなくなる可能性があります。ベッド下を収納スペースとして活用したい場合は、ベッド下の空間を確保できる高さのものを選びましょう。

ミニマリストにおすすめのベッドの種類

ミニマリストの人は、以下のようなベッドがおすすめです。

• 折りたたみベッド
• すのこベッド
• 収納付きベッド
• ローベッド

それぞれの特徴を詳しく紹介します。

折りたたみベッド

折りたたみベッドは、使わないときは折りたたんで部屋の隅や押入れなどに収納できるベッドです。キャスター付きを選べば、1人でも簡単に移動しやすくなります。

マットレス一体型タイプは、マットレスを購入しなくてもいいですが、寝心地が悪くなったらベッド全体を買い替える必要があるので注意しましょう。

すのこベッド

すのこベッドは、床板がすのこ状になっているベッドのことです。デザインがシンプルなものが多いので、部屋をすっきりと見せたいミニマリストの人におすすめできます。

すのこベッドは床板に隙間があるので、寝汗による湿気がたまりにくく、寝苦しさを感じにくいのが嬉しいポイントです。

収納付きベッド

収納家具を置くスペースがないことで物を減らそうとしている人は、収納付きベッドを選ぶのがおすすめです。収納付きベッドには引き出しタイプとチェストタイプ、跳ね上げ式タイプがあります。

引き出しタイプやチェストタイプは出し入れがしやすいため、使用頻度の高い物を入れたい人に向いています。

一方、跳ね上げ式タイプは収納スペースが広いものが多いので、大きな物を収納したい人におすすめできます。ただし、物を出し入れするときにマットレスや布団を移動する必要があるため、使用頻度の少ない物を入れると使いやすいでしょう。

収納付きベッドの選び方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

収納付きベッドのおすすめ5選｜選ぶポイントやメリット・デメリットも紹介

ローベッド

ローベッドとは、背の低いベッドのことをいいます。背が低く、ベッド上の空間に余裕が生まれることで狭い部屋でも圧迫感が出にくい特長があります。高さのあるベッドと比べて、揺れにくく安定感があるのも嬉しいポイントです。

ベッドの存在感を抑えたい人は、ローベッドの購入を検討してみましょう。

ミニマリストにおすすめのマットレス5選

まとめ

ベッド代わりになるものには、マットレスや折りたたみマットレスなどがあります。マットレスや敷き布団を床に直接敷いて使用する方法もありますが、ハウスダストを吸い込んだり、カビやダニの繫殖リスクが高まったりするので注意が必要です。

生活感が出にくいベッドを探しているミニマリストの人は、本記事で紹介したベッドを選ぶポイントやおすすめ商品を参考に自分に合ったベッドを見つけてみてください。