マットレスの硬さは調整できる？硬すぎる場合と柔らかすぎる場合のそれぞれの対処法を解説

マットレスは私たちの日々の睡眠に直接影響を与える重要なアイテムです。しかし、その種類は多く、硬さや寝心地がそれぞれ異なります。自分に合わないマットレスを使い続けると、睡眠の質が低下するだけでなく、体調不良を引き起こす可能性もあります。本記事では、柔らかすぎたり硬すぎたりするマットレスの硬さを調整する方法やおすすめのアイテムなどを紹介します。マットレスの硬さに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

柔らかすぎるマットレスの硬さを調整する方法

ここでは、柔らかすぎるマットレスの硬さを調整する方法を紹介します。

マットレスの下にベニヤ板やプラスチック板を敷く

床板とマットレスの間にベニヤ板やプラスチック板などを挟むと、硬めの寝心地を感じられます。ただし、この方法は通気が妨げられてカビやダニの発生につながりやすい点がデメリットです。また、同じサイズを用意しなければいけなかったり、意外と高価だったりといった面でも問題があります。

硬さのあるマットレストッパーを重ねる

硬さのあるマットレストッパーを重ねる方法もあります。マットレストッパーはマットレスの硬さや寝心地を調整するために使用するアイテムです。しかしこの場合、マットレス自体の弾力性を高めるのではなく、表面の柔らかさを硬めにするといった使い方になります。身体の沈み込みを抑えられる場合もありますが、柔らかいマットレスの上に硬いマットレストッパーを乗せると不安定になることがあるので注意が必要です。

注意｜マットレスの「柔らかさ」と「へたり」は別物

マットレスの「柔らかさ」と「へたり」は別物になります。初めから柔らかいマットレスとは違い、経年劣化でへたってしまったマットレスは形が変化しているため、正しい寝姿勢がキープしにくいです。特に真ん中あたりが凹んでいたらへたっている状態と言えるので、基本的に買い替えることをおすすめします。

硬すぎるマットレスを柔らかく調整するには？

一方、硬すぎるマットレスを柔らかくするにはどうしたら良いでしょうか。ここでは、柔らかく調整する2つの方法を紹介します。

弾力性のあるベッドパッドを敷く

弾力性のあるベッドパッドを活用することで硬さを少し調整することができます。中でもおすすめなのが、ウールわたが入った厚めのベッドパッドです。ベッドパッドはマットレスとの緩衝材のような働きをするので、身体の負担を和らげてくれます。また、上に敷くだけなので簡単に試せるのもメリットです。

オーバーレイタイプのマットレス（トッパー）を敷く

マットレスの上に使うことを前提として作られているのが、オーバーレイタイプのマットレスで、マットレストッパーとも呼ばれます。マットレスが硬すぎるときは、これを敷く方法もおすすめです。一般的なマットレストッパーは敷きパッドよりも厚みがあるため、寝心地を大きく変えることができます。高反発・低反発・凹凸タイプなど、素材によって寝心地が変わるので、好みのものを選んでみると良いでしょう。

マットレスが合わなくても敷布団で対処するのは避けた方が良い

マットレスが身体に合わない場合、敷布団をマットレスの上に敷くのは避けた方が良いと言われています。湿気が溜まりやすくなることで、カビやダニの発生原因になるからです。また、マットレスが本来持つ体圧分散性が損なわれる可能性もあります。寝心地が悪くなるだけでなく、寝姿勢が崩れることで疲れも取れにくくなるため、他の方法にすることをおすすめします。

マットレスの硬さが合わないとどうなる？

それでは、マットレスの硬さが合わないと身体にどのような影響があるのでしょうか。ここでは3つ取り上げて解説します。

腰に負担がかかる

頭からお尻にかけて背骨が緩やかなS字カーブを描くのが理想の寝姿勢と言われています。硬すぎるマットレスではくびれ部分にすき間ができてS字カーブを適切に支えられず、柔らかすぎるマットレスでは全体が沈み込みやすいです。このように硬さが合わないマットレスを使っていると不自然な寝姿勢になるため、腰に負担がかかりやすいと言えます。

肩こりを引き起こす

マットレスが硬すぎる場合は、出っ張っている肩部分が圧迫されやすく肩こりにつながります。一方、柔らかすぎるマットレスの場合、身体が沈み込むことで寝返りが打ちにくくなります。長時間同じ姿勢のままになるため血行不良を引き起こし、肩こりなどの身体的負担につながりやすいです。

いびきの原因になる

柔らかすぎるマットレスを使っていると、いびきの原因になることがあります。頭を枕で支えて胴体がマットレスに沈み込んだ状態では気道がふさがれる可能性があるためです。いびきは放置しておくと睡眠時無呼吸症候群になりやすいため、注意する必要があります。

応急処置で腰痛に対処するならタオルの活用がおすすめ

マットレスが合わなくて腰痛が起きている場合は、タオルでも応急処置ができます。タオルを腰に巻き付けるかマットレスと腰の間に差し込むと良いでしょう。注文したマットレスが届くまでの間など、一時的な対処として試してみることをおすすめします。

柔らかすぎないマットレスを選ぶなら「ニュートン数」と「弾力性」に着目しよう

マットレス選びでは「ニュートン数」と「弾力性」が重要なポイントです。ニュートン数はウレタンの硬さを示し、低いと柔らかく、高いと硬めになります。標準的な硬さを求めるなら150N程度がおすすめです。一方、弾力性は直接硬さとは関係ないものの、身体をしっかりと支える役割があります。弾力性が高いマットレスは、理想的な寝姿勢を保ち、寝返りもスムーズです。快適な睡眠環境を実現できるマットレスを選ぶには、これらの要素を考慮することが大切です。

マットレスの硬さが合わないときにおすすめのマットレストッパー5選

トゥルースリーパー プレミアリッチ

• トッパー（オーバーレイ）
• 低反発マットレス
• やわらかめ

トゥルースリーパーシリーズの定番モデル「トゥルースリーパー プレミアリッチ」は、今お使いのマットレスや敷き布団の上に敷くだけで寝心地を変えられるトッパータイプの低反発マットレスです。

フィット感のある独自の低反発素材としっかり支える高反発素材の2層構造で腰・肩にかかる圧力を分散し、身体を包み込むように無理のない寝姿勢をサポートしてくれます。また、リニューアルによって横向き寝がしやすい波形加工と制菌加工も施され、より快適な仕様にアップしています。

トゥルースリーパーは安心の日本製で、抗菌・防カビ・防ダニ仕様です。さらに、60日間返品保証と1年間の交換保証制度も付いているため、自宅で寝心地を試せるのは嬉しいポイントです。

公式サイトはこちら

• 弊社のスタッフが実際にトゥルースリーパー プレミアリッチを試してみたレビュー記事がこちらにありますので、開封の様子や使ってみた感想が気になる方はチェックしてみてください！

世界72か国、累計1200万枚の実績
エムリリー優反発マットレス

「エムリリー優反発マットレストッパー」は、世界のトップアスリートに選ばれているデンマークの寝具ブランド「MLILY（エムリリー）」の大ヒット商品です。

最大の特長は、上層部に採用された独自の新素材「優反発」フォームです。この素材が身体に添って馴染み、優しい反発力で理想的な寝姿勢をサポートします。下層部には通気性の高い高反発オープンセルフォームが使用されており、この独自の二層構造で柔らかさと反発力のバランスの取れた寝心地を実現しています。

厚み5cmのトッパータイプなので、現在お手持ちのマットレスや敷き布団の上に重ねるだけで簡単にへたりや底付きを改善することが出来ます。

厚み	選べる3タイプ
5cm	現在使用中の敷き寝具の上に重ねるだけのトッパータイプ
8cm	畳や床に直接敷いて使用できる収納にも便利な三つ折りタイプ
11cm	ベッドフレームに置くだけで理想的な寝姿勢をキープするマットレスタイプ

セール情報

下記の期間限定で「エムリリー優反発マットレス」が20％OFFになるブラックフライデーセールが行われているので、気になる方はこのタイミングで購入するのがおすすめです！

▽ 開催期間 ▽
2024年1月12日(金) 00:00 ～ 2024年1月15日(月) 23:59

POINT

1. 低反発でも高反発でもない独自の新素材「優反発」を採用
2. 今までにない新感触で理想的な寝姿勢とスムーズな寝返りをサポート
3. カバーには優反発の感触が生きるベロア調スパンデックス生地を採用
4. マットレスブランドと比べてお求めやすい価格帯
5. 国際基準をクリアした品質と安心の3年保証

公式サイトはこちら

くじらマットレス（トッパータイプ 4cm）

「くじらマットレス（トッパータイプ 4cm）」は、現在お使いのマットレスや敷布団の上に敷くだけで手軽に寝心地を変えられるマットレストッパーです。

この商品の最大の特長は、中身の入れ替えで簡単に硬さ調整ができるところです。低反発・高反発をうまく組み合わせることで、寝心地の3大要素「寝返り」「体圧分散」「綺麗な寝姿勢」をサポートしてくれます。

30D以上の高密度素材を使用しているため耐久性も高く、裏面には滑りにくい凸凹加工も施されています。三つ折り可能で持ち運び・収納・お手入れが楽なのも嬉しいポイントです。

こんな時におすすめ

1. 睡眠中の腰痛・肩こり対策を手軽に行いたい場合
2. 手持ちのマットレス・敷布団が硬すぎる、薄すぎる、または底付き感を感じている場合

公式サイトはこちら

スリープエンリッチ ノアールマットレス

ノアールマットレスは弾力の異なるファイバー素材をストライプ状に加工した独自素材を使用し、無理なくスムーズに転がるような寝返りのしやすさを追求した硬めの寝心地のマットレスです。

中央を硬めに仕上げた3ブロック設計は腰部分の沈み込みを防ぎ、理想な寝姿勢をサポートします。さらに、ソフト・ハードの二層構造で好みによって表裏で硬さも変えることができ、最大16通りのカスタマイズが可能です。

ファイバー素材は通気性が高く、シャワーで水洗いもOK、抗菌・防臭・防ダニ機能カバー付きでいつも清潔・安心仕様なのも嬉しいポイントです。床・畳に直接敷いても、マットレスや布団の上に敷いての使用もOKです。

セール情報

現在「スリープエンリッチ ノアール」が10,000円OFFになり、さらに6,800円相当の「もっちり枕」が付いてくるキャンペーンが行われているので、気になる方はこのタイミングで購入するのがおすすめです！

公式サイトはこちら

• 弊社のスタッフが実際に「スリープエンリッチ ノアールマットレス」を試してみたレビュー記事がこちらにありますので、開封の様子や使ってみた感想が気になる方はチェックしてみてください！

改善されない場合はマットレスを買い替えるのがおすすめ

マットレスが合わない場合、まずは柔らかさや硬さを調整する方法を試してみると良いでしょう。しかし、それでも改善されないときは、新しいマットレスへの買い替えを検討するのがおすすめです。マットレス選びは睡眠の質に直結するため、慎重に検討する必要があります。自分に最適な硬さがわからない場合は、硬さ調整が可能なマットレスを選ぶのも一つの方法です。

まとめ

マットレスの硬さは睡眠の質や健康に大きく影響します。マットレスが柔らかすぎる場合はベニヤ板や硬めのトッパーを使用し、硬すぎる場合は弾力性のあるベッドパッドやオーバーレイマットレスを活用することで調整できます。しかし、これらの方法で改善されないときは、新しいマットレスへの買い替えがおすすめです。選ぶ際は、ニュートン数と弾力性に注目し、自分に合った硬さを見つけることが大切です。快適な睡眠のためにも、マットレスの硬さについて一度見直してみてはいかがでしょうか。