シルク製枕カバーのおすすめ5選！メリット・デメリットと選び方についても詳しく紹介

シルク製の枕カバーはなめらかな肌触りで摩擦が起きにくい魅力があるため、睡眠中の髪や肌へのダメージが気になる人におすすめです。しかし、さまざまな商品が販売されているため、どれを選べばいいのか迷う人は多いのではないでしょうか。

本記事では、シルク製枕カバーのメリット・デメリットや選ぶときのコツ、手入れ方法などについて詳しく解説します。さらに、おすすめの商品も紹介しているので、シルク製枕カバーが気になっている人や枕カバーの買い替えを検討している人はぜひ参考にしてみてください。

シルク製枕カバーのメリットとは

シルク製枕カバーにはさまざまなメリットがあります。それぞれ解説するので見ていきましょう。

肌への負担が少ない

シルク製枕カバーのメリットとして、髪や肌への負担が少ないことが挙げられます。シルクの主成分は人の肌にかなり近いタンパク質なので、なめらかな触り心地で肌になじみやすい魅力があります。肌への刺激が少ないので、赤ちゃんや敏感肌の人にもおすすめです。

通気性が良く蒸れにくい

シルクは非常に細い繊維が結束した構造をしていて、繊維の内部には細かい孔があいているので空気を多く含む特徴があります。そのため、シルク製枕カバーは通気性が良く、汗をかいても蒸れにくくべたつきにくいというメリットがあります。

静電気が起きにくい

シルクは保湿性に優れている天然繊維で、静電気が起きにくい性質を持っています。髪に静電気が発生するとキューティクルがはがれやすくなり、髪がダメージを受ける可能性があります。そのため、静電気が起きにくいシルク製枕カバーを使うことで、睡眠中の髪へのダメージを抑える効果も期待できるでしょう。

ほこりが溜まりにくい

静電気が発生するとほこりが付着しやすくなりますが、先ほどもお伝えしたとおりシルクは静電気が起きにくいので、ほこりが付着しにくく溜まりにくいメリットがあります。さらにシルクはほかの繊維に比べて、ほこりの原因になる繊維くずが出にくい特徴も持っているため、清潔さを保ちやすくアレルギーのある方にもおすすめです。

シルク製枕カバーのデメリットとは

さまざまなメリットがあるシルク製枕カバーですが、デメリットもあるのであらかじめ確認しておきましょう。

摩擦に弱く手入れに手間がかかる

シルクは表面摩擦に弱い性質を持つので、強い摩擦がかかってしまうと繊維の糸が切れて毛羽立ったり、生地が薄くなったりする可能性があります。シルク製枕カバーを洗濯する際は注意が必要で手間がかかると感じる場合もありますが、長持ちさせるためにはコツを押さえて正しく手入れすることが大切です。洗い方についてはあとの項目で詳しく解説します。

紫外線を浴びると変色しやすい

シルクはタンパク質でできているため、直射日光などの紫外線を長時間浴びると黄色く変色しやすい素材になります。とはいえ、干すときは風通しの良い日陰にするなどに注意すれば変色は避けられるでしょう。干し方についても、あとの項目で触れているのでチェックしてみてください。

シルク製枕カバーは虫食いが発生しやすいので要注意

上述でも触れたとおり、タンパク質でできているシルクは、合成繊維に比べて虫食いが発生しやすくなっています。シルク製枕カバーを洗い替えや来客用などで長期間保管する場合は注意が必要です。定期的に洗濯したり、保管場所に防虫剤を入れたりして虫食いを防ぐと良いでしょう。

シルク製枕カバーを選ぶときのコツ

自分に合ったシルク製枕カバーを選ぶときのコツを5つ紹介するので、チェックしてみましょう。

シルクの品質「匁（もんめ）」の数値で選ぶ

シルク製枕カバーを選ぶときは品質をチェックしておきましょう。「匁（もんめ）」とはシルクの重さを表す単位のことで、93cm四方の生地にどれだけのシルクが使われているかを示しています。1匁は3.75gになり、匁の数値が大きいほど高密度で高品質なシルク生地だと判断できます。一般的には16匁以上になると品質の良いシルクだとされるため、16匁を目安に選ぶのがおすすめです。

装着方法で選ぶ

枕カバーの装着方法には、主に「封筒式」と「ファスナー式」の2つがあります。封筒式はファスナーがついていない袋状の枕カバーで、ファスナー式は枕の出し入れする箇所にファスナーがついているものを指します。

封筒式は寝返りが多いとずれやすくなることもありますが、着脱が簡単にできるのが魅力です。また、ファスナーがついていないので、敏感肌の人や赤ちゃんでも安心して使えるでしょう。

一方、ファスナー式は装着する際は枕を押さえてカバーの中に入れ込む手間は発生しますが、封筒式よりもカバーがずれにくくカバーの中にほこりが入りにくいメリットがあります。

自分のライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

認証表示があるか

安全性や肌への刺激を重視するなら、安全認証を取得している商品を選ぶようにしましょう。安全認証がついているかを確認することで、枕カバーのシルク生地に有害物質が含まれていないか判断できます。

例えば、衣類や繊維製品の安心・安全を証明するエコテックスなどの安全基準があります。特に、敏感肌の人や赤ちゃんが使う場合は、安全認証の有無をチェックして選ぶのがおすすめです。

手入れがしやすいか

シルク製枕カバーを選ぶ際は、手入れのしやすさも確認しておきましょう。商品によって洗い方が異なり、自宅で洗えるのかどうかによって手入れのしやすさが変わります。洗濯表示を確認して自宅で洗える商品を選ぶと良いでしょう。洗濯桶に手が入っているマークが表示されていれば手洗いできます。毎日使う枕カバーは汗や皮脂などの汚れがつきやすいので、清潔さをキープできるよう手入れしやすいものを選びましょう。

自分の持っている枕に合うサイズかチェックする

枕カバーを選ぶときは、自分の持っている枕に合うサイズかどうかチェックしておきましょう。枕とカバーのサイズが合っていないとずれたり、枕が変形したりして快適に寝られなくなる可能性があります。

枕の標準的なサイズ（Mサイズ）は「43×63cm」で、それよりも大きいサイズは「50×70cm」です。枕カバーのサイズはメーカーによって異なるので、自分の枕にぴったり合うものを選ぶことが大切です。

【注意】「シルク100％」の表示でも偽りの可能性あり

シルク製枕カバーで素材が「シルク100%」と表示されていてもシルクを使用していなかったり、ほかの繊維が混ざっていたりするなど、100%ではない偽物が紛れている可能性もあるので注意が必要です。

偽物は本物のシルクよりも薄く、肌触りが劣るなどの違いによって判断できる場合もありますが、シルクとほかの繊維が混ざっている場合は見分けるのは難しいでしょう。シルク製枕カバーを選ぶときは他店舗と比べて明らかに安すぎるものは避け、信頼できる店舗で購入するのがおすすめです。

シルク製枕カバーの洗い方と干し方

ここからは、シルク製枕カバーの洗い方と干し方を紹介します。枕を清潔に使うためにもカバーの正しい手入れ方法を押さえておくことが大切です。洗濯する際は、あらかじめ洗濯表示を確認しておきましょう。

30度以下のぬるま湯で手洗いする

シルクは表面摩擦や熱に弱いデリケートな素材のため、自宅で洗える場合は基本的には手洗いが適しています。手洗いする際はゴシゴシこすらず、30度以下のぬるま湯を使用しましょう。水温が高いと生地が縮みやすく、劣化を早めてしまう可能性があるので注意が必要です。

中性洗剤またはシルク専用洗剤を使用する

洗濯する際はおしゃれ着用の中性洗剤、またはシルク専用洗剤を使用しましょう。シルクはタンパク質でできているので、普段着洗い用の弱アルカリ性洗剤で洗うと生地への負担が大きく、傷んでしまう場合があります。脱水するときは絞ったりねじったりせず、タオルで優しく包んで水気をとりましょう。

形を整え風通しの良い日陰で干す

シルクはシワになりやすい素材のため、タオルドライで水気をとったあとはシワを伸ばして形を整えましょう。また、シルクは紫外線に弱いので、直射日光が当たらない風通しの良い日陰に干すのがポイントです。紫外線による変色を防ぐためにも陰干しを心がけましょう。

シルク100％の上質おすすめ枕カバー5選

Foo Tokyo（フートウキョウ）シルクピローケース パールホワイト

最高品質6A/5Aランクのシルクを100％使用したシルクピローケースです。お手持ちの枕と合わせて使用するだけで、まるで丁寧にケアしたかのような艶やかな美髪へ導いてくれます。

人は寝ている間に約20回の寝返りを打つと言われており、シルクピローケースはそうした摩擦ダメージから髪や顔の肌を守ってくれる美容アイテムでもあります。

シルクは肌や髪と近しいタンパク質で構成されているため、睡眠時の摩擦ダメージを軽減でき、また保湿力があるため、髪に艶を与え肌を守ってくれます。

公式サイトはこちら

シルク100% シルクおやすみ枕カバー

厳選された最上級のエキストラグレード絹糸を使用し、丹念に編み上げたシルクの枕カバー。シルク特有のなめらかな質感で、肌に触れるとすべすべ心地良い感触が広がります。

• 楽天市場で見る
• Yahoo!ショッピングで見る
• 公式サイトで見る

シルク100% 枕カバー マチエール

真珠のような美しい光沢のシルク。その滑らかな生地に市松模様のアクセントを加え、よりエレガントな印象に仕上げました。3色どの組み合わせでも相性が良く、ワントーンでまとめても落ち着いた雰囲気に。織物の名産地として知られる「富士吉田市」の工房で丁寧に織り上げられた高品質な枕カバーです。

• 楽天市場で見る
• Yahoo!ショッピングで見る
• 公式サイトで見る

シルク100% 枕カバー PRISUM プリズム

昔から高級素材として知られるシルクを100％使用した枕カバー、プリズム。なめらかなシルクの寝具が肌に触れているとそれだけで肌の乾燥を防いでくれ、保湿効果があるとも言われています。とろけるような肌ざわりで、敏感肌の方や赤ちゃんにもおすすめ。

• 楽天市場で見る
• Yahoo!ショッピングで見る
• 公式サイトで見る

シルク100% 枕カバー

シルク100％の国産枕カバー。とろけるような肌ざわりで、敏感肌の方や赤ちゃんにもおすすめです。夏涼しく冬暖かい高級感のある日本製の寝具です。

• 楽天市場で見る
• Yahoo!ショッピングで見る
• 公式サイトで見る

髪を労るならヘアケア用品もチェックしよう

髪の傷みが気になる人はシルク製枕カバーだけでなく、ヘアケア用品を取り入れてみるのも良いでしょう。例えば、髪をケアする効果のあるヘアブラシや夜用のヘアオイル、ナイトキャップなどを使用するのもおすすめです。シルク製枕カバーとあわせて使うことで髪の毛のダメージ軽減につながるでしょう。

まとめ

シルク製枕カバーは髪や肌への負担が少ない・通気性が高く蒸れにくい・静電気が起きにくい・ほこりが溜まりにくいというさまざまなメリットがあるため、睡眠中の髪や肌へのダメージが気になる人におすすめです。また、シルクはデリケートな素材なので洗濯などの手入れに手間がかかると感じる場合もありますが、長持ちさせるためにはコツを押さえて正しい方法で手入れすると良いでしょう。

最適なシルク製枕カバーを選ぶためには、品質が良いとされる16匁を目安にして、装着方法や認証表示の有無・手入れのしやすさ・使っている枕のサイズを確認することが大切です。今回紹介したおすすめの商品を参考にして、ぜひ自分に合ったシルク製枕カバーを見つけましょう。