TOP > 睡眠 > 冬でも寝汗をかく理由は？寝汗を放っておくと起こることや対策についても紹介

冬でも寝汗をかく理由は？寝汗を放っておくと起こることや対策についても紹介

公開日：2024.10.07

更新日：2024.10.04

睡眠 0 views

そもそも寝汗とは
冬でも寝汗をかく理由は？
子どもの寝汗が多いのは汗腺の密度が高いことも理由のひとつ
寝汗を放っておくとどうなる？
寝汗がひどい場合は病気の可能性も
寝汗の対策方法
子どもの寝汗対策には汗取りパッドやタオルも活用しよう
肌に優しく吸湿性のある冬にもおすすめな寝具10選！
まとめ

寒い冬でも睡眠中に寝汗をかくことがあります。体温調節のために誰もが多少の寝汗をかきますが、かいたまま放置するのは望ましくないと言われています。本記事では、冬に寝汗をかく理由やそれを放っておくと生じる問題について解説し、効果的な対策を紹介します。寝汗の悩みを抱える方は、ぜひ参考にしてみてください。

※当サイトで紹介している商品の中には一部アフィリエイト広告を利用しているものがあります。

そもそも寝汗とは

「寝汗」は、誰にでも発生する自然な生理現象です。その主な役割は体内の熱を放散し、疲労を回復させる点にあります。人間の身体は、体温が低下すると眠りが深くなると言われています。そのため、汗をかいて体温を下げ、眠りを深めようとするのです。一般的に、健康な成人はひと晩でおよそコップ1杯分（約200ml）の寝汗をかくと言われていますが、この量には個人差があり、室温や体調などによっても変動することがあります。

冬でも寝汗をかく理由は？

寝汗は暑い時期だけでなく、寒い時期でもかくことがあります。ここでは、冬に寝汗をかく理由を2つ取り上げて解説します。

ストレスを抱えている

冬にかく寝汗の原因のひとつがストレスです。日々の生活で蓄積されたストレスは、自律神経（交感神経と副交感神経）のバランスを崩す可能性があります。通常、夜間は副交感神経が優位になり、心身の休息を促します。しかし、ストレスを抱えている状態が続くと、睡眠中でも交感神経が優位になり、体温が上昇して発汗しやすくなるのです。

睡眠環境が悪い

睡眠時の環境が悪いことも冬に寝汗をかく原因になります。暑すぎるといった不適切な室温はもちろん、通気性の悪い寝具の使用にも注意が必要です。特に、寒い冬は多めに掛け布団をかける傾向があるため、寝る時は暖かくて快適でも、寝ている間に熱・湿気が溜まって発汗しやすくなります。

子どもの寝汗が多いのは汗腺の密度が高いことも理由のひとつ

子どもは大人より身体が小さいですが、汗を分泌する「汗腺」の数は変わりません。そのため、身体の表面積あたりの汗腺の密度は大人よりも高くなります。この汗腺の高密度が、子どもが寝ている間にびっしょりと濡れるほどの大量の汗をかく理由のひとつです。

寝汗を放っておくとどうなる？

それでは、寝汗をかいたまま放っておくとどうなるのでしょうか。3つのケースを取り上げて解説します。

体調不良の原因になる

寝汗を放置すると汗で濡れた寝具や衣服が体温を奪い、身体が冷えてしまいます。冷えた状態で長時間過ごすことで、風邪をひいたりその他の感染症にかかりやすくなったりします。特に、子どもは体温調節機能が未発達なので注意が必要です。

肌トラブルを引き起こす

たくさんの寝汗をかいたままでいると、汗の通り道である「汗管」が詰まる可能性があります。汗管が詰まると汗や汚れが皮膚の内部に溜まり、ぶつぶつとした発疹やかゆみを伴う「あせも」など肌トラブルの原因になります。また子どもの場合、かゆみに我慢できずひっかいてしまうことも多いです。かきこわした部分に細菌が入って発症する「とびひ」（伝染性膿痂疹）にも注意する必要があります。

寝具の劣化が早くなる

寝汗が染み込んだ寝具をそのままにしておくと汗の水分や塩分が汚れとなって溜まり、雑菌が繁殖しやすくなります。寝具の劣化が早まったり嫌なにおいやカビが発生したりする原因になるため、定期的にお手入れすることをおすすめします。

寝汗がひどい場合は病気の可能性も

寝汗を大量にかく場合、病気が隠れている可能性もあります。考えられる4つの病気について解説します。

自律神経失調症

「自律神経失調症」は、疲労やストレスなどで自律神経のバランスが乱れることで発症する病気です。ひどい寝汗の原因になるだけでなく、動悸や頭痛、倦怠感、めまいなどの症状が現れることもあります。

血糖症

寝汗がひどい場合、「血糖症」の可能性もあります。特に、睡眠中に血糖値が急降下する「夜間低血糖」には注意が必要です。夜間低血糖の状態になると、それを回復させるためにアドレナリン・コルチゾールといったホルモンが分泌され、交感神経が優位になります。寝汗や歯ぎしりといった症状が現れるため、睡眠の質の低下につながります。

甲状腺機能亢進症

「甲状腺機能亢進症」は、甲状腺に異常が起こることで甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。甲状腺ホルモンが過剰になると交感神経の働きが活発化しやすく、寝汗がひどくなる場合があります。

肺MAC症

「肺MAC症」（非結核性抗酸菌症）は、「MAC菌」による感染で発症する肺疾患です。咳や痰、寝汗などの症状が出て、悪化すると発熱や呼吸困難が起こることもあります。

寝汗の対策方法

ここでは、寝汗の対策として3つの方法を紹介します。寝汗に困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

睡眠環境の改善

まずは、寝汗をかかないように睡眠環境を整えることが大切です。エアコンの設定温度を調整し、適切な室温を保ちましょう。夏場は26℃、冬場は16〜19℃程度にするのがおすすめです。また温度だけでなく、湿度にも配慮が必要です。湿度は年間を通して50〜60％が理想と言われています。加えて、薄手の寝具にしたり、汗を吸いやすいパジャマを着たりするのも寝汗対策になります。

適切な室温を保ち、吸汗性の高いパジャマを着たり薄手の寝具を活用して睡眠環境を改善しよう

漢方薬の服用

自律神経の関係が考えられる場合は、漢方薬を服用するのもおすすめです。寝汗に効果があると言われる次のような漢方薬を試してみるとよいでしょう。

清暑益気湯（セイショエッキトウ）
桂枝湯（ケイシトウ）
桂枝加竜骨牡蛎湯（ケイシカリュウコツボレイトウ）

適度な運動

ストレスが寝汗の原因になっている場合は、適度な運動でストレス解消するのがおすすめです。日中にウォーキングや散歩をして汗をかくとよいでしょう。無理なく続けられる運動にするのがポイントです。

子どもの寝汗対策には汗取りパッドやタオルも活用しよう

子どもの寝汗対策としては、汗取りパッドやタオルの活用がおすすめです。これらは寝汗を直接吸収するため、特に背中に使用すると効果的です。背中の下に敷いておけば、汗でびっしょりになってもすぐに取り換えることができます。パジャマを着替えさせる手間が省け、子どもの睡眠を妨げることなく快適な状態を保てるでしょう。また、頭の下にもタオルを敷くとよいですが、この場合顔にかからないよう注意が必要です。

肌に優しく吸湿性のある冬にもおすすめな寝具10選！

ポリエステルウォッシャブルベッドパッド

表面生地をピーチスキン調に加工する事で、柔らかくてなめらかな肌触りに仕上げました。ポリエステル100％でへたりにくく乾きが早いので、ご家庭で手軽にお洗濯可能です。

メリノウールパッドシーツ

天然の調湿機能を持つウールは、温度、湿度ともに素早く快適な環境に整え、まさに「天然のエアコン」。　背中側の敷きものにウール素材を使うことで、暖かいだけでなく体圧を分散し快適に眠る事ができます。マットレスはロングサイズでも使用可能。マットレス、敷布団どちらでもお使いいただけます。

西川ウォッシャブルウールパッド（ベッドパッド）

通気性と弾力性に優れたウール100％（側地は綿100％）のベッドパッドです。吸湿性、放湿性もよく洗濯も可能。側地には抗菌・防臭加工が施されており、衛生的で清潔にご使用いただけます。四隅にズレ防止のゴムストッパー付。

綿100% さらっと手触りのエコテックスガーゼ 2重ガーゼ寝具

やわらかさの中にさらっとしたシャリ感を合わせ持つお肌にやさしい綿100％素材で、オールシーズン快適にご愛用いただけます。
[ 2重ガーゼ枕カバー／2重ガーゼ掛け布団カバー／2重ガーゼ敷きパッド／5重ガーゼケット]

吸湿発熱ふわふわマイクロファイバー敷パッド

極細マイクロファイバー繊維のふわふわで心地よい肌触りが特長の敷パッドです。汗などの湿気を吸収し熱に変える繊維が温度を調節してくれるので、寒い時期でも保温効果が長続きし、快適な温度で体を包み込んでくれます。

今治タオルブランド IYOLUCA イヨルカ

職人の思いがいっぱいに詰まった今治タオルから生まれた寝具です。毛足が短くサラッとした肌触りで一年を通じて快適にお使いいただけます。どの組み合わせでも相性が良い5色のカラーバリエーション！
[ 枕カバー／掛け布団カバー／ボックスシーツ ]

防ダニ綿100% ツイル生地選べる8色のカバーリング

毎日のようにお洗濯しても大丈夫、毛玉にもなりにくくいのでサラリと快適。生地の密度が高いので、ダニ・ホコリなどが通る隙間がなく、防虫剤を使うことなく防ダニ効果を発揮します。
[ 枕カバー／掛け布団カバー／ボックスシーツ ]

シルク100% 枕カバーマチエール

真珠のような美しい光沢のシルク。その滑らかな生地に市松模様のアクセントを加え、よりエレガントな印象に仕上げました。3色どの組み合わせでも相性が良く、ワントーンでまとめても落ち着いた雰囲気に。織物の名産地として知られる「富士吉田市」の工房で丁寧に織り上げられた高品質な枕カバーです。

ダブルガーゼレディースパジャマ

一年中快適な綿100％のダブルガーゼのパジャマです。ふんわりやさしい肌ざわりの２重ガーゼは吸水性がよく、夏はサラリと涼感を演出。また、２重織り組織が体温を保ち冬も快適です。一年を通しておすすめのパジャマです。

genuine（ジェヌイン）ヘリンボーンガーゼパジャマ

ホテル・旅館の館内着として愛用され、あまりの心地よさに問い合わせが続出したガーゼ生地を100%使用したヘリンボーンガーゼパジャマ。ボタンのないゆったりとしたデザインにこだわりました。どんな体勢でも動きやすい、着ているだけでリラックスできる人気のオリジナルルームウエアです。

まとめ

寝汗は体温調節のための自然な生理現象ですが、放置すると体調不良や肌トラブル、寝具の劣化などを招く可能性があります。冬に寝汗をかく主な理由は、ストレスや不適切な睡眠環境です。対策としては、適切な室温・湿度の維持、通気性の良い寝具の使用、ストレス解消のための適度な運動が効果的です。子どもの場合は汗取りパッドやタオルの活用も有効です。ただし、過度の寝汗は病気の可能性もあるため、症状が続く場合は医療機関への相談を検討することをおすすめします。
睡眠環境の改善と適切な対策で、快適な睡眠を目指しましょう。

寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面（吸汗速乾わた使用）と冬面（吸湿発熱わた使用）に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

公式サイトはこちら

エマ・マットレス

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

公式サイトはこちら

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

公式サイトはこちら