公開日:2024.12.18
更新日:2024.12.05
低い枕は首のカーブが浅い女性やうつ伏せで寝ることが多い人におすすめの枕です。しかし、適切な枕は人によって異なるので、事前に自分に合った高さの見極め方や選び方を押さえておくことが大切です。
そこで今回は、低い枕の選び方やおすすめの商品を紹介します。低い枕がおすすめの人や自分に合った枕の高さの測り方も紹介しているので、枕の買い替えを検討している人はぜひ参考にしてみてください。
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低い枕がおすすめな人は、以下のとおりです。
枕の適切な高さは体型や寝姿勢によって異なり、低い枕が使いにくい人もいるので注意が必要です。
まずは、低い枕を選ぶのがおすすめな人を詳しく紹介します。
枕は首とマットレスの隙間を埋める高さが理想とされています。そのため、首のカーブが浅い傾向のある女性や子ども、小柄な人は低い枕が使いやすいといわれています。今使っている枕が高いと感じるときは、低い枕の購入を検討してみましょう。
頸椎(けいつい)は本来、緩やかなS字カーブを描くのが理想とされています。しかし、スマートフォンを見るときのような頭を前にする姿勢を長時間続けると、S字カーブが失われてストレートネックと呼ばれる状態になります。
ストレートネックの人は首のカーブが浅くなってしまうため、浅いカーブをほどよく埋めてくれる低い枕を使うのがおすすめです。
ただし、枕が低すぎると適切なS字カーブを保てなくなってしまうので、首にあたる部分だけ少し高くなっている枕や、沈み込みの少ないやや硬めの枕を選ぶのがよいでしょう。ストレートネックの人におすすめの枕については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
横向きより仰向けで寝ることが多い人は、低い枕が使いやすいでしょう。仰向け寝では、立ったときと同じような首と背骨のS字カーブがキープできる高さが理想とされています。枕に頭を乗せたときに顎が上がったり下がったりせず、目線が若干下を向くくらいの高さが目安です。
一方、横向き寝では肩や腕が圧迫されないように首から腰までの骨が真っ直ぐになっている状態が理想といわれています。そのため、仰向け寝に適した枕よりやや高めの枕を選ぶのがおすすめです。
高い枕を使ってうつ伏せで寝ると、腰や首が反った状態になることで身体に負担がかかりやすくなります。そのため、うつ伏せで寝ることが多い人は、低い枕を中心に選ぶのがおすすめです。具体的には、仰向け寝に適した枕より1~2cm低いものがよいとされています。
柔らかいマットレスを使っていると、身体が沈み込むことで枕が高く感じやすくなります。高い枕で眠り続けると、首の後ろの筋肉が緊張状態になって痛みにつながるリスクがあるので注意が必要です。加えて、寝姿勢が崩れて気道を圧迫されると、いびきを引き起こす原因になります。
枕を買い替えるときは、マットレスの柔らかさを確認したうえで高さを決めましょう。
自分に合った枕を選ぶには、首のカーブの深さを測ったうえで高さを検討するのがおすすめです。首のカーブの深さを測る手順は、以下のとおりです。
平均的な首のカーブの深さは男性が5~6cm、女性が3~4cmといわれています。枕の適切な高さは寝姿勢によって以下のように異なります。
寝姿勢 | 適切な高さ |
仰向け寝 | 首のカーブの深さ+2cm |
横向き寝 | 首のカーブの深さ+5~7cm |
うつ伏せ寝 | 首のカーブの深さ+0~1cm |
理想的な枕の高さについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
自分に合った低い枕を選ぶためには、高さだけでなくサイズや形状もチェックするようにしましょう。
ここでは、自分に合った低い枕の選び方を紹介します。
高さの合っている枕でもサイズが小さいと、寝返りを打ったときに枕から頭が落ちてしまう可能性があります。枕から落ちて寝姿勢が崩れた状態で寝ていると、首こりや肩こり、いびきを引き起こす原因になってしまいます。
そのような状態にならないためにも、頭3つ分の幅のある枕を選ぶようにしましょう。枕のサイズの選び方については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
枕は中材の種類によって、以下のように寝心地や耐久性、通気性が異なります。
素材 | 硬さ | フィット感 | 通気性 | 耐久性 | 寝返りの打ちやすさ | 洗濯 |
低反発ウレタン | 柔らかい | ◎ | △ | △ | △ | × |
高反発ウレタン | やや硬い | 〇 | △ | 〇 | ◎ | × |
ポリエチレンパイプ | 硬い | △ | ◎ | 〇 | △ | ◎ |
ポリエステルわた | やや柔らかい | ◎ | △ | △ | 〇 | △ |
羽毛 | 柔らかい | ◎ | 〇 | △ | △ | △ |
羽根 | やや硬い | 〇 | 〇 | △ | △ | △ |
高反発ファイバー | やや硬い | △ | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ |
ラテックス | 普通 | 〇 | △ | 〇 | 〇 | × |
自分に合った低い枕を見つけるには、自分の好みや悩みに応じて素材を選ぶのがポイントです。
例えば、包まれるようなフィット感を味わいたい人は、低反発ウレタンや羽毛などの柔らかい素材を選びましょう。寝返りの打ちやすい枕を探している人は、高反発ウレタンや高反発ファイバーがおすすめです。
衛生面が気になる場合は、自宅で洗えるものが多く、通気性に優れているポリエステルパイプの枕を検討してみましょう。
枕には長方形型だけでなく、くぼみ型や傾斜型といったさまざまな形状があります。自分に合った枕を選ぶためにも、形状ごとの特徴を押さえておきましょう。
ここでは、枕の形状別に特徴を詳しく紹介します。
一般的な形状とされている標準・長方形型の枕は、くぼみがないことで寝返りが打ちやすい特長があります。加えて、枕カバーの種類が豊富にあるので枕カバーのデザインや機能性にこだわりたい人に向いてます。
アーチ型は、首側の長辺が緩やかなカーブを描いている形状の枕です。首や肩が枕にフィットすると、寝返りがスムーズに打ちやすくなります。適度な寝返りが打てれば、首や肩周辺の筋肉をほぐすことにつながり、首こりや肩こりを和らげる効果が期待できます。
くぼみ型は中央部分にくぼみがあり、両サイドが盛り上がっている形状の枕です。後頭部がくぼみにほどよくフィットするので、寝返りを打っても枕から頭が落ちにくくなります。加えて、後頭部がほどよく下がり、気道が確保しやすくなることでいびきを和らげる効果が期待できます。
頻繁に枕から頭が落ちてしまう人やいびきに悩んでいる人は、くぼみ型の枕を選んでみましょう。
波型は横から見たときに波のような形状をしている枕をいいます。波型の枕は、出っ張りが大きい方を首側にするのが一般的な使い方です。出っ張りが小さい方を首側にして寝ると、頭が持ち上がって首に負担がかかりやすくなってしまうので注意しましょう。
首こりに悩んでいる人は、首にかかる負担を軽減できる波型の枕がおすすめです。
傾斜型は後頭部を乗せる部分から背中に向かって低くなっている形状の枕です。傾斜型の枕は頭だけでなく、背中の上部分まで支えられるので、身体の沈み込みを抑えて理想的な寝姿勢をキープしやすい特長があります。包まれるような寝心地が味わえるので、安心感を得たい人にもおすすめです。
枕は適切なお手入れをしなければ、へたりが進行して高さが変わってしまいます。自分に合った高さをキープするためにも、定期的に干して湿気を逃がすなどのメンテナンスが欠かせません。そのためには、お手入れのしやすい枕を選ぶのがおすすめです。
例えば、家庭で丸洗いできる枕や天日干しできる枕であれば、お手入れの手間が少なく済むでしょう。
最後に低い枕に関するよくある質問に回答していきます。
低い枕を選んで後悔しないためにも、あらかじめ疑問を解消しておきましょう。
低い枕のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
低すぎる枕は身体の不調を引き起こす可能性があるので、自分の首のカーブを測ったうえで適切な高さの枕を選びましょう。
低い枕を使って肩こりが緩和するのかは、肩こりの原因によって異なります。以下のようなケースでは、低い枕に買い替えることで肩こりが緩和する可能性があります。
寝返りがスムーズに打てないことで肩こりを引き起こしている場合は、低い枕にしても緩和しないことがあります。このような場合は、寝返りが打ちやすい形状の枕や高反発枕に変えるのがおすすめです。
また、低すぎる枕を使うことで肩こりを引き起こすケースもあります。低い枕を選べば肩こりが改善されるわけではないので、枕を選ぶときは高さと形状から自分に合ったものを選びましょう。 肩こりの人におすすめの枕については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
中材で調整できる枕であれば、補充用の中材を入れて高さを出すことができます。
中材の出し入れができない枕を使っている場合は、タオルを下に敷いて高さを調整する方法を試してみましょう。ただし、使っているうちにタオルがずれたり、つぶれたりして高さが合わなくなってくるので、可能な限り早めに枕を買い替えることをおすすめします。
タオルを使って枕を高くする方法は、以下のとおりです。
自分で枕の高さを調整する方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
「NERUSIA 朝までぐっすり寝返りサポート枕」は「オーダーメイドのような自由さ」と「スムーズな寝返り」を追求した快眠枕です。
計9ヶ所の中材を出し入れすることで自分好みの硬さに微調整することが可能となっており、仰向き寝はもちろん横向き寝やうつぶせ寝でも快適な寝心地を実現できます。また、硬さの異なる3つの素材を使用しており、枕ユニットの位置の入れ替えと高反発ウレタンシートの付け外しで様々な寝心地が楽しめます。
横幅60cmのワイド設計で寝返りもしやすく、自宅で丸洗いOKなので汚れてもすぐに洗えるのはうれしいポイントです。枕がぴったり入る収納バッグ付きで、ギフトしてもおすすめです。
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昭和西川の「ムアツまくら」は肩のラインに沿うように設計された首元のカーブが頭部・肩をサポートしてくれる独自形状の枕です。
点でしっかり支える「ムアツタイプ」と通気性のよい「パイプタイプ」のリバーシブルで、好みに合わせて寝心地を選べます。さらに、4箇所のポケットから中材のパイプを出し入れすることにより細かい高さ調整も可能です。
側生地はなめからなスムースニットと通気性抜群のメッシュの組み合わせで肌触りよく、 抗菌・防臭ポリジン加工を施されているため清潔な状態をキープできるのも嬉しいポイントです。
「モットン枕」は日本人の首の形や体型を徹底して研究し、睡眠時の首への負担を減らすことにこだわって開発された高反発枕です。
モットン枕に採用している次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」には「自然な寝返りをサポートする反発力」「体圧を効率よく分散する」「高い通気性」という特長があり、さらに2way設計×高さ調整シートで最大50通りもの高さ調整が可能です。
90日交換・返品保証期間が設けられているので枕の寝心地が合うか心配な方も安心して気軽に試すことが出来るのも嬉しいポイントです。
こんな方におすすめ!
「ブレインスリープピロー」は美肌やダイエットに関係する成長ホルモンが分泌される 「黄金の90分」と呼ばれる時間を良質な眠りにすることを目的に作られた枕です。1年の中でも気候が変わりやすい四季を持つ日本において、最適な「黄金の90分」を生み出すために「頭を冷やす」「オーダーメイドを超えるフィット感」「常に清潔に使える枕」という3つのポイントにこだわっています。
お手入れもお家のシャワーで洗えて、風通しのいい場所に15分置いておくだけと非常に簡単なのも嬉しいポイントです。様々な体格の方に合わせて、「Low」「Standard」「High」の3種類の高さから選べますので、日中に疲れを感じやすかったり眠りに関するお悩みがある人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
こんな方におすすめ!
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー Special Edition」は首・肩まわりに配置された最大190mmテスラの薄型ネオジウム磁石によって、血行促進効果が期待できる医療機器認証の磁気枕です。
どんな寝姿勢でもフィットする独自形状で、仰向け時は中心のくぼみが首を優しく包み込み、横向き時は頭を高くしっかりと支え耳を優しくガードします。
中材には適度な柔軟性と反発性を併せ持つソフトエアーパイプを採用し、通気性にも優れています。パイプ素材を6つのポケットから出し入れすることで自分好みに高さ調節も可能で、枕本体も丸洗いOKなので、いつも清潔で快適をキープ出来るのも嬉しいポイントです。
昭和西川「ホテルモードラグジュアリーピロー」は、高さ調整機能付きで2種類の素材によって寝心地が変えられるリバーシブル仕様のホテル枕です。
表面はふんわり柔らかく頭を包み込むマイクロわた、裏面は首元をしっかりサポートするパイプ仕様になっています。中材パイプは内蔵の調整袋をまとめて出し入れすることも、ファスナーから量を微調整することも可能です。
側地には滑らかな肌触りで清潔感のある抗菌防臭ポリジン加工が施されており、枕本体を自宅で洗えるのも嬉しいポイントです。
GOKUMIN プレミアム低反発枕は、ストレートネックや寝起きの肩こりにお悩みの方におすすめの枕です。独自開発の低反発素材と人間工学に基づく特殊形状で、自然なカーブに沿って首や頚椎をしっかり支えます。
中材には消臭・抗菌・調湿効果のある竹炭を配合、穴あけ加工によりさらに熱がこもりにくく快適です。さらに、表地も通気性に優れ肌触りのよい新開発の高級生地を採用しています。
厚み2cmの高さ調整シートを出し入れして行う高さ調整機能や底面の滑り止め加工による枕のズレ防止機能があるのも嬉しいポイントです。
POINT
GOKUMIN Takumi 無重力ジェルピローは、柔軟性・弾力性に優れた高機能ジェル素材を使用した新感覚枕です。人間工学に基づいて作られた3層の特殊立体構造が効果的に体圧を分散しながら、首・頭をしっかり支えます。
付属の3種類の高さ調整シートにより5cm~13cmまで1cm単位の高さ調整も可能です。枕本体も両面仕様であるため、最大14パターンの中から自分の好みに合う寝心地が選べるのは嬉しいポイントです。
新開発の高級生地を採用したアウターカバーは抗菌・防臭・滑り止め加工付きでいつも快適です。さらに、枕本体・カバー共に通気性にも優れており、丸洗いも可能です。
POINT
頭・首・背中まで上半身を包み込み、横向き寝、仰向き寝と様々な寝姿勢に対応。上半身全体を枕が支えることで、首や肩に集中しがちな負担を軽減します。3分割に分かれた厚み約1cmの高さ調整シートが計8枚付属しており、セミオーダー感覚でご自身に合った枕へ。 ※高反発タイプもあります。
首のカーブが浅い女性やうつ伏せで寝ることが多い人は、低い枕を選ぶのがおすすめです。ただし、適切な枕の高さは体型や寝姿勢、好みによって異なるので、事前に自分に合った高さを知っておくことが大切です。
肩こりやいびきといった悩みを解消するためにも、本記事で紹介した枕の適切な高さの調べ方や枕の選び方を参考に自分に合ったものを見つけてみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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