公開日:2024.09.05
目次
「頭痛・肩こりに悩んでいる」「頭痛を改善したい」など、頭痛や肩こりに関する悩みを抱えている人も多いでしょう。頭痛・肩こりには、生活習慣や日常の姿勢が影響している可能性が高いです。また身体に合わない枕が痛みの原因になっていることもあります。本記事では頭痛や肩こりに悩んでいる人におすすめの枕や、枕選びのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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頭痛や肩こり・首こりなどの症状に悩んでいる方は、枕の高さや硬さが身体に合っていない可能性があります。枕が頭痛や首こりにつながっている場合、枕を見直すと症状が改善するかもしれません。枕を見直すポイントや、おすすめの枕は後ほど詳しくご紹介します。
枕選びをする前に、まずは「理想的な寝姿勢」について頭に入れておきましょう。理想的な寝姿勢とは、仰向けに寝たときに背骨から頸椎にかけてゆるやかなS字カーブを描いている状態です。横向き寝の場合は、頸椎から背骨のラインが一直線になっている状態が理想です。枕や寝具を選ぶときは、この理想的な寝姿勢をサポートしてくれるものを選ぶようにしましょう。
では、仰向けで寝たときの理想的な姿勢について詳しく見ていきましょう。まず枕に仰向けで頭を置き、肩口から頭の角度が10~15度になるように枕の高さを調節します。その際、顔の角度は5度前後になっている体勢が理想的です。そうすると背骨から頸椎がゆるやかなS字カーブを描いている状態になり、身体にかかる負荷を最小限にできます。
横向き寝の場合は、横向きに頭を置いたときに頭・首・背中がまっすぐになっている体勢が理想的です。頸椎とマットレスが並行になっているかを確認しましょう。また首や肩への負担を減らすためには、自分の肩幅を意識して枕を選ぶことも大切です。肩幅が広めの人は高め、狭めの人は低めの枕を選ぶのがおすすめです。
身体に合わない枕を使用していると肩や首に負担がかかり、こりの原因になります。さらに肩こりや首こりが続くと「緊張型頭痛」と呼ばれる頭痛を引き起こす可能性があります。緊張型頭痛になると後頭部が締め付けられるような痛みがあらわれ、睡眠の質の低下や睡眠不足などにつながります。
身体に合わない枕を使い続けると、寝ているときも身体が休まらず寝ても疲れが取れない状態になってしまいます。また肩こりや首こり、頭痛が慢性化して仕事のパフォーマンスが低下するなど生活に影響が出てしまうかもしれません。そうなる前に自分の身体に合う枕を選び、身体をしっかり休ませましょう。
ここからは頭痛や肩こり・首こりに悩んでいる方に向けて、枕選びのポイントを詳しくご紹介します。
まず枕を選ぶときは高さに注意しましょう。前述した理想の寝姿勢を無理なくキープできる高さの枕を選ぶことが大切です。自分に合った高さかどうかを見極めるために、マットレスと背中から後頭部との間にすき間ができていないかを確認してみましょう。一般的には、体格がしっかりした人や男性は6~10cm程度、細身な人や女性は4~7cm程度の高さの枕を選ぶのがおすすめです。
枕を選ぶ際はマットレスとの相性も大切です。背中から後頭部にかけてのすき間は、マットレスの硬さや反発力によっても変わります。例えば柔らかいマットレスの場合は身体が沈み込みやすいため、その分低めの枕がおすすめです。反対にマットレスが硬めの場合は、高めの枕の方が相性がよいでしょう。
枕を購入する際は、自分に合う高さの枕を選べるようにセルフチェックをするのがおすすめです。壁に背中をつけて立ち、壁と首のすき間を測ってみましょう。計測した高さの±1~2cm程度の高さの枕が自分の身体に適切な枕といえます。
枕の硬さは寝返りのしやすさにも影響します。柔らかすぎる枕は身体が沈み込みやすく、寝返りが負担になってしまいます。首や肩を痛めてしまうこともあるでしょう。一方、硬すぎる枕は頭や首が圧迫されて寝姿勢が崩れやすいです。痛みや圧迫感がなく、スムーズに寝返りできる硬さの枕を選ぶのがポイントです。
枕を選ぶときは素材にも注目しましょう。枕の中材に使われているものは、主に以下のような種類があります。
素材名 | 特徴 |
低反発ウレタン | 柔らかい寝心地・通気性はやや劣る |
高反発ウレタン | やや硬めでサポート感がある・通気性はやや劣る |
高反発ファイバー | やや硬めの寝心地・通気性がよく水洗いも可能 |
ラテックス | 柔らかい寝心地で弾力性もある・通気性はやや劣る |
ポリエチレンパイプ | 硬めの寝心地・通気性がよく水洗いも可能 |
ポリエステルわた | 柔らかめの寝心地・通気性はやや劣る |
羽根 | やや柔らかめの寝心地・通気性は普通 |
羽毛 | 柔らかくフィット感がある・通気性は普通 |
そばがら | 硬めの寝心地・通気性がよい |
柔らかめの素材には、低反発ウレタン、ラテックス、羽根、羽毛、ポリエステルわたなどがあります。柔らかい素材の枕はフィット感がありふわっとした寝心地が特徴です。ただし、へたりやすく頭の沈み込みが気になる場合もあります。
硬めの素材には、高反発ウレタン、高反発ファイバー、ポリエチレンパイプ、そばがらなどがあります。硬めの素材の枕はホールド感があり、しっかりした寝心地が特徴です。ただし硬すぎると肩や首を痛める場合もあります。
人間は寝ているときに約20回寝返りを打つと言われています。枕を選ぶときは寝返りがしやすいように、ある程度幅がある枕を選びましょう。頭3つ分、60cm以上を目安に選んでみてください。形状はなるべくフラットで寝返りしやすいものを選びましょう。
枕の通気性が低いと汗や蒸れが気になり睡眠の質の低下につながります。高反発ファイバーやポリエチレンパイプなど通気性のよい素材の枕を選んだり、側地にメッシュが使われている枕を選ぶのがおすすめです。
枕の清潔さは寝心地に影響します。枕は毎日使うものなので、事前にメンテナンスにどれくらい手間がかかるのかきちんと確認しておきましょう。特にダニやほこりが気になる方は、水洗いできる枕を選ぶのがおすすめです。防菌防臭機能がついているものなど、枕をより清潔に保てる商品もあります。
枕は価格の幅が広く、低価格のものと高級ブランドなど高価格なものがあります。高価格帯の枕は機能性に優れているものが多いです。しかし低価格でも機能性に優れているものは多くあり、価格が高い枕が必ずしも自分に合うとは限りません。どの価格帯の枕を買う場合も、店頭で寝心地を確認したり通販のお試し期間を活用したりと一度試してみるのがおすすめです。ただし相場よりも安すぎる枕は、粗悪品の可能性があるため注意しましょう。
続いては頭痛や肩こり、ストレートネック、いびきなど症状別におすすめの枕をご紹介します。症状に合わせて参考にしてみてください。
目覚めてすぐに頭痛がする方は緊張型頭痛の可能性が高いです。枕の高さがあっていない場合が多いため、先述したように理想的な寝姿勢をキープできる高さの枕を選ぶ必要があります。高すぎたり低すぎたりせず、マットレスと背中から後頭部との間にすき間ができない高さの枕を選びましょう。
ストレートネックとは姿勢が前屈みになり、首のゆるやかなカーブが失われた状態のことです。ストレートネックは正しい姿勢を維持することで改善する可能性があるため、睡眠時にも正しい寝姿勢をキープすることが大切です。理想的な寝姿勢を保てる高さ・硬さに重点を置いて枕を選びましょう。
いびきをかいてしまう人は、枕の高さが合わず気道が圧迫されている可能性があります。適切な高さの枕を選ぶといびきが改善されるかもしれません。またいびきは横向き寝で寝ると改善しやすいため、横向きで理想的な寝姿勢をキープできる枕を選ぶのがおすすめです。もし睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合は、早めに専門医へ相談しましょう。
ダブル枕は、2種類の枕を適切に組み合わせて首・肩のケアを徹底追求した枕です。
首を支える「サポートピロー」と頭を支える「ヘッドピロー」の2種類の枕が別々のアプローチで首と肩の負担を最小限にして快眠へ導いてくれます。
アメリカや韓国などでヒットした同形状の枕を、日本人の身体に合うように研究し綿密に再設計された商品なので、様々な性別・体格の人にフィットしやすく、ギフトにもおすすめです。
「ダブル枕」の特長
「ブレインスリープピロー」は美肌やダイエットに関係する成長ホルモンが分泌される 「黄金の90分」と呼ばれる時間を良質な眠りにすることを目的に作られた枕です。1年の中でも気候が変わりやすい四季を持つ日本において、最適な「黄金の90分」を生み出すために「頭を冷やす」「オーダーメイドを超えるフィット感」「常に清潔に使える枕」という3つのポイントにこだわっています。
お手入れもお家のシャワーで洗えて、風通しのいい場所に15分置いておくだけと非常に簡単なのも嬉しいポイントです。様々な体格の方に合わせて、「Low」「Standard」「High」の3種類の高さから選べますので、日中に疲れを感じやすかったり眠りに関するお悩みがある人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
こんな方におすすめ!
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー Special Edition」は首・肩まわりに配置された最大190mmテスラの薄型ネオジウム磁石によって、血行促進効果が期待できる医療機器認証の磁気枕です。
どんな寝姿勢でもフィットする独自形状で、仰向け時は中心のくぼみが首を優しく包み込み、横向き時は頭を高くしっかりと支え耳を優しくガードします。
中材には適度な柔軟性と反発性を併せ持つソフトエアーパイプを採用し、通気性にも優れています。パイプ素材を6つのポケットから出し入れすることで自分好みに高さ調節も可能で、枕本体も丸洗いOKなので、いつも清潔で快適をキープ出来るのも嬉しいポイントです。
「モットン枕」は日本人の首の形や体型を徹底して研究し、睡眠時の首への負担を減らすことにこだわって開発された高反発枕です。
モットン枕に採用している次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」には「自然な寝返りをサポートする反発力」「体圧を効率よく分散する」「高い通気性」という特長があり、さらに2way設計×高さ調整シートで最大50通りもの高さ調整が可能です。
90日交換・返品保証期間が設けられているので枕の寝心地が合うか心配な方も安心して気軽に試すことが出来るのも嬉しいポイントです。
こんな方におすすめ!
「GOKUMIN プレミアムホテルスタイルピロー」はホテル枕のようなふわふわ感と頭・首をしっかり支える弾力性を兼ね備えた枕です。新開発の「ファイバーボールテクノロジー®」によってふわふわの質感を実現しており、中綿の出し入れで高さ・硬さの調整が可能という特長もあります。
一流ホテルの羽毛枕のような寝心地でありながら羽毛を使用していないため、羽毛の臭いが苦手な方やアレルギーが心配な方も安心です。さらに枕本体の丸洗いも可能で、通気性がよく一年中快適なのも嬉しいポイントです 。
安全面・品質面にもこだわって開発されており、 復元力抜群でへたりにくい上に1年の品質保証もついています。専用カバーにはなめらかな肌触りの高級起毛生地を採用しており、カラーは高級感のあるホワイト・ブラックの2色から選べます。
GOKUMIN プレミアム低反発枕は、ストレートネックや寝起きの肩こりにお悩みの方におすすめの枕です。独自開発の低反発素材と人間工学に基づく特殊形状で、自然なカーブに沿って首や頚椎をしっかり支えます。
中材には消臭・抗菌・調湿効果のある竹炭を配合、穴あけ加工によりさらに熱がこもりにくく快適です。さらに、表地も通気性に優れ肌触りのよい新開発の高級生地を採用しています。
厚み2cmの高さ調整シートを出し入れして行う高さ調整機能や底面の滑り止め加工による枕のズレ防止機能があるのも嬉しいポイントです。
POINT
最後に枕を使用するときに押さえておきたいポイントをご紹介します。
枕は毎日使うものなので汗や皮脂で汚れやすいです。枕カバーは週1回程度洗い、清潔さを保ちましょう。洗える枕の場合、枕本体のお手入れは年に2回程度、汚れが気になる場合は年に4回、シーズンごとに洗うのがおすすめです。水洗いできない枕は日光に当てたり、布団クリーナーを使ってお手入れをしましょう。
枕の寿命は短いもので1年程度、長くても5年ほどで平均2~3年です。素材や耐久性、使っている環境などさまざまな要因によって変わります。寝心地が変わったりへたりを感じたりしてきたら、寿命が近づいているサインです。寿命を過ぎた枕を使い続けると寝心地が悪くなり、首や肩を痛める可能性があるためタイミングを見て買い替えを検討しましょう。
頭痛や肩こり、首こりに悩んでいる方は、理想的な寝姿勢をキープできる枕を選びましょう。高さや硬さ、素材、大きさなどに加えて、通気性やメンテナンスのしやすさ、コストも含めて無理せず使い続けることができる枕を選ぶのがポイントです。またストレートネックやいびきに悩んでいる人も、自分に合う枕を使うことで症状が改善する可能性があります。枕は定期的にお手入れし、寝心地の悪さやへたりを感じたタイミングで買い替えを検討しましょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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