公開日:2024.08.22
目次
SNSやメディアで「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」を見かけて気になっている人、使ってみたい人もいるのではないでしょうか。
この記事では「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」の特徴や実際に使用した体験談をもとに、メリット・デメリットや向いている人・向いていない人について紹介します。
※当サイトで紹介している商品の中には一部アフィリエイト広告を利用しているものがあります。
「Recovery Sleep®(リカバリースリープ)」は血行促進・疲労軽減効果が期待できる一般医療機器をはじめ、一人ひとりの生活にマッチした商品を提案しているライフスタイルブランドです。「リカバリー」には「回復」や「取り戻す」という意味があり、「睡眠によって本来の自分らしさを取り戻してほしい」「毎日を頑張っているあなたをサポートしていきたい」という想いを形にした商品が数多く販売されています。
販売元の寝具メーカー モリリン株式会社は、専門性と長年のノウハウを活かした提案力で素材開発から生産・販売までトータルで行っている会社です。1662年の江戸時代初期創業から350年以上にわたり「豊かな暮らしの創造のため」という理念のもと、繊維業の原点である素材にこだわって独自素材の開発にも力を入れています。
本記事で紹介する「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」にて応援購入総額1,000万円を突破した商品です。現在販売されている「Recovery Sleep メディカルサロンピロー Special Edition」は当初の仕様から高さ調節シートの機能を省いたシンプル版で、その分価格がリーズナブルになったものです。そのため、正式な商品名は「Recovery Sleep メディカルサロンピロー Special Edition 」となりますが、本記事では「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」と呼んで解説していきます。
なお、「Recovery Sleep®」ブランドには、今回紹介する枕の他にも枕パッド・敷きパッド・アイマスク・リカバリーウェアなど、眠りに関する様々な商品があります。これらの商品についても実際に使用してみた感想などを記事にしているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
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「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は、血行促進や肩・首のコリ改善が期待できる医療機器認証の磁気枕です。その特長について詳しくご紹介します。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」はリカバリーアドバイザー監修のもと、最大190mmテスラの永久磁気を肩・首まわりのポイントに18個配置した医療機器認証の磁気枕です。磁気部分には厚み5mmの薄型ネオジウム磁石を採用しており、肩の下から首の上までサポートする独自の配列バランスで広範囲に血行を促進し、肩・首のコリ改善が期待できます。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は形にもこだわって開発されており、仰向け寝でも横向き寝でも正しい寝姿勢になるように設計されています。
仰向け寝の場合は、中心のくぼみが首を優しく包み込む「ソフトネック設計」とハの字ゾーンが肩にしっかりフィットする「ショルダーカーブ設計」が採用されています。
構造 | 特長 |
ソフトネック設計 | くぼみが頭や首を優しく包む |
ショルダーカーブ設計 | ハの字ゾーンが肩にしっかりフィットする |
横向き寝の場合は、ベストなボリュームになるように両サイドのパイプを増やして頭を高くしっかり支える「サイドアシスト設計」と肩の隙間を枕でしっかり埋める「ファイルアップ加工」、さらに両サイドの真ん中にキルトを施すことで耳に負担がかからないように「イヤーフィットポケット」も採用されています。
構造 | 特長 |
サイドアシスト設計 | 頭を高くしっかり支える |
ファイルアップ加工 | 肩の隙間をしっかり埋める |
イヤーフィットポケット | 耳の当たる場所はキルトで優しく包み込む |
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」の中材には適度な柔軟性と反発性を併せ持つソフトエアーパイプを採用しており、このパイプ素材が絶妙なフィット感で身体や寝姿勢を支えてくれます。
また、ソフトエアーパイプは1つ1つが空洞になっているため通気性にも優れ、蒸れにくく熱がこもりにくいのも嬉しいポイントです。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」にはゾーンごとに調節できる6つのポケットがあり、各ポケットからパイプ素材を出し入れすることで自分の体型や好みに合わせて細かく高さ調整することが可能です。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」はカバーも枕本体も丸洗いOKなので、清潔感を常にキープ出来ます。ただし、磁石シートは洗濯できないので枕本体を洗濯する際、磁石シートは取り外すようにしましょう。
商品名 | Recovery Sleep メディカルサロンピロー Special Edition |
サイズ(cm) | 約 59×41×8cm |
価格(税込) | 19,800円 |
素材(本体) | 表生地:ポリエステル100% 詰め物:ポリエチレンパイプ |
素材(カバー) | ポリエステル100% |
生産国 | 中国 |
※記事執筆時の情報です。最新の情報は【Recovery Sleep メディカルサロンピロー】公式サイトよりご確認ください。
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「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は以下の条件であれば購入者都合での返品も受け付けてもらえます。ただし、未使用の商品に限るため、サイズ交換などの理由以外での返品は基本的にできないと思っておいた方が良いでしょう。
まず商品はこのようにダンボールに入った状態で届きました。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は長方形の枕の「首を乗せる部分を少し凹ませたような形」になっています。
また、外側のカバーは取り外しが可能で、カバーを外すと中に枕本体が入っています。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」の正面と側面はそれぞれこちらのような形をしています。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」本体には肩にあたる部分に磁石の付いたシートが取り付けられています。
シートの厚みは5mmと薄いにも関わらず、このように十分な磁力がありました。
また、「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は使ってみて高さが合わないと感じたら中材のパイプを出し入れすることによって高さの微調整をすることが可能です。
高さを調整する際には、まず外側のカバーを外して枕本体を取り出しましょう。
次に、枕本体の背面中央部分にあるファスナーを開けていきます。
枕本体のファスナーを開けると、さらにファスナーが6か所用意されています。場所ごとに高さを調整することが可能なので、高さを変えたいところのファスナーを開けて中材を出し入れして自分好みの高さに調整していきましょう。
高さを下げる分には中材のパイプを取り出すだけで大丈夫ですが、上げたい場合は他の場所からパイプを移動するようにしましょう。
ちなみに、高さ変更が可能なのはこちらの6か所になります。
首から遠い側の角部分は高さ調整が出来ないため注意しましょう。
ここからは実際に「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」を使用して感じたことについて、枕を選ぶ上で重要なこちらのポイントに注目して紹介していきます。
まずは「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」の高さについて確認していきます。「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は中材のパイプを出し入れすることによって高さの微調整が可能な枕となっています。商品が届いた段階では、このように中央部分が7〜8cm程度となっていました。
また、側面部分の高さは8~9cm程度となっていました。
まずは、商品が届いた状態のままで仰向けで横になってみました。中央部分が他の部分よりも低めになっているので首元の圧迫感はありませんでしたが、個人的には少し高さが物足りないように感じました。
そこで、他の場所で使用しているパイプを首元の2ヶ所に移して首部分の高さを上げてみたところ、首のカーブに適度にフィットする高さになりました。
逆に高すぎると感じる場合は中材を減らすことで少し低めにすることが可能なので、自分に合った高さに微調整することができるのは嬉しいポイントだと感じました。
次に横向きで使用してみましたが、こちらは届いたままの状態でも特に違和感はなく、適切な高さだと感じました。一般的に横向き寝をする際には肩幅がある分、仰向け寝よりも高さが必要だと言われています。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は元々サイド部分の方が他の部分よりもパイプが多めに入っているため、横向き寝でも安定して寝ることが出来るようになっています。肩幅が大きい人の場合はサイド部分のパイプを多めに、肩幅が小さい方は少なめに調整するのがおすすめです。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」はやや硬めの寝心地の枕だと感じました。中材に使用されているのは標準的な硬さのパイプで、頭を乗せた際の沈み込みもほとんどないため、 硬めでしっかりとした寝心地が好きな人に特におすすめな商品となっています。
ふかふかした柔らかめの寝心地や包み込まれるようなフィット感がある寝心地が好きな方は、ウレタン素材やファイバー素材の枕を検討するのが良いでしょう。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」の大きさは「横幅59cm」「奥行41cm」となっており、標準的な枕と同じか少し小さめのサイズとなっています。
一般的に寝返りをスムーズに行うためには頭3つ分以上の横幅の枕を使うのがよいとされていますが、実際に寝てみた時に頭3つ分程度の横幅があったので、「横幅59cm」でも枕の大きさとしては十分だと感じました。
枕の形状に関しては仰向け・横向きどちらでも寝やすくなるように設計されています。
枕の中心部分には若干のくぼみがあり、この部分が仰向け寝の際に首の頸椎に優しくフィットする構造になっています。また、肩部分は「ハの字」のショルダーカーブ状になっており、首をしっかりと支えてくれます。
特に、中心部分のくぼみに関しては、仰向け寝をした際に首が適度に収まりフィット感を感じることが出来ました。ただし、くぼんでいる分他の箇所よりも高さが低くなってしまうため、首と枕の間にすき間が出来てしまう場合は首部分のパイプを増やしてから使うことをおすすめします。
また、横向き寝の多い方のために、両サイドが少し高い構造になっています。横向き寝の際には首から背骨にかけてのラインがなるべくまっすぐになるのが正しい寝姿勢と言われています。実際に「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」の両サイドに横向きで寝てみたところ、寝姿勢が崩れることもなく正しい姿勢で寝ることが出来ました。
さらに、耳への圧迫感を減らすために横向きの際に耳が当たる部分が少しくぼんだ構造にもなっています。こちらに関しては、くぼみにきちんと耳が当たれば圧迫感がありませんでしたが、耳を乗せる場所がずれてしまうと少し違和感がありました。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は沈み込みが深いタイプの枕ではないため、寝返りは比較的しやすいように感じました。特に、横向き寝の状態から仰向けになる際には、両サイドが高くなっているおかげでかなりスムーズに寝返りをすることが出来ました。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」の外側のカバーは少し厚みのあるしっかりとした生地が使われていました。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は枕本体と外側のカバーの両方を洗うことが可能なので、汚れてしまっても気軽に家庭で洗濯できるのは嬉しいポイントです。特に、カバーのみ洗えて本体は洗えないという枕が多い中で、両方洗えるというのは非常に大きなメリットだと言えるでしょう。
ただし、磁石の付いたシートは洗濯不可となっているので、洗う前に外すのを忘れないようにしましょう。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」には首に当たる部分に磁石の付いたシートが取り付けられており、「一般医療機器」として認証されています。
実際に1ヶ月ほど使用してみたところ、寝起きの肩こりに関してはあまり感じることはありませんでした。普段から寝起きの肩こりにすごく悩んでいるという訳ではないのですが、たまに寝起きに感じる肩のこりが少し和らいだかなという印象でした。
ただし、磁気の効果が実感できるかどうかは個人差がありますし、肩こりに関しては寝姿勢や自律神経など様々な要因が絡んでいるため、必ずしも磁石を使ったからといって肩こりが軽減されるわけではないので注意が必要です。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は中材の出し入れで高さを微調整することが出来るため、高さが合わないことによる枕選びの失敗リスクを減らすことが出来るのは大きなメリットだと言えるでしょう。
また、6ヶ所別々に高さを微調整することが出来るため、「首部分の高さが足りない」「左右にもう少し高さが欲しい」といった細かなニーズにも対応することが可能です。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は磁石シートを除いて全て丸洗いすることが可能なので、汚れても気軽に洗濯することが可能です。特に、寝ている時の皮脂やよだれなどが枕内部に溜まってしまうと、ダニや嫌なにおいが発生することもあるので、丸洗い可能という点は大きなメリットです。
毎回枕本体を洗うのが面倒だと思うので、外側のカバーのみ1週間に1回程度洗濯して、枕本体は数ヶ月に1度といったように頻度を変えるのがおすすめです。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は中央のくぼみがフィット感を出してくれたり、両サイドが高くなっていることで横向き時の正しい寝姿勢を維持することが可能です。また、横向き時に耳が痛くならないように両サイドに若干のくぼみがあったり、肩部分に磁石シートが付いていることで血行促進効果が期待できたりと、使う人の悩みに寄り添った様々な機能が備わっている枕になっています。
しかし、これらは自分の身体が枕の適切な位置にあるときに受けられる恩恵であり、 寝相が悪いとこういったメリットを実感できない可能性があります。
例えば、肩の位置がずれてしまい磁石が肩部分に当たらないと血行促進効果が半減してしまいますし、枕の中央部分で横向き寝をしてしまうと枕が低くなりすぎて寝姿勢が崩れてしまう可能性があるので注意が必要です。
これは中材の出し入れが可能な枕全般に言えることですが、高さ調整をする際に中材の出し入れが若干しにくいという点はデメリットの1つです。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」はこのように出し入れをする箇所にマチのような部分が付いているため、こぼれにくい設計になっているのは嬉しいポイントですが、一度に大量のパイプを移動するのは難しいため少しずつ作業をする必要があります。
メリット・デメリットを踏まえたうえで「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」をおすすめできる人は以下の通りです。
「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」をおすすめできない人は以下の通りです。
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今回は「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」の実際に使ってみて感じた良さ・気になったところ、メリット・デメリットを紹介しました。
高さ調整や丸洗いが出来るといった枕にあると嬉しい機能を搭載しつつ、血行促進や疲労回復効果も期待できる「Recovery Sleep メディカルサロンピロー」は睡眠の質を上げたい人におすすめの枕です。
この記事を読んで気になったという方は、ぜひ一度試してみてください。
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