公開日:2024.06.25
更新日:2024.07.16
同じ毛布を何年も使い続けている人のなかには、毛布の寿命が何年なのか気になっている人もいるのではないでしょうか。毛布の寿命は素材によって異なり、短いもので2〜3年、長いもので15〜20年が目安です。しかし、寿命を迎えていなくても嫌な匂いがしたり生地が薄くなったりしたときは買い替えのタイミングです。
今回は毛布の素材別の寿命や買い替えのタイミングを紹介します。適切な洗濯方法も紹介するので、毛布を長く使い続けたい人もぜひ参考にしてみてください。
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毛布の寿命の目安は、素材によって以下のように異なります。
素材 | 寿命の目安 |
ウール | 2〜3年 |
シルク | 2〜3年 |
綿(コットン) | 5年 |
アクリル | 15〜20年 |
ポリエステル | 3〜5年 |
それぞれの特徴と寿命の目安を詳しく紹介します。
ウール素材の毛布の寿命は2〜3年程度です。ウールは羊の毛を主な原料としている動物性繊維で、優しい温もりを感じられる特長があります。吸湿性や放湿性に優れているので、汗などの蒸れを軽減する効果があります。
加えて、冬でも暖かさを維持しながら快適な寝心地を味わえる保温性が備わっているのも嬉しいポイントです。毛布によってはチクチク感が気になることがあるため、手触りを確認してから購入するのがおすすめです。
ウールのなかでも特に品質が高いと評されるメリノウールを使用し、日本の職人が丁寧に織りあげた毛布です。保温性が高く、真冬でも体をしっかり温めてくれます。表面と裏面の色が異なるリバーシブルになっているところもおしゃれです。
シルク製の毛布の寿命は2〜3年程度が目安です。シルクは蚕(かいこ)の繭(まゆ)でできている天然素材で、肌触りがよく保温性・吸湿性に優れた素材です。繊維の隙間にある小さな空気層が外気との壁になることで温かさが保たれるので、肌寒い時期でも使いやすいでしょう。
シルクは高級感のある見た目となめらかな肌触りが魅力の素材ですが、自宅で洗濯できないものが多い点に注意が必要です。シルクの肌触りを損なわないように、洗濯表示を確認したうえで適切なお手入れをしましょう。
国産のシルク100%でできており、優しい肌触りが魅力の毛布です。放湿性と吸湿性を備えているため、寝床を暖かく、適度な湿度に調節できます。心地よい睡眠時間を確保するために、ぜひ取り入れたい贅沢な毛布です。なお、自宅での洗濯はできませんが、ドライクリーニングに対応しています。
綿の毛布の寿命は5年ほどが目安です。綿は植物性繊維なので化学繊維が苦手な人や敏感肌の人でも快適に使いやすいのが特長です。加えて、吸放湿性や保温性も優れているので、オールシーズンで使えるメリットもあります。
他の素材と比較して耐久性が高いため、気軽にお手入れしやすいのも嬉しいポイントです。
和晒は日本の伝統的な加工技法「和晒し」によって生まれた肌触りのやわらかなガーゼを6重に重ねたガーゼケットは、軽くて、吸湿・速乾性も抜群です。使うたびにやわらかく肌に馴染んでいきます。この肌触りに癒されてください。
無染色の生成り糸を使用し、8枚の繊細なガーゼを重ねたガーゼケットです。お肌に吸い付くような優しい肌触りで軽くてふわっふわ。たっぷりと空気を含んで通気性に富んでいます。季節に合わせて温度調節してくれるから、オールシーズン大活躍!安心の日本製です。
ガーゼを5重に重ねることで空気の層ができ、軽やかなのにふんわりとボリュームのある仕上りに。やわらかさの中に、さらっとしたシャリ感を合わせ持つ肌触りです。お洗濯を重ねるとふんわり感が増していきます。お肌にやさしい綿100%素材で、オールシーズン快適にご愛用いただけます。
アクリル素材の毛布は15〜20年程度が寿命の目安といわれています。
アクリルはふんわり感やなめらかな肌触りが楽しめる合成繊維素材です。繊維が太めで温かい空気をたくさん含む構造なので、保温性が高いのも嬉しいポイントです。他の素材より安く購入できるケースが多いので、費用を抑えたい人でも購入しやすいでしょう。
ポリエステル製の毛布の寿命は3〜5年程度が目安です。合成繊維素材のポリエステルは軽量で柔らかい商品が多く、洗濯をしてもシワになりにくいメリットもあります。ただし、吸湿性があまりなく汗による不快感が出ることがあるので、夏場の使用にはあまり適していません。なお、夏場であってもクーラーの効いた部屋であれば使うことができます。
ポリエステル素材の毛布は価格が安いものが多いため、購入費を抑えることを優先したい人におすすめです。
春や秋の冷え込む日には毛布として、冬は布団カバーとして仕えてあったかぬくぬく使用に。寒くなる季節に1枚あれば重宝すること間違いない、なめらかで極上の肌触りの冬寝具です。
サイズ展開:S/SD/D
以下のような状態の毛布は寿命を迎えている可能性があるので、買い替えを検討しましょう。
それぞれ詳しく紹介します。
購入当初より生地が薄くなっている毛布は、寿命が近づいていると考えましょう。生地が摩耗によって薄くなると繊維の間に空気が入らなくなり、保湿性が低下します。
生地が薄くなったと感じたときや温かさを得られなくなったときは、買い替えを検討しましょう。
洗濯をしても毛布の嫌な臭いが取れないときは、買い替えのタイミングです。毛布の嫌な臭いの主な原因にはカビが挙げられます。毛布は寝ている間の汗を吸収しているので、定期的に洗濯するなどのメンテナンスをしなければカビが繁殖する可能性があります。カビは嫌な臭いだけでなく、アレルギーの原因にもなるので注意が必要です。
カビの繁殖範囲が狭い場合は自宅で対処できる可能性がありますが、広範囲に繁殖しているときは処分して新しい毛布を購入した方がよいでしょう。
摩擦によって生地が傷んだ布団は肌触りが悪くなります。皮脂や寝汗などの汚れが蓄積して肌触りが悪くなっている場合は、洗濯することで改善される可能性もありますが、経年劣化の場合は購入当初の肌触りまで戻らないケースがほとんどです。
クリーニングを依頼するにもお金がかかるので、肌触りが悪くなったときは思い切って買い替えるのも1つの手段です。
使わなくなった毛布は粗大ゴミとして捨てるのが一般的です。1辺がおおむね30cmを超えるものを粗大ゴミとしてしている自治体がほとんどですが、ルールが異なる場合があります。
なかには、細かく裁断することで可燃ゴミとして処分できる場合もあるので、自治体のホームページなどで確認しておきましょう。
毛布を長く使い続けるためには、月1回を目安に定期的に洗濯することが大切です。毛布を洗濯する一般的な手順は以下のとおりです。
洗濯機を使っていいかは洗濯表示を見ることで判断できます。毛布を洗濯する際は以下の「洗濯機OK」のマークがあるのかを確認しておきましょう。
毛布を洗濯する前にブラシや粘着テープ、掃除機などでほこりを落としておきましょう。
ひどい汚れがあるときは、汚れている部分に洗剤を染み込ませて数分待ってからタオルでたたくと汚れが落ちやすくなります。
毛布を長く使い続けるためにも、毛布に適した洗剤を使いましょう。どの洗剤を使うべきかは、洗濯表示で確認できます。ふんわりとした肌触りが好みの方は、おしゃれ着用洗剤や柔軟剤を使うのがおすすめです。
洗濯ネットに入れずに洗濯すると、生地が傷んだり洗濯機が故障したりするリスクが高まります。毛布を長く使い続けるためにも、洗濯ネットに入れてから洗うようにしましょう。なかには、洗濯ネットなしで洗える洗濯機もあるので、事前に取扱説明書で確認しておきましょう。
毛布には、以下のように洗濯方法や水温の上限が書かれている洗濯表示があります。
桶の下の線が多いほど、水流が弱いコースで洗うことを推奨されているので、毛布コースや手洗いコース、ドライコースなどの優しく洗えるコースを選びましょう。
毛布は直接日光が当たる場所に干すと、生地の傷みや色あせにつながる可能性があります。以下の陰干しマークが表示されている毛布は風通しのよい日陰で干しましょう。2本の物干し竿にM字型にして毛布を干すと、乾かす時間を短縮できます。
なお、以下の洗濯表示がある場合は、乾燥機を使うことができません。乾燥機非対応の毛布を乾燥させると、生地が傷んだり肌触りが悪くなったりするので注意しましょう。
毛布のメンテナンス方法には、家庭で洗濯する以外にもコインランドリーで洗ったりクリーニングに依頼したりする方法があります。
ここでは、家庭洗濯以外の洗い方を紹介します。
サイズの大きい毛布を洗濯したり複数枚洗ったりするときは、コインランドリーを利用するのがおすすめです。毛布を洗濯する際は、毛布の傷みを防止するために洗濯ネットを持参しておきましょう。
コインランドリーの洗濯費用は、毛布の素材や大きさによって異なりますが、1,000円程度が相場といわれています。洗濯から乾燥までは30〜40分程度の時間がかかるのが一般的です。
毛布の汚れや匂いを自宅で落とせない場合は、クリーニングに出しましょう。クリーニング費用は毛布の大きさによって異なり、シングルサイズで1,000〜2,000円程度が相場です。クリーニングには10日〜2週間ほどかかるので、毛布を使わない時期に依頼するのがおすすめです。
毛布を持ち運ぶのが難しいときは、宅配クリーニングを活用するのも1つの手段です。宅配クリーニングを使えば、自宅からクリーニング店まで運ぶ手間がかかりません。
宅配クリーニングのメリットやおすすめのサービスは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
毛布の寿命は素材ごとに異なり、ウールやシルクは2〜3年、綿は5年、アクリルは15〜20年、ポリエステルは3〜5年が目安です。これらの寿命はあくまでも一般的な目安で、生地が薄くなったり臭いが気になったりしたら毛布を買い替えるタイミングと考えましょう。
毛布の寿命を少しでも長くするには、適切なメンテナンスが欠かせません。毛布を快適な状態で使い続けるためにも、本記事で紹介した洗濯方法や干し方などを参考にしながらお手入れしてみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
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