公開日:2024.06.03
更新日:2024.06.18
運べないベッドの処分方法に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。運べないベッドを処分するには解体して粗大ごみとして捨てたり、業者に引き取ってもらったりする方法があります。どの方法を選ぶかによって費用や手間が異なるので、事前に比較したうえで選ぶことが大切です。
そこで今回は運べないベッドを捨てる方法を紹介します。自宅で引き取ってもらう手段も紹介しているので、運べないベッドの処分方法に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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運べないベッドを捨てる方法には、以下の6つがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ベッドは自治体の粗大ごみとして捨てられますが、玄関前などの指定場所まで運び出す必要があります。そのため、粗大ごみとして処分するには、ベッドを自分で解体して持ち出せるサイズにしなければなりません。ベッドの解体が難しいときは、他の処分方法を検討してみましょう。
なお、粗大ごみを指定場所まで運ぶのが難しい65歳以上の高齢者などは、有料で収集作業員が部屋から運び出してくれる「持ち出しサービス」を利用できる可能性があります。該当する人は、居住している自治体で利用できるのかを確認しておきましょう。
ベッドを粗大ごみで出すときの手数料は自治体によって異なり、シングルサイズでは1,000円前後が相場です。
ベッドを買い替えたときは、購入先が古いベッドを引き取ってくれることがあります。なかには、自宅まで取りに来てくれる店舗もあるので事前に確認しておきましょう。ベッドの購入先に自宅まで引き取ってもらう際の費用は、4,000~7,000円前後が相場です。
ただし、購入した商品と同サイズ、同数以下のベッドでなければ引き取れないなどの条件のある店舗もあります。このような条件のある店舗でシングルサイズのベッドを購入したときは、セミダブルやダブルサイズのベッドの引き取りが対象外となります。
ベッドの買い替えを検討している人は、あらかじめ引き取りサービスの有無や条件、料金などを確認しておくとよいでしょう。
運べないベッドを処分したいときは、リサイクルショップの出張買取サービスを利用するのも1つの手段です。出張買取サービスではスタッフが自宅に来て直接査定、もしくは写真をメールなどで送付して査定してもらうのが一般的です。実際に買い取りをするときは、自宅から運び出してくれます。
買取価格は業者やベッドのブランド、状態によって異なり、ノーブランドであれば購入価格の0~20%、有名ブランドの商品であれば0~40%が相場です。ただし、ベッドの状態によっては買い取りを断られたり、引き取りに手数料がかかったりするので注意が必要です。
査定を依頼して買取価格や手数料の金額に納得がいかないときは、他の方法を検討してみましょう。
不用品回収業者は、不用品の運び出しと処分を専門としている業者です。ベッド1点の回収費用は5,000~10,000円が相場ですが、状態のよいベッドであれば買い取ってくれる業者もあります。不用品回収業者ではまとめて不用品の回収を依頼できるので、ベッド以外にも処分したい家具があるときはまとめて依頼するのがおすすめです。
なかには、高額な費用を請求したり不用品を不法投棄したりする回収業者もあります。事前に一般廃棄物収集運搬許可を保有している業者なのかを確認し、ホームページなどで回収事例や口コミなどをチェックしたうえで依頼先を決めましょう。
メルカリなどのフリマサイトやジモティーといった掲示板アプリを利用して、運べないベッドを売却もしくは譲渡するのも1つの手段です。運べないベッドを売却・譲渡するときは、運送業者に運搬してもらったり、購入者や譲渡相手に取りに来てもらったりする必要があります。
運送業者を利用するときは、搬出作業や梱包サービスのある業者を選びましょう。購入者や譲渡相手に取りに来てもらう場合は、引き取りに来れる人を対象とする旨を出品説明に記載しておくことが大切です。
なお、購入者や譲渡相手が決まるまでに1~2ヶ月かかる可能性もあるので、時間に余裕がない人は他の手段を検討しましょう。
引っ越し業者のなかには、引っ越し作業と合わせて家具の処分をしてくれるところがあります。引っ越しに伴ってベッドの処分が必要になったときは、引っ越し業者に処分してもらう方法も検討してみましょう。
ただし、家具の処分サービスを提供している業者は数が限られており、サービスを提供している業者であってもベッドが引き取り対象に含まれないケースもあります。そのため、引っ越し業者にベッドの処分を依頼したいときは、事前に引き取りサービスが受けられるかをチェックしたうえで業者を選びましょう。
運べないベッドの処分にかかる費用相場は、処分方法によって以下のように異なります。
処分方法 | 費用相場 |
自治体の粗大ごみ | 1,000円前後 |
ベッドの購入先での引き取り | 4,000~7,000円前後 |
不用品回収業者 | 5,000~10,000円前後 |
フリマサイトや掲示板で購入者を見つけたり、リサイクルショップの出張買取を利用したりすれば無料もしくは利益が出る可能性があります。ただし、出張買取サービスの場合はベッドの状態が悪いと逆に手数料を取られることがあるので、事前に査定を受けたうえで他の処分方法の金額と比較しましょう。
運べないベッドでも自力で解体できれば、粗大ごみとして捨てることができて処分費用を抑えやすくなります。
ここでは、ベッドを自力で解体できるかの判断基準を紹介します。
自分で組み立てて設置したベッドであれば、比較的自力で解体しやすい傾向があります。組み立て式のベッドを解体するときは、説明書を見ながら組み立てたときと逆の手順で進めるとスムーズに分解できます。
ただし、跳ね上げ式の収納ベッドといった構造が複雑なものや、ロフトベッドなどの高さのあるものは自力で分解するのが難しいので注意しましょう。
ベッドを解体するときは、ドライバーや六角レンチなどが必要です。なかには、電動ノコギリを使わないと分解できないベッドもあります。このような工具がない場合は、自力で解体するのが難しいので業者に引き取りに来てもらう方法を検討しましょう。
またベッドを安全に解体するには、少なくとも2人以上の人手が必要となります。1人で作業をするとけがをするリスクがあるので、近くに手伝ってくれる家族や友人がいないときは自力でベッドを解体するのは避けましょう。
ベッドの傷み具合によっては、解体できない可能性があります。例えば、接合部分のネジやボルトがさびていると自力で取り外すことが難しくなります。また木製のベッドで木材にひびが入っている場合は、解体時にけがをするリスクが高まるので注意が必要です。
ネジやボルトがさびていたりフレームにひびが入っていたりするベッドを自力で解体するのは避けましょう。
ここからは、運べないベッドを捨てるときのよくある質問に回答していきます。
運べないベッドの無料引き取り、もしくは買い取りが期待できるのは、フリマサイトや掲示板の利用、リサイクルショップの出張買取です。フリマサイトや掲示板で見つけた購入者・譲渡相手に運送業者を利用して届けるときは、送料をどちらが負担するのかを事前に話し合っておく必要があります。
また、ベッドの状態が悪い場合は、リサイクルショップの出張買取であっても手数料が取られることがあるので査定を受けたうえで他の処分方法と比較しましょう。
運べないベッドを楽に処分できるのは、リサイクルショップの出張買取または不用品回収業者に依頼する方法です。ベッドを買い替える場合は、ベッドの購入先に引き取ってもらうのもおすすめです。
なお、フリマサイトや掲示板を利用する方法は、自分で写真を撮ったり説明文を記載したりする手間がかかるので時間に余裕がない人にはおすすめできません。
運べないベッドを処分するには、解体して粗大ごみとして捨てたり業者に引き取りに来てもらったりする方法があります。費用を抑えたい人は自力で解体して粗大ごみとして捨てる、もしくはフリマサイトや掲示板を利用するのがおすすめです。解体や出品作業の手間を省きたい人は、リサイクルショップの出張買取サービスや不用品回収業者の依頼を検討してみてください。
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