ビーナスベッドのオンラインショップへ

【腰痛のリスク有】脚付きマットレスをおすすめしない理由と失敗しないための解決策を解説

公開日:2020.06.25

更新日:2024.10.07

ベッド 71,814 views

「脚付きマットレスはおすすめしない」という話を聞いて、気になっている人もいるのではないでしょうか。脚付きマットレスはお手入れしにくいなどのデメリットがある一方で、コストを抑えられたり、コンパクトに設置できたりなどのさまざまなメリットがあります。そのため、安く購入したい人や部屋の圧迫感を抑えたい人などにとっては魅力のあるベッドといえます。購入する際はポイントを押さえて選ぶことが重要です。

本記事では、脚付きマットレスのデメリット・メリットや選ぶ際のポイントなどを詳しく解説します。脚付きマットレス購入で失敗・後悔したくない人は、ぜひ参考にしてみてください。


※当サイトで紹介している商品の中には一部アフィリエイト広告を利用しているものがあります。


そもそも脚付きマットレスベッドとは?

脚付きマットレスベッドとは、マットレスに脚が付いた簡単な構造のベッドのことをいいます。ベッドフレームがないのでシンプルな見た目になっていて、ベッドだけでなく、ソファとしても利用できるメリットもあります。

マットレスに脚が付いた簡単な構造のベッド

【腰痛のリスク有】脚付きマットレスをおすすめしない理由

「脚付きマットレスはおすすめしない」といわれる理由として、腰痛のリスクが挙げられます。主に2つの要因が考えられるため、それぞれ確認しておきましょう。

詰め物が少なく腰を痛める可能性がある

一般的に、脚付きマットレスはコイルスプリング製で、コイルスプリングの上にウレタンなどの詰め物が使用されている構造になっています。高価なマットレスほど、寝心地を良くするために高品質な詰め物が使用されている傾向にあります。

一方、脚付きマットレスは低価格帯のものが多い傾向にあるため、詰め物が少ないケースが考えられます。詰め物が少ないと身体に負担がかかりやすく、腰を痛める可能性があります。ただし、ベッドパッドなどを活用すれば寝心地改善につなげられる場合もあるので、必要に応じて取り入れてみるのも良いでしょう。

分割式のフレームは素材が硬く腰に負担となる

脚付きマットレスの中には、マットレスを分けたり、折りたたんだりできる分割式があります。移動しやすいなどのメリットがある一方、境目や折り目に接する腰に負担がかかる可能性があります。

また、分割部分に硬い素材が使われている場合もあり、寝心地に影響が出ることも考えられます。寝心地を重視するなら、できれば分割式は避けたほうが良いでしょう。


腰痛リスク以外にも!脚付きマットレスの5つのデメリット

脚付きマットレスの腰痛リスク以外のデメリットとしては、どんなものがあるのでしょうか。購入後の後悔を減らせるよう、あらかじめチェックしておきましょう。

寿命が短い

マットレスを長持ちさせるためには、こまめなメンテナンスが必要になります。しかし、脚付きマットレスは通常のマットレスに比べて、メンテナンスがしにくい構造をしていることから寿命が短い傾向にあります。マットレスに汚れがつくと傷みやすくなるため、シーツやベッドパッドを使って寝汗や汚れがつかないよう対策するのがおすすめです。

小物を置くスペースがない

脚付きマットレスはベッドフレームがないので、時計やスマートフォンなどの小物の置き場所に困るデメリットがあります。とはいえ、ベッド横にサイドテーブルを置いたり、ベッドを机の近くに配置したりすることで物を置くスペースは確保できます。物を置くスペースがほしい人はほかの家具を活用しましょう。

デザインの幅が少ない

脚付きマットレスはシンプルな構造になるため、フレームがあるベッドに比べるとデザインの幅が少ない傾向にあります。また、カジュアルですっきりした見た目になるので、高級な雰囲気を求めている人にはデメリットに感じる場合もあるでしょう。しかし、シンプルな分どんな部屋にも合わせやすいので、掛け布団やシーツなどの寝具を工夫して好みの雰囲気を演出するのも1つの方法です。

脚付きマットレスはシンプルな構造

マットレスだけを変えられない

マットレスと脚が一体化しているため、基本的にマットレスのみの交換はできません。そのため、マットレスがへたってきたり、不具合が出てきたりした場合は買い替えが必要になります。できるだけ長く使うなら、メンテナンスを心がけたり、ベッドパッドなどを併用したりすると良いでしょう。

メンテナンスしにくい

通常のマットレスを使う場合、表裏や頭側と足側の前後を変えてローテーションすることで、同じ面に負担がかからないようメンテナンスします。しかし、脚付きマットレスは脚があるので、表裏をひっくり返して使えません。ローテーションのパターンが少なくなる分、通常のマットレスよりもメンテナンスしにくく、へたりが偏りやすいといえます。そのため、へたりが偏らないよう2~3か月に1回を目安に、マットレスの上下を変えてメンテナンスすることが大切です。

脚付きマットレスのメリットは?

脚付きマットレスには、さまざまなメリットがあります。

安価なものが多くコストを抑えられる

脚付きマットレスは、比較的安価な素材を使ってシンプルな構造でできているため、安い商品が多い傾向にあります。また、一般的なベッドの場合はベッドフレームとマットレスの両方を買い揃える必要がありますが、脚付きマットレスは1台で済ませられます。限られた予算でベッドを購入したい人におすすめです。

通気性が良くカビ・ダニが発生しにくい

脚付きマットレスはベッド下に空間ができるので湿気がこもりにくく、カビやダニが発生しにくいといえます。通気性が良いので、マットレスの清潔さをキープしやすいです。

ただし、メンテナンスを怠るとカビやダニの発生につながる可能性があります。マットレスが汚れないようシーツやベッドパッドを使ったり、部屋の換気を頻繁にしたりなどを心がけることが大切です。

持ち運べるため移動がしやすい

ベッドフレームが付いていない分、一般的なベッドよりも軽いので、移動しやすいメリットがあります。部屋の模様替えなども楽に行えるでしょう。また、引越しの際も移動しやすいので便利です。ベッドを自由に配置したい人や模様替えを頻繁に行いたい人に向いています。

コンパクトなので圧迫感が少ない

脚付きマットレスはベッドフレームがない分、場所を取らないのでコンパクトに置けます。また、シンプルな見た目なので圧迫感を抑えられるのも魅力です。省スペースでベッドを配置したい人やワンルームなどの狭い部屋の人にもおすすめです。

コンパクトに置ける

ベッドフレームが角ばってないためケガをしにくい

ベッドフレームがあると、角で足や頭をぶつけてケガをする心配があります。しかし、脚付きマットレスなら角張った部分がほぼないため、ベッドでケガをするリスクを抑えられます。ケガの心配を減らしたい人に適しています。

部屋になじむシンプルなデザイン

マットレスに脚が付いたシンプルなデザインなので、どんな部屋にもなじみやすく、模様替えやインテリアを変えたときにも合わせやすいです。

また、ころんとしたフォルムのマットレスと太めの円柱タイプの脚との組み合わせで、おしゃれな雰囲気も演出しやすいでしょう。部屋になじみやすいベッドが良い人やコーディネートの幅を広げたい人におすすめです。


【失敗しないために】脚付きマットレスを選ぶときのポイント

ここからは、脚付きマットレスを選ぶときのポイントを紹介します。

マットレスの種類で選ぶ

まずは、脚付きマットレスの種類を選びましょう。大きく分けて「一体型」「分割型」「折りたたみ型」の3つの種類があります。それぞれの特徴・メリットは以下のとおりです。

  • 一体型:マットレスに境目や折り目がないタイプ。一体型なので、分割型・折りたたみ型よりも寝たときの身体への負担が少ないメリットがある。寝心地を優先したい人におすすめ
  • 分割型:マットレスの前後で分割可能なタイプ。楽に移動できるので、掃除や模様替えがしやすいメリットがある。頻繁に移動したい人向き
  • 折りたたみ型:折りたためるタイプ。使用しないときはコンパクトに収納できる。生活感を出したくない人や来客用でも使いたい人におすすめ

2種類のコイルから選ぶ

脚付きマットレスに使われているコイルには、大きく分けて「ポケットコイル」と「ボンネルコイル」の2種類があります。それぞれ寝心地が異なります。

  • ポケットコイル:ポケットと呼ばれる不織布にコイルを1つずつ入れて独立させた構造。点で身体を支えるため、体圧分散性が高い。柔らかさや寝心地を重視する人におすすめ
  • ボンネルコイル:コイル同士を連結させた構造。一般的にポケットコイルよりも価格が安い。通気性に優れている。面で身体を支えるので、寝返り時の振動が伝わりやすい。硬めの寝心地が好みの人向き
ポケットコイルマットレスとボンネルコイルマットレス

脚の長さで選ぶ

脚が長いタイプはベッド下の空間を広く取れるので、収納スペースを確保しやすく、掃除もしやすいです。一方、脚の長さが10cm程度の短いタイプは収納力は劣りますが、ベッドの圧迫感をより抑えられるメリットがあります。それぞれメリット・デメリットがあるので、収納力や掃除のしやすさ、見た目の圧迫感などを基準に選ぶのがおすすめです。

自分の身体に合うサイズで選ぶ

脚付きマットレスは、一般的なベッドと同じくシングルやセミダブルなどのさまざまなサイズがあります。ベッドが小さいと窮屈に感じたり、大きすぎると部屋に圧迫感が生まれたりする可能性があるので、自分の身体や部屋の大きさに合ったサイズを選ぶことが大切です。例えば、ゆったり寝たい人や大柄の人にはセミダブルがおすすめです。

寝心地にこだわるならベッドフレーム×単品マットレスを選ぼう

ここまで脚付きマットレスについて解説しましたが、脚付きマットレスは価格が安い傾向にある分、寝心地を重視したい人にとっては物足りない場合もあるでしょう。寝心地にこだわるなら、ベッドフレームと単品マットレスの組み合わせがおすすめです。ベッドフレームとマットレスを別で揃えるので、自分の好みに合った寝心地のマットレスを選びやすいです。

また、質の高いベッドフレームとマットレスを選べば、その分長く愛用できるでしょう。

おすすめの脚付きマットレス

フランスベッド 脚付きマットレスベッド

3タイプのお好みの高さから脚の高さが選べる脚付きマットレスベッド。ハイタイプならベッド下のお掃除も簡単で、収納ケースなどを設置でき収納力UP。ロースタイルなら狭いお部屋でも広く見せる効果があり、昼間はソファとしても活用できます。

高密度スプリングマットレスはしっかり身体を支える寝心地の良いハードタイプ。荷重分散性に優れ、理想的な寝姿勢を維持します。また、ベッドとマットレスが一体型なのでギシギシ音やマットレスのズレがなく快適。

安心の日本製で、品質・デザイン共に優れており、ワンルーム・一人暮らしのお部屋にもおすすめなヘッドレスタイプのベッドです。

公式サイトはこちら

まとめ

脚付きマットレスは、マットレスに脚が付いたシンプルな構造で低価格帯のものが多い傾向にあります。そのため、詰め物が少なく腰を痛める可能性がある・メンテナンスしにくいなどのデメリットも存在します。しかし、コストを抑えられる・移動がしやすい・コンパクトに設置できるなどのメリットもあるので、安く購入したい人や部屋の圧迫感を抑えたい人などには向いているといえます。

今回紹介した選ぶときのポイントやおすすめ商品を参考にして、ぜひ自分のライフスタイルに合った脚付きマットレスを見つけましょう。

おすすめ記事

  • 腰痛におすすめのマットレスとは?選び方や注意ポイントも紹介
  • 枕なしで寝るのはOK?メリット・デメリットや質のよい睡眠環境を整えるコツを解説
  • 寝る前のコーヒーは睡眠改善に効果的?よりよい睡眠のために知っておきたい正しい飲み方
  • 横向き寝の人におすすめなマットレスとは?正しい選び方やおすすめ商品を紹介
  • マットレスにそのまま寝るのはNG?何を敷くのが正解?原因と対処法を解説
  • 寝ている時にビクッとなるのはどうして?原因と対策を紹介
  • 寝具専門店がおすすめする高反発マットレス8選!比較ランキングや選び方も紹介
  • ストレートネックの改善におすすめの枕7選|枕選びのポイントも紹介

寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

関連記事

 RecoverySleep

Profile プロフィール

Item カテゴリーで商品を探す

Ranking 人気の記事

New 新着記事

NELLマットレスクーポン

Tags タグで記事を探す