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畳ベッドの使い方と注意点|特徴や選び方についても紹介

公開日:2020.06.20

更新日:2023.03.16

ベッド 36,926 views

この記事では、畳ベッドとはどのようなものか、また、快適な眠りを得るための使い方や注意点などを紹介します。ぜひ、ベッドを選ぶ際の参考にしてください。


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畳ベッドとは

畳ベッドとは、床板に畳が使用されているベッドです。サイズもシングルやダブルなどが揃っており、デザインも豊富でインテリア性が高いものもたくさんあります。畳ベッドの具体的な特徴については以下の項目で説明します。

畳ベッドの特徴

ここでは、畳ベッドのメリットとデメリットに加えて、寝心地などの特徴を紹介します。

畳ベッドのメリット

畳ベッドのメリットにはどのようなものがあるのか紹介します。

洋室だけど畳で寝たい、和の雰囲気が好き、という人の需要にあっている

畳ベッドにすることで、洋室であっても畳で寝られます。また、部屋に置くことで和の雰囲気が作り出されます。たとえば、洋室であれば、和モダンな雰囲気になるでしょう。

洋室に畳ベッドを置くことで和モダンな雰囲気に。

硬めの寝心地を得られる

硬めの寝心地を得たい人にとって、畳ベッドはぴったりです。腰痛持ちの人は柔らかすぎるマットレスでは腰が痛くなることがありますが、硬めの寝床であれば安心です。反対に、硬めが苦手な人にとっては、向いていないといえます。

硬めの寝心地を得たい人にとって、畳ベッドはぴったり!

敷き布団との相性が良い(クッション性が高い)

人が快適に眠るには、硬さが異なる3つの層が必要だという「弾性の三層構造」の考えがあります。畳はクッション性が高く、適度な硬さもあるため、敷き布団とあわせることで「弾性の三層構造」の考えに基づいた理想的な寝具となるのです。

畳ベッドは敷き布団との相性がよい。

立ったり座ったり、布団の上げ下げが楽

畳ベッドは高さがあるため、布団の上げ下げが楽になります。また、立ったり座ったりするのも畳に敷き布団を敷くよりも楽になります。毎日の布団の上げ下げに悩んでいた人でも、敷き布団で寝られます。

ハウスダスト対策にもなる

床から30cmは「ホコリゾーン」と呼ばれ、人の動きがなくてもホコリやハウスダストが舞っています。床に直接布団を敷いて寝ると、ハウスダストを吸い込んでしまう可能性があるのです。ベッドフレームを使用すれば、床から距離をとって寝られるため、ハウスダスト対策にもなります。

冬暖かく夏涼しい

ワラ、イグサなどの天然植物素材でつくられた畳は湿度調整に優れています。部屋を程良い湿度に調整してくれるため、冬は暖かく夏は涼しく、1年通じて快適な睡眠環境が保てます。

イグサの良い香りがする

畳に使われているイグサは、どこかほっとするような良い香りがします。毎日イグサの香りに包まれて眠るとリラックスできる、安眠できるといった効果も期待できます。さらに、イグサには消臭効果もあり、部屋の臭いを抑えてくれます。

畳に使われているイグサには、消臭効果やリラックス効果、安眠効果も期待できる。

静けさを感じる部屋作りができる

畳は空気が多く含まれているため、防音性にも優れています。衝撃音や日常的な音を吸収してくれるため、睡眠中はもちろん、日中の騒音も軽減できるのです。

畳ベッドの上で和室のような雰囲気を楽しむのも良い。

畳ベッドのデメリット

畳ベッドのデメリットについてここで詳しく説明します。

畳表の摩耗、色あせの問題がある

畳表は摩擦によって、すり減ってしまったり、色あせたりしてしまう問題が発生します。

布団を敷いたままにしてしまうと湿度が高い状態になりカビが発生しやすくなる。

カビが発生しやすい

布団を敷いたままにしてしまうと、湿度が高い状態になり、カビが発生しやすくなります。カビの発生を防ぐには、きちんと布団をたたんで畳に風を通すなど、湿気対策をしっかりとしておきましょう。

床+敷き布団と比べると使用スペースが増える

畳マットレス(ベッド)を置く場合、床と同じく敷き布団を片付けられるのは一緒ですが、ベッドフレームの分だけ余計にスペースを使用します。ベッドに収納機能がついていれば、収納棚やチェストを置かなくてもすむため、部屋が狭くなる対策になります。


畳ベッドの選び方

畳ベッドはどのようなポイントを意識して選べば良いのでしょうか?ここでは畳ベッドの選び方を紹介します。

通気性の良いものを選ぶ

通気性の良いものであれば、湿気やカビ対策にもなり快適な睡眠につながります。特に寝汗を多くかく人にとっては、通気性の良さは重要です。カビが発生してしまうと、除去するためには手間も時間もかかります。そのため、通気性が良いものを選ぶのはもちろんのこと、定期的に部屋の換気をすることも重要です。

畳ベッドは通気性の良いものを選びましょう。

畳の質の良いものを選ぶ

畳ベッドに使われている畳の産地を確認することがポイントです。畳に使われているイグサは海外産のものが多く、品質が良くなかったり、輸送時のトラブルで傷みやすかったりします。海外産は安価ですが、品質の高い国産のイグサを使った畳がおすすめです。

畳ベッドは品質の高い国産のイグサを使った畳がおすすめ。

ただし、国産のイグサは流通量が少ないため、海外産を選ばざるを得ない場合でも、お店のアドバイザーに相談して、品質の良いもの選びましょう。

機能性に注目して選ぶ

機能面においては、収納スペースがあるものかも確認しておきましょう。部屋にモノや衣類が多い場合は、ベッドフレームに収納があるとタンスなどを置く必要がありません。
また、収納スペースが付いていない場合でも別売りの棚などと合わせることで、後から収納スペースを増やすことができます。当店の畳ベッド「やまぶき ―山吹-」には、専用のフリーシェルフ(別売り)がありますので、ちょっとした収納スペースが欲しい方にもおすすめです。

当店の畳ベッド「やまぶき ―山吹-」専用のフリーシェルフは、ちょっとした収納スペースが欲しい方にもおすすめ

畳ベッドの使い方

実際に畳ベッドはどのように使えばいいのかを説明します。

和タイプの寝具(敷き布団)を敷いて使う

畳ベッドの上には、通常畳の部屋で使うような、一般的な和タイプの寝具を敷きます。敷き布団には、「羊毛敷き布団」「綿わたの敷き布団」などさまざまな種類があり、特徴も寝心地も異なります。自分が心地よいと感じる好みの敷き布団を選ぶと良いでしょう。

畳ベッドの上には通常畳の部屋で使うような一般的な和タイプの敷布団を使用しましょう。

通常ベッド用のマットレスは不要

畳ベッドを使用する場合、コイルマットレスやスプリングマットレスなど、ベッド用のマットレスは基本的には不要です。なぜなら、マットレスを敷いたままにしてしまうと、畳が湿気を吸収してカビが発生してしまうためです。もし、通常ベッド用マットレスを敷きたい場合は、除湿シートを利用しましょう。

寝具を敷きっぱなしにしてはいけない

畳ベッドに敷き布団を敷きっぱなしにしてしまうと、カビの原因にもなるため避けましょう。起床後は布団をたたんで、畳に風を当てて湿気を放出させることが大切です。毎日の布団の上げ下げが大変だと感じる人は、高さのあるベッドフレームを選ぶと負担が軽減されます。

畳ベッドは起床後は布団をたたんで、畳に風を当てて湿気を放出させることが大切。

畳ベッドを使う際の注意点

ここでは、畳ベッドを使う際に注意すべきポイントについて解説します。

湿気対策をしっかりとする

畳ベッドを使う際には、カビの発生を防ぐためにも湿気対策は必須です。先ほども説明していますが、敷き布団の毎日たたんで収納することと畳の湿気対策が大切です。

除湿シートを使う

畳には吸湿機能があるため必須ではありませんが、毎日敷き布団の収納が難しい場合は、除湿シートの利用がおすすめです。ベッドのサイズにあった除湿シートを敷き布団と畳の部分の間に敷きます。除湿センサーの色が変わったら、天日干しをして放湿させれば再利用可能です。

畳表を清潔に保つ

畳表はホコリや汚れがたまりやすい部分です。そのため、掃除機などで定期的に綺麗にしておきましょう。もしカビが発生してしまった場合、軽いカビは掃除機で吸い取り、ひどいカビは漂白剤を利用して雑巾でしっかりと拭き取りましょう。

畳ベッドを長持ちさせるためにも、常に畳表を清潔に保ちましょう。

おすすめの畳ベッド

畳ベッド やまぶき -山吹-

畳ベッド やまぶき - 山吹 -

日本に馴染み深いタモの無垢材をふんだんに使った高級感のある畳ベッドです。ヘッドレスでシンプルながら、角に丸みのあるデザインが柔らかいイメージをお部屋に与えてくれ、和室にも洋室にも自然と溶け込みます。

畳の上面までの高さが40cmあることによって立ち上がりがしやすく、ベッド下の掃除もしやすく設計されてあります。ベッド下には収納ケースなどを置くことも出来ます。また、床から高い位置で寝ることにより、ホコリや花粉などのハウスダスト対策にもなります。

ヘッドボードなしでお部屋を広く見せたり、別売りのフリーシェルフを組み合わせたり、レイアウトが楽しめるのも嬉しいポイントです。

畳ベッド しきぶ - shikibu -

畳ベッド しきぶ - shikibu -

モダンな住宅やマンションにも良く合うカジュアルな畳ベッドです。畳の独特な肌触りと香りは、リラックス出来る安らぎの空間を演出してくれます。

フレームには角に丸みをつけ、自然の温かみと優しい手触りの無垢材を使用しています。また、ヘッドボードの奥行きは15cmと広めに設計されてあり、目覚まし時計や携帯電話など、小物を置くことが出来ます。

畳の上面までの高さは立ち上がりがしやすく、ベッド下の掃除もしやすい40cmで、収納ケースなどを置くことも可能です。床から高い位置で寝ることにより、ホコリや花粉などのハウスダスト対策にもなります。カラーは、お部屋の雰囲気に合わせて、ブラック・ブラウン・パープル・グリーンの4色から選べます。

まとめ

畳ベッドは、硬めの寝心地を得られ、敷き布団との相性も良いなどさまざまなメリットがあります。実際に、畳ベッドを選ぶ際には、機能面や品質にもチェックしながら自分にとって最適なものを選びましょう。

50年以上の歴史があるベッド専門店「ビーナスベッド」では、さまざまなオリジナルのマットレスやベッドを取り揃えています。専門アドバイザーが案内してくれるため、わからないことがあれば気軽に相談もできます。

また、 当店ではベッドやマットレスをご購入いただくと、設置場所までの移動と開梱、組立設置、大量に出るダンボールや発泡スチロールなどの梱包資材の処分まで、配送員が全ての作業を無料で行います。 時間の節約にもなり、組立に自信がない方も安心です。

畳ベッドを検討している人は、ぜひご利用ください。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

雲のやすらぎプレミアムマットレス

「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

エマ・マットレス

商品リンク

「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。

「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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