公開日:2024.01.30
更新日:2024.02.05
快適な眠りのために欠かせないのが布団です。布団にはさまざまな種類があるため、どれを選べばいいのか迷う人は多いのではないでしょうか。
本記事では、素材別の布団の特徴や布団の選び方などについて詳しく紹介します。布団の素材によって寝心地が変わるため、自分に合った寝心地の布団を選びたい人はぜひ参考にしてみてください。
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布団には「掛け布団」と「敷き布団」があり、それぞれ使い方や役割が異なります。快適な睡眠のために欠かせない、それぞれの大切な役割について紹介します。
睡眠時に身体の上に掛けて使うのが「掛け布団」です。掛け布団には、寝床内の温度と湿度を調整する重要な役割があります。 掛け布団を使うことで、敷き布団と身体の間の温度と湿度をキープでき、心地よく眠る環境を整えられます。
畳や床、ベッドの上に敷いて使うのが「敷き布団」です。敷き布団には自然な寝姿勢を保ったり、睡眠中にかいた汗を吸収して放湿させたりする役割があります。自然な寝姿勢とは、仰向き寝の場合は背骨がなだらかなS字カーブを描く姿勢をキープできる状態、横向き寝の場合は背骨と床が平行になっている状態をいいます。
布団の素材には、綿や合繊、絹、羽毛などのさまざまな種類があります。ここでは、布団の素材別にそれぞれの特徴を紹介します。
綿(コットン)は、昔から日本人に親しまれてきた天然素材です。綿は保温性が高く、吸湿性と弾力性に優れているというメリットがあります。一方、放湿性は低いため、こまめに日干ししてしっかりと湿気をとることが大切です。綿の布団はへたってきたら、打ち直しすることで長く使用できるのも魅力です。
合繊布団は、ポリエステルなどの合成繊維を使用した布団で、ポリエステルは軽くて弾力性があり、保温性にも優れた素材です。吸湿性はやや低いですが、内側から外側へ水蒸気を逃す透湿性があるので蒸れにくい特徴があります。合繊布団には洗えるタイプや防ダニ、防臭、消臭、抗菌などの機能がついているものもあるので、清潔さをキープしたい人におすすめです。
絹(真綿)布団とは、繭から作られた繊維の真綿を使った布団のことです。繊維が細いので軽くて柔らかく、高い保温性があります。絹は直射日光に弱いため、日干しする場合はシーツやカバーをかける必要があります。また、保管する際はカバーの中に防虫剤を入れて、虫食い対策しておくことが大切です。
羽毛(羽根)布団とは、グース(ガチョウ)やダック(アヒル)の水鳥の羽毛を使った布団のことで、羽毛は掛け布団の素材として人気のある素材です。軽くて暖かく、蒸れ感が少ないメリットがあります。羽毛布団は保温・吸湿・放湿性に優れているため、頻繁に日干しする必要がないのでお手入れも簡単です。
また、羽毛のかさ高が減ってきた場合は、羽毛・羽根を洗浄したり足したりするリフォームの打ち直しをすることで長く使えます。保管する際は、通気性のある収納袋に防虫剤を入れておくと安心です。
布団の中わたに羊毛(ウール)を使用したものが、羊毛布団です。保温・吸湿性がよく、弾力性にも優れています。ただし、へたると回復しにくいため、へたりが出てきたら打ち直しか買い替えを検討しましょう。
樹脂を網目状に固めたファイバー素材を使用した布団です。高反発で体圧分散性が高いため、寝返りが打ちやすいというメリットがあります。また、空洞が多いので通気性にも優れています。ただし、通気性がよい分保温性が低いので、寒さを感じる場合は敷きパッドなどをあわせて使うとよいでしょう。
合成樹脂を使ったスポンジのようなウレタンは、保温力や復元性が高いため、敷き布団の素材として優れたものになります。また、ウレタン布団はホコリが出にくいのでアレルギーが気になる人に向いています。通気性が低い面がありますが、吸水・吸湿性のある敷きパッドを使ったり、布団を陰干ししたりして湿気がこもらないように対策できます。
ここでは、自分の身体や生活環境に合った布団の選び方を紹介します。布団を選ぶ際は、「サイズ」や「硬さ・重さ」で選ぶのがポイントです。それぞれチェックしていきましょう。
畳や床に敷いて使う場合は、部屋の広さや使用する人数で選ぶのがおすすめです。ベッドを使う場合は、ベッドのサイズに合った布団を選ぶとよいでしょう。布団のサイズは、直置き用かベッド用かでも異なります。一般的な布団のサイズは以下のとおりです。
サイズ | 掛け布団(横×縦) | 敷き布団(横×縦) | 敷き布団(横×縦) |
直置き用・ベッド用 | 直置き用 | ベッド用 | |
シングル | 150×210cm | 100×210cm | 100×200cm |
セミダブル | 170×210cm | 120×210cm | 120×200cm |
ダブル(1~2人用) | 190×210cm | 140×210cm | 140×200cm |
クイーン(2人用) | 210×210cm | 160×210cm | 160×200cm |
キング(2~3人用) | 230×210cm | 180×210cm | 180×200cm |
快適な眠りのためには、自分の身体に合った掛け布団・敷き布団を選ぶことが大切です。掛け布団は一般的に、重たすぎず寝返りを妨げないものがよく、羽毛や羊毛などの軽い掛け布団がおすすめです。敷き布団は、柔らかすぎても硬すぎても身体に負担がかかってしまうため、身体が沈み込みすぎず硬すぎない、自然な寝姿勢がキープできる適度なクッション性があるものがよいでしょう。
熟睡するためには、寝床を快適な温度に保つことがとても重要です。寝室の室温を目安に掛け布団を組み合わせるとよいでしょう。室温別の掛け布団の組み合わせ方は以下のとおりです。
部屋の温度 | 寝具の組み合せ方 |
5℃~10℃ | 毛布+肌掛け布団+掛け布団 |
10℃~15℃ | 毛布+掛け布団 |
15℃~20℃ | 綿毛布+肌掛け布団 |
20℃~25℃ | 肌掛け布団 |
25℃以上 | 綿毛布またはタオルケット、夏用肌掛け布団 |
布団には寿命があるため、へたったり、傷んだりしてしまった布団を使い続けてしまうと、安眠の妨げになる可能性があります。布団の素材に応じた適切なタイミングで買い替えや打ち直しをしましょう。布団の素材別の一般的な買い替えの目安は、以下のとおりです。
布団の素材 | 掛け布団の買い替え目安 | 敷き布団の買い替え目安 |
綿(コットン)布団 | 約5年 | 約3年 |
合繊(ポリエステル)布団 | 約5年 | 約3年 |
絹(真綿)布団 | 約5年 | – |
羽毛(羽根)布団 | 約10~15年 | – |
羊毛(ウール)布団 | 約5年 | 約3年 |
樹脂(ファイバー)布団 | – | 約7年 |
ウレタン布団 | – | 約5〜10年(低反発布団の場合は約3年) |
ここからは、布団に関する気になることを紹介します。心地よく布団を使うために、あらかじめ把握しておくとよいでしょう。
羽毛布団には、保温性などの羽毛本来の機能を維持するために適度な通気性が必要になりますが、その分、布団の側生地から羽毛が吹き出てしまう場合があります。羽毛の吹き出しが少量であれば普段の使用に問題はありませんが、生地に穴が開いていたり、傷んだりしていて吹き出している場合は、打ち直しや買い替えを検討しましょう。
羽毛布団や羊毛布団は、動物性繊維を使用しているため、布団購入直後や長期間保管後などに臭いを感じるときがあります。臭いが気になる場合は、日干しして乾燥させ、布団を折り畳んで中の空気を押し出して、空気の入れ替えをしましょう。多少天然の臭いが残ることもありますが、臭いを薄くする対策として有効です。また、羊毛布団は湿気を吸収したままだと臭いが出るため、定期的に干して乾燥させることも大切です。
羊毛の繊維の表面には、ウロコ状の独特のちぢれやスケールがあるため、敷き布団の使用当初はかさ高があります。しかし、使用していると繊維同士が絡み合ってフェルト化し、クッション性がなくなってしまいます。保温・吸湿などの機能性はほとんど変わりませんが、へたるとかさ高は回復しにくいため、寝心地が悪くなったと感じた場合は打ち直し、または買い替えするのがおすすめです。
布団をクリーニングに出すケースがありますが、汚れが落とせるメリットがある一方、布団に機械的な負荷がかかります。布団の素材によっては、形状や風合いに多少の変化が生じる可能性があるため、頻繁にクリーニングに出すのは避けましょう。
耐久性を考慮するなら、布団をクリーニングに出す目安は2〜3年に1回、羽毛布団の場合はデリケートなものになるため、5~7年に1回を目安にするとよいでしょう。
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クリーニングモンスターが選ばれる理由
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中でも、最長10ヶ月保管無料で布団と衣類を同時にクリーニングできる「MIXクリーニング」はおすすめです。
老舗店舗ならではの安心の職人仕事で、シミ抜き・ボタン修理・毛玉取りなど簡易的な補修を無料で行ってもらえるのも嬉しいポイントです。
布団にはさまざまな価格帯があり、中には低価格で販売されているものもあります。見た目では良し悪しが判断しにくいですが、低価格の布団の場合、低品質の素材を使っていたり、適切な加工がされていなかったりなどで、コストを削減している可能性が考えられます。
安い布団を購入する際は、生地の縫製が雑なもの、使用されている素材が表示と異なるもの、羽毛布団では羽毛の吹き出しがしやすいもの、嫌な臭いが発生しているものなどは選ばないよう注意しましょう。
布団の素材にはさまざまな種類があり、素材によって保温性や吸湿性、弾力性などが異なり、寝心地も変わってきます。快適な睡眠のためには、自分の身体に合った寝心地やお手入れ方法の布団を選ぶことが大切です。今回紹介した布団の選び方を参考に、睡眠の質を高められる布団を探しましょう。
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