公開日:2024.01.26
更新日:2024.02.15
手軽にお手入れがしやすい洗える枕を探している人は多いのではないでしょうか。家庭で洗える枕を選べば、お手入れの手間が削減でき、清潔な状態を維持しやすいメリットがあります。しかし、素材によっては乾きにくかったり使用感が好みでなかったりする可能性があるので注意が必要です。
そこで今回は、洗える枕の選び方とおすすめの商品を紹介します。枕のお手入れ方法も紹介しているので、枕を衛生的に使い続けたい人はぜひ参考にしてみてください。
※当サイトで紹介している商品の中には一部アフィリエイト広告を利用しているものがあります。
洗える枕であるかは、洗濯表示を見ることでわかります。以下のような洗濯表示がある枕は、洗濯機を使って洗うことができます。
図内の「30」は液温を表しており「40」や「60」と記載されているものもあります。一方、以下の洗濯表示がある場合は、洗濯機や乾燥機が使えません。
洗濯表示に従わずにお手入れすると、枕の劣化につながってしまいます。枕を洗濯する際は、必ず洗濯表示を確認しておきましょう。
洗える枕は、洗濯機の使用可否や乾きやすさによってお手入れのしやすさが異なります。
ここからは、洗える枕の選び方を詳しく紹介します。
洗える枕でも、洗濯機が使えるのか、手洗いのみの対応になるのかは商品によって異なります。
洗濯機で丸洗いできる枕を選べば、気軽にお手入れができるので、清潔な状態を維持しやすくなります。なお、商品によっては対応している水温や水流の強さが異なるので、洗濯表示を確認したうえで適切なメンテナンスをすることが大切です。
「手洗いが手間に感じない」「汚れている部分だけ洗えれば問題ない」という人は、選択肢を広げるためにも、手洗いのみ可能な枕の購入も検討してみましょう。
基本的に洗える枕であるかは、素材によって異なります。洗える素材・洗えない素材の違いは、以下のとおりです。
<洗える素材>
素材 | 硬さ | フィット性 | 通気性 | 耐久性 | 寝返りのしやすさ |
ポリエステル綿 | 柔らかめ | ◎ | △ | △ | 〇 |
ポリエチレンパイプ | 硬め | △~〇 | ◎ | 〇 | △ |
極小ビーズ | 柔らかめ | 〇 | △ | △ | △ |
ファイバー | 硬め | × | ◎ | 〇 | 〇 |
<洗えない素材>
素材 | 硬さ | フィット性 | 通気性 | 耐久性 | 寝返りのしやすさ |
低反発ウレタン | 柔らかめ | ◎ | △ | △ | △ |
羽毛・羽根 | 柔らかめ | ◯ | ◯ | △ | △ |
ラテックス | ふつう | ◯ | × | ◯ | ◯ |
ジェル | ふつう | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
洗える素材が使われている枕でも洗濯できない商品もあるので、購入時に商品説明や洗濯表示を確認しておきましょう。
乾きやすさや寝苦しさを軽減するには、通気性の優れている素材の枕を選ぶのがおすすめです。洗っても型崩れしにくい枕を購入したい人は、耐久性も合わせてチェックしておきましょう。
ここからは、洗える枕の素材ごとの特徴を紹介します。
ポリエステル綿の枕は、ほどよい弾力と包まれるような柔らかさを兼ねそろえている素材です。基本的に洗濯機で丸洗いできるので、気軽に洗いたい人におすすめです。また、比較的安い価格で購入できるため、家計への負担を抑えられるメリットもあります。
ただし、通気性がよくないので、乾くまでに時間がかかる場合があります。使い続けることでボリューム感がなくなりやすいため、耐久性を重視している人は他の素材の枕を検討しましょう。
ストローを切ったような形状のポリエチレンパイプは、通気性に優れているのが特長です。洗濯機で洗える商品が多いですが、枕の生地が破れて中身が飛び出す可能性があるので、網目の細かい洗濯ネットに入れることが大切です。
ポリエチレンパイプ枕には、中材の補充・交換ができる商品もあるので、パイプのつぶれを気にせずに長く使い続けたい人は中材を入れ替えられるタイプを選びましょう。
また、寝返りを打ったときにパイプが動く音が気になってしまう可能性があります。やや硬めの感触なので、フィット感や柔らかさを重視する人には向かない素材です。
非常に小さい粒が使われている極小ビーズの枕は、頭の形や重さに合わせて形が変わるため、フィット感を味わえる特長があります。柔らかさだけでなく弾力性にも優れているので、頭や首をしっかり支えてくれる安心感が魅力です。
ただし、頭が沈み込んで寝返りが打ちにくいと感じる場合があります。極小ビーズ枕は手洗い対応の商品が多いですが、洗えない枕もあるので、あらかじめ商品説明や洗濯表示を確認しておきましょう。
繊維を網目状に絡めて作られたファイバーは、通気性に優れているので、洗ったあとも乾きやすい特長があります。熱や湿気による寝苦しさを軽減してくれるのもファイバー枕を使うメリットの1つです。
寝返りがしやすい反面、フィット感が得られにくいため、柔らかい使用感が好みの人は他の素材を選びましょう。また、取り扱っている店舗が少なく、気に入ったものが見つかりにくい傾向があります。
なお、ファイバー枕を洗う際は、洗濯機の使用を避け、手洗いや流し洗いでお手入れするのが一般的です。
自宅で洗えても乾きにくい枕を選ぶと、お手入れの負担が大きくなってしまう可能性があります。また、夜までに乾かなければ、その枕を使えずに寝ることになります。
乾燥時間を短くするには、天日干しや吊り干しができる枕を選ぶのがおすすめです。なかには、枕の劣化を防ぐために陰干しや平干しを推奨している商品もあります。そのような枕を直接日光に当てたり吊り干ししたりすると、寿命が短くなる原因になってしまうので、洗濯表示で適切な乾かし方を確認しておきましょう。
体格や寝姿勢に合わない高さの枕を使うと、身体に負担がかかってしまうので、自分に合った高さの枕を選ぶことが大切です。
仰向け寝では、立っているときと同じような首から背骨にかけてのゆるやかなS字カーブをキープできる高さが理想的です。あごが上がったり下がったりせず、目線が少し下になるくらいの高さを目安にしましょう。具体的には、首とマットレスの間にできるカーブに2cmプラスした高さがおすすめです。
横向き寝では、首と背骨がまっすぐになる高さが理想とされています。なお、実際に使いながら細かく高さを変えたい場合は、高さが調整できる枕を購入するのがおすすめです。
寝返りを打ったときに頭が枕から落ちると、寝姿勢が崩れて身体に負担がかかってしまいます。そのため、枕のサイズを選ぶ際は、頭3つ分の幅を目安にしましょう。
ただし、大きすぎる枕は中材が多く入っている分、洗濯に手間がかかったり乾きにくかったりします。枕のサイズを選ぶ際は、お手入れのしやすさとのバランスもチェックしておきましょう。
枕を衛生的に使い続けるには、以下のような機能性がある枕を選ぶのがおすすめです。
洗える枕を選ぶ際は、洗濯の可否だけでなく、悩みを解消できる機能性が備わっているのかもチェックしておきましょう。
「ブレインスリープピロー」は美肌やダイエットに関係する成長ホルモンが分泌される 「黄金の90分」と呼ばれる時間を良質な眠りにすることを目的に作られた枕です。1年の中でも気候が変わりやすい四季を持つ日本において、最適な「黄金の90分」を生み出すために「頭を冷やす」「オーダーメイドを超えるフィット感」「常に清潔に使える枕」という3つのポイントにこだわっています。
お手入れもお家のシャワーで洗えて、風通しのいい場所に15分置いておくだけと非常に簡単なのも嬉しいポイントです。様々な体格の方に合わせて、「Low」「Standard」「High」の3種類の高さから選べますので、日中に疲れを感じやすかったり眠りに関するお悩みがある人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
こんな方におすすめ!
西川 医師がすすめる健康枕「肩楽寝(かたらくね)」は後頭部・首・肩の三点を支える「三点支持理論」に基づいて開発された、特に肩のこりやすい方におすすめの枕です。
仰向け時は肩口のアーチ型のカーブが首・肩に優しくフィットする形状で、それにより肩口を冷やしにくい効果も期待できます。また、サイドのマチにきちんとした高さがあるため、横向き寝でも寝姿勢が安定します。
2箇所の詰め物の量を調整することで高さ調節が出来たり、通気性が良く、家庭でお洗濯OKなのも嬉しいポイントです。
POINT
「GOKUMIN プレミアムホテルスタイルピロー」はホテル枕のようなふわふわ感と頭・首をしっかり支える弾力性を兼ね備えた枕です。新開発の「ファイバーボールテクノロジー®」によってふわふわの質感を実現しており、中綿の出し入れで高さ・硬さの調整が可能という特長もあります。
一流ホテルの羽毛枕のような寝心地でありながら羽毛を使用していないため、羽毛の臭いが苦手な方やアレルギーが心配な方も安心です。さらに枕本体の丸洗いも可能で、通気性がよく一年中快適なのも嬉しいポイントです 。
安全面・品質面にもこだわって開発されており、 復元力抜群でへたりにくい上に1年の品質保証もついています。専用カバーにはなめらかな肌触りの高級起毛生地を採用しており、カラーは高級感のあるホワイト・ブラックの2色から選べます。
「Recovery Sleep 枕」は、血行促進・疲労軽減が期待できる一般医療機器の新しいリカバリー枕です。枕カバーに練り込まれた鉱石の機能によって身体の熱を吸収し赤外線として輻射、温熱効果をもたらす仕組みが最大の特長です。
枕本体は寝返りと呼吸をサポートしてくれる月型設計で、仰向け寝・横向け寝のどちらでも快適な寝姿勢を保てます。
厳選された3種類の中材は7つの部屋に配置されており、高さを調整して自分好みにカスタマイズすることも可能です。洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えるのも嬉しいポイントです。
「Recovery Sleep 枕」の特長
「ジムナストプラス」は、眠りを考えた6つの構造からなる枕です。パイプ素材、コルマビーズ素材、クリア―パイプ素材、ポリエステルわた素材を、部分に合わせて使用。6つに分けられた部分それぞれの高さ、硬さ、素材の種類を調整し、理想的な曲線を作り出すことにより、首と頭をバランスよくサポートできる枕に仕上げました。
枕は素材や商品によって適切なお手入れ方法が異なります。ここでは、洗い方と乾かし方に分けて枕のお手入れ方法を紹介します。
枕を洗う際は、洗濯表示を確認して洗濯機の使用可否を必ず確認しましょう。ここからは、洗濯機を使う場合と手洗いする場合のお手入れ手順を紹介します。
洗濯機が使える枕は、以下の手順で洗いましょう。
枕を手洗いする場合は、中性洗剤と枕が入るサイズの洗面器・たらいを準備します。洗濯後に枕の水分を取り除くためのバスタオルを用意しておくと、乾燥時間を短縮できます。
手洗いの手順は、以下のとおりです。
枕によっては、直射日光を当てることで劣化を早めてしまうものがあります。例えば、ポリエステル綿とポリエチレンパイプは天日干し、極小ビーズとファイバーは陰干しがよいとされています。ただし、商品によって適切な乾かし方が異なるので、事前に洗濯表示を確認することが大切です。
また、枕は平干しもしくは吊り干しで乾かすのが一般的です。平干しをする際は、ベランダや窓際、室外機の上などの枕を置けるスペースに平らに置いて干します。枕全体が乾くように、定期的に裏返すことが大切です。
吊り干しをする際は、枕干しハンガーを使ったり洗濯ネットに入れたままピンチハンガーで干したりすると、型崩れや落下の心配が少なく済みます。
ここからは、天日干しと陰干しの手順を詳しく紹介します。
天日干しの手順は、以下のとおりです。
天日干しは、湿度40%以下の晴れた日に干すのが理想的です。紫外線の多い10~14時に干すと効率的に乾きます。ただし、紫外線に長時間さらすと枕が傷むことがあるので夏は2時間、冬は3~4時間を目安にしましょう。
陰干し対応の枕の干し方は、以下のとおりです。
陰干しをする際は、直接日光が当たらない場所であれば、室外・室内のどちらで干しても問題ありません。扇風機やサーキュレーター、浴室乾燥機などを活用すると乾燥時間が短縮できます。陰干しの目安は3~6時間ほどです。
ここからは、枕に関するよくある質問に回答していきます。
枕の最も厚みのある部分をにぎって水分が手に付く場合は、乾燥していないので干し直しましょう。枕の乾き具合をより正確に確認したいときは、洗濯する前と干した後の枕の重さを比較するのがおすすめです。干した後の方が明らかに重いときは、水分が残っているといえます。
自宅で洗えない枕は、布団用の掃除機などを使ってフケやほこりを吸い取ったり、定期的に干して湿気を取り除いたりすることが大切です。天日干しができる枕は日光が当たる場所、天日干しができない枕は風通しのよい日陰で干しましょう。
自宅で洗える枕を選べば、清潔な状態を維持しやすくなります。よりお手入れの手間を省きたい人は、洗濯機が使える枕や天日干しができる枕を選びましょう。枕選びに悩んだときは、本記事で紹介した選び方やおすすめの商品を参考にしてみてください。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。
まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。
寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。
「エマ・マットレス」は「寝ている時に腰の痛みで目が覚める」「寝るまでに時間がかかる」「十分に寝ていても疲れを感じる」といった悩みをお持ちの方におすすめなマットレスで、体圧分散性の高さと、通気性の良さが特徴です。寝返りもしやすいので身体の一点に負荷がかかることも少なくなります。
「エマ・マットレス」には100日のお試し期間が設けられているので気軽に試すことが出来るのもポイントです。耐用年数が高く、10年保証も付いているので、安心して購入することができます。
「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。
商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
関連記事
寝具の関連記事
Profile プロフィール
Item カテゴリーで商品を探す
Ranking 人気の記事
New 新着記事
Tags タグで記事を探す