父の日におすすめのパジャマ3選！選び方や正しい洗濯方法も紹介

父の日のプレゼントに何を贈るか悩んでいる場合、お父さんが自分では買わないようなパジャマを贈ってみてはいかがでしょうか。お父さんの好みに合ったパジャマをプレゼントできれば、家での時間をリラックスして過ごせるようになります。

そこで今回は、父の日のプレゼントにおすすめのパジャマの選び方や、素材ごとの正しい洗濯方法を紹介します。父の日にパジャマを贈りたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

父の日に贈るパジャマの選び方

父の日にパジャマを贈る際は、予算やデザインなどを確認しながらお父さんに合ったものを選びましょう。デザインや素材にこだわって選べば、お父さんに喜んでもらえるはずです。

ここでは、父の日に贈るパジャマの選び方を詳しく紹介します。

予算で選ぶ

父の日にプレゼントするパジャマの予算は、5,000〜15,000円程度が相場といわれています。

予算がある場合は、上質な素材が使われていたり、高級ブランドが扱っていたりするパジャマを選んで特別感を演出するのもおすすめです。予算に限りがある場合は、お父さんの好みに合うようなパジャマを選んだうえで、ラッピングやメッセージカードなどの工夫を取り入れ、気持ちを込めるのも1つの手段です。

デザイン・着用タイプで選ぶ

家の中での多くの時間をパジャマで過ごすこともあるため、お父さんの好みに合ったデザインや、着用しやすいパジャマを選ぶことが大切です。男性向けの主なパジャマの着用タイプには、以下の2つがあります。

被りタイプは、ボタンや襟のないシンプルなデザインなので、寝返りをしたときにボタンの硬さを感じたり、襟で首が詰まったりする心配がありません。また、忙しい朝にもサッと着替えられるのも嬉しいポイントです。

前開きタイプは、年齢を重ねて肩や腕、首などを動かしにくくなった人でも着脱しやすいメリットがあります。また、着用タイプのなかには上下が分かれているセパレートタイプや、上着が長めでゆったりめのロングシャツタイプがあり、和風でおしゃれな甚平・作務衣風の部屋着も人気です。

パジャマの色やデザインに悩んだときは、お父さんが普段着ている服の雰囲気に近いものを選ぶのがおすすめです。好みの色やデザインが分からない場合は、ブラックやネイビーといった好みが分かれにくい色味を選ぶのもよいでしょう。華やかなデザインが好きなお父さんには、チェックやストライプなどの柄が入ったパジャマや、明るいカラーのパジャマを選んでみるのも1つの手段です。

サイズで選ぶ

人は寝ている間に寝返りを何度も繰り返すため、動きにくさを感じるサイズではリラックスして眠りにくくなります。夜をリラックスした状態で過ごしてもらうためにも、普段の服よりワンサイズ大きめのゆとりのあるものを選びましょう。

締め付けが少なく、ストレッチ性のある素材を選ぶと、寝返りが打ちやすくなるので、睡眠の質が向上する効果が期待できます。

素材で選ぶ

パジャマの着心地やお手入れのしやすさは、素材によって以下のように異なります。

パジャマの素材にこだわることで、快適な睡眠を得られやすくなります。パジャマは洗濯頻度が多くなりやすい傾向があるので、耐久性やお手入れのしやすさも合わせて確認しておきましょう。

ここでは、素材ごとのメリットやデメリットを詳しく紹介します。

シルク

人の肌に近いたんぱく質が主成分となっているシルクは、手触りがよく、刺激が少ないため、敏感肌の人でも着用しやすい素材です。また、保湿効果や美肌効果が期待できるだけでなく、吸放湿性にも優れているので、蒸れにくく、ベタつきにくいメリットがあります。加えて、シルク素材には抗菌作用が備わっているため、衛生的に使い続けられるのも嬉しいポイントです。

ただし、シルクは基本的に洗濯機で洗えないため、手洗いやクリーニングが必要となるケースがあります。そのため、手軽に洗濯したい人には、おすすめできない素材です。

綿（コットン）

天然繊維のコットンは吸水性・吸湿性が高く、汗をよく吸収するため、夏場でも快適に着用できます。

肌への刺激の少ないパジャマを選びたい人は、オーガニックコットン素材のパジャマも選択肢に入れてみましょう。オーガニックコットンは、農薬や化学肥料を一切使わずに育てられた綿の繊維を使っているので、化学薬品で肌荒れを起こしやすい人にもおすすめです。

なお、コットンは洗濯することで縮んだりシワになったりしやすいデメリットがあります。そのため、洗濯機で洗えるものでも、洗濯ネットに入れたり水流の弱いコースで洗ったりすることが大切です。

麻（リネン）

麻は、夏の寝苦しさを軽減できるパジャマをプレゼントしたい人におすすめの素材です。吸湿性・速乾性に優れているため、汗を吸い取り、乾きやすいメリットがあります。汚れが染みにくく、落ちやすい素材なので、清潔に使い続けやすいのも嬉しいポイントです。

洗濯するとシワになりやすいデメリットがありますが、そのシワを風合いとして楽しめます。

タオル地

主にコットンで作られているタオル地は、吸水性・吸湿性に優れているため、汗を吸い取り、暑い夏場でも快適に着用できます。保温性も高いので、寒い冬の湯冷めを防止する効果も期待できます。

タオル地のパジャマは、洗濯機が使えないものもあるので、洗濯表示を確認しておきましょう。

ガーゼ

ガーゼは、柔らかい肌触りが魅力の素材で、肌の弱いお父さんにおすすめです。生地の目が粗いので、通気性がよく、蒸れによる寝苦しさを軽減する効果も期待できます。ガーゼ素材の優れた通気性によって寒さを感じる場合は、2重、3重に生地を重ねたパジャマを選ぶのがおすすめです。

ただし、ガーゼ素材には、縮みやすく、シワが目立ちやすいデメリットがあります。そのため、几帳面なお父さんには、他の素材のパジャマを贈った方がいいかもしれません。また、伸縮性のないものが多いので、ゆったりとしたサイズ感のパジャマを選ぶのがポイントです。

ボア

ボア素材のパジャマは、独特のもこもこ感を楽しめるのが魅力です。アクリルやポリエステルで作られているので、化学繊維ならではのシワになりにくい特長があります。

保温性が高い素材でもあるので、冬場に着用するパジャマを探している人におすすめです。なかには、洗濯機で洗えないものもあるので、洗濯表示を確認したうえで適切なメンテナンスをすることが大切です。

マイクロファイバー

マイクロファイバーは、ナイロンやポリエステルを原料とした合成繊維です。保温性が高く、肌触りが柔らかいので、包まれるような温かさを味わえるメリットがあります。吸水性や速乾性に優れているので、汗の不快感が軽減できるのも嬉しいポイントです。

洗濯機で洗えるパジャマが多い傾向にありますが、乾燥機やアイロンが使えない商品があるのでメンテナンス方法に注意しましょう。

ブランドで選ぶ

お父さんが愛用しているブランドでパジャマが販売されていれば、それをプレゼントするのがおすすめです。パジャマを取り扱っているおすすめのブランドは、以下のとおりです。

ブランド	特徴
今治	・今治ブランドの独自基準をクリアしているため、上質なパジャマが多い ・吸水性が高く、肌触りがいい
ラルフローレン	・ブロード生地やジャージー生地など、上質な素材が使われている ・デザインに高級感がある
高島屋	・バイヤーが厳選した上質なパジャマを取り扱っている ・ネイビーやグレーなど、落ち着いたデザインが多い
ユニクロ	・シンプルなデザインのパジャマが多い ・安価な商品が多く、小物とセットでプレゼントしやすい

ラッピング対応の有無で選ぶ

父の日にパジャマを贈る際は、ラッピングして渡すと喜ばれます。オンラインショップで商品を購入する際は、商品名に「父の日　ギフトラッピング」などの記載があるパジャマを選ぶのがおすすめです。

なお、ラッピングの料金や包装方法は、店舗によって異なります。腹巻きや靴下などの小物と一緒になったギフトセットもあるので、予算に余裕がある人はチェックしてみましょう。

お手入れのしやすさで選ぶ

パジャマのお手入れ方法は、素材によって異なります。お手入れが難しい素材のパジャマをプレゼントすると、着用する機会が少なくなってしまう可能性があります。

長く着用し続けてもらうためにも、お手入れしやすい素材を選びましょう。

父の日にパジャマを贈る際に伝えるべきこと

パジャマを長く使い続けるためには、適切なメンテナンスをすることが大切です。洗濯頻度が多すぎると、生地が早く傷んでしまったり、縮んだりする原因になるので、週に2～3回を目安にするのがおすすめです。汗や臭いが気になりやすい夏場は、洗濯頻度を増やしましょう。

パジャマを贈る際は、これらのお手入れ方法をお父さんにも伝えておくことが大切です。なかには、陰干しが推奨されている商品もあるので、天日干しができないことを伝えておきましょう。お母さんが洗濯している場合は、両親に伝えておくのがおすすめです。

【素材別】パジャマの正しい洗濯方法

パジャマは間違った洗い方をすると、縮んだり色が落ちたりして着用できなくなってしまう可能性があります。

ここでは、素材別にパジャマの正しい洗濯方法を紹介します。洗濯する際は、パジャマの洗濯表示を確認してから洗いましょう。

シルク

シルクは、洗濯機が使えないので、クリーニングまたは手洗いで洗濯します。洗濯機のドライコースや手洗いコースで洗濯できるケースもありますが、回数を重ねていくごとに生地が傷んでしまう可能性があるので注意が必要です。

自宅で手洗いする際は、おしゃれ着用もしくはシルク用の洗剤を使い、タオルなどで優しく水気を取ってから陰干ししましょう。

綿（コットン）

綿のパジャマは、洗濯機の標準コースで洗える場合が多いため、お手入れが簡単です。ただし、シワになりやすいので、洗濯ネットに入れてドライコースや手洗いコースで洗うのがおすすめです。水温は30度以下に設定し、毛羽立ちを抑えるために柔軟剤の使用は控えましょう。

麻（リネン）

麻は、手洗いが推奨されるケースが多いです。洗濯機で洗える場合は「手洗いコース」など水流の弱いコースを選びましょう。洗濯機が使えないパジャマは、優しく押し洗いして汚れを取り除きます。

タオル地

タオル地は、織り方や原料によって洗濯方法が異なります。洗濯表示を確認し、手洗いが推奨されるパジャマは、30度以下の水やぬるま湯で優しく押し洗いしましょう。柔軟剤は吸水性が落ちる原因となるため、可能な限り使わないのが長く使い続けるポイントです。

ガーゼ

ガーゼ素材のパジャマを洗うときは、裏表を逆にし、ネットに入れて単独洗いするのがおすすめです。摩擦に弱いガーゼ素材は、洗濯時の水量を多めに設定することで生地への負担を軽減できます。

柔軟剤を使うと、毛羽立ちや毛玉ができる原因になるので注意しましょう。

ボア

ボア素材は基本的に洗濯機で洗えますが、毛羽立ちが気になる可能性があります。ボア素材ならではの肌触りを長く楽しむためにも、単独洗いしたり、手洗いで優しく押し洗いをしたりするようにしましょう。

マイクロファイバー

マイクロファイバー素材のパジャマを洗うときは、中性のおしゃれ着用洗剤を使って、洗濯ネットに入れて洗いましょう。なかには、洗濯機で洗えないパジャマもあるので、事前に洗濯表示を確認しておくことが大切です。

乾燥機や天日干しで乾かすと、肌触りが悪くなってしまう可能性があるので、陰干しで乾かすのがおすすめです。

父の日にパジャマを贈るならメッセージを添えよう

父の日にパジャマを贈る際は、普段なかなか伝えることができない感謝の気持ちを書いたメッセージカードを添えてみましょう。

店舗でパジャマを購入する際は、事前にメッセージカードを記入し、ラッピング時に同封してもらうのがおすすめです。オンラインショップで購入する場合は、メッセージカードの同封サービスがある店舗を選んだり、自分でラッピングするときに同封したりするのがよいでしょう。シンプルなメッセージでも感謝を伝えたいという気持ちがあれば、お父さんも喜んでくれるはずです。

また、父の日の直前に準備を始めると、当日までに間に合わなくなってしまう可能性があるので、余裕をもったスケジュールを立てておくようにしましょう。

父の日にパジャマをプレゼントする際によくある質問

最後に、父の日にパジャマをプレゼントする際のよくある質問に回答していきます。

60代・70代の父親にはどんなパジャマがおすすめ？

年齢を重ねるにつれて落ち着いた色やデザインを好む傾向があるので、ブラックやネイビーなどの好みが分かれにくいシンプルな色味を選ぶのがおすすめです。デザインや色に悩んだときは、お父さんが日頃から身につけている服やカバンを参考にするのがポイントです。

高齢になるとトイレの回数が増えるため、セパレートタイプのパジャマを中心に選びましょう。着脱時に身体に負担の少ない、前開きタイプもおすすめです。

パジャマのサイズが合わなかったらどうする？

パジャマのサイズが合わなかったときは、返品や交換ができるのかを店舗に確認してみましょう。返品や交換の規定は、店舗によって違いがあるため、購入前に確認しておくと安心です。

返品・交換ができる店舗でも、対応可能期間が定まっているケースが多いので、返品可能期間内に試着してもらうのがおすすめです。また、タグを切ると返品・交換ができなくなる可能性があるので注意しましょう。

パジャマの寿命はどれくらい？

パジャマの寿命は2〜3年程度です。生地に毛玉や汚れが目立ったり、においが気になったりしたら、新しいパジャマに買い替えましょう。

メンテナンス方法を間違えると、生地が傷み、寿命が早まってしまう可能性があります。父の日に贈ったパジャマを長く使い続けてもらうためにも、お手入れ方法を伝えておくことが大切です。

父の日プレゼントにおすすめパジャマ3選

まとめ

父の日にパジャマを贈る際は、サイズや素材などを比較して、お父さんに合ったものを選びましょう。色やデザインに悩んだときは、お父さんの好きなブランドやテイストを確認したり、ブラックやネイビーといった落ち着いたカラーを選んだりするのがおすすめです。

父の日の贈り物としてパジャマを購入する際は、本記事で紹介した選び方やおすすめの商品を参考に、お父さんにぴったりのものを見つけてみてください。