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お酒を飲むと頭が痛い原因ってなに?寝られないときの対処法や頭痛を予防する方法も紹介

公開日:2023.12.06

更新日:2023.12.15

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飲み会が増えてくる時期は、「お酒を飲むと頭が痛くなって寝られない」という悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。個人差があるものの、適切なお酒の量を知っておくことで飲酒による頭痛は予防できます。

本記事では、飲酒で頭が痛くなる原因や頭が痛くて寝られない時の対処法などについて詳しく解説します。お酒を飲むと頭が痛くなって寝られない人は、ぜひ参考にしてみてください。


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飲酒により頭が痛いのはアセトアルデヒドが原因

飲酒により頭が痛くなるのはなぜなのでしょうか。原因として「アセトアルデヒド」という物質が関係しています。3つのポイントに分けてそれぞれ解説します。

アルコールはアセトアルデヒドという物質に分解される

飲酒によって体内に吸収されたアルコールは、肝臓で分解され、有害な物質である「アセトアルデヒド」に変化します。その後、アセトアルデヒドは無害な物質である「酢酸」に分解され、酢酸は血中に入って全身を巡り、最終的に汗や尿、呼気として体外に排出されます。

肝臓がアセトアルデヒドを処理しきれなくなる

アルコールを過度に摂取した場合、アセトアルデヒドを酢酸に分解する処理が追いつかなくなってしまいます。その結果、アセトアルデヒドが血液に出回ってしまうのです。

血液に出回ったアセトアルデヒドが頭痛を引き起こす

大量のアセトアルデヒドが血液に出回ると、アセトアルデヒドの毒性が神経細胞に悪影響を与えてしまい、頭痛を引き起こすと考えられています。また、アルコールには麻酔作用があるため、摂取したアルコールが脳に到達すると、脳が麻痺して酔った状態になります。酔いが進むと記憶をなくしたり、意識を失ったりする場合があるので注意が必要です。

アセトアルデヒドの毒性が頭痛を引き起こすと考えられています

飲酒により頭が痛いから寝られない|対処法はある?

飲酒により頭が痛くて寝られない場合、どんな対処法があるのか気になる人は多いでしょう。具体的な対処法を紹介しますので、ぜひ試してみてください。

たっぷり水分補給をする

上の項目で触れたとおり、飲酒によって頭痛が起こるのは、アルコールを肝臓で分解する際に発生するアセトアルデヒドが影響しています。頭痛を和らげるためには、水分をたっぷりと補給して血中の水分を増加させ、アセトアルデヒドの濃度を下げて、アセトアルデヒドを尿と一緒に身体の外に排出することが大切です。水分を補給する際は、冷たい水だと胃腸に負担がかかってしまう可能性があるため、常温の水や白湯がおすすめです。

アセトアルデヒドを尿と一緒に身体の外に排出することが大切

痛み止めを飲む

十分に水分補給をしても、飲酒による頭痛の症状が重くて生活に支障が出る場合、市販の痛み止めの薬を飲む方法もあります。ただし、薬を飲む際は同封されている説明書をよく読み、薬を飲んだ後はお酒は控えましょう

また、空腹時の薬の服用は胃腸に負担がかかってしまうため、薬は何か食べてから飲むようにしましょう。


飲酒で顔が赤くなるのは体質の問題

飲酒で顔が赤くなる人がいますが、これは飲んだアルコールが肝臓で分解されて作られるアセトアルデヒドが影響しています。アセトアルデヒドは有害物質のため、体内でうまく分解できないと血管が拡張して、顔が赤くなる傾向にあります。

飲酒で顔が赤くなる症状は「フラッシング反応」と呼ばれ、フラッシング反応が出やすい人は、アセトアルデヒドを無害な物質に分解する酵素の働きが弱いか、酵素を持たない体質のため、アセトアルデヒドが体内に長くとどまってしまい、身体に負担がかかりやすくなるのです。飲酒で顔が赤くなりやすい人は、お酒の飲み過ぎによる頭痛に注意しましょう。

飲酒で頭が痛くならないためには?

ここからは、飲酒で頭が痛くならないためにできることを紹介します。主に4つ方法がありますので、ぜひ試してみましょう。

普段から肝機能を整える食生活を心がける

肝臓には体内に入ったアルコールを分解する役割があるので、普段から肝機能を整える食生活を心がけることが大切です。傷ついた肝臓を修復するためには、日頃から良質なたんぱく質を摂る必要があります。たんぱく質を多く含む大豆製品や乳製品、卵、肉類、魚介類などを食事に取り入れるのがおすすめです。

普段から肝機能を整える食生活を心がけることが大切

飲酒をする時は何か食べる

空腹で飲酒すると、アルコールの分解が遅くなるだけでなく、頭痛や胃液の逆流の原因にもつながります。飲酒をする時は何か食べるようにしましょう。おすすめなのは、野菜や油っぽくない食べ物、温かいスープなどです。

また、アルコールを分解する肝臓の働きを活性化するために、たんぱく質が豊富な枝豆やチーズなどをおつまみとして食べるのもよいでしょう。

お酒と一緒に水分も摂取する

アルコールを分解する際には水分が必要になるため、お酒と一緒に水分も摂取することが大切です。また、アルコールには強い利尿作用があるので、水分が体外に排出されやすくなります。喉が渇いた状態でお酒を飲み続けてしまうと、脱水症状により頭痛が引き起こされる可能性があるので、注意が必要です。こまめに水分を摂取して、血中アルコール濃度を下げるように心がけましょう。

飲酒は節度ある適度な量を楽しむ

飲酒による頭痛を避けるためには、飲酒は節度ある適度な量を楽しむことが大事です。厚生労働省が定める「節度ある適度な飲酒」によると、適量は「1日の平均純アルコールで約20g」とされています。

具体的な適量は、男性の場合、以下のとおりです。

  • ビール(5度):中びん1本(500ml)
  • 日本酒(15度):1合(180ml)
  • ウイスキー・ブランデー:ダブル1杯(60ml)
  • ワイン(12度):1杯(120ml)
  • チューハイ(7度):缶1本(350ml)

また、女性の場合は、上記の量の1/2から2/3程度が適量になるでしょう。アルコールに弱い人や65歳以上の高齢者、普段から飲酒習慣のない人も、目安の適量よりも少ない量になります。性別や年齢、アルコールの分解能力の違いなどにより、適量には大きな個人差があるので注意しましょう。


少量の飲酒ならリラックスにつながる

お酒には中枢神経の抑制作用があるため、飲む量が少量のお酒なら、気持ちをリラックスさせる効果があります。また、ワインやウイスキー、ビールの原料であるホップの香りには、リラックス作用があるといわれています。リラックスする状態につなげるためには、お酒の飲み過ぎには注意して、少量の飲酒にとどめておくのがポイントです。

ついお酒を飲み過ぎてしまった後はどう対処する?

お酒が好きな人や付き合いが多い人、状況によってついつい飲み過ぎてしまう人もいるでしょう。ここからは、お酒を飲み過ぎてしまった後の対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

経口補水液やスポーツドリンクを摂取する

アルコールの分解には糖分が必要になります。身体はアルコールによる利尿作用で脱水症状を起こしやすくなっているため、お酒を飲み過ぎてしまった場合は、経口補水液やスポーツドリンクを摂取するようにしましょう。

経口補水液には水分と電解質の吸収をよくする作用があり、脱水症状からの回復を助ける働きもあります。スポーツドリンクは水分だけでなく、糖質やミネラルも速やかに補給してくれるので、運動後だけでなく、飲酒時の水分不足にも役立つでしょう。

十分な睡眠をとって体力の回復に努める

お酒の飲み過ぎで体調不良を感じた時は、しっかりと水分補給をした上で、十分な睡眠をとって体力の回復に努めることが大切です。睡眠不足になると、疲労感が増してしまいます。飲酒による頭痛がひどい場合は、7〜8時間の睡眠をとるとよいでしょう。

しっかりと水分補給をした上で、十分な睡眠をとって体力の回復に努めることが大切

サウナや長風呂は避けるようにする

飲酒により体調が優れない時は、サウナや長風呂は避けるようにしましょう。サウナやお風呂に入って体内の水分が抜けてしまうと、脱水症状を悪化させる可能性があります。飲酒後はサウナに入るのは避けて、入浴するならシャワーのみにするなど手短に済ませるようにしましょう。

こんな人は特に寝酒に気をつけよう

寝る前にお酒を飲むと、寝つきがよくなったと感じる人は多いでしょう。しかし、お酒を飲んで寝ると時間の経過とともに眠りが浅くなったり、何度も目が覚めたりして、睡眠の質を低下させる可能性があるため注意が必要です。

ここでは、寝酒に特に気をつけたほうがいい人を紹介するので、自分に当てはまっていないかチェックしておきましょう。

睡眠時無呼吸症候群を有している場合

寝ている間に呼吸が止まったり、浅くなったりを繰り返す「睡眠時無呼吸症候群」を有している場合、就寝前の飲酒は症状を悪化させる可能性があるので要注意です。アルコールには筋肉を緩める作用があるため、飲酒によって舌と喉の筋肉が緩み、舌が喉に落ち込みやすくなるなどして気道が狭くなり、無呼吸が発生しやすくなります。

アルコールが体外へ排出される時間には個人差がありますが、少なくとも就寝前の4時間以内の飲酒は控えるようにしましょう。

高齢者の場合

高齢者は日中の活動量の低下や、加齢に伴うホルモンの分泌能力の衰えなどにより、睡眠が浅くなったり、短くなったりする傾向があります。寝酒は睡眠の質を下げ、目が覚める回数を増やしてしまう可能性があるので、高齢の人で就寝前の飲酒をする場合は注意が必要です。

睡眠導入剤を服用している場合

酔っている状態での睡眠導入剤の服用は避けるようにしましょう。睡眠導入剤の中には筋弛緩作用を持つものがあり、アルコールにも同じ作用があるため、一緒に摂取してしまうと作用が過剰になり、睡眠時無呼吸症候群が起こるリスクがあります。

不眠がひどい場合は飲酒に頼らず、かかりつけの医師や睡眠専門医に相談するようにしましょう。

少しでも違和感を感じたら医療機関を受診しよう

ここまで飲酒により頭が痛くなる場合について解説しましたが、頭痛の原因は飲酒ではない場合もあるので、注意が必要です。飲酒後に意識障害や呼吸困難が生じるなどの少しでも異変を感じる場合は、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。

まとめ

飲酒すると頭が痛くなるのは、アルコールが分解されて変化したアセトアルデヒドの毒性が神経細胞に悪影響を与えるからだと考えられます。また、アルコールの利尿作用によって脱水症状が引き起こされ、頭痛につながる場合もあるため、たっぷりと水分補給することが大切です。お酒の飲み過ぎには十分注意して、適量を心がけましょう。

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寝具専門店おすすめのマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレス

NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。

業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。

キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。

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「雲のやすらぎプレミアムマットレス」 は「リモートワークで腰痛になった」「寝ても疲れがとれない」などのお悩みのある方におすすめな極厚17cm・5層構造のマットレスです。

まるで浮いているような寝心地の秘密は腰・背中・お尻などの負担を徹底研究してつくられた独自の体圧分散製法。また、夏は通気性・防ダニ・抗菌・防臭、冬は抜群の弾力・保温力・吸収力を発揮してくれるリバーシブル設計で、オールシーズン快適。安心の日本製で、へたりにくさ99.9%も実証済。さらにカバーも取り外して洗える新機能を搭載。

寝具業界では最長水準の100日間の返金保証キャンペーンも実施中。まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

NELLマットレス

「NELLマットレス」は「株式会社Morght」と老舗マットレス会社が共同開発したポケットコイルマットレスです。腰部分に硬めのポケットコイルを配置することで睡眠中の自然な寝返りをサポートしてくれるので、寝ている間に体にかかる負荷を軽減してくれます。また、薄いウレタンと不織布を交互に重ねた詰め物を使用ているので、通気性がよく、寝ている間の深部体温を下げ、気持ちのよい眠りを実現してくれます。

商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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