公開日:2023.10.26
更新日:2024.07.26
目次
首や肩、腕などにしびれ・痛みを感じたときは、「頚椎(けいつい)ヘルニア」を発症している可能性があります。その場合、「枕が合わない」「どんな枕がいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。頚椎ヘルニアの対策には、自分に合う枕の見直しが重要です。
本記事では、頚椎ヘルニアの悪化を防ぐには枕でも対策ができるのか解説し、枕を選ぶときのポイントなどについても紹介します。頚椎ヘルニアの枕について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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前提として、枕で頚椎ヘルニアを改善することはできません。ただし、悪化させないために枕で対策することは可能です。横向き寝の場合、頭から首がまっすぐに伸びて布団やマットレスと平行になる高さ、仰向け寝の場合、頭から肩口が10~15度、顔が5度程度の傾斜になるような高さの枕が適切です。
頚椎ヘルニアは、椎間板が変形することで発症する頸椎症の一つです。ここでは、症状や原因について解説します。
ヘルニアが神経根を圧迫すると、首・肩・腕に痛みやしびれが生じたり、手指が動かしにくくなったり、脚がもつれたりといった症状が現れます。症状は一般的に、首や肩から発生し、腕・手、頭・顔、下半身の順番で進行します。そのため、悪化を防ぐには、首や肩に症状が見られたときに早めの対策をとることが大切です。
首には7つの骨があり、その間にある組織が「椎間板(ついかんばん)」です。頚椎ヘルニアは、椎間板が何かしらの原因で破れて飛び出し、周囲の神経を圧迫することで起こります。老化による機能低下や悪い姿勢での長時間仕事、スポーツによる原因が多く、特に30~50代に発症しやすいと言われています。
手が動かしにくい状態を感じたら、脊髄障害の有無が確認できる「グーパーテスト」を行うとよいでしょう。
特に首の不調がない場合、5~6秒で20回行えるのではないでしょうか。ただし、グーパーテストで障害の有無が完全にわかるわけではありません。あくまで目安としておきましょう。
頚椎ヘルニアを治療するには、手術と手術以外の2通りの方法があります。それぞれについて解説します。
日常生活に支障をきたすようになると手術が必要になります。その場合、原則として全身麻酔下で「頚椎前方到達法」が行われます。頚椎前方到達法は、首の横からアプローチして頚椎の病変を治療する手術方法です。具体的には、首の横を切開し、気管や食道を避けながら病変を切除した後、椎間板の代替物やプレートで固定します。通常、2~3時間ほどの手術となり、術後10~14日後には退院が可能です。ただし、術後のリハビリが必要となる場合もあります。
手術以外では、保存的療法として牽引や頸部カラー固定などを行います。また、マッサージなどの理学療法もあります。ただし、これらの療法は症状が悪化しないよう十分な観察のもとで行うことが重要です。
頚椎ヘルニアの場合、どのような枕を選べばよいのでしょうか。ここでは、枕を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
枕を素材で選ぶなら、通気性や吸放湿性があり蒸れにくいものがおすすめです。通気性や吸放湿性がない素材の枕だと寝苦しくなることもあるため、注意が必要です。枕に使用される一般的な素材とその特徴は下記のとおりです。
そばがら | 安定した硬さがあり、熱の発散に優れている |
パイプ | 通気性に優れており、水洗いができる |
羽毛 | ふわっとしたクッション性があり、吸湿性と放湿性に優れている |
高反発ウレタン | 適度な反発力とフィット感がある |
ファイバー | 通気性が高く、水洗いができる |
ラテックス | 柔らかさと弾力があり、通気性や放湿性に優れている |
ポリエステルわた | ボリューム感とやわらかさがあり、水洗いができる |
枕を選ぶ際は、硬さを確認することが大切です。硬さが合っていないと首を痛める可能性があります。ただし、硬さの感じ方には個人差があるため、購入時は実際に頭を乗せて反発力を試すことをおすすめします。
枕のサイズも選ぶときのポイントの一つです。枕が小さすぎると寝返りが打ちにくくなるのはもちろん、頭が外れて首を痛める原因となります。頭3つ分の幅があるものを選ぶとよいでしょう。
自分に合う枕が見つからない場合、バスタオルで作る「タオル枕」を試してみてはいかがでしょうか。タオル枕なら、バスタオルの巻き具合で自分好みの高さや硬さに調節することができます。作り方は次のとおりです。
首のコルセットである頚椎カラーは、睡眠中の首の負担軽減に効果的です。寝返りなどの動きで痛みが生じて目が覚めるようであれば、着用をおすすめします。ただし、長期間の使用は筋力低下につながるため、注意が必要です。日中もつけっぱなしで問題ないか、担当医に聞いてみるとよいでしょう。
頚椎ヘルニアは手術しても再発する可能性があります。痛みなどの症状は改善できても、ヘルニアが再発する原因は取り除くことができないからです。また、再手術の場合、一般的に最初の手術より難易度が高いと言われます。そのため、日頃から正しい姿勢やケアを意識することが重要です。
マットレスが合わないと首に負担をかける可能性があります。例えば、柔らかすぎるマットレスでは身体が沈み込み、せっかく適切な枕を使っていても高さが変化してしまいます。体圧分散に優れた、適度な反発力のあるマットレスがおすすめです。
頚椎ヘルニアは、老化や姿勢、スポーツなどが原因で椎間板が飛び出し、周囲の神経を圧迫することで生じる病気です。首・肩・腕のしびれや痛みが主な症状で、一般的に手術や保存的療法、理学療法で治療を行います。また、悪化する前には早めの対策が必要です。その場合、枕でも頚椎ヘルニアを悪化させないために対策することができます。枕選びの際は、高さはもちろん、素材や硬さ、サイズを確認することが重要です。さらに、マットレスも枕に合わせた適切なものを選ぶとよいでしょう。
NERUSIA高弾性ウレタンマットレスは、 硬めのウレタンフォームがしっかりと身体を支えつつ、厚み2cmの中綿入りキルティングカバーによりフィット感のある寝心地を実現したマットレスです。
業界トップクラスの反発力73%の高弾性ウレタンが自然な寝返りをサポートしてくれるため、肩こりや腰痛、寝起きの疲れなどのお悩みをお持ちの方にもおすすめです。
キルティングカバーは夏面(吸汗速乾わた使用)と冬面(吸湿発熱わた使用)に分かれているため、1年中快適にご使用いただけます。防ダニ・抗菌・防臭加工を施しており、耐久性も高く、ロール状に三つ折りが可能など、マットレスに欲しい機能を全て詰め込んだ高品質・高機能マットレスに仕上がっています。圧縮梱包でお届けしますので、搬入の心配もいりません。
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商品が到着してから120日のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイントです。特に、マットレスは実際に何日間か試してみないと寝心地などがわからないので、自分に合うマットレスを探している人はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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