公開日:2023.09.12
更新日:2023.10.16
目次
寝る時に膀胱のあたりがムズムズし、気になって眠れなくなった経験がある方も多いのではないでしょうか。膀胱の痛みやムズムズを感じる場合は、膀胱炎にかかっている可能性が高いです。本記事では、膀胱炎の症状や原因、眠れない時の対処方法について解説します。心当たりがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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膀胱のムズムズや下腹部の違和感は、「膀胱炎」の可能性があります。膀胱のムズムズ以外にも膀胱炎に当てはまる症状がないか、確認してみましょう。
膀胱炎の初期症状で多いのは、「排尿時痛」や「頻尿」、「残尿感」、「濁った尿」です。また、「血尿」や「尿失禁」が起こることもあります。症状が悪化し、背中の痛みや発熱を伴う場合は、「腎盂腎炎(じんうじんえん)」を引き起こしている可能性があるため、注意が必要です。
そもそも膀胱炎とはどのような病気なのでしょうか。膀胱炎は、尿を溜める「膀胱」に炎症が起こる病気です。大腸菌などの腸内細菌が尿道をさかのぼって侵入することで炎症が起こるケースが多いですが、それ以外が原因となる場合もあります。
膀胱炎は、「単純性膀胱炎」「複雑性膀胱炎」「間質性膀胱炎」「出血性膀胱炎」の4種類に分けられます。ここからは、膀胱炎の4つの種類とそれぞれの原因について解説します。
「単純性膀胱炎」は、一般的に「膀胱炎」と呼ばれる病気で、腸内細菌の侵入が原因で起こります。尿路に異常のない健康な人に発症し、特に女性の方に多く見られるのが特徴です。
「複雑性膀胱炎」は、尿路に異常がある人や糖尿病などの基礎疾患がある人、ほかの病気の治療で免疫が低下している人などが発症する病気です。ほとんど症状がなく気づきにくいですが、急に悪化するケースもあるため、基礎疾患やそのほかの身体の背景と合わせて判断する必要があります。
「間質性膀胱炎」は、細菌の侵入や結石などがなくても、膀胱炎のような症状を引き起こす病気です。アレルギーや膀胱粘膜の異常が関係しているとも言われますが、明確な原因は分かっていません。
「出血性膀胱炎」は、出血を伴うのが特徴の膀胱炎で、主な症状は血尿です。また、ほかの膀胱炎と同様、頻尿や残尿感といった症状が表れることもあります。原因としては、ウイルスや細菌、薬剤、放射線などが挙げられます。
ここからは、一般的に「膀胱炎」と言われる「単純性膀胱炎」になりやすい人の特徴を2つ紹介します。
免疫力が下がると、膀胱内に侵入した細菌の増殖を防ぐことができず、膀胱炎にかかりやすくなります。そのため、免疫力が低下しがちな人は膀胱炎を発症しやすいと言えます。特に、風邪をひいていたりストレスが溜まっていたりする人はかかりやすい傾向にあるので、注意が必要です。
生活習慣の乱れは、免疫力の低下につながります。睡眠不足や運動不足、偏った食事などの生活が続くと身体の抵抗力が弱まり、膀胱炎にかかりやすくなります。また、生活において、水分をあまり摂らなかったりトイレを我慢したりすることも発症の誘因になります。生活習慣が乱れがちな人は、気をつけることが重要です。
身体の構造的に女性の方が単純性膀胱炎になりやすく、20~40歳の女性の20~35%が発症すると言われています。単純性膀胱炎は、大腸菌などの腸内細菌が尿道を通って膀胱に入ることで引き起こされるため、男性より尿道が短い女性の方がかかりやすいのです。そのため、生理中や性行為後にも、注意する必要があるでしょう。
膀胱炎でムズムズや違和感があると眠りにくいものです。ここでは、眠れない時の対処方法を3つ紹介します。
まずは、水分をたくさん摂って排尿を促しましょう。尿と一緒に膀胱内の細菌を排出することで、痛みや炎症の改善が早くなる効果があります。また、カフェインを摂って排尿を促すのも良いですが、眠れなくなることのないよう、摂り過ぎには注意が必要です。
痛みが気になる時や発熱を伴う場合は、市販の鎮痛剤で対応するのもおすすめです。ただし、この方法では膀胱炎の治療にはなりません。鎮痛剤でいったん痛みが治まっても、次の日には必ず専門医を受診することが大切です。
身体が冷えると免疫力が低下し、症状の悪化につながります。そのため、身体を温めるのも良い対処法になります。厚着をする、布団を増やす、温かい飲み物を飲むといった工夫はもちろん、エアコンで冷えすぎないように注意することも大切です。夏場でも、エアコンの温度は28度くらいの設定にしておきましょう。
膀胱炎の症状が激しい場合は、救急を受診しても問題ありません。ただし、救急には専門医がいない時もあることを理解しておきましょう。また、救急での受診を迷う時は、専門家のアドバイスが受けられる「救急相談センター」を活用するのもおすすめです。少しは眠れる、症状がそれほどひどくないという場合は、翌朝専門医を受診すると良いです。
膀胱炎を検査する方法には、「尿検査」、「尿沈渣(ちんさ)検査」、「尿培養検査」、「薬剤感受性検査」などがあります。尿検査では尿の成分を調べますが、膀胱炎が疑われる場合、特に「尿潜血」の有無をチェックします。尿沈渣検査は、尿を遠心分離器にかけ、その沈殿物を顕微鏡で調べる検査です。また、尿培養検査では、尿に含まれていた細菌を培養し、炎症の原因となった種類を特定します。薬剤感受性検査は、原因となった細菌がどの抗生物質に耐性がないかを確認し、投与する薬剤を決めるために行います。
膀胱炎の治療は、抗生物質の服用が基本です。そのため、病院の受診が必要となります。原因となる細菌に対応する抗生剤を使用することで、比較的早く症状が軽減されます。また、膀胱炎を繰り返す人には漢方薬を併用する場合もあります。
それでは、膀胱炎にならないためには、日常的にどのような点に気をつける必要があるのでしょうか。ここでは、膀胱炎の予防方法を4つ紹介します。
まずは、水分を多く摂ることが重要です。具体的には、1日当たり1.5リットルを目安として水分を摂ると良いでしょう。尿を多くすることで、膀胱に細菌が侵入した場合でも排出しやすくなります。
膀胱炎を防ぐには、トイレを我慢しないことも大切です。排尿を我慢すると、膀胱内で細菌が増殖しやすくなります。少しでも尿意を感じたら、すぐトイレに行くことをおすすめします。
免疫が低下すると膀胱炎にかかりやすくなります。そのため、規則正しい生活習慣やバランスのよい食事、適切なストレス解消、冷え防止などで体調管理に気をつけ、免疫力を高めるよう意識しましょう。
デリケートゾーンを清潔に保つことも膀胱炎の予防として有効です。尿道から細菌を侵入させないよう、排便後は清潔にしましょう。また、女性の場合、ナプキンやおりものシートを使用する時は清潔に保つよう注意する必要があります。
膀胱のムズムズ感や下腹部の違和感で眠りにくい時は、膀胱炎の可能性があります。膀胱炎は、細菌が膀胱に侵入することで引き起こされるケースがほとんどです。初期症状として現れやすいのは、「排尿時痛」や「頻尿」などで、悪化した場合は「腎盂腎炎」につながる可能性もあります。免疫力が低下しがちな人に発症しやすく、身体の構造的に女性に多いのが特徴です。
膀胱炎で眠りにくい場合は、水分をたくさん摂る、鎮痛剤を服用するといった対処方法がおすすめですが、痛みが激しい時は救急相談センターを利用したり、救急を受診したりすると良いでしょう。また、膀胱炎は日常的な習慣によって予防が可能です。今回紹介したいくつかの点を心がけてみてください。
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