押し入れのダニを駆除する方法｜予防方法とダニ対策グッズを紹介

押し入れにダニが発生し、駆除方法を知りたい人は多いのではないでしょうか。なかには、ダニを駆除したうえで、今後ダニが発生しないように対策したい人もいるでしょう。

そこで今回は、押し入れのダニを駆除する方法と予防方法を紹介します。ダニ対策グッズも紹介するので、手軽に対策をしたい人も、ぜひ参考にしてみてください。

押し入れのダニの駆除方法

押し入れのダニを駆除する手順は、以下の通りです。

1. 押し入れに収納している布団や服を洗う
2. 押し入れの中を掃除する
3. 押し入れを開けて換気をする

それぞれ詳しく紹介します。

押し入れに収納している布団や服を洗う

押し入れにダニが発生している場合、収納している布団や服にも付着している可能性が高いです。そのため、先に押し入れ内を掃除しても、布団や服にダニが残ったまま収納すると再繁殖してしまいます。押し入れにダニが発生するのを防止するためにも、収納している布団や服を取り出して洗濯しましょう。

ダニは60℃以上の環境で死滅し始めるといわれているため、服や毛布であれば、60℃以上のお湯で洗濯することでダニを除去できます。洗濯後は、ダニが好む湿気が残らないように、しっかり乾燥させましょう。

ただし、掛け布団の場合は、家庭用洗濯機でダニを除去するのは難しいため、クリーニング業者を利用したり、コインランドリーで高温乾燥したりするのがおすすめです。

洗濯ができない布団を使っている場合は、防ダニ機能がある布団カバーを使ってダニ対策をしましょう。

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押し入れの中を掃除する

次に押し入れの中を掃除します。まずは掃除機を使って、押し入れの天井や壁、収納ケースの中など、すみずみまで掃除しましょう。

なお、掃除機で吸い取ったダニは生き続け、たまったごみをエサにし、繁殖する可能性があります。掃除機の排気フィルターからダニの死骸や糞が部屋に飛散するケースもあるため、掃除機のゴミはすぐに捨てましょう。

掃除機をかけたあとは、雑巾や使わなくなったタオルに消毒用のエタノールを染み込ませて、押し入れ全体を拭き掃除します。

押し入れを開けて換気をする

押し入れの中の拭き掃除を終えたら、半日ほど扉を開けたままにして乾燥させます。湿気が残っていると、ダニやカビが繁殖する原因となるので、扇風機や空気洗浄機、除湿機などを使って十分に乾燥させることが大切です。

押し入れの換気ができたら、取り出した服や布団を元に戻します。

押し入れにダニが発生する原因

ダニは、60～80％ほどの湿度がある暗い場所で繁殖するといわれています。押し入れは布団や服といった空気中の水分を吸い込みやすいものが多く、光が入りにくいため、ダニの繁殖条件がそろいやすい場所です。

また、布団や服に付いている皮脂やフケ、髪の毛はダニのエサとなります。そのため、布団や服の汚れを取り除かずに収納するとダニ繁殖の原因になってしまうのです。

押し入れのダニによる健康被害

押し入れのダニの死骸、糞を吸い込むと、アレルギー疾患の原因となり、以下のような症状が出る場合があります。

• くしゃみ
• 鼻水
• 鼻づまり
• 目のかゆみ
• 喘息

ダニに刺されると、赤くはれたり、かゆみを引き起こしたりといった炎症を引き起こす場合があります。ダニ刺されは、治るまでに1週間ほどかかり、跡が残ることもあります。

押し入れのダニ対策5選

押し入れのダニの繁殖は、日々のお手入れや収納方法を工夫することで抑えることが可能です。ここでは、押し入れのダニ対策を5つ紹介します。

布団や押し入れの中をきれいにしておく

押し入れにダニを繁殖させないためには、ダニの栄養分となる皮脂や髪の毛、ほこりを取り除くことが大切です。汚れが付着した布団をそのまま収納したり、押し入れの中にほこりがたまったりすると、ダニが繁殖しやすくなります。

押し入れをダニが繁殖しにくい環境にするためにも、定期的に押し入れの中を掃除し、布団や服はお手入れしてから収納するようにしましょう。布団は布団乾燥機を使ったり、クリーニング業者を利用したりするのがおすすめです。なお、布団乾燥機を使ったあとは、ダニの死骸が布団に残っているため、収納前に掃除機で吸い取りましょう。

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押し入れの中の風通しをよくする

押し入れの中の風通しをよくし、ダニの繁殖原因となる湿気を逃がすことも大切です。荷物がパンパンに収納されていると、押し入れ内の空気が入れ替わりにくくなります。使わなくなったものは処分し、風の通り道ができるように、スペースを空けて収納しましょう。

布団を収納するときは、すのこの上に置くのがおすすめです。布団の下に空気の通り道ができるので、湿気が逃げやすくなります。

また、定期的に押し入れの換気をすることも効果的です。ダニは乾燥に弱く、湿度が50％以下の状態では繁殖できないといわれています。そのため、押し入れを開けて、定期的に換気し、湿度を下げればダニの繁殖を抑えられるでしょう。

風通しが悪い部屋に押し入れがある場合は、除湿剤や除湿機、扇風機などを活用するのがおすすめです。

湿ったものを収納しない

押し入れに水分を含んだものを収納すると、ダニが繁殖してしまう場合があります。布団や服は水分を含んだ状態で収納しないように、洗濯後はしっかり干してから収納することが大切です。また、段ボールは湿気をためこみやすいため、段ボールに入れたまま収納するのは避けましょう。

収納袋やケースを活用する

布団や洋服は、収納袋やケースに入れて収納するのがおすすめです。収納袋やケースに入れることで、外からのほこりや湿気、ダニの侵入を防止する効果が期待できます。ただし、ビニール製の収納袋は通気性が悪く、ダニが発生しやすい環境になってしまうので注意が必要です。

布団を収納するときは、しっかり乾燥させてから通気性のよい不織布の袋を活用しましょう。また、収納袋やケースに入れるときは、布団や服の上に防虫剤を置いて収納すると、ダニの繁殖を抑えやすくなります。

ダニ対策グッズを活用する

ダニ対策グッズには、スプレータイプやシートタイプなどさまざまな種類があります。布団や服には、吹きかけるだけで対策できるスプレータイプがおすすめです。

押し入れ全体のダニ対策には、ダニ防止シートを活用しましょう。ダニ防止シートには、ダニの苦手な香りを発する「ダニよけシート」や、ダニを捕獲して駆除する「ダニ取りシート」などがあります。

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ダニの専門機関「日革研究所」が研究開発した「ダニ捕りロボ」は、世界で初めて「ダニをおびき寄せるだけではなく、乾燥までさせる」ダニ捕獲方式を採用した商品です。「ロボ」という名前が付いていますが、機械がダニを捕獲するわけではなく、商品をベッドシーツや敷布団、カーペット、ソファなどの下に置くだけでなので、とても簡単にダニ退治をすることができます。

商品の内部にはダニが好む誘引剤が入っており、その匂いで屋内のダニ（チリダニ・ツメダニ等）を引き寄せ、誘引剤の中に入っている吸湿性セラミックがダニの体表等に付着し、体の水分を奪い乾燥させることにより確実にダニ退治ができるという仕組みです。商品の中に入ったダニの死骸は不織布を重ねたマットの中に閉じ込められるので、使用後はそのままゴミ箱に捨てるだけでOKです。

商品に使用している誘引剤は科学性殺虫成分を全く使用せず、自然由来の成分のみで作られているので、お子様やペットのいるご家庭でも安心して使用できるのも嬉しいポイントです。

ダニ捕りロボは3ヶ月間と長い効果があり、1日約18円でダニ対策ができる計算になります。 初回は本体付きになりますが、3ヵ月後は詰替え商品を購入するだけになるのでコスパがとてもいい商品です。通常購入で一度試してみてもいいですし、よりお得になる自動お届けコースも用意されているので、 ダニが気になる方は是非一度検討してみてはいかがでしょうか。

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1. ダニ刺されなどで困っている方
2. ダニアレルギーをお持ちの方
3. ダニが気になるけど、殺虫剤などの薬品の使用に抵抗がある方
4. 他社商品を使用して効果を感じなかった方
5. 小さいお子様やペットがいらっしゃる方

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まとめ

押し入れのダニを駆除する際は、収納している布団や服を60℃以上のお湯で洗濯し、しっかり乾燥させましょう。掛け布団は家庭用洗濯機でダニを除去するのは難しいので、クリーニング業者を利用したり、コインランドリーで高温乾燥したりするのがおすすめです。その後、押し入れ内のダニを掃除機で吸い取り、拭き掃除をします。仕上げに押し入れ内を換気し、カビやダニの繁殖原因になる水分をしっかり取り除きましょう。

押し入れ内のダニの駆除は手間がかかるため、日頃から押し入れ内や収納するものの手入れをしたり、風通しがよくなるように収納方法を工夫したりすることが大切です。ダニ対策の手間を少しでも軽減したい人は、防ダニ機能がある布団カバーや、ダニ対策グッズを活用しましょう。